週刊少年ジャンプ2026年41号に掲載された「ONE PIECE」第1192話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「フランキーが寝てる間にお腹のコーラを盗もうとするドロボー犬」
いや、もう盗んで飲んでますよ(笑)
遅ればせながらですが── 2027年の夏、そして2029年と続けて劇場版「ONE PIECE FILM」シリーズの新作の製作が発表されておりますね。まず2027年の方はゴッドバレー事件を映画にって事でして。良質な群像劇に仕上がってくれると期待しております♪
さて、本編です。
タイトルは‟おれ達が許さねェ!!!”です!!
不死身のイムに勝つには
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
前回の続きです。
ルフィ・ロキ・ハイルディンの3人による‟三将 轟国”がまともにイムにヒット。イムが防御態勢に入っていたのが気になっておりましたが、そのパワーは凄まじいものでした。もんどり打って倒れこむイム。
ちなみに── エルバフの戦士や、ビッグ・マムといったエルバフに関りを持つ者が使う‟○国”と名付けられる技がありまして(例 ‟覇国”)。それらは「圧縮した空気を飛ばす」というものなんですよね。対象物に大きな穴を開けてしまいます。
これが古代兵器プルトンの兵器としての基本原理に大きく関わりがあると僕は考えていまして。要は‟蒸気機関”になるんだろうと思っているんですけどね。そこにエルバフが絡むのは、ドリー&ブロギーの「突き通せぬもの」のセリフが鍵になっていそうでして。
まぁ それはそれとして、
確かにイムは圧縮した空気の塊に押されている風に描かれているんですけどね。ここまで「不死身」と言われながらも、イムの体は全く欠損していないんですよ。今回ならば体に穴が開くもののパキパキと再生するといった描写があってもいいワケです。
そうじゃないんですよ。
しかし不死身であるのは間違いないんです。技を受けた直後は苦しそうにしており、血が流れていたりするんですけどね。次の瞬間には血は消えていますし、疲労やダメージの色も消え失せていますからね。やっぱり効いていないんです。
これが何を示しているかなんです。
おそらくイムは再生する体に慢心せず、覇気(覇王色)でガードしているんです。ゴッドバレー事件におけるロックスのようにね。あの時のロックスもパキパキと再生するほどのダメージは受けておりませんでした。
そう考えると、ルフィ達の覇気はイムのそれを超えていない。ダメージを与えているように見えていても、実は覇気によるガードで相殺させられている。本当の意味でのダメージは通っていない。こういう事になりそうです。
カイドウによる「覇気だけが全てを凌駕する」のセリフこそが真理を突いているんでしょうね。エメトに封印していたジョイボーイの最大級の覇気。このレベルの覇気が操れないようではルフィはイムには勝てない。
出典:ONE PIECE 第1122話|尾田栄一郎|集英社
あのレベルにルフィが達した時、改めてイムは彼とジョイボーイを重ねる事になるんでしょう。そして、ジョイボーイが帰って来た… と恐怖におののく事になるんだろうなと。こういった話になって行きそうな気がします。
空虚の盾
イムを吹き飛ばしたからといって攻撃の手は緩めません。すぐさまロキは‟ラグニル”を手に追撃。続けてルフィもイムに対し‟ゴンムゴンムの白い怪物蛸銃乱打(ドーンクラーケンガトリング)”を仕掛けます。
ルフィのタコのようなグニャグニャとした軌道のパンチは‟魔気(オーメン)”の追尾式爆弾には効果がありましたが、いかんせんスピードがない様子でイムには届かない。
するとイムは‟混沌剣(トーフー)”と‟虚無剣(ボーフー)”を取り出しまして、それで攻撃に転じるかと思えばそうではなく──
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
2本の剣で‟空虚の盾(トーフー・ワー・ボーフー)”なる巨大な盾を作り出しました。その盾はとても硬いようで、殴りつけるルフィの覇気をまとった拳の方が砕けてしまいそうになるほどです。
ウソップの見聞色
再びギャバンがハイルディンに対してルフィを逃がすように言いつけます。そこに現れたのがウソップ。ハイルディンの髪の毛の間に隠れてココまで来ていた様子です。ギャバンに対して異を唱えるウソップ。
そこでギャバンが不思議がる描写があります。
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
「ん? こいつ今までどこにいた…?」
ギャバンは何を疑問に思ったのかな?
知らねェよ!!
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
「ニカ」だの「ジョイボーイ」だの
終いにゃ「ロジャー」も重ねやがって!!!
↑↑↑ この発言ですよね!!
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
まるでウソップが第1190話のギャバンとイムの会話を聞いていたかのような発言をしているからなんですよね。ご存じの通り、あの時点でハイルディンはまだココに来ていないんですよ。ならばウソップもまだ来ていない。
だからこそ「今までどこにいた…?」となるのであって、その前のコマのウソップの発言に対する「!!」というのもギャバンの反応です。つまり「!!」となった直後に「?」となっているんです。
これはウソップの‟見聞色の覇気”が研ぎ澄まされている事を示す描写に他ならないハズなんです。しかもエネルみたいな事ができているって事になるんです。これは凄まじいものがあるんですね。
もちろん1つカラクリがありそうです。
出典:ONE PIECE 第278話|尾田栄一郎|集英社
エネルは‟心綱(マントラ)”(=見聞色)に加えて‟ゴロゴロの実”による「雷の体」で電波を読み取って会話を聞いていましたでしょ。ここがキーなんですよね!つまりエネルの代わりを‟雷竜(ニーズホッグ)”であるロキが担ったって事なんですよね。
ロキもまた「雷の体」なんですよ。おそらくは。
こういうカラクリなんだと推測できます。
ロキの‟雷”というサポートはあったものの、ウソップの‟見聞色”が研ぎ澄まされて来ているのは間違いないハズです。
おれ達が許さねェ!!!
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
元ロジャー海賊団のNo.3、海賊王の左腕に対して啖呵を切るウソップ。足はガタガタ震えていてもカッコいいですよね!しっかりウソップの見せ場を持って来てくれましたよ。いや、まだコレで見せ場は終わりとは限りません!
しかし、ここでウソップを持って来たのには大きな意味がありそうです。1つはエルバフへの恩義に報いねばならない事。そしてルフィの‟自由”と‟誇り”を守らねばならないってところ。‟誇りある死”というのはウソップの目指す勇敢なる戦士の在り方そのものです。
もう1つは、‟逃げる”という選択をウソップに拒否させている部分なんですよ。ギャバンが言っている事というのは、これまでウソップが大切にして来た事なんですよ。生きてこそ今があり未来がある、そうやって見苦しくても‟生”にしがみついて来たのです。
出典:ONE PIECE 第1036話|尾田栄一郎|集英社
ルフィは死んではいけない。死なせてはいけない。こうギャバンは言うんです。それをウソップは否定しているんです。死ぬかもしれないとしても、ここで戦う意味がルフィにはあるんだと啖呵を切るのです。
ウソップは本当にエルバフに来て良かった。
そう思わされましたね!
ゴムゴムの白い雷神弾丸
ラストはルフィの反撃です!
ロキが‟ラグニル”で特大の雷をお見舞いしようとするのを見て閃くルフィ。おれごと打てってヤツですね。ロキに自分自身を‟ラグニル”で打ち付けてもらう事でイムに特攻をかけるルフィ!
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
その名も‟ゴムゴムの白い雷神弾丸(ドーントールブレット)”です。何よりも嬉しいのが、ようやくルフィらしい攻撃をしてくれた事です。これでイイんですよ、ルフィは!これがルフィなんです!つまり、これがウソップのセリフに対するアンサーなんですよね!
ルフィって男はな!!
出典:ONE PIECE 第1192話|尾田栄一郎|集英社
ずーっと ああなんだ!!
ふざけているように見えて大真面目。そうやってルフィは戦って来たんです。その戦いを繰り広げてくれた。ルフィのペースになりつつあるんです。それがラストの大ゴマに表れていて、カイドウ戦の時のようにルフィのパンチでイムの胴体が伸びてますもんね。
さぁ、これがイムに効くのかどうか──
そこで今回の記事の冒頭に戻るワケなんです。やはりポイントは覇気なんです。いくら能力が優れていても、それで世界を制する事ができるワケではない。全てを凌駕するのは覇気。このカイドウのセリフがどう意味を持つのか。
不死身のイムに対してしっかりとダメージを残せるのか?ですね。
ここに注目しております!
次号予告
白熱するバトルが続いております。このまま一気に勝負を決めたいところなんでしょうけどね。もう何回目だろう… ゾロとサンジはどうなってんのよ! 笑
ホント場面転換のタイミングが読めません。。。
あとウソップが来たのは気になりますよね。もちろん‟武装色”がダメなので、ウソップの狙撃がイムに通用する事はないハズです。よって活躍の場があるとすれば、ウソップがルフィの目となるのかな。ずば抜けた‟見聞色”によるサポートに期待したい!
次回は9月14日(月)になります。
合併号になりますよ!
いつも読んでくださりありがとうございます♪














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