週刊少年ジャンプ2026年22・23合併号に掲載の「ONE PIECE」第1181話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「海に並んで寝ているパンサメの上を歌いながら歩いているキャロット」
今やモコモ公国の‟王”であるキャロットが久しぶりの登場です(エッグヘッド編で出てたけどね)。パンダ模様のサメのパンサメも懐かしいね。籠のニンジンは「ニンジンパーク」のお土産かな?これからゾウに帰るんだね。
では本編です。
タイトルは‟神と悪魔”です!!
‟魔気”は万物に潜む力
イムと直接‟契約(深海契約)”を結び‟不死の体”を手に入れていたハラルド。‟覇王色”をまとった攻撃は彼らの弱点ではあるが、戦闘不能に追い込むまでが関の山。しかしロキはハラルドを死に追いやる事ができたのです。
どうやら‟ニーズホッグ”の能力(エルバフの秘宝)に理由があるように思われるのですが詳細はまだ不明。イムに対してもロキの‟ニーズホッグ”の能力(雷)が有効であるのかどうかに注目していました。
そして、いよいよその時が来てくれました!
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
ロキが‟鉄雷一槌(ラグナイヅチ)”を叩き込むも、イムが‟魔気(オーメン)”で受け止めてしまいます。受け止める事ができるのだから、別に防御不能の貫通攻撃というワケではないのが分かりました。
ロキは「受けた!? マジかよ!!」と驚いていますね。
イムによると‟魔気(オーメン)”は自らにとっての「軍事力」であり、「万物に潜む力」なんだそうです。その力はイムを巨大化させる事もできるんです。
気になるのは「万物に潜む力」という部分です。
出典:ONE PIECE 第195話 第507話|尾田栄一郎|集英社
アラバスタ王国編でゾロが落ちて来る石に生き物みたいな‟呼吸”を感じていましたよね。気配よりもくっきりとした‟呼吸”。それは石だけではなく木や土にも。これにより鉄をも斬る力を手にします。
またロジャーやルフィなどが聞く‟万物の声”というものがあります。第966話ではロジャーが‟ポーネグリフ”に詰まる声を聞いています。海王類やズニーシャといった生物の声が聞けるだけではないんです。
これと‟魔気(オーメン)”には何か関係があるのかな?
あるいはもう1つありますよね!
出典:ONE PIECE 第1180話|尾田栄一郎|集英社
イムがエルバフに現れた時、木や家に顔が浮かび上がって歌い出したのです。これこそが「万物に潜む力」である‟魔気(オーメン)”の秘密と言えるのかもしれませんよね!
まるでビッグ・マムの‟ソルソルの実”の能力のように、イムが家や木に悪魔を吹き込んだ風に見えていたんですけどね。実はそうじゃなくて。あれは家や木に潜んでいた‟魔気(オーメン)”の可視化だったのかもね。
まだよく分からないところが多々ありますけれど。
天罰剣(ネメシス)
イムが手にする長刀。それはギザギザに曲がった刀身を備え、柄の方には黒い炎をまとったものでした。これを使って戦うのですが、なんとギザギザの刀身の方ではなく黒い炎の方で攻撃するんです。
あの柄にまとう黒い炎も‟魔気(オーメン)”です。
‟魔気(オーメン)”で悪魔の顔の浮かぶ鉄球を作り出してロキの‟鉄雷(ラグニル)”と打ち合ったと思えば、即座に飛び上がって‟魔気(オーメン)”で長い刀身を作り出すのです。その流れるような動き。イムは戦い慣れてる!
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
‟天罰剣(ネメシス)”というのはその剣の名でしょうか。ネメシスというのはギリシャ神話に登場する、傲慢な人間に対する神の憤りと罰を擬人化した女神。イムからすれば傲慢な人間ロキに対する神による罰といった意味合いなのでしょう。
イムに関する目に‟アクマの実”の能力が関係しているというのなら、ミホークは全くの無関係であるハズです。ミホークもまた‟アクマの実”の能力を有しているなんて考えられませんからね。イムのその目は光背の黒い炎にも浮かんでいるんですから能力に関係しているのだと思われるのです。
ただしミホークがイムに力を与えられている可能性はゼロじゃないのです。
今回の剣にしても何か示唆してるのかな?
神と悪魔
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
イムが「堕落」と「契約」と「魔気」を三位一体として「支配」と呼ぶと話しています。これ自体はよく分かりません。まず「三位一体」というワードありきであって、それを使いたかっただけの話だろうと思うんです。
それにより難しい言い回しになっているのですが、要するにイムの能力を説明するものなんですよね。イムが自ら能力を開示してくれているんです。ムーはこういう事ができるんだよ、って感じです。
- 堕落=悪魔契約&黒転支配
- 契約=3つの契約
- 魔気=オーメン
これら3つが‟アクマの実”の能力でできる事であって、それらにより「支配」が可能となる。こうイムは言いたいワケですよね。イムはそれを‟神の力”と言うんだけど、ロキは‟悪魔の契約”じゃねェかと言い返す。
そこでイムがこんな事を言い出します。
‟神”と‟悪魔”の… 何が違う?
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
一神教の宗教においては、他宗教の神は悪魔なのです。その宗教の神こそが唯一の存在だからです。よって異教徒が信じる神は、神を称する悪魔となるのです。逆もしかりです。
よってイムが言いたいのはですね──
我を悪魔と言うが、お前達の信じる‟太陽の神ニカ”こそ我にとっては悪魔である。だから‟神”と‟悪魔”の何が違うんだ?となるワケですよね。‟ニカ”を神と信じる者がいるように、イムを神と信じる者が現にいるのだから。
言われたロキは「知らねェよ!!」としか言い返せない。
出典:ONE PIECE 第1166話|尾田栄一郎|集英社
ロキの信じる‟ニカ”は笑いながら世界を壊すのだそうです。
「自由」か「支配」かの違い?
出典:ONE PIECE 第1136話|尾田栄一郎|集英社
ロードはブロックの国で‟太陽神”と称し、「‟太陽の神”となり世界を支配する事」はエルバフに生まれた者なら誰もが持つ夢だと話していたんですよね。実際は‟誰もが”ではなかったんだけどね。太陽の神に関する解釈は多岐に渡っております。
もうエルバフ編のスタートから‟神”と‟悪魔”というテーマは提示されていたんですよね。これについてどういった答えが用意されているのか。あるいは答えなんか存在しないのか。どこに落としどころを持って来るのか。
立場が変われば‟正義”も変わる。
これに通じるものがあるんですよね。
ジョイボーイとイムの過去
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
イムの回想にジョイボーイが登場しており、2人が楽しそうに笑い合っている様子が描写されます。イムは回想のジョイボーイに対して「支配こそが世の幸福」だよな?と問いかけているんですね。
もちろんジョイボーイの答えはNOでしょう。
しかし過去に2人は笑い合う仲だった──
元々はジョイボーイとイムは共感し合える仲だったんでしょうね。しかしイムに何かがあった。「支配こそが世の幸福」だと思い知るような出来事があったのではないかな?この世界は支配してこそ幸せになれるんだ、と。
そして2人は対立する事になったのかもしれませんね。
イムにも悲しい過去が?みたいな事になるのには賛否両論あると思うんですけどね。どうやら何かあったのは間違いなさそうですよね。悪魔に身を売るような出来事がイムにあったっぽい。
1つ思い浮かぶのはですね──
ワノ国編においても、そもそも黒炭家の大名が罪をおかしたのは間違いないんだけど、その罪を国民が黒炭家全体に負わせたのが悪かったんですよね。オロチはその復讐をしたのです。
ともかく元々ネロナ・イムという王は悪くなかった可能性が出てきました。
イムとニーズホッグ
出典:ONE PIECE 第1181話|尾田栄一郎|集英社
獣型の‟ニーズホッグ”となったロキを見てイムが「帰って来たな…」と不敵な笑みを浮かべています。こちらも過去に何かあった様子です。その過去とはヤルルが語っていた‟戦さ神”の伝承にまつわる話に関係しそうですよね(第1175話)。
ただ… イムが‟ニーズホッグ”という幻獣に対して反応している点が気になりますよね。ロキが‟鉄雷(ラグニル)”を手に雷を起こしていた時には何ら関心を示していないんですよ。ここはイコールじゃないんですか?
ここに何かありそうな気がするなぁ。
そしてイムはもう‟ニーズホッグ”を見ていたのです。
出典:ONE PIECE 第1175話|尾田栄一郎|集英社
第1175話で「ニーズホッグ… ヌシア… そこにいたのか!!!」って言っていたんですよ。それなのに今回‟ニーズホッグ”を見てイムが驚いた顔をしているんですよね。そして「帰って来たな…」なんですよ。
どういう事ですか?
これは前回(第1180話)でも書いているんですが、「花の部屋」にいる時のイムと今回のイムは厳密には同一ではないのだろうか。色々と違和感のある言動が続いているんですよ。ここは引き続き注意して行きたいですね。
次号予告
どうやらルフィの登場は遅れそうです。腹いっぱいになるには時間がかかりそう。よってロキvsイムで進行しそうです。ポイントは‟ニーズホッグ”ですよね。これがロキに不利にさせ、イムに利する事になるのかな?
あるいは‟ニーズホッグ”であるロキをイムが求める展開もありそうな。ただしロキに‟黒転支配(ドミ・リバーシ)”は効果がありませんから、そこをどうするのか?ってところ。
合併号ですから次回は5月11日(月)になります!
GWを楽しみつつ次回を待ちたいですね!
いつも読んでくださりありがとうございます♪















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