週刊少年ジャンプ2026年35号に掲載された「ONE PIECE」第1189話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「ナミに正座させられて叱られるイタズラ坊主の見ザル・言わザル・聞かザル」
洗濯物を汚してナミに叱られる三猿にルフィ・ゾロ・サンジが扮する一枚。見ザル役のルフィは有名なニカのポーズがとられており、ゾロ(言わザル)とサンジ(聞かザル)の2人はそれぞれの性格が反映されており面白いですね!
では本編です。
タイトルは‟世界の王”です!!
ウソップの見聞色
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
第1188話にてイムに‟虚無剣(ボーフー)”で腹部を貫かれたルフィ。そのまま押されて木に突き立てられるのですが、離れた場所にいるウソップがルフィの身に起きた異変に気づく── そういった描写が差し込まれます。
ウソップからルフィは目視できない距離にいます。
ナミは何も感じないのですが、ジンベエが「ルフィの覇気が急激に弱まった」のを感じ取っています。つまりナミは‟見聞色の覇気”が使えないので何も感じ取れないのだが、ウソップとジンベエは使えるのでルフィの異変に気づけたという事ですね。
もしもジンベエにも何も感じ取れておらず、ウソップだけがルフィの異変に気づけていたのなら、ウソップの‟見聞色”は他とは違って卓越したものがある── という話になるんですね。しかし、そうはなっておりません。
つまりはこういう事なんでしょうね。

ドレスローザ編で覚醒したウソップの‟見聞色の覇気”
ウソップについてはドレスローザ編で‟見聞色”が覚醒した描写があったものの、それ以降の戦闘などで覇気を活用するシーンは出て来ておりません。まだウソップは覇気が覚醒したという自覚がないのかもね。
ウソップの覇気はまだまだこれから。本人がそれを自覚できた時、そこから加速度的に覇気が鍛えられる事になるのでしょう。それがこのエルバフ編で起こるのか、以降の章に持ち越されるのか。どうなるのか見守りたいですね!
軍子(シュリ姫)が解放
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
軍子(シュリ姫)を固めていた氷が完全に溶けました。すぐさま呼びかけるブルックですが、いきなり色々と言われたところでワケが分からないでしょうに(笑) まぁ 当の軍子はまだ目を覚ましておりません。
おそらく彼女は‟軍子”として目覚める。しかしブルックの呼びかけによって再び記憶を取り戻して‟シュリ姫”に戻る。こういった段階を踏むような気がしております。
そしてハイルディン達と共にシュリ姫もイムのいる場所へ行き、‟双極の瞳”の覚醒が起こって何か助けになる事をしてくれるんだろうと予想します。
シャンクスの知る「世界の王」
ジンベエやブルック、ロキ達のいる場所にチョッパー・ハイルディン・ゲルズの3人が‟霧舟(スヴァル)”に乗って来てくれました(重傷のロキに突撃 笑)。人格に難ありでもロード(航海士)が必要とされている事がよく分かるシーンですね。
ハイルディンが来たのは頼まれたからではあるのですが、ヤルルの仄めかす「あの男(=イム)」というのが何者であるかをロキに確かめたかった── というのが本当の理由といったところでしょうか。
14年前のハラルド王の死、その時アウルスト城にてシャンクスの話をロキとヤルルは聞いていた。その話というのが‟世界政府の闇”に関する事柄であって、その時には分からなかったが今になって理解できた。
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
エルバフにやって来た「あの男」こそが、あの時シャンクスが言っていた「世界の王」であると。ただし、まだ「イム(ネロナ・イム聖)」という名前までは知らない。シャンクスも名前までは知らないっぽいですよね。

「契約」について説明するシャンクス
第1169話でギャバンはイムの能力についてシャンクスの説明を受けています。ラフテルに辿り着き「世界の秘密」を知った‟ロジャー海賊団”ですが、ギャバンはイムの持つ力については知らなかったと言えます。
ギャバン(ロジャー海賊団)はイムについてどこまで知っていたのでしょう。全く知らなかったとは思えませんが、シャンクスに教えて貰わなければ知り得なかった事柄があったのは確かです。
シャンクスはラフテルに行っておりません。

シャンクスとシャムロック
シャンクスがアウルスト城で語った内容というのは、その大半が聖地マリージョアに潜入していた時に入手した情報と考えて良さそうです。シャンクスを疑いもしないガーリング聖(父)やシャムロック聖(双子の兄)がポロポロと話してくれたのでしょう。
それでもシャンクスは「王の力は聖地に行っても謎が深まるだけ」と話しており、まだ未知の部分が多い様子です。だからこそロキに「今はまだ戦うべきじゃない」と諫めていたんですね。それを聞くロキじゃないんだけど。
戦争の‟準備”をしていた世界政府
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
世界政府によるエルバフの支配は‟目的”(=目指すゴール)ではなく、戦争の‟準備”だとシャンクスが語っています。エルバフの支配は別に中心点ではないんですね。その先の計画があっての行動だった。
ここで出る「戦争」とは、頂上戦争で‟白ひげ”が語った「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」(第576話)ですよね。それは光月おでんの言った「大海を分かつ程の‟巨大な戦”」(第972話)と同義である。
その「戦争」に備えるために世界政府はエルバフを支配したかった。エルバフという巨大な戦力は戦況を大きく変える程だからです。ただしハラルド王が世界政府にすり寄って来たのを好機と捉えての事だったんですけどね。
しかし14年前は失敗。また今になって「神の騎士団」の2名(シャムロック聖と軍子宮)を派遣して来るのですが、この度のエルバフ支配もまた「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」を想定しての事だったんでしたね。

軍子が語るエルバフ支配の意義
「戦争」が待ったナシの状況になったから再びエルバフ支配に乗り出して来たワケです。ハラルド王の時と今では状況が少し違っています。あの時もしもハラルド王がすり寄って来なかったなら、世界政府はエルバフを支配しようなんて考えてはいなかったのです。ただし今回は違う!
- ~800年前ジョイボーイの一団と20の王国の臨時共同体との「巨大な戦い」が勃発
- 800年前ジョイボーイの敗北で「巨大な戦い」は幕を下ろすも、戦いはまだ終わっていなかった
- 38年前ハラルド王が世界政府に謝罪
- 14年前ハラルドの死によってエルバフの支配に失敗
- 数週間前ヨークから「マザーフレイム」を入手
- 「マザーフレイム」を自在に使えたなら「永い戦いが終焉を迎える」と五老星が考える
- ルルシア王国にて「マザーフレイム」の使用実験
- ・人知れず世界を海に沈めるつもりだったが、Dr.ベガパンクの発信によりルルシア王国に使用されたのが古代兵器だと知らしめられる
・Dr.ベガパンクが世界の運命は‟ひとつなぎの大秘宝”を見つけた者に委ねられると世界中に発信したため「世界中を巻き込む‟巨大な戦い”」が秒読み段階に入ったと認識 - エルバフに「神の騎士団」を派遣
ロキを懐柔してエルバフを支配下に置くように指示
こういった時系列になるでしょうか。
ポイントはDr.ベガパンクの発信にあるんですよね。それまでは「巨大な戦い」はまだ先の事という認識だったと思われます。それ程はエルバフの支配に興味などなかった。ハラルド王が接近して来たから支配しようとしただけ。
ロジャー海賊団によるラフテル到達がありましたが、それで世界政府がエルバフに対してアクションを起こしたという事実は出て来ておりません。ロジャー達は動かなかったんですよね。次の世代に託したのです。
では、どうして14年前にシャンクスは世界政府が「戦争」の準備をしている事を知っていたのか。元ロジャー海賊団だったからなのか、これもまた聖地マリージョアに潜入していた時に入手した情報なのか。
これについては‟どっちも”ですかね。

ロジャーから何かを受け取った者達
シャンクスはロジャーの意志を受け継いだ者達の1人であって、これがその後の行動のベースになっている節がありますから。ロジャーを超える者(‟D”)が代わって戦争に挑む事になるのを予見していたりするのかな?
19人の王達の武器
出典:ONE PIECE 第907話|尾田栄一郎|集英社
イムが光背から取り出す武器というのは、19人の王達が‟虚の玉座”の周りに突き立てた武器である事が判明しました。ネフェルタリ・リリィ女王を除いた19人の王達の武器であって、イムが突き立てた武器は含まれています。
実際に‟虚の玉座”の周りに突き立てられている武器は錆びついておりますから、それをイムは‟魔気(オーメン)”で復活させて自ら持ち、ソマーズ聖などにも授けているそうです。使っている間、その武器は玉座の周囲から消えてるんですかね?
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
光背から出て来る武器についてはランダムで、イムには選べないように見えますけどね。おそらく今回は意志を持つ‟オーメン”に任せていると考えられます。余興を楽しんでいるのかな。つまりイムが‟オーメン”に「○○を出せ」と命じれば、その武器が出て来るといった寸法なのでしょう。
| 混沌剣(トーフー) | |
| 虚無剣(ボーフー) | |
| 天罰剣(ネメシス) | |
| 憤怒剣(グラム) | シェパード家 |
| 聖命槍(ロンギヌス) | リモシフ家 |
| 怨魔剣(スティグマ) | |
| 村正 | (イーザンバロン家?) |
| 海神剣(フラガラッハ) | |
| 刑天の斧 |
今のところ9本の武器が判明しています。あと10本あるんですね。そしてイムには復活させられないネフェルタリ家に伝わる伝説の武器が気になりますね。どんな名であり、どこにあるのか。リリィ女王の消息に深く関わりますよね!
ルフィを救うギャバン
生気をくらう‟虚無剣(ボーフー)”、そして‟海神剣(フラガラッハ)”の2本の剣で木に突き立てられたルフィ。三本目の‟刑天の斧”でトドメを刺されようとする── その時!
出典:ONE PIECE 第1189話|尾田栄一郎|集英社
そこに現れたのが海賊王の左腕スコッパー・ギャバンでした!
ここでギャバンは熱いんですけどね、いかんせん彼も重傷を負っていますからね。時間稼ぎって事になるのかなぁ。あるいはギャバンがイムにやられてしまってルフィが激怒のパターンでしょうか。
相手がイムだけにね。ちょっとヤバそう。
まぁでもね、ここでギャバンって事ですから── イムの口から‟ロジャー海賊団”について何か言及があると考えて良さそうなんですよ。興味は戦闘よりもソッチなんです、正直なところ。
ロジャー海賊団によるグランドライン制覇、そしてラフテルで何を見たのか。ジョイボーイがラフテルに残した「莫大な宝」をイムは知っているんでしょうか。そこに何があるのかイムは知ってるの?どうなの?
イムがギャバンに「ラフテルでお前は何を見た?」とか聞いちゃうんでしょうか。それは‟ひとつなぎの大秘宝”で間違いないんでしょうかね?それともDr.ベガパンクと同じく「なぜ動かなかった…!?」とか聞いちゃうの?
Dr.ベガパンクの発信で埋まらなかった箇所をギャバンから聞けたりするんでしょうかね。
次号休載
イムが対峙する人物に対して順番に少しずつ重要な話をこぼしてくれているんです。ロキ、ルフィと来てギャバンなんですね。ギャバンに対しても過去の‟何か”について言及があるものと期待しています。
しかし次号は休載になります!
再開は8月10日(月)の合併号になります!
お盆休みがあるんだね。
ちょっと間が空くんですよ。この記事では「村正」についてや「チョッパーが図書館に呼ばれた」などについて書いていませんのでね。そこら辺を別記事を立てて考えようかなぁと思っております。
いつも読んでくださりありがとうございます♪










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