古代兵器ウラヌスの本当の使い方とは!? ジョイボーイは世界を海に沈めたいのではない!!

Dr.ベガパンクは結論として｢この世界は… 海に沈む!!!｣としました。ジョイボーイはそんな事をしようとしたワケではないと僕は思うんです。古代兵器ウラヌスには本当の使い方があるのかも!!

世界を海に沈めた古代兵器

出典：ONE PIECE 第1115話｜尾田栄一郎｜集英社

“空白の100年”の中で起きた天変地異により世界は海に沈んだ。200mにも及ぶ海面上昇。それは自然災害ではなく、古代兵器の使用による人為的災害。

これは間違いのない“事実”のハズです！

今から800年以上前の世界に起きた歴史的事実。それが再び起こるとDr.ベガパンクは言う。その根拠としたのが「ルルシア王国が消えたという情報」と「その後の観測データの分析」だったんですね。

出典：ONE PIECE 第1060話｜尾田栄一郎｜集英社

どうやら800年以上前に世界を沈めた古代兵器が再び起動してる。ルルシア王国を消し去ったのはその古代兵器である。盗まれた「マザーフレイム」を使って何者かが古代兵器を動かしたんだ。

こうDr.ベガパンクは考えたワケですね。

だからこそ世界は沈むと述べたのです。

ルルシア王国の跡地と同じく“海の滝”が形成されているエニエス・ロビー。これが“空白の100年”に200mの海面上昇を引き起こした古代兵器使用の爪痕だと思われます。今エニエス・ロビーは世界政府の所有地。

“空白の100年”において古代兵器を起動する事ができたのは、まだその頃は“古代のエネルギー”が存在していたから。しかしエニエス・ロビーへの使用によって“古代のエネルギー”を使い果たす。

そこに‟古代のエネルギー”に代わる「マザーフレイム」がヨークから提供されるんですね。ちゃんと使えるかどうかルルシア王国で実験してみた。実験は成功。

出典：ONE PIECE 第1086話｜尾田栄一郎｜集英社

これがドラゴンの問いの答えになっているんですね！

しらほし姫がポセイドンであり、プルトンはワノ国の地下。よって世界政府がルルシア王国に使用したのはウラヌスである。そしてエニエス・ロビーに“海の滝”を形成させたのもウラヌス。

ジョイボーイと古代兵器

出典：ONE PIECE 第1115話｜尾田栄一郎｜集英社

この世界を海に沈めたのがウラヌスだとして、それは900年前とは思えないくらい驚異的に文明が発達した王国だからこそ作れた代物だと考えます。20人の王達が治める王国では作れない代物。

ウラヌスは「ある巨大な王国」が生み出している。

その王国にジョイボーイは生まれています。

この経緯に何があったのかは後に明かされるとして。

もしも20人の王達の手に渡らなければどうなっていたのか。もしかするとジョイボーイが使うつもりだったのかもしれません。ウラヌスを使用したからには海面上昇は避けられない。

「古代兵器」は過去に３つ存在し…!!!
ジョイボーイはそれを後世に受け継ごうとしている!!
そんなものをなぜ!?
まだ沈め足りぬか!?
誰が「悪」で 誰が「正義」じゃ!?

出典：ONE PIECE 第1116話｜尾田栄一郎｜集英社

ジョイボーイも世界を海に沈めるつもりだったの？

誰が使おうが世界を海に沈めるのが古代兵器なら、もう何が正義で何が悪かもないんですよ。しかし、上のDr.ベガパンクのセリフには決定的に欠けているものがあるんです。

“力”は使い方次第！

出典：ONE PIECE 第626話｜尾田栄一郎｜集英社

ポセイドンというのは、人を救おうとすれば幾千もの命を救える愛の力。この続きが重要でして、“悪意を待てば”世界を沈めてしまえる程の恐い力である、と。

これはポセイドンに限らず３つの古代兵器の全てに言えると考えています。ウラヌスだって同じ。それをどう使うのか。古代兵器には平和利用する方法があるんだと思うんですね。

ウラヌスには真の使い方がありそう！

出典：ONE PIECE 第301話｜尾田栄一郎｜集英社

ジョイボーイが“歴史の本文（ポーネグリフ）”を使って古代兵器を後世に受け継ぐのは、何も世界を海に沈める為ではないと思うんです。古代兵器を正しく導いてくれる者にこそ託した。

ならばウラヌスはどう使えば良いの？

ウラヌスの本当の使い方

Dr.ベガパンクが危惧する“世界沈没”というのは、世界政府がウラヌスを使用した場合に起こる事態。もしもルフィ（ジョイボーイ）が使ったなら“世界沈没“は起こらないハズだと考えます！

ならば、世界を海に沈めない使い方があるって事になるんです。海面上昇を引き起こさない。そんな使い方がウラヌスにはあるハズなのです。おそらくね。

ポイントは“場所”だと思うんです！

どこに使用するかなんだと思うんです。

出典：ONE PIECE 第612話｜尾田栄一郎｜集英社

陽樹イブに落とせば良いのでは!!?

島に使用すれば海面上昇を引き起こしてしまう。‟レッドライン”だって島の集合体と言われていますので、そこに使えば地上は海に沈んでしまうんだと思うんですね。

そこで陽樹イブなんです。

Dr.ベガパンクは永遠のエネルギーを夢見る中で「太陽に近づきすぎてしまった」というような事を言っています。「マザーフレイム」というのは太陽なんですね。消えない炎です。

出典：ONE PIECE 第1068話｜尾田栄一郎｜集英社

それがDr.ベガパンクの夢でもある「世界中に無償で‟エネルギー”が行き渡る世界」の実現に繋がって行くのではないかな？ジョイボーイの夢もまさに同じ事だったのかもしれない。

まだ具体的にどう繋がるのかは分からないんだけど──

その２つを繋ぐのが古代兵器ウラヌスではないかなぁ。

どうなんでしょうね？

推移を見守りたいと思います！！