週刊少年ジャンプ2024年42号に掲載の「ONE PIECE」第1126話の考察です!
扉絵は「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」です。
Vol.14「そば屋九里の娘達が行方不明と聞く」
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
“伝説の大工の棟梁”港友に続いて娘達が行方不明になっている。前々回の誘拐未遂事件も関係するんでしょうね。ならば事件は“希美”と“九里”で起きている。次の“兎丼”にも引き継がれるのかな?
やっぱり鬼ヶ島で何かありそうだけどなぁ。
では本編です。
タイトルは“落とし前”です!!
Contents
ドリーとブロギーの決闘
出典:ONE PIECE 第490話|尾田栄一郎|集英社
表紙連載でオイモとカーシーがウォーターセブンから「エルバフへ」とありましたが、その後2人はリトルガーデンへ向かっていたそう。ドリー&ブロギーの顔を一目見ようとね。
すると2人は武器も持たずに殴り合っていた。決闘の勝負は“死”で決まるのに、頑丈な2人が殴り合ったところで死ぬワケがない。これでは決着がつかないと、武器を取りに一時エルバフに帰る事にした。
これがドリー&ブロギーがエルバフに帰っていた理由。2人はまた決闘の続きをするつもりでいる。その話に呆れるナミ。そんなナミに怒っているウソップとルフィ。
ドリーとブロギーの決闘についてはリトルガーデン編で終わっていると僕は考えています。理由はどうあれ互いに命よりも大切な“誇り”を守る為に決闘を始める。それも100年間です。
何とも壮大な話なのですが、その決闘の理由は“狩り勝負”というオチ。どちらがより大きな海王類を仕留めたかで争いが始まっていたのです。ちっぽけな理由だったんですよね。
出典:ONE PIECE 第128話|尾田栄一郎|集英社
2人は手にする武器を互いに殺し合う道具としてではなく、互いに手を取り合って友の海賊旗(誇り)を折らせない為に使うのでした。“覇国”により2人の武器は折れる。
まだ続けるの? あの理由で?
この話は古代兵器に繋がりそう。
出典:ONE PIECE 第117話|尾田栄一郎|集英社
本当の意味で“勇敢”であり、“誇り高き男”とはどうあるべきか。ウソップはこれからエルバフで見つける事になると考えています。“名誉ある死”。突き通すべき信念とは何かをね。
海賊旗(誇り)については後でまた出ます。
宴のリズム
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
どうして「ドンチャン♫ ドンチャン♫」するのよ! 第1124話で「宴をやるか!!?」と始めたんですからね。そこは「ドンドットット♪」じゃないんですか?と。
なぜ違うのか──。
この可能性がありますね。
出典:ONE PIECE 第866話|尾田栄一郎|集英社
やっぱり冬至祭の宴の時だけなのかなぁ。
一緒に水平線を見ような
出典:ONE PIECE 第1100話|尾田栄一郎|集英社
バーソロミュー・くまとボニーが別れる際に「今度会う時は海の上で一緒に水平線を見ような!!」と約束を交わしていました。その約束が果たされました。それも再会できた日にね。
巨兵海賊団の「グレート・エイリーク号」の船上から水平線を眺める親子。喜ぶボニー。
しかしバーソロミュー・くまには、その目で水平線が見えているのでしょうか。目に映ってはいるんでしょうけどね。今 バーソロミュー・くまはどんな状態なのでしょう。
出典:ONE PIECE 第1104話|尾田栄一郎|集英社
まだバッカニア族の特性が明かされてないんですよね。これが“完全停止スイッチ”を押されたにもかかわらずバーソロミュー・くまがエッグヘッドに来た理由になってるっぽいのです。
バルトロメオ海賊団の船が撃沈
バルトロメオが新世界「ガルテル島」の街に掲げられていた“赤髪海賊団”の海賊旗を燃やした事件。その“落とし前”がつけられました。
シャンクス達はその責任を親分であるルフィに取らせようと、バルトロメオに毒薬を飲ませる様に言います。その毒薬をバルトロメオが奪い取って飲んでしまう。
実は毒薬というのはウソで、バルトロメオ達は逃して貰えるのですが… ヤソップが「ケジメはケジメ」と船を狙撃します。とってもシビアです(汗
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
ゴーイングルフィセンパイ号は撃沈。バルトロメオ達は生死不明。その代償は大きくつく事になりました。しかし非情でも何でもありません。
そりゃそうなんだけどさ…。
ポイントは、この事件が事件を呼び… “麦わら大船団”が起こす事になると言う「歴史に名を残す“一大事件”」へと発展するかどうかなんです。バルトロメオの為に集結するのかどうか。
ここは気になりますよね!
ガープの身柄
海賊島ハチノスの方ではマーシャル・D・ティーチが帰還。留守中の事でアバロ・ピサロを叱責しています。“シマシマの実”の能力者であるピサロが牢獄の管理者だからでしょう。
コビーとゲッコー・モリアには逃げられたが──
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
クザンがガープを捕まえる事に成功した事にティーチは大喜び。しかしクザンは「死なせたつもりが“生きてた”」という言い方をしてます。もしかするとコレは言葉とは裏腹なのかもね。
またクザンは自分の手柄じゃなく「寄ってたかって」という言い方もしてます。それなら周囲の者達も悪い気はしないでしょう。巧妙に取り入ろうとしている可能性があります。
ティーチは四皇同士の“ポーネグリフ”の奪い合いを想定しています。政府・海軍も絡んで来るだろうから、そこにコビーというカードが必要になると考えていたみたい。そのコビーの代わりにガープ。
“三つ目族”のプリンを捕まえたのも“ポーネグリフ”の為なのでしょう。第三の眼が“真の開眼”をすればポーネグリフを読み解けるかも知れないという話。
しかし、どうも話が変わってるんですよね?
出典:ONE PIECE 第1080話|尾田栄一郎|集英社
そもそもコビーの身柄は「黒ひげ王国」を認めさせる為のカードにするつもりでした。コビーが「SWORD」と知っても諦めてませんでしたよね。もはや「SWORD」ではないガープを捕まえたので関係なくなってます。
あの話はどうなったのか。
ラフィットの任務
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
「黒ひげ王国」に関する話は、単独行動しているラフィットが任務についていると考えています。聖地マリージョアの食糧危機を利用するつもりなのかな?と。
我々に任せてくれれば食糧を運び込めますよ、みたいな。その代わりに「黒ひげ王国」の方をどうぞヨロシク。こんな感じで予想してますが… さて。
カリブーが海賊島に到着
ヴァン・オーガーとカタリーナ・デボンがエッグヘッドから帰って来ました。ジェイガルシア・サターン聖に触れるという任務を完了させ(?)、ついでにカリブーを連れてって感じでしょうか。
そしてカリブーは重大な秘密を握っています。
出典:ONE PIECE 第1108話|尾田栄一郎|集英社
プルトン(ワノ国)とポセイドン(魚人島)の2つの古代兵器の“ありか”を掴んでいるんですよね。ただし信用を勝ち取る必要はあるのでしょうけどね。真実だとどう証明するのか。
それはそれとしてあるのだが──
- ポーネグリフの奪い合い
- 古代兵器の獲得
- 黒ひげ王国の承認
黒ひげティーチはどれを優先するのでしょう。並行して事を進めるつもりなのでしょうか。まず優先すべきは②でしょうね。②が成功すれば①と③を有利に進める事ができるんですよ。
古代兵器という強大な力が手に入ればね!
どうなって行くのでしょうか?
アブサンの幻覚
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
エッグヘッドを出航してから“2日”が経っているのに未だにエルバフに到着していない。それは巨兵海賊団の船「グレート・エイリーク号」とロープで繋いでいたサニー号が消えたから。
宴をしたのはエッグヘッドを出航した昨日。酔っ払って寝て起きたらサニー号がない(今日)。これが“2日”が経ってもエルバフに到着できないって意味。もう近海まで来てます(魚がデカい)。
さて、幻覚を見ていのは誰?
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
この「酔っ払って寝て起きたら…!!」というのがブルックのセリフなら、ブルックも「アブサン」を飲んで酔っ払って寝た事になるんです。フランキーだって樽で酒を飲んでました。乾杯は皆んなでしてます。
どう考えましょうか。
少なくともルフィとナミ(酒豪)はいなくなってる。その他で姿が見えないのはゾロ(酒豪)・ウソップ・サンジ・チョッパーの4人。計6人がいなくなってる(=幻覚世界にいる?)。
そこで気になるのがバーソロミュー・くま。
おそらくバーソロミュー・くまは「アブサン」を飲んでいないハズで、今回の件には無関係であるハズなんですけどね。消えている事がすでに幻覚ならば話は変わって来ます。
もしもバーソロミュー・くまが動いていたとしても不思議じゃない。それは「アブサン」を飲んだ者が見る幻覚。これが成立するんです。
出典:ONE PIECE 第1126話|尾田栄一郎|集英社
誰かに呼びかけられてナミが目覚めたシーンで終わります。服装が変わっており、彼女がいる場所はサニー号ではなさそう。特徴的なのは床ですね。
その世界が幻覚の中だとして、どんなストーリーが用意されているのか?です。それはエルバフに繋がるストーリーなんだと思うんですよ。エルバフに行くのは幻覚が解けてから皆んなで行くと思うんだけどね。
しかし ワクワクしますね!!
次回予告
これにて世界情勢は終わり、ナミが目覚めた場所での冒険がスタートするのでしょうか。もしも第1130話を区切りにエルバフ編って事なら、幻覚世界は2~3話はあるのかな?
あまり話数の区切りにこだわる必要もありませんけどね。目安として考えるのも悪くはないかもです。クロスギルドが描かれてませんのでね。次回あたり描かれるかも。
休載のアナウンスはありません!
次回は9月24日(火)になります♪
いつも読んでくださりありがとうございます♪






















コメント
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サニーが消えたのって…
リリス何か知ってるだろこれ
リリスは機械だから酒には酔わないだろうし、消えた状況を見ているはず
主犯とは言わないまでも、主犯と連絡を取って手引きした可能性はあるな
サニーが消えてて骨や変態がアタフタしている時に、リリスは向こう向いてて表情が見えなかった
リリスは悪
悪にも色々あるとは思うが、何にしても大人しくしているハズはない
ただ、レゴ→デンマーク→バイキングは容易に連想出来るので、ここらをナワバリにしている海賊(巨人)の仕業だろうが
バイキングはデンマークから北欧の広範囲に進出しているので、もしかしたら、エルバフ以外にも勢力地があって、近くの島に拐われたのかも知れない
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サニーが消えたのって…
リリス何か知ってるだろこれ
リリスは機械だから酒には酔わないだろうし、消えた状況を見ているはず
主犯とは言わないまでも、主犯と連絡を取って手引きした可能性はあるな
サニーが消えてて骨や変態がアタフタしている時に、リリスは向こう向いてて表情が見えなかった
リリスは悪
悪にも色々あるとは思うが、何にしても大人しくしているハズはない
ただ、レゴ→デンマーク→バイキングは容易に連想出来るので、ここらをナワバリにしている海賊(巨人)の仕業だろうが
バイキングはデンマークから北欧の広範囲に進出しているので、もしかしたら、エルバフ以外にも勢力地があって、近くの島に拐われたのかも知れない
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PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんにちは管理人さん!
レゴブロックのような空間で目覚めたナミですが。
サニー号が行方不明になる前にアブサンの酒のことの話があり、
“幻覚”を見ることがあるという話だったので、この辺りが絡んで来たりしそうですよね!
「幻覚」に「緑の妖精」に「北欧」…。
北欧神話でのロキ王子は悪戯の神ともされてるので、その辺も絡んだりするだろうか?と。
表紙に“新章突入”って書いてあるから、ここからエルバフ編でしょうか。汗
サニー号は先に島に辿り着いてる?のかと…。
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こんにちは管理人さん!
レゴブロックのような空間で目覚めたナミですが。
サニー号が行方不明になる前にアブサンの酒のことの話があり、
“幻覚”を見ることがあるという話だったので、この辺りが絡んで来たりしそうですよね!
「幻覚」に「緑の妖精」に「北欧」…。
北欧神話でのロキ王子は悪戯の神ともされてるので、その辺も絡んだりするだろうか?と。
表紙に“新章突入”って書いてあるから、ここからエルバフ編でしょうか。汗
サニー号は先に島に辿り着いてる?のかと…。
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管理人さん、こんばんは
>行方不明のルフィ達
なんかレゴブロックっぽいしなんなんでしょうねあの場所
いきなり船から消えるとなるとハンコック達が九蛇海賊団から攫われたのとかもありますが、関係あるかなぁ?無さそうだなぁ。
それはともかくルフィのビブルカード、確かドレスローザでサボが作ってたはずですが、ロビンたちは持ってないのかな?
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管理人さん、こんばんは
>行方不明のルフィ達
なんかレゴブロックっぽいしなんなんでしょうねあの場所
いきなり船から消えるとなるとハンコック達が九蛇海賊団から攫われたのとかもありますが、関係あるかなぁ?無さそうだなぁ。
それはともかくルフィのビブルカード、確かドレスローザでサボが作ってたはずですが、ロビンたちは持ってないのかな?