黒ひげ海賊団 五番船船長 ラフィットの単独任務

これまで黒ひげ海賊団の船長達の中で動向が不明だったラフィットが第1126話に登場。マーシャル・D・ティーチから何らかの任務を受けて動いていると思われます。

果たして何を仕掛けるつもりなのか──!?

海軍会社「UMITシッピング」本社

現在ラフィットがいるのは海運会社「UMITシッピング」本社。

出典：ONE PIECE 第860話｜尾田栄一郎｜集英社

闇の世界の帝王達の1人「海運王」“深層海流”ウミットの会社（UMIT CARGO SHIPPING）は、表向きは海軍関係の海上運搬を引き受けているって事なんでしょうかね。エッグヘッドの建設資材も運んでましたし（第1100話）。

そんな会社本社にラフィットがいる意味。

これは情報収集なんだと考えてます。何が起きているのかを「UMITシッピング」に向かって確かめた。そして、そこで聞いた話をティーチ提督に報告している。

出典：ONE PIECE 第1126話｜尾田栄一郎｜集英社

「UMITシッピング」にいながら「赤い港（レッドポート）」の状況が分かるのは、そこで聞き込みをした結果なんだと思うんです。革命軍による“兵糧攻め”の話もです。社員に聞いたのかもね。

よって、これからラフィットが何かをするにしても、その場所は「UMITシッピング」本社ではないと考えてます。情報収集が終わり、次の場所に移動して任務を決行するのではないだろうか。

黒ひげ王国

出典：ONE PIECE 第1080話｜尾田栄一郎｜集英社

海賊島ハチノスを世界政府に所属する国家にする。国王はティーチであり、その国の名前は「黒ひげ王国」。これがティーチの夢なんですよね。それを足掛かりに何かを企んでそうですけど。

そんな事が認められるハズもないので、コビーの身柄を交渉の材料にしようと考えていたんですよね。コビーには逃げられましたが、代わりにガープの身柄を手に入れた。

そういう事がありながら現在、革命軍による“兵糧攻め”で聖地マリージョアに食糧が搬入できない状況にあるワケですね。そこに黒ひげ海賊団が仕掛ける事となると… 何だろうね？

ラフィットの単独任務

ティーチが仕掛けようとしているのは、我々に任せてくれれば無事に聖地マリージョアに食糧を運び込めますよ、と話を持ち掛ける事なんだと考えています。

相手は天竜人。

海軍本部を通さずに、聖地マリージョアで暮らす天竜人に直接です。「お困りでしょ？」みたいな。愚かな天竜人ならば後先など考えずに乗って来るでしょうしね。

出典：ONE PIECE 第1080話｜尾田栄一郎｜集英社

こちらには“シマシマの実”の能力者がいますので、“ポンドラ”などを使わなくても食糧を運び込めます。護衛もつけます。海軍に頼るより安心安全ですよ？とね。

この天竜人との交渉役に──

まだモデルは不明ですが、“トリトリの実”の能力者であり空を飛べるだろうラフィットが抜擢された。こういう事なんじゃないかと思うんです。彼は船で移動していないのかも。

革命軍が“兵糧攻め”をするなら、黒ひげ海賊団は天竜人の味方になります。そうラフィットは単独で天竜人と交渉するつもりであって。

出典：ONE PIECE 第824話｜尾田栄一郎｜集英社

前に黒ひげ海賊団が革命軍の総本部バルティゴを壊滅させていた事実が、ここで大いに活きて来るんじゃないかなぁ。天竜人は“敵の敵は味方”だと信用してしまう。

そうやって天竜人に取り入る事で、

これらを有利に進めるつもりではないかな？

問題はイムと五老星になるのですが──

出典：ONE PIECE 第1125話｜尾田栄一郎｜集英社

食糧危機を起こした責任者を処罰した天竜人が勝手に決めてしまい、すぐさま黒ひげ海賊団も行動を起こす。既成事実を作ってしまえばコッチのもの。そんな感じで動くのかなぁと。

これに乗じて黒ひげ海賊団が何をするつもりなのか？なんですよね。ここに「黒ひげ王国」の話を持って来るなら、黒ひげ海賊団は革命軍とは逆の事をしそうなんですよ。

あとはラフィットの能力です。彼にできる事となれば何なのか？と。空を飛べるだろう事と催眠術なんですよね。聖地マリージョアに乗り込むつもりだと思うのですが… さて。

海運会社「UMITシッピング」本社にいる事はミスリードっぽいなぁ。ここで何かするつもりじゃなさそうな気がしてます。ラフィットが状況を詳しく知り過ぎてますからね。情報収集が目的だと思うんですけど…。

推移を見守りたいと思います！！