“D”の名を持つ者達もまた「執拗に滅亡を望まれる稀有な種族」である

歴史の因果により… 執拗に滅亡を望まれる稀有な種族の末裔達 -ワンピース最新考察研究室.1121
Dr.ベガパンクのメッセージの中に「執拗に滅亡を望まれる稀有な種族」の話が出て来ます。おそらくは、そこに“D”の名を持つ者達も含まれると思われるのだが…
-画像はONE PIECE 第1121話より引用-

【“Dの一族”もまた稀有な種族】

少々 唐突だな、と感じました。メッセージの内容としてね。いきなり“種族”の話が出て来たぞと。これまで何ら言及されなかった話が結論でポンと出るワケです。

Dr.ベガパンクのメッセージ全文

Dr.ベガパンクのメッセージ全文

Dr.ベガパンクから全世界へ向けたメッセージ。-画像はONE PIECE 第11…

ただし全く意味不明ではありません。
Dr.ベガパンクが結論づけた未来とは…
Dr.ベガパンク「“空白の100年”が呼び起こされる日は必ず来る!!!」-ワンピース最新考察研究室.1121
-ONE PIECE 第1121話より引用-
「“空白の100年”が呼び起こされる日は必ず来る!!!」というもの。ここに「歴史の因果により… 執拗に滅亡を望まれる稀有な種族の末裔達」が絡んでいるのでしょうからね。
・バッカニア族
・ルナーリア族
・三つ目族
これらの種族は、“空白の100年”との因果関係により滅亡を望まれている。おそらくは“空白の100年”の秘密を握る種族なのでしょう。あるいは歴史の秘密を解き明かす“鍵”を握る種族。
ならば、もしかするとですよ?
何も唐突な話ではないのかも。ちゃんとDr.ベガパンクは“種族”の話をしていた。結論づけた未来を話す前に「稀有な種族の末裔達」の話を出していた。
五老星に吹き飛ばされる鉄の巨人 -ワンピース最新考察研究室.1117
-ONE PIECE 第1117話より引用-
それが鉄の巨人エメトが封豨(トップマン・ウォーキュリー聖)に吹き飛ばされた時の「念波障害」で聞けなかった部分。ここで“種族”の話は出ていたのかも知れません。
Dr.ベガパンクが話していたのは“D”の名を持つ者達への伝言(メッセージ)でした。ここがハッキリ聞けていない。この「“D”の名を持つ者達」というのもまた「歴史の因果により… 執拗に滅亡を望まれている種族の末裔達」である。
こういう事になるのかも。
それならば話の辻褄も合いそう。
クローバー博士「生まれて名乗っただけで死ぬ人間がいてたまるか!!」-ワンピース最新考察研究室.1120
-ONE PIECE 第1120話より引用-
“D”の名を持つクローバー博士の兄が、その名を名乗っただけで消された過去が回想シーンで出ます。Dr.ベガパンクもメッセージの中で「誰か」の話としてクローバー博士を出しています。
よって、

「滅亡を望まれる稀有な種族の末裔達」の話は「“D”の名を持つ者達」へのメッセージの中で出て来るのであって。“Dの一族”というのも「滅亡を望まれる稀有な種族」である!!

こうなるのかも。

【宿命の種族 “Dの一族”】

お前は宿命の種族“Dの一族”だ…!! -ワンピース最新考察研究室.764
-ONE PIECE 第764話より引用-
コラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)が“Dの一族”について「宿命の種族」と話していましたよね。ここが今回クローズアップされる様な気がするんです。
“D”という名前を代々受け継いでいる家系がある。それらは1つの“種族”として分類できるのであって。ここに人種の垣根は存在しない。人間だとか巨人族だとか関係ない。
ハグワール・D・サウロは“D”を知らない -ワンピース最新考察研究室.392
-ONE PIECE 第1121話より引用-
ハグワール・D・サウロは“巨人族”という種族でありながら、“Dの一族”という種族にも属している。サウロとルフィは同じ種族。両者の人種は違っても、“Dの一族”という同じ種族に属する者。
姿形の違いに意味はない。
ここが根底にあるんじゃないのかな。最終戦争には、種族間の差別をなくす戦いという側面もあるハズだから。そこで同じ宿命を背負う者達を1つの“種族”として据えているのかも。
ただし、何もないハズもない。

【“Dの一族”が持つ特性】

歴史の因果により… 執拗に滅亡を望まれる稀有な種族の末裔達!!! -ワンピース最新考察研究室.1121
-ONE PIECE 第1121話より引用-
もしも“Dの一族”が「滅亡を望まれる稀有な種族」だとして。それならば“Dの一族”もまた種族としての特性や特殊能力が備わっているのではないか。
バッカニア族やルナーリア族、三つ目族にはそれぞれ特性や特殊能力が備わっているんです。それらが滅亡を望まれる理由である可能性が高い。

①バッカニア族
Dr.ベガパンク「バッカニア族の特性は身体の強さではない」-ワンピース最新考察研究室.1104
-ONE PIECE 第1104話より引用-
Dr.ベガパンクがつけた「完全停止スイッチ」を押されて植物状態になりながらも、動き出してエッグヘッドにまでやって来たバーソロミュー・くま。
ここにバッカニア族の特性が関係している。身体の強さなどではない。「彼ははかつて…」とは何があったんでしょうね。
②ルナーリア族
ルナーリア族の特性はその“体質”です。背中の炎が燃えている状態ならば体に傷がつく事はありません。
キングは自然界のあらゆる環境下で生存できる怪物 -ワンピース最新考察研究室.1033
-ONE PIECE 第1033話より引用-
これが「自然界のあらゆる環境下で生存」できる理由かも知れません。大昔レッドラインの上の「神の国」に暮らしたルナーリア族。それは聖地マリージョアができる前。
おそらく聖地マリージョアのある場所のロケーション(立地)に秘密があるっぽい。世界政府が隠したい何か。ポイントは「陽樹イブ」だろうか。
③三つ目族
「第3の目」が真の「開眼」でもしたのかい!? -ワンピース最新考察研究室.853
-ONE PIECE 第853話より引用-
額にある第三の目の「真の開眼」というのが三つ目族の特性、あるいは特殊能力と言えるものなんですよね。まだ何が起こるのかはハッキリしていません。
ただ、ロジャーの持つ「万物の声を聞く力」と同等のものと考えられています。“歴史の本文(ポーネグリフ)”を読み解く力が発現するっぽい。
聞くではなく、何かを“見る”のかな?

【三ッ目族の特殊能力】第三の目が“真の開眼”をすれば何が見えるのか!?

【三ッ目族の特殊能力】第三の目が“真の開眼”をすれば何が見えるのか!?

シャーロット家35女のシャーロット・プリンは希少な三つ目族の血を引いています。額…

そこでコレなんですよ…
「過去から声が聞こえて来る」と誰かが言った… -ワンピース最新考察研究室.1120
-ONE PIECE 第1120話より引用-
“D”の名を持つクローバー博士の「過去から声が聞こえて来る」というもの。ゴール・D・ロジャー達は「聞いた筈」「最も純粋な過去の声を」と言われています。
これは「万物の声を聞く力」を指しているんだと思うんです。これは“Dの一族”が、その力を覚醒させた場合に聞こえる声なのではないか。
ここは気になるところであります。
それならば光月家も実は“Dの一族”という話になるんですけどね。鎖国国家ワノ国において名前から“D”を隠す意味なんてありません。堂々と名乗っていれば良いのです。
これから明らかになるのかな?
例えばですね…
“ひとつなぎの大秘宝”を!!! 手に入れた者に!!! -ワンピース最新考察研究室.1121
-ONE PIECE 第1121話より引用-
“Dの一族”が“ひとつなぎの大秘宝”を手にすると「ある力」が覚醒する。この時になって初めて“Dの一族”に備わる特性が発揮される。ルフィならば良いが、ティーチが手に入れたならば… みたいな。
僕が想像するに、その特性とはジョイボーイから意志と共に受け継いでいる力ではないかな?と。元々はジョイボーイの種族(月の人)の特性ではないだろうか。
トットランドにはいない種族は3種 -ワンピース最新考察研究室.951
-ONE PIECE 第951話より引用-
ジョイボーイ達、月から来た人達の種族こそが「歴史の彼方に消えちまった」のだと思うんです。ルナーリア族は消えちまってませんからね。
ジョイボーイから受け継がれた力が、ジョイボーイが遺した秘宝を手にする事で覚醒する。これが物語としては綺麗な様な気がするのですが… さて。
どうなんでしょうね?
“Dの一族”も種族の括りで考えて良さそうな気がしました。念波障害で聞けなかったDr.ベガパンクのメッセージの中に秘密が隠れている様な気がしています。
推移を見守りたいですね!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました