週刊少年ジャンプ2026年19号に掲載された「ONE PIEC」第1179話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「エースとお玉とヤマトが湿原の小道でウリ坊たちの遠足を引率しているところ!!」
このウリ坊は‟小山”の子供達っぽいですね。‟小山”というのは錦えもんが誘拐した白猪であり、それで「山の神事件」が起こったんでしたね。その親である‟山さん”はどうなったんだろうね。
では本編です。
タイトルは‟ネロナ・イム降臨”です!!
イムを止める五老星
前回── 聖地を空けると言い出したイムに対して五老星4人が止めています。そこにやって来たのがフィガーランド・ガーリング聖。彼は五老星としては新入りですが、だからこそ状況がよく分かっているのでしょう。
いわゆる現場と組織の乖離と言いましょうか。「権力の間」にいるのでは分からない。つい最近まで「神の騎士団」の最高司令官として‟現場”に近かったガーリング聖からすれば、4人は今の危機的状況が何も分かっていない。
ガーリング聖にはエルバフの戦力を手にする事の重要性がよく分かっているんでしょうね。ともかく兵糧攻めをどうにかしなければならないワケだから。
このシーンで気になるのは3点。
- シャムロックの帰還で場は収まりそう
- 元「海軍本部」
- マザーフレイムは未完成
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
ガーリング聖の言う「場が収まりそう」というのは、怒っている天竜人の事だと思われます。「神の騎士団」の団長であるシャムロックが帰って来たので安心して下さいね、と。それで天竜人の怒りは収まりそう。
それはつまり聖地の襲撃は終わっているって事であって。シャムロックがいればもう再び襲撃されるような事にはなりませんから。こう場を収めたのでしょう。まだ襲撃が続いているのなら、五老星の様子はあまりに悠長すぎます。
そして最も気になるのが次です。
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
ガーリング聖が元「海軍本部」なんて事を言っているんです。これは何を示しているんでしょうね。「海軍本部」はあるんです。その後でエルバフには「海軍本部」から‟大将”達を向かわせれば、なんて話していますからね。
これは「SWORD」の事を言っているでしょうか?
マザーフレイムの未完成は想定内です。食欲を満たせないヨークはそれどころではない様子。聖地の食糧難がココに繋がるとは思ってもみませんでした。面白いですね!
全ては「必然」
偶然か必然か── ‟ニカ”が現れてから災難続きだと話している五老星。しかしイムからすれば「ずっと昔」から始まっていたのだと言います。そして全ては「必然」であったのだと。
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
その始まりはロックス・D・ジーベックが「花の部屋」に来た時からと考えているみたいですね。ちょうど56年前の「世界会議」が開催された年でしたね。ここから歯車は動き出していた。
- ロックス「おれは戻って来るぜ」【56年前】
- ロジャーによる大海賊時代の開幕【24年前】
- しらほし姫(古代兵器ポセイドン)の誕生【16年前】
- シャンクスによる‟ゴムゴムの実”の強奪【13年前】
- ニーズホッグの出現(ハラルドの死)【14年前】
- 霧の海賊船の船長はハラルドの息子ロキ【?年前】
- 頂上戦争で‟白ひげ”がモンキー・D・ルフィを守る【2年前】
- ‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの台頭【2年前】
- アラバスタ王国のリリィ女王は‟D”
- ルフィをジョイボーイ、ティーチをデービー・ジョーンズになぞらえる
- ビビが欲しい
これらは全て繋がっているって事なんでしょうね。
ここの時系列が前後していますが、イムが「ビビが欲しい」と言っている事にリリィ女王は無関係ではなく、リリィ女王が‟D”だった事も無関係ではない。こう考えるべきなんでしょうね。
全ては‟空白の100年”に端を発した出来事。
- ルフィ=ジョイボーイ
- ティーチ=デービー・ジョーンズ
- しらほし姫=当時の人魚姫
- ロキ=当時のエルバフの王
- ビビ=リリィ女王
これらは生まれ変わりとして800年の時を超えて現れた者達である。こういう事になりそうです。ここに光月モモの助が入っていないのは気になりますけどね。彼もまた何かあるハズです。
ソマーズ聖の「鋼の心臓」
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
第1178話でソマーズ聖の傍らに描かれていた心臓。それは「鋼の心臓」である事が判明しました。これを壊せば元に戻れないとゾロが考えていますが、ソマーズ聖の反応からして正しいのでしょう。
どうやら「錬金術」が関係してそうですよね。
金属に限らず人間の肉体や魂も対象ですからね。「不老不死」だとか「黒魔術」などと関連付けられる事も多い。もしかすると「賢者の石」なども絡んで来るのでしょうか。
ここにイムの能力が関係して来そうですけれど?
アウルスト城の上空に現れた‟アビス”
花の部屋にいるイムの足元に‟五芒星(アビス)”が出現。そしてイムが消え、エルバフに5本の黒い稲妻が落ちます。エッグヘッドに五老星が現れたのと似ていますが少し違っています。
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
めっちゃカッコいい!
ちょうどアウルスト城の上空に‟アビス”が出現。周囲には「ズム♫ ズム♪」「ドロロン♫ ドロロン♪」といったリズムが響き渡ります。「解放のドラム」に相対するリズムなのでしょう。
そのリズムを受けて黒い顔が浮かび上がる家や木々が踊っています。まるでビッグ・マムの‟ソルソルの実”の能力で擬人化したホーミーズのようになっています。一体何が起きているのか。
これまでの事を考えれば何も不思議ではありませんよね。
出典:ONE PIECE 第1177話|尾田栄一郎|集英社
悪魔化した者をチョッパーが叩けば、その者から悪魔が剥がれるように離脱していました。悪魔化した者達というのは、イムによって悪魔を憑依させられていたのでしょう。そういう事がイムにはできる。
マムが色んな物に‟魂(ソウル)”を与える事ができるのなら、イムは色んな物に‟悪魔”を宿す事ができる。それは‟魂”や‟影”のように誰かから奪う事なく与えられるのかもね。
そして、いよいよイムの登場です!!
イム降臨
イムが現れたのはアウルスト城の「王の間」です。つまりシャムロックと軍子がやって来たのと同じ‟アビス”から。それは元々はハラルドが設置していたものですね。
しかしイムの様子がおかしいのです。
手をついて苦しんでおり、吐血しています。
これが五老星が危惧していたものなんでしょう。トップマン・ウォーキュリー聖が「この城から出られては」と話しているので、イムはパンゲア城を出ない方が良いのです。
おそらくパンゲア城の中に何かがあり、そこから離れてはならないのだと考えられるんですね。離れてしまうと吐血してしまうような事になってしまう。だから、これまでは誰かに憑依するカタチでしか下界に現れなかった。
(パンゲア城にあるものについては後述します)
これからイムは圧倒的な力を見せるのだと思うんです。ルフィとロキが手を組んだとしても、その場にいる者達の全てが束になってかかっても敵わない。その落としどころとして用意しているのが‟時間切れ”なのでしょう。
苦しむイムですが── 力を振り絞れば背中に羽根が生えます。悪魔の羽根のハズなのですが、ちょっと違って見えるんですよ。これが何を意味するのか?なんですよ。それはイムの姿を見てからですね。
出典:ONE PIECE 第1179話|尾田栄一郎|集英社
「世界の王」ネロナ・イム聖!!
アウルスト城の塔(タレット)の上に現れたイム!
かなりデカいと思われます。ここはエルバフであり、巨人族の王の城ですからね。巨大化しているんですよ。そして「アクマの実」という能力を持っているのが明かされています。
頭にはロキ(古代巨人族)のような‟角”が生えており、ルナーリア族のような‟褐色の肌”と‟白髪”を持っているんですね。これが前述した‟黒い羽根”に関わるんです。
そして黒い雲のようなものをまとっており、そこには無数の‟目”が浮かび上がっています。背中にギザギザの刃を持つ長刀。そして長い悪魔の尻尾がトグロをまいており、そこには牛の頭骨のようなものがあります。
まだ見た目は若く、‟最初の20人”の1人であるので不老であるのは間違いない。風格がありますよね。やっぱりイムがラスボスなんだと僕は思いますけどね。かなり気合の入ったキャラデザです。
アクマの実とは
問題は「能力:アクマの実」なんですよ。
出典:ONE PIECE 第761話|尾田栄一郎|集英社
この「アクマの実」こそが「聖地マリージョアの内部にある重大な‟国宝”」なんだろうと思うんです。そして、その‟国宝”があるパンゲア城を離れるのはよくないんじゃないのかな。イムが苦しんでいた理由ですね。
イムは悪魔そのものであり、それは「アクマの実」という能力を持っているからって事なんだと思うんです。しかし「アクアクの実」だとか、何らかの動物系の幻獣種「サタン」だとかで良いんじゃない? でも、そうじゃない。
すでに‟イトイトの実”を食べて能力者になっていたドンキホーテ・ドフラミンゴが聖地マリージョアの‟国宝”を欲していたんです。その国宝の力を利用しようとしていたんですね。つまり‟国宝”とは悪魔の実ではないのです。
歴史上で能力を2つ持てたのはティーチのみ。
これで説明できるのかな?
イムの力の根源の1つに‟国宝”があるのは間違いないんです。その国宝はドフラミンゴの例から能力者でも利用できるんです。それが今回の件で出て来たんじゃないのかなぁ。「アクマの実」は悪魔の実じゃないんでしょ?
どう思われます?
これについては引き続き考えたいと思います!
次号休載
すでにパンゲア城を離れてはいけないという明確な弱点が提示されているのでね。僕は活動限界時間があると予想してまして。ある程度の実力を見せるもイムは帰らざるを得ない状況になりそうで…。
どこまで持ち堪えるかになりそうですけどね。
ともかく次回、イムの本気が見れそうではあります。
しかし次号は休載だそうです。仕方ないっすね!
続きは4月20日(月)の予定ですって。
いつも読んでくださりありがとうございます♪









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