週刊少年ジャンプ2026年18号に掲載の「ONE PIECE」第1178話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「上着に向かって突進してくる闘牛に追われるキッド」
第1079話でシャンクスの‟神避”をくらって気絶、船と共に沈んだと思われていたキッドが扉絵での再登場を果たしました。見たところ新たな傷が増えている様子もなく── これは無事だったと考えて良いのでしょうか?
では本編です。
タイトルは‟醒めてゆく悪夢”です!!
Contents
海に出ていたロキの8年間
軍子に憑依したイムの話によると、数年前に巨人族の船が目撃されていたそうです。船長は極めて巨大。しかし深い霧の中を隠れながら移動するものだから未確認のまま、その船は「世界政府」だけを狙い続けたらしい。
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
時を同じくして‟巨大飛行生物”も目撃されており、それらは古代巨人族の血を引いた‟ニーズホッグ”の能力者であるロキの仕業だったのか── とイムは合点がいったのです。「数年前」とはロキが海に出た14年前の話なのでしょう。
これが海に出ていたロキの8年間の行動だったんですね。
かつてハラルドが霧の深い海で海賊船を狙って沈めていたのと同じ事を息子のロキもしていたんですね。親子だから思考が似るのかな?あるいはハラルドの船に乗っていた衛兵がロキの船にも乗っていて、口添えをしたのかもしれませんね。
14年前にロキが親父と兵達の恨みを晴らしに海に出ると言った時、ヤルルが世界政府は巨大な組織だからと忠告していたんでしたね(第1171話)。それをロキはちゃんと耳に入れていて、正面から世界政府に立ち向かうような無謀な事はしなかったんだね。
まぁでも海軍本部が黙っているワケがないので、いよいよ大物の海兵が動くとなった時にシャンクスがロキを捕まえる事になるのかな。それが約6年前。ひとまずエルバフに戻れ、みたいな。まだ今じゃない。
黒転支配が効かないルフィとロキ
前回 倒されたウソップとブルックが「黒転支配」を受けちゃうとヤバいぞと考えていたんです。それは冒頭1ページで回避されましたね。ルフィがサンジ達のいる場所に送り届けてくれたんです。良かった。
ただしルフィとロキが「黒転支配」されるという事態に!
軍子の体から飛び出したイム。そしてロックスにしたように触手のようなものをルフィとロキの両方に突き刺します。今回はちゃんと「悪魔契約」からの「黒転支配」という段階を踏んでますね。
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
しかしルフィとロキには「黒転支配」が効かないのです。
悪魔化しないんですね。それをイムも承知していた様子で、「──だろうな」なんて言っています。分かってはいたけどやってみた。やっぱり悪魔化しないかぁって感じ。
これはルフィとロキがすでに悪魔の実を食べた能力者である事が要因だと考えられます。それはつまりすでに2人は悪魔と契約している者(=能力者)って事。だから新たに「悪魔契約」は結べない。
これまでイムによって悪魔化された者に能力者はいなかったのです。もちろん全て判明しているワケじゃありません。悪魔化させられたロックスの親族(デービー一族)については能力者かどうか不明です。
- 能力者である
- 幻獣種の能力者である
- 動物系(ゾオン)
今のところ2人に共通する点は上記の3つだけだと思うんです。ここに「黒転支配」が効かない秘密がありそうですからね。ただ単に能力者だから── というのは違うのかもしれませんけど。
出典:ONE PIECE 第385話|尾田栄一郎|集英社
悪魔の実に宿る‟悪魔”というのが悪魔化の邪魔をしてそうなんですよ。
一方でイムとの契約(浅海契約・深海契約・深々海契約)を結んだ者には能力者がいるんですね。現在エルバフに来ている3人の「神の騎士団」は能力者。五老星も能力者でした。これはまた別なんでしょう。
まだ詳しくは分からないのですが、イムとの契約において能力は干渉しないって事になりそうです。イムという存在がまさに悪魔なんだと考えていますが── ちょっと違っているのかもね?
‟ニブルヘイム”でイム凍結
ルフィがイムに対して‟ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)”で攻撃。ニカの攻撃がイムにどのような効果を与えるか興味があったのですが、特に効果的な様子もありませんでした。ボロボロにはしてますけどね。
続くロキの攻撃が問題です。
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
ロキが‟鉄雷(ラグニル)”を手に‟原初世界(ニブルヘイム)”でイムを攻撃。それにより軍子ごと凍結させてしまうんですね。
いやいや、違うでしょ!!!
イムと‟深海契約”を結んで不死の体を持ったハラルドの息の根を止めた雷による攻撃ですよね。これをイムに食らわせて欲しかった!
まぁ構成として「いきなり‟キング”は取れねェだろうよい」って事は理解できますからね。イムに対して‟ラグニル”で雷をブチ込む攻撃は後に取っておいたと。こういう事なんでしょう。
凍結させるもイムには逃げられるのです。
悪魔化を治すチョッパー
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
前回に引き続きチョッパーが叩けば悪魔化させられた者から‟悪魔”が剥がれるように元の戻っております。どういう理屈か分かってはいないながらも、そういう力がある事をチョッパー自身も理解してます。
ゾロが「‟名医”だからか!?」と、医者である事に何かあるんじゃないか?と考えていますけどね。やはり‟ヒトヒトの実”に秘密があると考えています。
‟ヒトヒトの実”は「人と成る」という能力であり、それは正気に返るという意味合いもあると20巻のSBSで言及されていました。その力が悪魔化した者に効いていると考えています。
出典:ONE PIECE 第544話|尾田栄一郎|集英社‟覚醒”した動物系の能力者
チョッパーはランブルボールでモンスター化しており、覚醒した動物系の能力者である獄卒獣と同じ姿になっていますよね。実はモンスター化したチョッパーは能力が覚醒しているのかも。
覚醒しているのなら、その能力は他に影響を与えますからね。ルフィ(ニカ状態)も周囲をゴム化させています。チョッパーの「人と成る」という正気に返す力が悪魔化した者に作用している。こう考えられるのかも?
消えた図書館の本とビブロ
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
ロビンとサウロが「フクロウの図書館」に駆け付けたものの、本棚には本はなく中身は空っぽになっていました。図書館の内部は一度燃えた形跡がある様子。そして図書館の館長であるフクロウのビブロもいない。

フクロウの図書館に何百年もの昔からいる‟主”であり館長。‟イクイクの実”を食べた「育成フクロウ」であり、自分のナワバリに入った本や新聞などを巨大化させる事ができる。
ビブロが本を持ち出してくれたという希望的観測を述べるロビンですが、その通りなんだろうと考えています。
おそらく図書館の本は「戦士の泉」の中にあるんじゃないかな?と。それはオハラの考古学者達がバスタコールから文献を守ったのと同じ方法であって、ビブロも本を泉の中に投げ込んだのかも。
もしも泉の中に本があるのなら、その本はビブロの能力が解けて小さくなっているのかもしれません。またビブロが命懸けで文献を守ってくれたのなら、その羽根は燃えてしまっていたりヤケドを負っているのかもです。
ソマーズ聖と心臓
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
ルフィの‟ゴムゴムの白い雷回転弾(ドーントールライフル)”を受けて顔面を砕かれ、さらに‟ニーズホッグ”に踏み潰されていたソマーズ聖。それでも彼は生きていました。痛がりながらも懸命に復活しようとしています。
パキパキって再生できないのかな?
注目は傍らにある心臓なんですね。ドクンドクンと脈打っています。ここに不死身の体の秘密がありそう。おそらくは心臓が無事だからソマーズ聖は生きているって事を示しているのだと思われます。
しかしながら上半身が消し飛んだ軍子でしたがパキパキと再生していました(第1146話)。心臓も潰れながらも再生していたのだと思われるんですよね。
出典:ONE PIECE 第694話|尾田栄一郎|集英社
パンクハザード編でシーザーがモネの心臓を突き刺しましたよね。シーザーはそれをスモーカーの心臓だと思ってたんだけど。それでモネが絶命してしまうんです。
モネは自然系‟ユキユキの実”の能力者であり、どんな攻撃を受けても流動する体は復活します。心臓のある部分であっても。しかし体内から取り除かれた心臓を突き刺されてしまうと死んでしまうんです。
これと同じく、不死身の体を持つイムとの契約者の場合も心臓だけを取り出して攻撃すれば息の根を止める事ができるんでしょうか?
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
ロキの雷による攻撃はハラルドの心臓を止めたって事なのかな?
ロキの攻撃はハラルドの心臓を貫通した?
ともかく心臓に何か秘密がありそうですよね。これこそが不死身の体を持つ者にとっての真の弱点という事なのかもしれませんよね。心臓を止めなきゃならないのかも。
瓦礫となっている‟神々の地”
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
現在の聖地マリージョアの様子がチラリと描写されました。パンゲア城には変化がありませんが、天竜人の居住区である‟神々の地”が瓦礫のようになっています。何かが起きているんです。
何者かの攻撃を受けたものと考えられます。
あのような事ができる能力者がいる勢力に聖地マリージョアは襲われたって事なんですよね。それが示されているワケです。どんな能力なら‟神々の地”をあんな風にしてしまえるのか。
火の海と聞けば‟メラメラの実”の能力者であるサボの仕業であり、革命軍が聖地マリージョアを襲撃したのかなと。ドラゴンの言っていた「神の騎士団」との戦いが始まっているんだなぁとなるんですけどね。
ラフィットの作戦というのも無視できません。
革命軍による兵糧攻めを視察していたんです(第1126話)。その上で何かしらの準備を整えるように‟黒ひげ”ティーチから言われておりました。黒ひげ海賊団は政府と交渉するつもりでいたのです(黒ひげ王国)。
革命軍か黒ひげ海賊団なんだと思うんですけどね。
イムが聖地を空ける
出典:ONE PIECE 第1178話|尾田栄一郎|集英社
イムが五老星に対して少々聖地を空けると伝えます。言われた五老星もビックリ。「行く先はもしや──!?」なんて煽り文が入っておりますが、これがエルバフじゃなきゃひっくり返りますよ(笑
イムはエルバフに来るのでしょう!
憑依したのでは本来の力が出せないのかも。
今のうちに徹底的に叩いておかねばならないと判断したのだと考えられます。まだルフィ(ニカ)が‟ひとつなぎの大秘宝”を手にしていない今。将来の危険性の芽を摘むなら今と判断したのではないかな?
いよいよイムの姿がお披露目?ってなるんですが── ロジャーがイムについて‟黒い化け物”と言っています(第1165話)から、あれはシルエットで隠されているのではなさそうなんですよね。あの黒い姿がイム。
イムはラスボス候補の1人。もう最有力候補と言って良いほどですからね。ここで直接対決が描かれるのか、と。もうワクワクしますよね。どんな結末になるんでしょう。ラスボス候補からの転落もあり?
注目ポイントとしてはですね──
- ブルックと軍子(シュリ姫)の件
- ハラルドの息の根を止めたロキの雷撃
- ルフィは戦力外?
今のところは上の3点になるでしょうか。
もう聖地マリージョアに何かがあってイムが撤退しなければならなくなる、というのは考える必要はなさそうなんですよね。‟神々の地”を見る限り火は消えているんですから。
まぁでもイムを倒しちゃうってのはなさそう。
どんな落としどころが用意されているんでしょうか?
次回予告
もうすぐにイムは動いてくれるんでしょうね。そうなるとルフィが肉を食べてる余裕なんてないんだけど。それはそれでルフィvsイムをお預けにできるんですが、それで何とかなるものなのかどうか。
ロキだけじゃなくゾロやサンジも加わっての総力戦でイムに当たるのかもね。冒頭でルフィがフランキーに対して「困ったら頼む」と言ってますからね。ニカ化の副作用が出た今こそ困った時。
休載はなく来週も掲載されますよ!
次回は4月6日(月)になります!
いつも読んでくださりありがとうございます♪













コメント