ウォーランド王国そのものである｢宝樹アダム｣の樹齢は何年!? 人類の起源を知る!?

【宝樹アダムの樹齢】

-ONE PIECE 第391話より引用-
“西の海”オハラにあった“全知の樹”の樹齢は5000年です。しかしエルバフに立つ宝樹アダムと比べれば、これで5000年って感じなんです。“全知の樹”だって凄いんだけどね。
スケールが桁違いなのです。
ONE PIECEの年表を作ったとすれば、現時点で“全知の樹”の誕生が最古となると思います。次に4000年の歴史を持つアルバーナ宮殿(アラバスタ王国)の建設になるでしょうか。
おそらく宝樹アダムの誕生となるとゼロが1つ2つ増える事になるんだと思うんです。何万年前といったレベルになるんじゃないのかな？と。いや、もっとかなぁ？
そこでネーミングなんですね。

【宝樹アダムと人類の起源】

-ONE PIECE 第612話より引用-
海底1万メートルに位置する魚人島のある場所には、陽樹イブと呼ばれる樹が根を下ろしています。｢巨大な樹｣と言われてはいますが、まだ根しか描かれておりません。
少なくとも1万メートルを超える根を持つ樹木があるのは確定です(第612話)。もしも樹がレッドラインの上に生えているのなら、更に根の長さは伸びている事になります。
こちらも相当なものです。
宝樹アダムと陽樹イブという名前は、旧約聖書｢創世記｣に出て来る“最初の人間”から取られたものです。ここに僕は注目していて、宝樹アダムと陽樹イブは“人類の起源”から地上に生えているのでは？と。
そういう設定なんじゃないかな？
宝樹アダムと陽樹イブというのは人類の歴史と共に成長して来てる。人類の歴史と共に歩んで来た。そういう樹木だから“アダム”と“イブ”と名付けられているのかも知れない。
こう考えた僕は…

-ONE PIECE 第501話より引用-
様々な種族が存在する、この世界の人類の謎を知るものとして、あの2つの樹木を登場させているのではないか？と。それらの種族が誕生してから今までの歴史の証言者としての立ち位置。
陽樹イブには魚人族と人魚族が寄り添い国をつくり、宝樹アダムには巨人族が寄り添い国をつくって生きて来ています。2つの樹木と種族、そして人類というのは切っても切れない関係性なのかも。

【宝樹アダムと万物の声】

-ONE PIECE 第820話より引用-
あとはもう宝樹アダムが“声”を発するかどうか。これだけです。いわゆる“万物の声”ですね。ルフィならば聞く事が可能なんです。どうなんだろう。
僕は十中八九 喋ると考えてます。
これまで海王類、ズニーシャ、エメト(鉄の巨人)といった通常では聞こえないハズの“声”をルフィは聞いて来ました。今のところエルバフ編で喋りそうなのは宝樹アダムなんです。
ズニーシャ(ゾウ)が喋ってはいましたが…

-ONE PIECE 第817話より引用-
まず初めにモモの助は｢くじらに近づくほど大きな“声”が聞こえるのでござる｣と話していました。この｢くじら｣とはクジラの形をした樹木を指していると思われます。その樹の上を歩きながらのセリフだからです。
この時点ではまだルフィは何の反応も見せておりませんでした。まるでモモの助にだけしか聞こえていないかの様な描き方になっていたのです。
ともかく樹木が“声”を発していた節がある。

-ONE PIECE 第291話より引用-
そこで思い出されるのが、空島編の過去編で登場する“身縒木”です。先祖の魂が宿る神聖な木々ですね。それを教えてくれたのはムース。カルガラの娘であり、太陽の神への生け贄に選ばれた者。
樹木に魂が宿ると信じられている。そういう話が出ているんですよね。そこにクジラの樹が関係しているのなら、宝樹アダムにも何かありそうだぞと。
もしも宝樹アダムが“声”を発し、これまでの長い人類･種族の歴史について語ってくれるとします。そして最終章に突入している事。ここでルフィに何かを語るとすれば“種族間の争い“の歴史なのかなぁと。

-ONE PIECE 第877話より引用-
その話から、この世界の“夜明け”とは何であるかを悟るって流れになるのではないか。あらゆる種族が差別なく暮らせる世界。それを実現させる為にこそ戦うべきである。
ここに持って行くのではないかな？
そもそもフランキーが宝樹アダムについて｢戦争をくり返す島に…｣と話していまして。このウォーランドは｢戦争に明けくれた｣という事です。ポイントは戦争であって、人類･種族の争いになりそうな気がします。

-ONE PIECE 第1131話より引用-
エルバフにケンカを売った人間族が宝樹アダムの根元に落とされていますよね。“人間族”という呼び方が出て来ている事も何かありそうな気がしていまして。
そもそもエルバフというのは古代巨人族(オーズ)の土地であって、それを巨人族が追い出していたりだとか…。それが“国引き伝説”に繋がってたりするのかな？とかね。
宝樹アダムは愚かな人間達の争いの歴史をずっと見て来ている。“空白の100年”よりも遥か以前からの人類の歴史。それをジョイボーイが何とかしたかったがダメだったので、ルフィが終止符を打つ。
その前段階として、宝樹アダムから知らされる歴史というのが出て来るというのも面白いのかも知れない。そんな考えが頭に浮かんでおります。
まぁ全ては宝樹アダムが喋るかどうか。

-ONE PIECE 第1131話より引用-
その樹齢が何年か知りませんけどね。相当に古いのは確かなハズで。意志が宿ってたりしそうな予感がするんですけどね。どうなんでしょうか。
推移を見守りたいと思います!!!