
アラバスタ王国の葬祭殿(王家の墓)の内部にある彫刻の浮き彫り(レリーフ)に気になるものがあるんですね。これは今に始まった話ではないのだけれど…。
-画像はONE PIECE 第1116話より引用-
【葬祭殿のレリーフと“ヴァース”】
ネフェルタリ・コブラを弔うシーンで再び登場した葬祭殿。ここはクロコダイルとの戦いで崩れたのとは別でしょうか。アラバスタ王国編では、その奥の扉の中に“歴史の本文(ポーネグリフ)”が安置されていました。
そして赤丸で囲ったレリーフ。擬人化したジャッカルとファルコンではなく“その下”ですよ。これはアラバスタ王国編で描かれた時にもありました。

-ONE PIECE 第204話より引用-
地下聖殿の内部の柱にも所々見られます。
それは胸の前で腕を交差する人です。

-ONE PIECE 第244話より引用-
それは空島スカイピアにあった“ヴァース”と呼ばれた人形のポーズと同一なのです。ウソップが「ドロ人形」と呼んでいましたので、土を焼いて作った“土人形(土偶)”でしょうか。
スカイピアの“ヴァース”は「空に住む人々の永遠の“憧れ”そのもの」と説明されていました。“ヴァース”とは「大地」を意味し、雲の上に住む人々にとって“土”は貴重な物なのです。その“土”で作られた人形が“ヴァース”。
【腕を交差するポーズ】
葬祭殿のレリーフと“ヴァース”のどちらもが胸の前で腕を交差させている。それは“祈りのポーズ”かな?みたいな。そんな単純なものとは思えず、簡単にスルーできるものでもない。

-ONE PIECE 第216話より引用-
それが“バツ”を示している可能性があるから!!
腕を交差させて“バツ”を表しているのかも。ちょうどアラバスタ王国編で重要な役割を果たしたのが“バツ”。そもそもはMr.2の“マネマネの実”の対策として付けたもの(第157話)。
これには2つの意味があります。
①相手への“死”
②仲間の印
本来は①であり、海賊旗においてバツ印は相手への“死”を意味する(第216話)。ただし麦わらの一味とビビ&カルーの間では②の“仲間の印”になるんです。

-ONE PIECE 第157話より引用-
どちらにとってもベースにあるのは“海賊”です。それが葬祭殿(王家の墓)のレリーフと“ヴァース”のポーズに表れているとすれば… 一体どんな意味があるんだろう。
気になるのはココなのです。
【アラバスタ王国とスカイピアの関係性】

-ONE PIECE 第1115話より引用-
Dr.ベガパンクのメッセージにより、“空白の100年”における200mの海面上昇があって現在「大陸の断片」に人々は暮らしていると明かされました。
現在のアラバスタ王国も「大陸の断片」だとしても、空島スカイピアと地続きだったなんて考えられない。空と地上です。しかしながら、何らかの関係性があると思わせるものがある。

-ONE PIECE 第202話より引用-
波の上を飛ぶ船を思わせるレリーフがあるんですね。これも葬祭殿にあるものです。よく見ると船の下に丸い物が4つありますよね。これがポイントなんです。
“貝(ダイアル)エネルギー”かも!!?

-ONE PIECE 第285話より引用-
もしかすると絶滅種“噴風貝(ジェットダイアル)”の存在を示すものかも知れない。あるいはウェイバーの動力だった“風貝(ブレスダイアル)”であっても船を浮かせられたのかな。
“貝(ダイアル”は白々海の貝殻。“雲貝(ミルキーダイアル”以外は空島の環境でなくとも使えます(第303話)。空島の文化を示すものがアラバスタ王国の葬祭殿にある?
アラバスタ王国編の次が空島編です。
アラバスタ王国を出てすぐに隠れていたロビンが姿を見せる。すると空からガレオン船が落ちて来る。少しあって空が暗くなり巨人の影が出ましたよね。
アラバスタ王国とスカイピアは近い。
レリーフに見える文化の交流…

-ONE PIECE 第1116話より引用-
胸の前で腕を交差させる像というのも同一のものと考えて良いのかどうか。何かありそうな気がするんです。尾田先生が何かを仕込んでそうな気がするんですよ。
【アラバスタ王国とスカイピアの共通点】
“ヴァース”と呼ばれるドロ人形があるのはスカイピアです。シャンドラやジャヤは別です。ここは分ける必要があると考えています。

-ONE PIECE 第290話より引用-
胸の前で腕を交差させる人形は、カルガラとノーランドの過去には出て来ません。あのドロ人形は(元から空に暮らす)スカイピアの人々にとっての“憧れ”そのもの。ここをゴチャ混ぜにはできません。
黄金郷があり、“ポーネグリフ”を守っていたシャンディア達とスカイピアは別なんです。そして“ヴァース(ドロ人形)”があるのはスカイピア。
そして人形は他にも登場しますが…

-ONE PIECE 第1053話より引用-
例えばワノ国の“美少女こけし”は胸の前で腕を交差などしてません。片手だけだったり、手を合わせていたり。微妙に違うんですね。
今のところ僕が確認できている中で、胸の前で腕を交差させて“バツ”をしている像というのはアラバスタ王国とスカイピアに限られます。ここにシャンドラやワノ国が入って来ると話が変わって来るのにね。
これって何なんだろうか。
ある共通点がある事に気付かされます。

-ONE PIECE 第292話より引用-
どちらも過去に“略奪者”の顔がある!!!
もちろんアラバスタ王国のネフェルタリ家については不明な点も多い。“空白の100年”の女王リリィは“D”を名に持つ事が判明。ただし20人の王達に列していたのも事実。
そして400年前のスカイピアの“神”がシャンドラの地を奪い取った事が戦いの始まりでしたよね。エネルがやって来る遥か前に、スカイピアが土地を奪っているんです。
アラバスタ王国にしてもスカイピアにしても、過去に“略奪者”の顔を持つも、現代に至ってルフィ達の味方(仲間)になって物語を動かしているんです。ここなんです。

-ONE PIECE 第216話より引用-
そこに交差、“バツ”が絡むのかな?
【仲間の印】
アラバスタ王国の葬祭殿のレリーフとスカイピアの“ヴァース”が胸の前で腕を交差させているのは「仲間の印」を示すものではないかな?と。
そして“バツ”が海賊を示すなら…

-ONE PIECE 第1114話より引用-
やはり「この海で初めて“海賊”と呼ばれた男」であるジョイボーイが、何かしらの影響を及ぼしていると考えるべきだろうか。ジョイボーイの足跡ですね。
それがどんな形のものであったかは不明。
おそらくですが、もう1ヶ所出て来そうな気がしてます。2ヶ所ではなく3ヶ所用意されてそうな気がしています。胸の前で腕を交差する像というのが、まだどこかで出そうな。
注目しているのはもちろん…

-ONE PIECE 第866話より引用-
エルバフです!!!
巨人族の英雄ヤルルの言葉に「略奪より交易」というのが出ているんです。それはマザー・カルメルが説いた言葉としてです。つまりエルバフは略奪をしていて、交易する様にしましょうって事。
胸の前で“バツ”を作っている像には何かしら意味がありそう。それがもしも明かされるとすればエルバフになるのかな?と。こう僕は予想しておりますが… どうなんでしょうね?
どう考えます?
推移を見守りたいと思います!!!

コメント
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壁画の波の上の船って月でエネルが見てた壁画にも出てたやつかな?
アラバスタ王国って古い国だけど葬祭殿を作ったのは月の民ってこと?
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壁画の波の上の船って月でエネルが見てた壁画にも出てたやつかな?
アラバスタ王国って古い国だけど葬祭殿を作ったのは月の民ってこと?