
東の海にはこんな諺(ことわざ)があるという… “恋はいつでもハリケーン”!!! セラフィム(新型パシフィスタ)であるS-スネークの血統因子にはボア・ハンコックの“体験”が記憶されていたのでしょう。ここについて今回は考えたいと思います!!
-画像はONE PIECE 第1090話より引用-
【ハンコックの血統因子を入手した時期】
未だにエッグヘッドのセラフィム4体の命令権を持つのはヨークだと思われます。なぜならS-スネークが地下のCPは消す対象ではないと言っているからです。これは第1079話におけるヨークの命令が実行中である事を示します。
その状態であるにもかかわらず、S-スネークはルフィの命令を断らなかったのです。言われた通りにウソップ達の石化を解いたんですね。そんなプログラムはないとDr.ベガパンクは言います。
科学では説明できない事が起きた!!
それが「恋」である!!
S-スネークにとってルフィは“威権順位”の更に上の存在になっているんでしょうね。何よりもルフィからの頼み事が優先されるのでしょう。それはS-スネークの自我がプログラムを上回ったとも言えます。

-ONE PIECE 第1065話より引用-
ピタゴラスが“体験”は血統因子に記憶されて行くという様な事を話していました。元々のハンコックの血統因子に記憶されていたものがS-スネークに発現したと思うんです。ハンコックがルフィに恋をした体験が血統因子を通じてS-スネークへ。
これを制御できない生物の欲とはしないでおきます。ちょっと無粋なんですよ。「恋」ってそういうものじゃない。まだまだケツの青い僕でいたいです(笑

-ONE PIECE 第521話より引用-
Dr.ベガパンクがハンコックの血統因子を入手したのは、少なくとも上の画像の時から後の話だと考えます。それまでのルフィはハンコックにとって敵であり、別に出会ってすぐに恋に落ちていないんです。
そこに至るまでのルフィの言動や、シャボンディ諸島で天竜人との事などが恋に落ちた理由になっているんですよね。ルフィの心の強さや優しさ、器の大きさに惚れたと僕は思うんです。
ハンコックのルフィへの恋は血統因子にまで刻まれており、それがルフィを前にしたS-スネークに発現した。もはやS-スネークには恋に落ちるまでの経緯は必要ない。その血統因子がルフィを覚えてる。
どこかでメディカルチェックを受けさせられていたのかも。インペルダウンの視察〜頂上戦争までの間になるでしょうか。S-スネークが誕生したのは2年前であり、今は8歳くらいにまで成長していると思われます(ジェルマ66のクローンより)。
【記憶が呼び起こされたキッカケ】
S-スネークの血統因子に“ルフィへの恋”が記憶されていたとして、それが発現したキッカケはあったハズ。無条件でルフィを見たから恋に落ちたとは思っておりません。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
「ハンコック」と名前を呼んだ事!!
S-スネークに対して「ハンコック」と呼んだ事がキッカケになって、その体にあるハンコックの血統因子の記憶が呼び起こされたのだと考えます。これは重要なポイントになっていると考えています!!
S-スネークの事を「ハンコック」と呼ぶのがジンベエです。第1070話で真空ロケットに案内してくれたS-スネークに対して「優しいハンコックじゃな」と言ってましたよね。

-ONE PIECE 第1070話より引用-
そこで大汗をかいて「無礼者!!」と恥ずかしがるのは、S-スネークではなく“ハンコックとして”だと考えています。この時も「ハンコック」と呼ばれた事で記憶が呼び起こされていたと考えます。
どうやら無礼な事を言うな、となったんです。それは「アマゾン・リリー皇帝」としての記憶が呼び起こされたからなんじゃないのかな?と。ただし記憶を呼び起こされたからといって命令は無効化されませんよ。あくまでも命令を飛び越えるのは“ルフィへの恋”があってこそですからね。
この時のルフィはギア5でニカになってました。真空ロケットに乗る時は反動で別人の様になってました(老化?)。ハンコックの知るルフィの姿ではなかったんですね。この時はもう一歩足りなかった。
ポイントは“名前”なんですよ!!!
【血統因子の記憶と“D”】
どうして血統因子の記憶が呼び起こされる事と名前に注目するのか。「ハンコック」と呼ばれたから恋の記憶が呼び起こされたと言うのか。それは全て“D”の事が頭にあるからなんです。

-ONE PIECE 第180話より引用-
これから先 モンキー・D・ルフィは名前の“D”が何であるかを知った時、その血統因子に記憶される“体験”が呼び起こされる事になる!! “D”ではないワード。それを聞いた時、血統因子に眠る記憶が呼び起こされる!!
こういう事ではないかな?
“D”を名に持つ者達… “Dの一族”は先祖から血統因子を受け継いで来ていると思うんです。親から子へ、そして孫へという風に先祖代々。その血統因子に何か記憶されるものがあるのではないかな。それは遥か昔の“体験”です!!

-ONE PIECE 第1059話より引用-
彼女が「S-スネーク」と呼ばれるか「ハンコック」と呼ばれるかで違いが出る。それと同じくルフィ達が名前を“D”と呼ばれるか“○○○○”と呼ばれるかで違いが出る。こういう事なんじゃないのかなぁ。
名前というのが1つのキッカケとなっていて、それまで隠れていた血統因子に記憶される“体験”が呼び起こされる。これがセラフィムの話から“D”の話へ繋がって行くのかも知れない。こう僕は考えています。
ただし、
セラフィムが元の名前で呼ばれないからといって、全く血統因子の記憶が出ないとは言いません。S-ホークが剣術を使えるのはミホークの血統因子の記憶によるのでしょうからね。よって、元の名前で呼ばれる事で更に呼び起こされるものがある。こうなるのかも。

-ONE PIECE 第507話より引用-
“D”を名に持つ者達は、その名前の意味を知らなくても「自由」を求める言動が目立ちますよね。これが“D”が何であるかを知る事で更に呼び起こされるものがあるのではないかな?と。
さぁ どうでしょうか?
S-スネーク及びセラフィムの血統因子の記憶については他にも書きたい事があります。これはまた別記事を立てようと思います。まずはキッカケですね。名前を呼ばれる事に意味があり、それが“D”の話にも発展するのかも知れない、と。
推移を見守りたいと思います!!

コメント
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こんばんは かんりにんさん
こんな面白い考察記事に誰もコメントしていない・・・・・Sスネークの恋心 かんりにんさんが指摘されましたように「名前」で呼ばれること、血統因子の記憶が呼び覚ます。
ならば これがきっかけで Sスネークが威権順位を超えてルフィの頼みを聞いてくれれば エッグヘッドの脱出をてつだってくれるかも・・・・でも セラフィムに組み込まれた威権順位がそうそう簡単には脱出させてくれない、なんてこともじゅうぶんありえますので 完全に期待まではできませんよね。
しかし東の海は いろいろ原点のある海域です。海賊王ロジャーの故郷だったり 「恋はいつでもハリケーン」とことわざが出た場所だったり。
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こんばんは かんりにんさん
こんな面白い考察記事に誰もコメントしていない・・・・・Sスネークの恋心 かんりにんさんが指摘されましたように「名前」で呼ばれること、血統因子の記憶が呼び覚ます。
ならば これがきっかけで Sスネークが威権順位を超えてルフィの頼みを聞いてくれれば エッグヘッドの脱出をてつだってくれるかも・・・・でも セラフィムに組み込まれた威権順位がそうそう簡単には脱出させてくれない、なんてこともじゅうぶんありえますので 完全に期待まではできませんよね。
しかし東の海は いろいろ原点のある海域です。海賊王ロジャーの故郷だったり 「恋はいつでもハリケーン」とことわざが出た場所だったり。
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コメントありがとうございます baronさん
こんばんは♪ ありがとうございますね!!
これで完全にS-スネークがルフィの味方になったとしても、すでにルフィはS-スネークのいる研究所から出ているんですね。唯一ルフィの頼みは聞いてくれるとして、その肝心のルフィがS-スネークの近くにいない。ただしS-スネークはバブルの中で動けないんだけど… どうなるのかな?と。
わざわざ東の海の諺にしている意味はありそうですよね!! 何かありそう!!
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コメントありがとうございます baronさん
こんばんは♪ ありがとうございますね!!
これで完全にS-スネークがルフィの味方になったとしても、すでにルフィはS-スネークのいる研究所から出ているんですね。唯一ルフィの頼みは聞いてくれるとして、その肝心のルフィがS-スネークの近くにいない。ただしS-スネークはバブルの中で動けないんだけど… どうなるのかな?と。
わざわざ東の海の諺にしている意味はありそうですよね!! 何かありそう!!