
尾田栄一郎公認ポータルサイト「ONE PIECE.com」にて、9月17日に発売される週刊少年ジャンプに掲載の第1126話の冒頭1ページ(見開き2ページ)が公開されました!!
最新話を公式発売日まで待ちたい方はご遠慮くださいませ。
-画像はONE PIECE 第1124話より引用-
【第1126話 見開き2ページ】
ジャンプの『ONE PIECE』をチョイ見せ!第1126話#ONEPIECE
▼詳細はこちらhttps://t.co/47iM3flpuC pic.twitter.com/KKCpkeMpvd
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) September 13, 2024
場面は巨兵海賊団の船の上、楽しい宴のシーンから始まります。オイモ&カーシーが麦わらの一味とウォーターセブンで別れてからの経緯、及びドリー&ブロギーのエルバフ帰還の経緯を話してくれます。
ドリーとブロギーは武器をエルバフに取りに帰ったのであり、決闘はまだ続いている様子(休戦状態?)。巨人族の1人が、エルバフの決闘について「勝負は“死”で決まるのに」と言ってます。
決闘の続きをすると聞いて呆れるナミ。そこに突っ込みを入れるウソップ。ルフィもウソップに加勢しています。
一方 「強めだな この酒…」とサンジ。それは“緑の妖精”と呼ばれる「アブサン」という酒だそう。幻覚を見る事もあるので気をつけろ… と。
ここで見開き2ページは終了だよ♪
いつもの冒頭1ページではなく見開きで2ページも読ませて貰えたのもありますが、なかなか濃厚な内容となっております。ポイントは3つ。どれも今後への布石となりそうな…。
①勝負は“死”で決まる
②宴のリズム
③アブサンの幻覚
1つずつ考えて行きたいですね!!
【①勝負は“死”で決まる】
第1076話“旧友”でドリーとブロギーがエルバフに帰還していて、2人の決闘がどうなっていたのか気にはなっていたんです。生き残りをかけた決闘である事は言われていました。

-ONE PIECE 第129話より引用-
2人の武器は、麦わらの一味をリトルガーデンから送り出す為の“覇国”で折れてしまいました。それで殴り合いの決闘になったワケですが、それでは決着がつかない。
そこでドリーとブロギーは武器を取りにエルバフに帰る事にした。また頃合いを見て決闘を再開するつもりなんでしょうね。まぁでも決着がつく事はないのではないか。
ドリーがブロギーを死なせる、逆にブロギーがドリーを死なせる。そんなの誰も望んでいないと思うんです。ならばエルバフの“誇り高き決闘”は有耶無耶で終わりを告げるのか?と。
ポイントは、どちらかが死なない限り決闘の勝負はつかない。どちらかの“死”という「エルバフの審判」が下るまで決闘は終わらない。それがエルバフにおける掟であって。

-ONE PIECE 第117話より引用-
そんなエルバフの戦士の生き様に、ウソップは憧れているんですよね。彼が目指す“勇敢なる海の戦士”の姿とは、エルバフの戦士の様な誇り高き男なのです。
ドリーとブロギーが決闘を続けるつもりと知ったナミが呆れ、そこにウソップが「何を学んだんだ!!」と怒っていますけどね。もしもウソップがエルバフの巨人族に決闘を申し込まれたら?

-ONE PIECE 第1036話より引用-
エルバフの戦士が決闘において大切にする“名誉ある死”(第117話)に対して、ウソップはどのような答えを出すのでしょう。自分は死にたくない。ではウソップは決闘の相手(エルバフの戦士)を死なせる事ができるのか。
第1036話の「“生”にしがみつく」というセリフから、ウソップには“死”に対する考えが甘い様な気がするんです。勇敢な戦士がかけるのは“生死”であって、ここがウソップには足りないのかなぁと。
もちろんウソップも生死をかけた戦いをして来ているんですけどね。今回にしても… どこか他人事なんですよ。ドリーとブロギーの言っている事に、ウソップは自身がその立場になった場合を想定できているのか?と。
ルフィは何度も命をかけて来てます。
【②宴のリズム】
巨兵海賊団の船で宴が催されていますが、バックに流れるリズムは「ドンチャン♫ ドンチャン♫」です。これまでと変わらない宴のリズムなんですけど…

-ONE PIECE 第1118話より引用-
どうして「ドンドットット♪」ではないのか。
ドリーとブロギーが“解放のドラム”に対して「宴のリズムだ♪」と言っていたのです。どうして「ドンドットット♪」のリズムで宴をしないのか。そう効果音を入れないのか。
エルバフの宴で「ドンドットット♪」のリズムが鳴らされるのは確かなのだが、それは特定の宴の場合に限られる。今回の様な宴では鳴らさない。
この可能性が出て来たのかも。
・冬至祭の宴
・決闘の決着がついた後の宴
・勝利の宴
どれかなんだと思うんです。
どちらかと言うと今回は逃走ですしね。再会を喜んでの宴だったりもします。その様な宴の場合は「ドンドットット♪」のリズムが鳴らされる事はないのかも。
おそらくですが、“太陽の神”に対する「感謝の宴」というのが1つのポイントになって来るのだと思うんですね。そういった場合に鳴らされる。“太陽の神ニカ”の姿になるルフィがいても今回は鳴らされない。

-ONE PIECE 第866話より引用-
冬至祭の宴では鳴らされそうな。
あと、決闘において審判を下す“エルバフの神”というのが何であるのか。これと“太陽の神”との関係性が不明です。同一視されているのなら、決闘後の宴は「ドンドットット♪」になりそうな。
ここも後に明かされそう。
【③アブサンの幻覚】
宴で出される強い酒「アブサン」。“緑の妖精”との呼び名。幻覚を見る事があるので気をつけろ。こんなの何かあるとしか思えませんよね!! 笑
・酷く酔っ払って
・緑の妖精が登場する
・幻覚を見せられる
この3セットなんじゃないかなぁ。
妖精と言っても可愛らしいフェアリーやエルフじゃなくて。ドワーフやトロールみたいな。北欧神話に出て来るゴリゴリの妖精が何かしてくるんじゃないかなぁと。
向こうからすれば悪戯のつもりでも、人間にとっては大変な事になるだとかね。そこは巨人族の妖精だから、みたいな(笑
アブサンというお酒は実在するみたい。薬草系のリキュールだそうで“緑の妖精”のネーミングとも合いますね。これを仕掛けに何か起こりそうな。
予想されるのは…
幻覚の中で登場する妖精が何かを訴えるなり、助けを求めたりするのかな。そして現実のエルバフで起こっている問題を解決し、幻覚の妖精に感謝される。
そんなストーリー。
緑の妖精って事なんだから、

-ONE PIECE 第866話より引用-
エルバフの巨大な樹木に関する妖精か?
あの樹木が「宝樹アダム」だとすれば、その妖精は“アダムの妖精”になるのかな。宝樹アダム絡みで何か問題が起きてたりするのかなぁ… なんて。
ならば「アブサン」の原料が気になります!!
こんな感じですかね。エルバフ編への導入として描かれているだろう今回の見開き2ページ。今後の展開を占うのに重要な3ポイントになりそうな気がしますね。
この続きは9月17日(火)になります♪

コメント
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1118話の「ドンドットット♪」のときは「踊ってねェで」と言っているように
あの踊りのポーズをしてますよね
これまでも「ドンドットット♪」の音がするときは
みんながあのポーズで踊ってるシーンだったように思います
でも今回はみんな飲み食いしてるだけで踊ってません
その違いがあるのではないでしょうか
SECRET: 0
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1118話の「ドンドットット♪」のときは「踊ってねェで」と言っているように
あの踊りのポーズをしてますよね
これまでも「ドンドットット♪」の音がするときは
みんながあのポーズで踊ってるシーンだったように思います
でも今回はみんな飲み食いしてるだけで踊ってません
その違いがあるのではないでしょうか
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ルフィと構える上で火種になり得るのでしょうか?
元々は強すぎる忠誠心が招いたトラブル
行いこそ決して褒められたものではありませんがルフィへの想いは健在の様です。
見逃す代わりにルフィを引き合いに出されても応じる事のなかったバルトロメオ。ここら辺は清々しい。
とはいえ逃げ切る事は出来ずにヤソップに撃ち抜かれてしまいしました。早くも麦わら大船団に激震。一角が崩された‥
バルトロメオがやらかしたのは本編外扉絵にて
赤髪海賊団のナワバリにて海賊旗を燃やして麦わら海賊団の旗を立てた様子が描かれました。
海賊旗は船に掲げる以外にもナワバリに立てる事でその土地の所有や領土を主張する意味合いも含みます。
かつて白ひげはその名前でナワバリを守り、ビッグマムは取引材料に使いました。いわゆる『名貸し』の一面も持ちます。
ルフィも魚人島やワノ国に対してナワバリを宣言してその名前で守っています。特に記憶に新しいのは別れを惜しむモモの助に対して海賊旗を贈ったシーン。長らく旅を共にした友達へ。最初は子供扱いしていた将軍へ。特別な意味を込めてのプレゼント。
モモの助もその想いを汲み取りワノ国の再建を強く誓いました。外敵の脅威を跳ね除け国力を取り戻すまでの手助けとなる事でしょう。
ルフィも海賊旗にはただならぬ思いがあります
ドラム王国では爆撃に晒されながらも他人の海賊旗を守り抜きワポルを一蹴しました。
そんなルフィの気持ちを知ってか知らずか‥バルトロメオの行為はルフィの顔に泥を塗ったともとれます。
シャンクスの海賊旗を燃やすだけならまだしも、高らかに麦わら海賊団の旗を掲げたのが良くなかった‥
当然これはシャンクスの知るところとなります。
ワノ国の近海に顔を出したシャンクスは自身のメンツと信頼を重んじてバルトロメオへの制裁を口にしました。
時系列的にはエルバフへに立ち寄り、キッド海賊団を一層してからの出来事の様です。
拘束されたバルトロメオの前に用意された猛毒の小瓶
差し出したのは赤髪海賊団『ホンゴウ』
見逃す代わりに1ヶ月以内にルフィに飲ませろとの要求
服毒効果は『激痛と共に全身から血を吹き出して絶命する』との事。
親分格であるルフィに責任をとらせようとしたホンゴウでしたがバルトロオはルフィに危険が及ぶ事を拒み自身で強引に解決しました。
やった事は褒められたものではありませんがなかなかの男気。
再会の時が迫っているルフィとシャンクス。ワノ国ではニアミスとなりましたがカウントダウンは始まっています。
当初は麦わら帽子を返すという綺麗なストーリーに向かっていましたが、だんだんとシャンクスの動向や生い立ちがキナ臭くなってきました。
今や同じ四皇として肩を並べる存在となった2人。懸賞金含めてシャンクスが少しリードしていますが十分にルフィが勝ち得る相手でしょう。
機は熟したと言わんばかりに『ひとつなぎの大秘宝』へ向けて本腰を入れたシャンクス。このままいけば敵意はなくとも激突必至です。
しかしながらやはり説得力を出す為に戦う理由。いわゆるストーリーは明確にしたいところです。
その火種となる存在がバルトロメオ、キッドなのではないでしょうか?
まずはワノ国で共闘したキッド。あくまでもルフィとの関係は同期のライバルといったところ。
歪みあってはいても真っ向からぶつかる図式は無くカイドウとビッグマムを倒した後に別れました。
キッドがシャンクスに敗れたからといって仕返しをする義理も無く動機とはなり得ません。
しかしルフィがエッグヘッド島の次に向かうエルバフの近海にキッド海賊団の生き残り達がいる可能性があります。
ここで消耗したキッドを再び助けてその後のストーリーに繋がるパターンは考えられるでしょう。
とはいえ元はと言えば同盟を結んでまでシャンクスを狙ったのはキッド側です。
撤退の道も与えられておりその上での壊滅なので自業自得とも言えます。
前提としてバルトロメオの奇行とも取れる行いにはルフィの意思はありません。
本人がルフィを崇拝するがあまり良かれと思って勝手にやっている事です。
当然ルフィからしたら良い迷惑ですが、立場的にもケジメをつけなくてはいけないでしょう。
そこらの海賊団ならいざ知れず四皇海賊団。部下が名前を勝手に持ち出したとしても責任は逃れられません。
シャンクスもルフィにその気は無いとわかった上でバルトロメオに対処しています。
元々こういった『煩わしさ』が嫌で大組織に担がれる事を拒んでいましたが最悪の形で露呈してしまいました。
読者からしたらシャンクスとルフィの激突は見たい様で見たくない夢のカード。そういった意味ではバルトロメオは最高のお膳立てをしたのかもしれません。
最近はダーティーなイメージの強いシャンクスですがバルトロメオ、キッド共に降りかかった火の粉を払っただけ。略奪行為とは言い難いラインです。
匂わせぶりな描写もミスリードで『悪』でしたってパターンは見れないのかもしれません。
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PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ルフィと構える上で火種になり得るのでしょうか?
元々は強すぎる忠誠心が招いたトラブル
行いこそ決して褒められたものではありませんがルフィへの想いは健在の様です。
見逃す代わりにルフィを引き合いに出されても応じる事のなかったバルトロメオ。ここら辺は清々しい。
とはいえ逃げ切る事は出来ずにヤソップに撃ち抜かれてしまいしました。早くも麦わら大船団に激震。一角が崩された‥
バルトロメオがやらかしたのは本編外扉絵にて
赤髪海賊団のナワバリにて海賊旗を燃やして麦わら海賊団の旗を立てた様子が描かれました。
海賊旗は船に掲げる以外にもナワバリに立てる事でその土地の所有や領土を主張する意味合いも含みます。
かつて白ひげはその名前でナワバリを守り、ビッグマムは取引材料に使いました。いわゆる『名貸し』の一面も持ちます。
ルフィも魚人島やワノ国に対してナワバリを宣言してその名前で守っています。特に記憶に新しいのは別れを惜しむモモの助に対して海賊旗を贈ったシーン。長らく旅を共にした友達へ。最初は子供扱いしていた将軍へ。特別な意味を込めてのプレゼント。
モモの助もその想いを汲み取りワノ国の再建を強く誓いました。外敵の脅威を跳ね除け国力を取り戻すまでの手助けとなる事でしょう。
ルフィも海賊旗にはただならぬ思いがあります
ドラム王国では爆撃に晒されながらも他人の海賊旗を守り抜きワポルを一蹴しました。
そんなルフィの気持ちを知ってか知らずか‥バルトロメオの行為はルフィの顔に泥を塗ったともとれます。
シャンクスの海賊旗を燃やすだけならまだしも、高らかに麦わら海賊団の旗を掲げたのが良くなかった‥
当然これはシャンクスの知るところとなります。
ワノ国の近海に顔を出したシャンクスは自身のメンツと信頼を重んじてバルトロメオへの制裁を口にしました。
時系列的にはエルバフへに立ち寄り、キッド海賊団を一層してからの出来事の様です。
拘束されたバルトロメオの前に用意された猛毒の小瓶
差し出したのは赤髪海賊団『ホンゴウ』
見逃す代わりに1ヶ月以内にルフィに飲ませろとの要求
服毒効果は『激痛と共に全身から血を吹き出して絶命する』との事。
親分格であるルフィに責任をとらせようとしたホンゴウでしたがバルトロオはルフィに危険が及ぶ事を拒み自身で強引に解決しました。
やった事は褒められたものではありませんがなかなかの男気。
再会の時が迫っているルフィとシャンクス。ワノ国ではニアミスとなりましたがカウントダウンは始まっています。
当初は麦わら帽子を返すという綺麗なストーリーに向かっていましたが、だんだんとシャンクスの動向や生い立ちがキナ臭くなってきました。
今や同じ四皇として肩を並べる存在となった2人。懸賞金含めてシャンクスが少しリードしていますが十分にルフィが勝ち得る相手でしょう。
機は熟したと言わんばかりに『ひとつなぎの大秘宝』へ向けて本腰を入れたシャンクス。このままいけば敵意はなくとも激突必至です。
しかしながらやはり説得力を出す為に戦う理由。いわゆるストーリーは明確にしたいところです。
その火種となる存在がバルトロメオ、キッドなのではないでしょうか?
まずはワノ国で共闘したキッド。あくまでもルフィとの関係は同期のライバルといったところ。
歪みあってはいても真っ向からぶつかる図式は無くカイドウとビッグマムを倒した後に別れました。
キッドがシャンクスに敗れたからといって仕返しをする義理も無く動機とはなり得ません。
しかしルフィがエッグヘッド島の次に向かうエルバフの近海にキッド海賊団の生き残り達がいる可能性があります。
ここで消耗したキッドを再び助けてその後のストーリーに繋がるパターンは考えられるでしょう。
とはいえ元はと言えば同盟を結んでまでシャンクスを狙ったのはキッド側です。
撤退の道も与えられておりその上での壊滅なので自業自得とも言えます。
前提としてバルトロメオの奇行とも取れる行いにはルフィの意思はありません。
本人がルフィを崇拝するがあまり良かれと思って勝手にやっている事です。
当然ルフィからしたら良い迷惑ですが、立場的にもケジメをつけなくてはいけないでしょう。
そこらの海賊団ならいざ知れず四皇海賊団。部下が名前を勝手に持ち出したとしても責任は逃れられません。
シャンクスもルフィにその気は無いとわかった上でバルトロメオに対処しています。
元々こういった『煩わしさ』が嫌で大組織に担がれる事を拒んでいましたが最悪の形で露呈してしまいました。
読者からしたらシャンクスとルフィの激突は見たい様で見たくない夢のカード。そういった意味ではバルトロメオは最高のお膳立てをしたのかもしれません。
最近はダーティーなイメージの強いシャンクスですがバルトロメオ、キッド共に降りかかった火の粉を払っただけ。略奪行為とは言い難いラインです。
匂わせぶりな描写もミスリードで『悪』でしたってパターンは見れないのかもしれません。