【ニカみたいな未来】ボニーの弱体化は今回が初めてではない

ボニー「また」-ワンピース最新考察研究室.1103
「また」と言っているのだから初めてではないのですが…。
-画像はONE PIECE 第1103話より引用-

【“歪んだ未来”の弱体化】

ボニーが五老星ジェイガルシア・サターン聖に、“ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”“ニカみたいな”“未来”で攻撃を仕掛けるも、「ぽよん」と力のない効果音。
サターン聖に殴りかかるも力が発揮できないボニー -ワンピース最新考察研究室.1103
-ONE PIECE 第1103話より引用-
そこでボニーが「また」と言っているんです。その弱い攻撃は今回が初めてではないのです。前にもあったと思われるのです。いつの話をしているんでしょう。
これは2年半前にソルベ王国を出航する時にCP8アルファを撃破した時とは違って「弱くなってる」って事なんですよ。あの時は「ボキィン!!!」と凄まじい効果音が鳴り響いてました。
その時と今回のとで2回「ニカ」になっているのだが、その間に最低でも1回「ニカ」になってる。なってたんだけど、その時の攻撃の時点ですでに弱くなっていた。
“歪んだ未来”なる技の初登場は第1072話です。Dr.ベガパンクに対して使ったんでしたね。どの様な“未来”に姿を変えたのか明言されていませんでした。
Dr.ベガパンクを攻撃するボニー -ワンピース最新考察研究室.1072
-ONE PIECE 第1072話より引用-
あの時は別に「弱くなってる」って風には見えないのです。この時の事を含めて「また」って言っているんじゃなさそうなんですね。
どうやら“歪んだ未来”なる技が弱体化しているワケではなく、“ニカみたいな未来”に限って弱体化してしまっている。こう考えられるのです。
では、ボニーは今回のサターン聖以外の誰に対して“ニカみたいな未来”で攻撃した事があったのか。この時もまた思う様に力を発揮する事ができなかったのです。

【いつボニーは「ニカ」になっていたのか】

サターン聖の他にもボニーが“ニカみたいな未来”の姿となって攻撃するも、力のないパンチしか出せなかった時があるんです。これが“いつ”の事だったのか。
黒ひげティーチ「“南の海”から長旅 ご苦労だったなァ」-ワンピース最新考察研究室.595
-ONE PIECE 第595話より引用-
黒ひげ海賊団に敗北した時かも!!!
この時も実は“ニカみたいな未来”で戦ったのかも。しかしながらアルファを撃破した時の様な攻撃ができなかった。こういう事になってそうな気がするんです。
“ヤミヤミの実”の能力があるからです!!
黒ひげティーチ「おれの“闇”が引きずり込む もう一つのものは“悪魔の力”だ!!!」-ワンピース最新考察研究室.441
-ONE PIECE 第441話より引用-
“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの能力は“悪魔の力”を闇に引きずり込むんですよね。“黒ひげ”に実体を触れられた能力者は能力を使えなくさせられてしまうのです。
“闇水(くろうず)”という技があるんですよね。闇の引力によって引っ張られてしまい、それで“黒ひげ”に触れられると能力が使えなくなってしまう。これをボニーはされたのかな?と。
別に“黒ひげ”に「ニカ」は通じないって話ではないんです。モンキー・D・ルフィはすでに“ヤミヤミの実”に対抗する術を持っているんですからね。
カイドウの金棒を弾くルフィの蹴り -ワンピース最新考察研究室.1010
-ONE PIECE 第1010話より引用-
ルフィは覇気を大きくまとう方法を習得しているので、触れなくても相手を攻撃する事ができるんです。しかしボニーは無理でしょう。覇気を扱えるかさえ不明です。ましてや2年前です。
もしも“黒ひげ”との戦闘で“ニカみたいな未来”の弱体化が起きていたのだとすればね。少し気になる事があるんです。

【“トシトシの実”の能力の特性】

トシトシの実の能力は、現実を知る度に選べる未来が狭くなっていく -ワンピース最新考察研究室.1103
-ONE PIECE 第1103話より引用-
“トシトシの実”の能力というのは、いかなる未来にも変身できるのだが、現実を知る度に選べる未来が狭くなると言います。
信じる気持ちに左右される能力なんですね。
第1102話でバーソロミュー・くまが言う様に「ニカはただの伝説」なのです。その「ただの伝説」という“現実”を知ってしまうと、その姿に変身できなくなってしまう。
これが今回ボニーに起きた弱体化の正体!!
では、
「ニカ」も捜したいと言うボニー -ワンピース最新考察研究室.1102
-ONE PIECE 第1102話より引用-
「ニカ」を探したいと嬉々として話していたボニーが、いつ「ニカはただの伝説」だと思ってしまう事になったのか。そのキッカケがあるんです。この4年の間のどこかで、です。
今じゃないです!!!
ボニー「また」-ワンピース最新考察研究室.1103
-ONE PIECE 第1103話より引用-
↑この「また」が大きく絡むハズ!!!
また今回も弱くなってるんですからね、その前に弱くなってた時に「ニカ」を信じる気持ちが減退していたと思われるのです。もう今回より以前に「ニカ」を信じる気持ちを誰かに奪われているんです!!
それが“黒ひげ”だったのか!!? と。
ここに繋がるのです。

【「ニカ」と“黒ひげ”】

黒ひげティーチ「太陽か!! 闇か!!」-ワンピース最新考察研究室.441
-ONE PIECE 第441話より引用-
太陽か!! 闇か!!
ボニーは“黒ひげ”との戦いで「ニカ」を信じる気持ちがグラついたのだと考えています。あの2年前の敗北が、ボニーに「ニカはただの伝説」だと思い知らされたのかも。
“闇”に飲まれてしまったのかな?
ボニーにとっての“黒ひげ”に対する敗北は、ルフィのシャボンディ諸島での出来事と重ねている可能性があると考えてます。彼女は自身の実力の現実を知った、という部分もあるでしょうか。
それだけじゃない様な気もします。
黒ひげティーチ「おれァ!!!! “闇”だ!!!!」-ワンピース最新考察研究室.440
-ONE PIECE 第440話より引用-
“黒ひげ”の“ヤミヤミの実”の能力には、ルフィの“太陽の神ニカ”になれる能力に対抗する何かがあるのかも。ただ能力を封じてしまうだけじゃない何かがあるのかも。
上にも書きましたがルフィは触れずに叩けるのです。ルフィには能力がダメなら覇気という絶対的な武器があるんです。だから能力封じはそこまで怖くないのです。
何か秘密がありそうだなぁ。
どう思われます?
僕は今回のボニーの「また」というのは、以前に“黒ひげ”に敗北した時にも“ニカみたいな未来”が弱くなったのだと考えましたけど。それとは別で起きた事なのかも知れません。聖地マリージョアで何かあったのかもね。
まぁでもボニーの敗北は黒ひげ海賊団だけしか描かれていませんし。これから黒ひげ海賊団がエッグヘッドに介入しそうな雰囲気。そこで何か聞けないかな?と。
推移を見守りたいと思います!!!

コメント

  1. 詩空 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは管理人さん!
    心が折れそうになれば弱まるけど、信じる気持ちを強く抱けば未来が広がるんですね。
    くまやニカルフィを見れば気持ちがどう変化するのか?楽しみでもあります。
    以前にもこういったことがあったのでしょうね…。
    ある燃える島で捕まってましたね、ボニー。
    んー、やっぱり「ふしぎなメルモ」の要素が彼女には?
    もえる無人島みたいなところで木に縛られてましもんねぇ、メルモ。汗
    あのキャンディといい、この島のことといい。笑
    ようやくエッグヘッドで再会を果たしましたが、どうなって行くのでしょうね…。

  2. 詩空 より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんにちは管理人さん!
    心が折れそうになれば弱まるけど、信じる気持ちを強く抱けば未来が広がるんですね。
    くまやニカルフィを見れば気持ちがどう変化するのか?楽しみでもあります。
    以前にもこういったことがあったのでしょうね…。
    ある燃える島で捕まってましたね、ボニー。
    んー、やっぱり「ふしぎなメルモ」の要素が彼女には?
    もえる無人島みたいなところで木に縛られてましもんねぇ、メルモ。汗
    あのキャンディといい、この島のことといい。笑
    ようやくエッグヘッドで再会を果たしましたが、どうなって行くのでしょうね…。

  3. KEN より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いつも楽しく読ませていただいています。考察にもいつも唸らされておりますが、今回の部分で気になることがあったので書き込ませて頂きます。
    「現実を知る度に選べる未来が狭くなっていく」というのは、無邪気な未来を夢見ていた子どもが、自分の能力の限界や社会の現実を知ることで、選択肢を絞られていくようなものではないかと思いました。なので、「ニカを信じる気持ちの変化」ではなく、自分の能力の限界や、天竜人による非道が許される世界への諦念などから、「自分はニカのようにはなれない」と感じてしまい、弱体化しているのではないでしょうか。

  4. KEN より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いつも楽しく読ませていただいています。考察にもいつも唸らされておりますが、今回の部分で気になることがあったので書き込ませて頂きます。
    「現実を知る度に選べる未来が狭くなっていく」というのは、無邪気な未来を夢見ていた子どもが、自分の能力の限界や社会の現実を知ることで、選択肢を絞られていくようなものではないかと思いました。なので、「ニカを信じる気持ちの変化」ではなく、自分の能力の限界や、天竜人による非道が許される世界への諦念などから、「自分はニカのようにはなれない」と感じてしまい、弱体化しているのではないでしょうか。

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