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探検家ルイ・アーノートの忠告 「この地に長居してはならない」とは何を意味するのか

ワンピース 第1132話 “この地に長居してはならない” 「探検家ルイ・アーノート」 ワンピース考察
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探検家ルイ・アーノートの忠告は何を意味するのだろう──!?

探検家ルイ・アーノート

ワンピース 第115話 探検家ルイ・アーノート
出典:ONE PIECE 第115話|尾田栄一郎|集英社

探検家ルイ・アーノートの名前が登場したのは、リトルガーデン編の導入部にあたる第115話。ナミが持っていた「Brag Men」にその言葉が紹介されていた人物です。

ルイ・アーノートというのは「Brag Men」の著者ではありません

「Brag Men」とは、数々の航海者達の言葉を一冊にまとめた本です。ルイ・アーノートは、その本の中で「Brag Men(うそつき達)」と呼ばれている人々の1人に過ぎません。

あの住人達にとって… まるでこの島は“小さな庭”の様だ
巨人島“リトルガーデン”
──この土地をそう呼ぶことにしよう

探検家ルイ・アーノート

出典:ONE PIECE 第115話|尾田栄一郎|集英社

ルイ・アーノートは「リトルガーデン」の名付け親(命名者)なんですね。ロジャーが‟グランドライン”の最終地点にあった最後の島に「ラフテル(Laugh Tale)」と名付けたのと一緒です。

どうやら記述される「あの住人達」とはドリー&ブロギー。

彼らが「巨兵海賊団」としてその島に辿り着き、決闘を始めたのが約100年前。つまりルイ・アーノートが島にリトルガーデンと名付けるのは、この100年間の話(正しくは102年前〜22年前までの間)になります。

そこまで古くはないです。

ルイ・アーノートが今でも生きている可能性は十分あります!

ワンピース 第397話 オハラの文献の中に「Brag Men」も
出典:ONE PIECE 第397話|尾田栄一郎|集英社

オハラ図書館の蔵書にも「Brag Men」はあり、22年前のバスターコール事件の際には湖に投げ込まれておりました。そしてサウロ達によってエルバフへと運び込まれているハズです。

ここまでの話は42巻SBSにて話が出ています。

D
41巻P170の5コマ目で、オルビアさん達が捨てている本!「Brag men」という題名の本!! あれ、13巻のP142でナミが探してた本と一緒ですよね!?
O

そうですよ。「巨人島リトルガーデン」の情報がのっていたあの時の本ですね。「Brag men」(うそつき達)と題されるこの本は、今日では割と世界中で読まれている、いわば「偉大なる航路冒険記」。
その謎多き海に踏み込んだ航海者達の見た、信じられない様な島、人、出来事について記されていますが、世界中に人々の多くは、彼らの言葉を信じられず、バカにしてこのようなタイトルの本にまとめたのです。
この本が、現代に受け継がれているのも、20年前、オハラの学者達が命にかえても本を守り抜いたという事実の賜物だとすると、なんだか熱いものがこみ上げてきます。
そしてその「Brag men」と呼ばれる人々が本当にウソつきなのか?それはルフィ達の冒険を通して、みなさんの目で見極めて下さい。

このルイ・アーノートという人物がエルバフ編で再登場するのは納得ですね。彼はエルバフ島「ウォーランド王国」にも辿り着いていたのです!!

“この地に長居してはならない”

ワンピース 第1132話 ようこそ「エルバフ」へ!!!
出典:ONE PIECE 第1132話|尾田栄一郎|集英社

3つに分かれて行動していた“麦わらの一味”がエルバフの村(西の村)で再集結。壮大なエルバフの村の描写をバックにナレーションが差し込まれます。

“巨大”とは感動である──
この絶景を一体誰が正しく言葉にできようか
ここはエルバフ島── 「ウォーランド王国」
通俗的にはその総称で
「エルバフ」と呼ばれる巨人達の王国──
草や木 蔓や花
虫・魚・鳥 動物達に至るまで
全てが巨大でただ息をのむ
冒険者達よ
返却されぬ去し時を悔いる事なかれ
しかし──
全てが大らかなる神秘な土地「エルバフ」について
私がここに一つだけ書き記すとするならば
心の片隅にこの言葉を留めておいてほしい

“この地に長居してはならない”

「探検家ルイ・アーノート」

出典:ONE PIECE 第1132話|尾田栄一郎|集英社

この記述も「Brag Men」のものかは分かりません。そうだとすればナミは読んだ事があるハズです。今のところナミがこの言葉を知っている様子はありません。

「長居」と聞いて思い出されるシーンがありましたね。

ワンピース 第1079話 シャンクスはエルバフに「少し立ち寄っただけだ」
出典:ONE PIECE 第1079話|尾田栄一郎|集英社

エルバフには少し立ち寄っただけであり、旧友との再会もあって長居してしまったとシャンクスが話していました。そのせいで大物(=キッド海賊団)に出くわしたって内容でした。

ちなみに上のコマでシャンクスに抱きついているのは「ナイトバタフライ海賊団」のリナリア姉さんです。‟着火のリナリア”と呼ばれ、すぐに放火する危険人物。口グセは「シャンクスにツケといて♡」(108巻SBS)

シャンクスはエルバフには長居してはならない事を知っていたのかな。もしかすると、知っていたから少し立ち寄るだけのつもりだったのかも。何か理由があるっぽい言い方になっています。

なぜエルバフに長居してはならないのか

ワンピース 第1152話 湯船につかるギャバンとシャンクス
出典:ONE PIECE 第1152話|尾田栄一郎|集英社

今から14年前── エルバフを訪れたシャンクスがロジャー海賊団時代の仲間であるスコッパー・ギャバンと久しぶりに湯船に浸かるシーンというのが描かれます。

そこでギャバンが「3・4年ぶりか?」を言うんですね。それを聞いたシャンクスが「んな バカな…」と。「船長が死んでもう10年だぞ」と返しているんです。

ギャバンは10年以上も前の事を3~4年程しか経っていないと感じている

これこそがエルバフには「長居してはならない」と言われる理由ではないかな?

エルバフで結婚して子供ができ、(よく旅して周っているとは言え)家を構え長らく住んでいるギャバン。そんな彼と国外からやって来たシャンクスとでは時間の経過の感じ方が大きく違っている。

雄大なエルバフでは時が経つのさえ忘れてしまう。

壮大な時の流れと言いましょうか。時間の経過さえもスケールがデカいんでしょうね。ゆっくりと年月が過ぎているように感じてしまうんだと思うんですね。大らかになってしまう。

だからこそルイ・アーノートは「返却されぬ去りし時を悔いる事なかれ」と言うのであって。ほんの3~4年ばかり居たと思っていたら10年以上の時が流れてしまっていますよ。後悔しても時間は戻りません。

このように忠告しているのではないかな?

それはあくまでも感覚的なものであって、

実際に時間の流れ方が違うのではないと思うんです。エルバルで事件が起きたのが14年前なら、国外であっても14年前の事件。世界中どこであってもハラルド王が死んだのは14年前。ここは変わらないハズだと考えます。

エルバフ在住のギャバンと、エルバフ国外にいたシャンクス。2人は同じだけ歳をとっているハズなんです。ただ年月の経過の感じ方が違っているので、ギャバンは実際より歳をとっていない感覚かもしれませんね。

この答えはまたSBSで明かされる事になるのかも。

何が答えになっているのか。またルイ・アーノートは生きているのだろうか。もしも生きているのなら本編に登場する可能性が高そうですけどね。どこで何をしているのでしょう。

それも含めて推移を見守りたいと思います!!

コメント

  1. taka より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いま1つ思いついたのは
    エルバフの巨人族は寿命がふつうの人の何倍もあるので
    巨人族以外の来訪者と巨人族とでは同じ時間の持つ意味合いが異なるということでは?
    来訪者が調子に乗って巨人族と一緒に時間を過ごしていると
    巨人族はほとんど何も変わらないけど
    来訪者ははっきりわかるほど老いていくみたいな
    「葬送のフリーレン」的な?

  2. taka より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いま1つ思いついたのは
    エルバフの巨人族は寿命がふつうの人の何倍もあるので
    巨人族以外の来訪者と巨人族とでは同じ時間の持つ意味合いが異なるということでは?
    来訪者が調子に乗って巨人族と一緒に時間を過ごしていると
    巨人族はほとんど何も変わらないけど
    来訪者ははっきりわかるほど老いていくみたいな
    「葬送のフリーレン」的な?

  3. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ログポースの異常が理由ならエルバフの住民自身もどこにも行けなくなる

  4. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ログポースの異常が理由ならエルバフの住民自身もどこにも行けなくなる

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