エルバフには‟空白の100年”に描かれたとされる壁画が残されていました。それは‟太陽の神”と悪魔の戦いをモチーフにした絵になっています。それ以外は何を意味するのでしょうか。
この記事では壁画が示すのは何であるのか、また壁画に描かれるものがそれぞれ何を意味しているのかを考えてみたいと思います。
‟神典(ハーレイ)”との関係性も気になりますよね。
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壁画に描かれるのは「月の人」の夢
壁画は「石化した樹皮」に刻まれており、歴史的価値があるとしてエルバフの文化遺産に指定されています。存在するのはエルバフの第二層「陽界」になります。
推定900年から800年前に描かれたもので、それはちょうど‟空白の100年”に当たる時代。リプリーによると「昔の子供のラクガキ」であり、描かれるのは「子供の夢」という話でした。
描かれているのが「夢」であるのは間違いないと考えていますが、「子供」というのは違っているのではないか。あの壁画を描いたのは何者であるのか── そのヒントは‟月”にありそう。
出典:ONE PIECE 第470話|尾田栄一郎|集英社
エネルが向かった月にも壁画が存在しており、エルバフの壁画とよく似ているんですよね。何より物事(歴史)を壁画に残すという文化そのものが共通点として挙げられるのです。
月の人は‟青色の星”にやって来ています。
エルバフには3千年以上の時が経過した研究施設が残されています(第1144話)。今となっては使われていない施設であり、それはエルバフにおいて異質な存在と言わざるを得ません。
研究施設を作ったのは‟空白の100年”に滅びたと言われる驚異的に文明が発達した王国(ある巨大な王国)ではないだろうか。月の人は3千年以上前に青色の星に来ていたのであり、エルバフに研究所を作らせてもらっていたのかも。
ジョイボーイは「ある巨大な王国」に生まれました。
ジョイボーイは‟空白の100年”当時の魚人島の人魚姫に謝罪文を送っていました。そして巨船ノアを見守り続けるように約束していたという話です。
出典:ONE PIECE 第621話|尾田栄一郎|集英社
魚人島にはネプチューン王の先祖達が試みるも無念のまま潰えた夢があり、そこにノアが関係していそうな描写がありました。その夢とは地上への移住や人間との共存を望むオトヒメ王妃の願いそのもの。
それは魚人島の夢であり、またジョイボーイの夢でもあったのかもしれません。「ある巨大な王国」はこの星の全ての種族が一致団結するのを夢見ていたのではないかな?
彼らはエルバフにその夢を描いて残したのかも。
壁画と‟神典(ハーレイ)”
第1138話では壁画と共に‟神典(ハーレイ)”の記述が描かれました。壁画を眺めるフランキーのバックに、図書館でロビンが読み上げる‟ハーレイ”が流れているといった感じになっています。
壁画と‟ハーレイ”の関係性とは──!?
まず壁画に描かれるものとは、
出典:ONE PIECE 第576話|尾田栄一郎|集英社
「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」であると考えます。これから起こる事柄です。つまり過去ではなく未来になります。これから太陽の神(ルフィ)が悪魔(イム)に戦いを挑む様子だと思うのです。
つまり壁画は‟ハーレイ”の記述の全てに対応しているのではないと考えていて、「これから起きる事」を記述する「第三世界」の物語の一部を切り取ったものだと考えています!
混沌に空白あり 不都合な残影は
出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社
約束の日を思い出し 片われ月の声を聞く
‟太陽の神”は踊り、笑い
世界を終末へと導く
太陽は回帰し 新しい朝が来る
彼らはきっと会えるだろう
壁画が描くのは「‟太陽の神”は踊り、笑い 世界を終末へと導く」の部分。それこそが世界を夜明けに導くための戦いであって、白ひげが言った「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」だと考えます!
「第三世界」の前半部は‟空白の100年”の存在と、誰かが‟ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を見つけ出すまでの事が記されていると考えています。
壁画に描かれるもの
では壁画に描かれるものがそれぞれ何を示しているのかを考えてみようと思います。「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」の様子である、という考えに基づいて考えて行きますね!
中央の巨大な樹木
![]() | 陽樹イブ |
中央の描かれる巨大な樹木は「陽樹イブ」だと考えています。それは‟巨大な戦い”の舞台を示していると考えているんですね。つまり世界の中心で戦いは勃発するのではないかな。
ただし聖地マリージョアが舞台になるのかどうかはハッキリしないとさせていただきたいです。まだ根っこしか描かれない陽樹イブが姿を見せた場合に── 聖地マリージョアがどうなるのか分からないんです。
太陽と月
![]() | 太陽 |
![]() | 月 |
壁画の左側、悪魔が手にしているのが「太陽」。壁画の右側の上部に描かれているのが「月」だと考えています。
悪魔から太陽を奪うのが戦いの目的であって、それに成功する事で世界に夜明けが訪れるのを表現していると考えています。太陽が「古代のエネルギー」を示しているのではないハズです。「古代のエネルギー」は人々が手にするギザギザの球体であるハズです。
壁画の右側に月が描かれているのは、その下にある船などが月の科学力の産物である事を示していると考えています。「ある巨大な王国」の人々の故郷という事になりますね。
イムと五老星
![]() | イム |
![]() | 五老星 |
壁画の左端に描かれる巨大な悪魔は「イム」であり、その足元の船に乗っているのが「五老星」だと考えています。これらが‟巨大な戦い”において打倒すべき相手という事になるでしょうか。
船に乗っているのは5人であり、1人が落っこちていますよね。これはジェイガルシア・サターン聖が粛清されて、新たにフィガーランド・ガーリング聖が選出されたのを示していると考えます。
2人の王
![]() ![]() | 2人の王 |
壁画において王冠を被って描かれているのは2つ。これは「2人の王」を示していると考えています。それはロジャーと光月おでんが聞いた海王類の言葉に出て来るんでしたね(第968話)。
出典:ONE PIECE 第968話|尾田栄一郎|集英社2人の王がまた出会う日を
ここはとても重要だと考えていまして──
船首に立つ王というのは、第626話でオトヒメ王妃が話していた「(しらほし姫を)正しく導く者」にも重なると考えています。そして、その2つはルフィが担うと考えています!
よって壁画においてルフィに対応する存在は「船首の王」と「太陽の神」の2つになると考えます。どちらかじゃない。どちらもルフィ、です。
そして、もう一方の王冠を被る人魚というのは「しらほし姫」と、種族としての「人魚族」の2つの意味合いを持たせていると考えます。こちらもどちらかじゃない、しらほし個人と種族のどちらもです。
太陽の神と様々な種族
![]() | 太陽の神 |
![]() | 人魚族 |
![]() | ルナーリア族 |
![]() | 古代巨人族 |
![]() | 巨人族 |
![]() | 小人族 |
![]() | ミンク族 |
![]() | ミンク族(スーロン) |
![]() | 魚人族 |
![]() | 手長族 |
![]() | エメト(鉄の巨人) |
太陽の神ニカ(解放の戦士)が筆頭となって様々な種族を率いて悪魔(イム)に戦いを挑むというのが1つの大きなテーマになっているんですよね。種族の解放、全ての種族に自由を!というのが重要だからです。
求めるのは‟夜明け”であって、太陽を握る悪魔(イム)が種族の結束を阻んでいる。‟ひとつなぎの大秘宝”を見つけた時に何が起こるのか── それによって‟太陽”の意味合いもまた変わるかもです。
そして「古代巨人族」と「巨人族」の両方を描いている理由ですね。ここも重要だと思いますよ。「古代巨人族」とはエルバフであり、「巨人族」はエルバフ以外の巨人族を象徴していると考えています。
エルバフとそれ以外の巨人族には互いに偏見が存在しているんですよね。「汚れた血」や「野蛮」というものです。それを超えて共に戦いに挑んでいる。それもまた夢の世界なんじゃないかな?
あとミンク族も重複しています。スーロン(月の獅子)となった者とそうでない者。これも意味がありそうですが、1つあるのがスーロンの横に描かれているものの存在です。それについては後述します。
ちなみに魚人族はヒレですね。それ以外にも絵ではよく分からないものの、船に乗っている人物には何らかの種族が当てはめられているのかもね(人間族もその1つかも)。
後方支援する国々
![]() | アラバスタ王国 |
![]() | ワノ国 |
![]() | モコモ公国 |
帆に描かれるのは国旗、そして女性が乗っているのはアラバスタ王国を示していると考えています。女性はビビであり、彼女はリリィ女王の生まれ変わりという存在になって行くのではないかな?
侍と忍者はワノ国なのでしょう。
クジラはゾウにある樹木であってモコモ公国を示しており、雨は「噴火雨」(ズニーシャの水浴び)を表現するものと考えています。その隣にスーロンを配置しているのもヒントじゃないかな?
4つの船と古代兵器
![]() | ノア |
![]() | マクシム |
![]() | ウラヌス |
![]() | プルトン |
上記の通り壁画の右側に配置されているのは「ある巨大な王国」の高度な科学力を示しているものと考えています。様々な船、それには古代兵器が大きく関わっているのかもしれません。
ノアについてはそのフォルム、動物のつがいに関しては「方舟ノア」の伝説を持って来ているのかもしれません(天使はよく分からない)。その上に描かれる王は「正しく導く者」でしょうか。
マクシムは‟ビルカ”という名の空島を故郷とするエネルが作った空飛ぶ船でしたね。落とす雷は「万雷(ママラガン)」でしょうか。エネルの再登場・参戦が期待されます。
王冠を被る王の立っている船首、これは古代兵器ウラヌスだと考えています。なぜなら「古代のエネルギー」と思われるものが大きく関わっているように見えるからです。「古代のエネルギー」を積み込んでいるっぽいんですよね。
そして古代兵器プルトンと考えているもの。
出典:ONE PIECE 第1069話|尾田栄一郎|集英社
あれは船だと思うんですね。僕には「平和研究所MADS」のように見えるんです。何より周囲に船ばかり配置されているからです。あれも船なんじゃないのかなぁ。工場ではなくね。
そして僕が注目しているのが、そこから‟龍”や‟蛇”にも見える生物が出ている事なんです。これが何を示しているのか?なのです。
- 龍=モモの助(人工悪魔の実)
- 蛇=レッドライン(血に染まる蛇)
プルトンはワノ国の地下深くに封印されており、将軍であるモモの助が解放に大きく関わります。そしてレッドラインを突き通す兵器として僕は期待しているんです。
この2点から僕は導き出してみました。
龍と竜
![]() | 龍(モモの助) |
![]() | 竜(ロキ) |
上に書いたように壁画の右端というのは‟龍”として考えるならモモの助だと考えています。ヤマトが言うように彼もまた「世界を夜明けに導く者」なので外せないんですね。左側に侍が描かれてはいますけど。
そして中央上部から顔を出す怪物です。
出典:ONE PIECE 第1174話|尾田栄一郎|集英社
これは第1174話で披露されたロキの能力を表しているのであり、竜(ドラゴン)と考えて良いのかもしれないなぁと。ヤルルの言う「空を覆う‟巨獣”」そのものなのです。
‟巨大な戦い”におけるロキの活躍にも期待が高まります!
まるで‟龍”と‟竜”が火を吹き合っていて、敵対しているようにも見えるんですけどね。見方によっては両者の吹く炎が1つに合わさっているようにもなっているんです。力を合わせているのかも?
まとめ
今回はエルバフに残された壁画には何が描かれているのかを考えてみました。「世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”」が鍵になっていると思うんです。
左側には太陽の神が率いる者達が悪魔(世界政府)に戦いを挑む様子。右側には‟巨大な戦い”で活躍するだろう科学力、または月に関連する船。中には3つの古代兵器も。中央の巨大な樹木は戦いの舞台(世界の中心)。
そして‟神典(ハーレイ)”との関係性ですね。「第三世界」の物語であり、月の人の思い描いた夢というのが壁画なんだと考えます。
また新たな情報、あるいは考えが浮かんだ場合は加筆修正して行きたいと思っています!ありがとうございました!!

































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