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1000年前── この世界に何があったのか!?

ワンピース 第1166話 頭のツノを折って謝罪の意を示すハラルド王 ワンピース考察
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第1166話で「エルバフ」ウォーランド王国の国王ハラルドが「1000年分の償いをさせてくれ!!!」と言っています。それは「海軍」の高官、並びに「世界政府」の要職各位に対しての言葉なんですね。

それは何を意味するのでしょう。また1000年前に何があったのか。

ハラルド王の謝罪

1000年分の償いをさせてくれ!!!
‟巨人族”がこれまで行ってきた過ちを謝罪したい!!!
これからエルバフの子供達が誰も傷つけず生きていける様に!!
‟人間族”と手を取り生きていける様に!!
平和への誓いを証明したい!!!

罪を償うチャンスが欲しい!!!

出典:ONE PIECE 第1166話|尾田栄一郎|集英社

こうハラルド王は言っていますね。

これは1000年にも渡る「巨人族の‟恐怖の歴史」(第1166話)に対する謝罪という事なのでしょう。人間族に対する略奪行為ですよね。これについて謝らせて欲しいと言っている。

そして、これからは子供達に対して平和教育をして行きます、と。人間族と手を取り合えるようにしますから。どうかチャンスを下さいと続けているんですよね。

これが「セイウチの学校」の建設につながる。

ワンピース 第1137話 ハラルド王が角を引きちぎったのは‟戦争の時代”を想起させるから
出典:ONE PIECE 第1137話|尾田栄一郎|集英社

頭の角を引きちぎったのは‟戦争放棄”を宣言するものなのですが。それは国内向けのアピールだけではなく、世界政府・海軍に向けてのものだったんですね。それはつまり世界に対する宣言だった!

ここまでは分かります。

どうして「1000年」なのでしょう。

それ以前は人間族に対する略奪行為などなかったって事なのでしょうか。1000年より以前については謝罪する事などないの? とてもエルバフの歴史が1000年しかないなんて考えられませんよね。

エルバフによる‟新世界”の制圧

ワンピース 第1137話 大昔 この‟新世界”を制圧した凶暴な「エルバフの戦士達」

大昔 この‟新世界”を制圧した
凶暴な「エルバフの戦士達」

出典:ONE PIECE 第1137話|尾田栄一郎|集英社

おそらくエルバフが‟新世界”を制圧したのが1000年前です!

そこから凶暴な「エルバフの戦士達」の歴史がスタートするのでしょう。‟新世界”各地の人間族に対する略奪行為が始まるんでしょうね。これを償わせて欲しいとハラルド王は言っている。

もちろん行為は‟新世界”だけに止まらない。それ以外の海にも進出していたものと考えています。制圧には到らないまでもね。その恐怖は世界中に広まっていたと思うんです。

ちなみに「ヴィンスモーク家」が‟北の海”を武力で制圧したのは300年前になります。わずか66日だけだったみたいですけどね(第871話)。

‟新世界”をエルバフの支配から解放したのは何者なのか。

おそらくはジョイボーイでしょうか?

ジョイボーイが‟新世界”を解放したのかもね!

それは‟空白の100年”の出来事なのかもしれません。しかしエルバフの巨人族のクズ共による略奪行為は終わらなかった。巨人族の‟恐怖の歴史”を払拭する事はできなかったのでしょう。

それはジョイボーイが亡くなり、世界政府が世界を牛耳ってしまったから。このように説明できそうです。ジョイボーイが‟王”になれていたら、巨人族の歴史もまた違ったものになっていたのかもね?

さて、そこでです。

「1000年前」と聞けば、この世界にはエルバフ以外にも色々と起こっていたみたいなんです。それは‟争い”なのです。次からはそれを取り上げて行こうと思います!

1000年前の世界の出来事

ワンピース 第802話 モコモ公国の歴史は1000年近いと言われてる
出典:ONE PIECE 第802話|尾田栄一郎|集英社

巨大なゾウ(ズニーシャ)の背中に存在するミンク族の国。

「モコモ公国」の歴史は1000年近いと言われている。ミヤギも「千年続く我らの大地」と言ってますね(第822話)。(第805話では「数百年の歴史」と言われてはいますが…)

そして重要なのが──

  • 人を寄せつけず(第802話)
  • 人間嫌い(第811話)

このようにローやシーザーが言っていた事です。

実際にはそのような事はありません。ミンク族にとって人間は「同族の一種」の認識で、‟少ない毛(レッサーミンク)”に憧れる者もいるらしいという話でした。とても友好的でしたね!

しかし、ミンク族は‟人間嫌い”で有名な種族であるという認識を人間族が持つようになった理由・経緯というものが存在するのだと思うんです。おそらく人間族の側の認識に何かあるんですよ。

そこで1つの問いが浮かび上がります。

なぜミンク族は地上で暮らさないの?

ゾウの背中の方が住み心地が良いのかなぁ。

そうじゃないのかも。

地上から追い出されたんじゃないの?

ワンピース 第877話 世界を夜明けへと導く者達だ!!
出典:ONE PIECE 第877話|尾田栄一郎|集英社

地上から追い出された種族だからこそ「世界の夜明け」を待ち望んでいるんじゃないかな。地上の人間族と仲良く暮らせるような世界の到来=世界の夜明けなんじゃないかな。

おそらくですが、1000年前に人間族とミンク族の間で争いがあったのだと考えています。そしてミンク族はゾウの背中に追いやられたんです。魚人島の歴史と同じ。魚人族も海底に追いやられてます(第644話)。

それでもミンク族が人間族を恨まなかったのはワノ国の光月家がいたからだと考えています。人間族にも良い奴もいれば悪い奴もいると思い至れた。

手長族と足長族の千年抗争

ワンピース 第799話 イデオとブルーギリー
出典:ONE PIECE 第799話|尾田栄一郎|集英社

ルフィの子分(麦わら大船団)になったイデオとブルーギリー(+アブドーラ&ジェット)の‟その後”を描く「押し掛け麦わら大船団物語」。表紙連載ですね。

そのVol.18です(第884話)。

「捕らえてみたら手長族対足長族の千年抗争

なんと手長族と足長族は1000年にも渡って抗争状態にあるみたいなんです。ここにも「1000年」というのが出て来るんですね。ずっと争って来ているんですよ。

発端は「手が長い方がイイ」「足が長い方がイイ」の争いなんだと思います。つまらない事で… と思ってしまいますが、ゆずれない問題なのでしょう(笑

このように、ハラルド王が償う「巨人族と人間族」の歴史だけではなく、1000年前の世界には様々な種族間の争いが起こっていたと考えられるんですね。

一体何があったというのでしょう。

神典「第二世界」の記述

ワンピース 第1138話 ‟神典(ハーレイ)”とエルバフの壁画
出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社

歴史を辿るのなら「神典(ハーレイ)」です!

1000年前というのは‟神典”のどの部分の記述になるのでしょう。それは‟空白の100年”が始まる100年前になります。これまた解釈の違いが生まれそうですが──。

やはり「第二世界」になると思うんですね。

そこにはこうあります。

太陽は戦火を広げるばかりだ

出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社

これが世界中で争いが起きた原因じゃないかな?

いや、その前の記述も絡むだろうか?

森の神は魔を遣わせた

出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社

これがもしも‟悪魔の実”というものが世界に生まれた事を示しているのならね?

  • 太陽
  • 悪魔の実

これらが戦火を広げた原因となるでしょうか。

ならば問題は「太陽」というのが何を指しているのか?なのです。それを奪い合ったって事なんです。おそらくはね。これはエネルギー(膨大な力・科学力)の争奪戦という事になるのかな?

しかしまだ「太陽」が何であるかハッキリしませんね。それがどうして巨人族による‟新世界”の制圧や、手長族と足長族の抗争に繋がるのか見えて来ない。

それでも1000年前にまず「戦争の時代」というのがあったみたいなんです。種族間のね。それが‟空白の100年”の「巨大な戦い」へと波及して行くような気がします。

このエルバフ編でもう少しエルバフの歴史が明らかになって来るでしょうから、そこからまた何か見えて来るのかもしれませんね!

推移を見守りたいと思います!!

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