イムが交わす‟契約”には代償が伴う事が判明しました。果たしてイムの身には何が起きているのでしょう。これについて考えてみようと思います!
代償はイムの弱点に繋がるのか?
出典:ONE PIECE 第1171話|尾田栄一郎|集英社
まず最初に考えたいのは、その‟契約”に伴う代償というのがイムにとっての弱点になるのかどうかです。ラスボス候補の1人であるイム攻略のポイントになり得るのかどうか。
ここは重要ですよね!
このような事が考えられるでしょうか。
第1167話で「この世に13人としか結ばれぬ」と言われていた「本物の‟神”との契約者」。それはイムとの間で「深々海契約」と「深海契約」を結んだ者達です。五老星や神の騎士団。
その全てが死んでしまえばイムはどうなる?
もしかすると最弱化させてしまえるのかもしれませんよね。これならば‟契約”の代償について、エルバフへ新たに神の騎士団を送り込んでも死ぬだけだと拒否した理由も合点がいきます。
契約者の死はイムに跳ね返って来るのかも。
これは僕も可能性アリと見ています。
ただ、‟契約”においてイムと契約者との間で何が起きているのかを考える中で── そういう事にはならなそうな気がしたんですね。‟契約”そのものが代償を伴なうとは思えないんです。
イムと13人の契約者は結ばれている
エッグヘッドに降臨(降星)した五老星の4人がエメトの‟イザッテトキ”(=ジョイボーイの最大級の覇気)を受けましたよね。能力は解除され、‟五芒星”でやって来ていた3人は聖地マリージョアに戻された。
聖地マリージョアの「権力の間」にはマーカス・マーズ聖がソファに座っていましたが、彼は平然としています。息を切らせてはいません。‟五芒星”の上の3人は息も絶え絶え。マーズ聖には何も起きてはいなかった。
どうやらジョイボーイの覇気(イザッテトキ)は聖地マリージョアにまでは届いておりません。それなのにイムにはその覇気の衝撃が伝わっていたと思われるのです。おそらくはエッグヘッドにいた五老星を通して。
出典:ONE PIECE 第1171話|尾田栄一郎|集英社
またエルバフでハラルドが死んだ時にもイムが息を切らしているんですよね。すぐに落ちついた様子でしたけれど。そして見上げている五老星5人には何も起きてはいない風です。イムだけです。
ハラルドは「深海契約」の契約者。
エルバフにいたハラルドの死が、遠く離れた聖地マリージョアにいるイムに何かを起こしているのは間違いありません。死因は分からないまでも、イムはハラルドが死んだ事が分かっています。
- 五老星は「深々海契約」
- 神の騎士団は「深海契約」
おそらくはこういう事なんだと思うんです。軍子だけは例外として、神の騎士団なのに「深々海契約」を交わしている可能性が高そうですけどね。それ以外は上の区分になると考えます。
これによりイムと13人の契約者には何かしらの繋がりが形成されているのが分かります。それが第1167話で出て来る「‟結(ゆい)”」と呼ばれるものなのでしょう。何かで結ばれているんです。
イムと3段階の‟契約”
出典:ONE PIECE 第1167話|尾田栄一郎|集英社
ハラルドは最初から「深海契約」を交わしたワケではありませんでした。まずは「浅海契約」を交わして神の従刃の地位を与えられたんでしたね。
ハラルドが「浅海契約」を交わしたのは五老星です。
ただし「浅海契約」であってもイムとの繋がり(‟結”)は存在します。イムの能力圏内(聖地マリージョア)では逆らえなくなってしまうそうです(第1169話)。同じく「浅海契約」を交わしたシャンクスの談。
これで何が分かるかと言うとですね──
- イムは「親」
- 深々海契約&深海契約の契約者は「子」
- 浅海契約の契約者は「孫」
このような関係性にあるのでは?というもの。
血縁関係で言うところの「血」の繋がりに似たようなものが、イムと3段階の‟契約”を交わした者達との間に存在していそうなんです。そして3段階の上位に行く程に‟濃い”んです。あるいは‟多く”です。
おそらくはイムと「深々海契約」を交わしているだろう五老星は、他者に分け与える事ができる程に‟何か”を多く受け取っているんですよ。「深海契約」の契約者よりもね。あるいは預かっていると表現しても良いのかも。
そして‟契約”が上位となりイムとの繋がり(‟結”)が強くなるのに比例して、イムに近づいていると考えられる節があるんですよね。
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社
| 浅海契約 | |
| 深海契約 | 不死の体 五芒星の生成能力 |
| 深々海契約 | 不死の体 五芒星の生成能力 不老 テレパシーによる会話 契約(浅海契約)を結べる |
明らかに‟契約”が上位になる程にできる事が増えています。
‟最初の20人”の1人であるイムは不老だと思われます(不老手術による?)。テレパシーでジェイガルシア・サターン聖と会話していました。軍子に憑依している状況でしたが‟五芒星”を出現させています。
まだハッキリしませんがイムも不死身である可能性が高い。
‟契約”が深くなればなる程、イムの持っている力(能力)が使えるようになっているようなのです。そして「深々海契約」の契約者ともなるとイムが憑依(一心同体)できるようになるっぽいんです。
イムから分け与えられるのは‟魂”か
エッグヘッドでの失策をとがめられたサターン聖がイムに粛清されました。サターン聖から黒い煙のようなものが吹き出して大きく苦しみ出しました。そして最後は骨だけになってしまうのですが。
出典:ONE PIECE 第1125話|尾田栄一郎|集英社
その直前、体から噴き出た黒い煙の中に‟顔”のようなものが浮き上がっている。そんな風にも見えるんでしたね(コマの右下)。これこそがイムが13人の契約者に与えていた‟何か”だったのかも。
あれは何なのか?って話なんだけど。
‟何か”を与える事で力を与える── そんな能力がありましたよね。元‟王下七武海”ゲッコー・モリアの持つ‟カゲカゲの実”の能力、または元‟四皇”であるビッグ・マムの‟ソルソルの実”の能力です。
どちらも与えていたのは黒いもの。サターン聖から吹き出したのも黒い。
どちらも与えたもの(者・物)を従わせていましたよね。
マムの能力は名前の通り‟魂”(ソウル)を与えます。
出典:ONE PIECE 第455話|尾田栄一郎|集英社
モリアの方も‟影”という‟もう一つの魂”を切り取って与えるんでしたね。
どちらも‟魂”を与える事で力を与え、そして従えているのです。イムの場合は13人の契約者に対して自らの‟魂”を分け与えているのではないかな?と。それにより契約が深い程イムに近づいているのかも?
そこで再びマムの能力です。
彼女の能力は「人の‟魂(ソウル)”を自由にやりとりできる」(第835話)というものなのですが、その‟魂(ソウル)”というのは「寿命」なんです。
そして第1150話でイムがブロギーに対して‟悪魔契約(アー・クワール)”と呼ばれる技を使うのですが、ブロギーの「一定の‟寿命”」と引き換えにして‟不死の体”と‟常ならざる腕力”を与えました。
もしもイムが自らの‟魂”(=寿命)を切り分けて13人の契約者に与えているのだとします。それならば無尽蔵に与える事が可能なハズなのです。いくら分け与えても減ることなんてないハズ。
出典:ONE PIECE 第1086話|尾田栄一郎|集英社
おそらくイム(ネロナ家のイム聖)は不老だろうからです!
イムは‟オペオペの実”の能力者から「不老手術」を受けていると考えられるのです。ドンキホーテ・ドフラミンゴがそれを望み、‟聖地マリージョアの国宝”を利用しようと画策していた事からも推察できます。
イムが不老なら寿命は無限大です。
いくらでも切り分けて与える事ができます。悪魔に売り渡さなければならない‟魂”(=寿命)が無限にあるんです。イムはいくらでも悪魔と契約できる。
これが記事の冒頭で書かせていただいた話なんです。
よって‟契約”が13人に限られるというのは定員に過ぎないと考えます。ただ単に上限として定められた数字。13というのは忌み数であり悪魔の数字。イムにしてみれば100人と‟契約”を結んだとしても平気だが、13人までと決まってしまっているんじゃないかな。
出典:ONE PIECE 第1167話|尾田栄一郎|集英社
五老星(おそらくはトップマン・ウォーキュリー聖)の説明では、「深海契約」が何人で「深々海契約」が何人といった内訳など存在しません。合わせて13人です。
極端な話、13人の全てと「深々海契約」を交わす事も可能なんだと考えられるんですね。分け与えられる‟魂”(=寿命)が無限で不滅なら大丈夫です。「深々海契約」には沢山の代償が必要だとしても問題ナシ。
ピラミッド構造の支配体制を確立するために「深々海契約」の契約者(最高権力者)の数を「深海契約」よりも少なく設定しているだけなんだと考えられるんですよね。「深々海契約」の契約者を複数にしているのも同じく。
ならば、イムにとっての代償って何なのだろう──。
‟契約”に伴う代償とは
イムは不老であり寿命を引き換えにする事になんら不都合はない。いくらでも無限に‟魂”を切り分けて与える事ができる(マムは不老ではないから有限)。そういう事なんだと考えているのですが。
‟契約”に伴う代償について第1171話を再び振り返ります。
出典:ONE PIECE 第1171話|尾田栄一郎|集英社
それを口にする前に、「また騎士が死ぬだけだ」と言っていますよね。どうやら契約者の死に関連してイムは代償を払っていると思われるんです。代償を払うとは、報いを受けるといった意味。
そしてゴッドバレーで対峙したロックス・D・ジーベック(デービー・D・ジョーンズの子孫)から言われていた言葉を拾って行くとですね。
- だったらビビんじゃねェよ
- ずっと恐れてたんだろ…?
- どっちが恐い?
イムに対してしきりに恐怖心を煽っていたのが分かります。
イムにとって恐怖心というのは何かあるのかも。
それを踏まえて‟イザッテトキ”のシーンを振り返るとですね。
出典:ONE PIECE 第1122話|尾田栄一郎|集英社
ジョイボーイの覇気を感じ、800年前のトラウマがフラッシュバックしたというような── 恐怖におののいている風なのです。ドクン ドクンと鼓動が高鳴っており、体は震えています。
エッグヘッドで‟イザッテトキ”を当てられた五老星(深々海契約)の体の中にあるイムの魂が恐怖を感じ、それがイムの本体に伝わっているんじゃないだろうか?
そしてハラルドが死んだ時にしても──
その体の中にあったイムの魂が‟死”に対する恐怖を感じ、それがイム本体に伝わっているのではないかな?と。そして再びエルバフに騎士を派遣しても、この恐怖をまた感じさせられてしまうじゃないか、と怒っているのかも。
魂の痛み(スピリチュアルペイン)と言うんですかね。身体的な痛みではなく魂が感じるとされる痛み。これがイムにとっては大きな苦痛になっているのではないかなぁ。
常にイムはジョイボーイだとかデービー一族が復讐しに来ると恐れながら800年の時を生きているのではないか。不老で不死にもかかわらずです。その恐怖心というのが、ある種の弱点だったり攻略の糸口になって来るのかも。
出典:ONE PIECE 第395話|尾田栄一郎|集英社
世界政府にとっての脅威だとか、世界中を巻き込む程の‟巨大な戦い”を恐れているだとか。どうも世界政府は色々と常に恐れていて、それを払拭するために懸命になっている感じがするんです。
少なくともイムは悪魔との契約に付き物の‟魂”だったり‟寿命”に関する部分については安全を確保できていると考えています。それがイムにとっての代償というのは違っているんじゃないのかなぁと。
そう考えているのですが… さて。
どういった答えが明らかになるんでしょうね?










コメント