ロックス・D・ジーベック、及びマーシャル・D・ティーチは“Dの一族”などではないのではないか。その“D”はデービー・ジョーンズ(Davey・Jones)の“D”なんじゃないのか!!?
デービー・ジョーンズの“D”
出典:ONE PIECE 第576話|尾田栄一郎|集英社
白ひげから、お前は少なくともロジャー(=ゴール・D・ロジャー)が待っている男ではないと言われたマーシャル・D・ティーチ。彼はそもそも“Dの一族”ではない。こう考えるべきだったのかも。
根本から違うって意味。
モンキー・D・ルフィやハグワール・D・サウロなどの家系とは違う。ティーチの家系は“Dの意志”を受け継ぐ一族などではない。だからロジャーが待っている男ではないんだ、って事ですね。
“Dの一族”というのはジョイボーイの意志を継ぎ、“空白の100年”に彼が成し得なかった夢を実現させるだろう者達。その中からロジャーは自身を超える者が現れるのを待った。
そこからはティーチの一族は外れるのであり──
ジョイボーイとは無関係の海賊団の甲板長だったデービー・ジョーンズなる男の子孫である。それで彼らの一族はミドルネームにデービー・ジョーンズ(Davey・Jones)の姓の頭文字“D”をつけているだけかな?
よって白ひげは大きな勘違いをしていた。
出典:ONE PIECE 第576話|尾田栄一郎|集英社
ティーチの名前につく“D”もロジャー達と同じものだと思っていた。しかし死の直前、あぁ こいつはアイツらとは違うんだな… と分かった。だから話に聞いていた、ロジャーが待っている男にコイツは該当しないんだなと。
こういう話なんじゃないかな?
こう考えると色々と辻褄が合うと思うんです。
出典:ONE PIECE 第1155話|尾田栄一郎|集英社
ロックスはハッキリと「支配」を口にしていた!
ロックスの進撃を止めたとされるロジャーはハッキリと“支配”には興味がないと言っていました(第0話)。もちろんルフィにも興味はない。他の‟D”だって…。
目指すものが根本から違うんだよ、きっと。
ティーチだって同じ様な事を考えている節があるんですよね。彼はハチノスで「売却前の奴隷達」を閉じ込めていました(第1080話)。もうこんなの完全アウトでしょ!
イムの存在とロックス
出典:ONE PIECE 第1155話|尾田栄一郎|集英社
今から56年前、聖地マリージョアに侵入したロックスが「花の部屋」でイムと会っていました。このイムに会うというのがロックスの目的だと考えられるんですね。
そして無事に会う事に成功し、あとは逃げるだけって事だと思うんですよ。会いに行った理由はイムに言いたい事があった。それが「デービー・ジョーンズの崇拝者」である事なんだろうなと。
こう考えるという事は、そもそもロックスはイムの存在を知って聖地マリージョアに侵入した事になるんですね。どうしてイムの存在を知るのか。ここにデービー・ジョーンズが絡みそうでして。
少し話は変わりますが──
出典:ONE PIECE 第625話|尾田栄一郎|集英社
初代バンダー・デッケンの子孫である九世は「伝説の人魚姫(=古代兵器ポセイドン)」について知っていました。リュウグウ王国の王家でもないのに知ってる。それは我が一族だから知っていると話してました。
そして九世は、子孫であってデッケン本人ではないが自身も呪われていると話し、“マトマト”の呪いも引き受けたと語っています。悪魔の実を食べたかどうか曖昧です。
そこでブルックの話です。
出典:ONE PIECE 第606話|尾田栄一郎|集英社
初代デッケンは部下を次々と海に投げ込んだと言うんです。これ、実は“的”に向けて部下を投げたんじゃないの?と。そりゃ知らない者が見りゃ錯乱した様に見えたでしょうね。
そして「海をさまよい続ける事を運命づけられた」って話。
死んだとされるが実は死んでおらず海をさまよい続けてる。初代デッケンが持っていた能力は悪魔の実として再生していない。それどころか九世の体に宿っている。この仮説が立つんですね。
かたやデービー・ジョーンズも「悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという昔の海賊」という話です。何となくデッケンの話と似通ったものを感じるんですね。
見出せるのなら、そもそもロックスがイムの存在を知っていても不思議じゃないのかも知れないんです。ロックスにもまたデービー・ジョーンズの魂なり何なりが宿ってたりしないかなぁ?と。デッケンはそうだと思うんですよ。
では、なぜ子孫と言わず「崇拝者」と話したのか。ここにも理由があると思います。ここで子孫なんて明かさないというメタ的な理由と言いましょうか… そういうのは抜きにしてね。
そのままデービーの姓を受け継がず、ミドルネームとして引き継いで来た事に何かしらの意味があるんじゃないかなぁと。あとはデッケン九世というのは本当に初代からの“血縁者”なのかどうかですね。
ハッキリ答えは出せませんが何かあるんじゃないかな?と。
おそらくデービー・ジョーンズはイムに対して因縁があるのであって。それを先祖の恨みとしてティーチの家系は受け継いで来ているんじゃないかなぁと。
イムもまた恨みに思われている事を自覚し──
出典:ONE PIECE 第908話|尾田栄一郎|集英社
そこにルフィは全く関係ないのだが、イムにとってはルフィもティーチも数百年の時を超えて恨みを晴しに来るだろう奴らって事。そこをあたかも同列で描いているから読者は勘違いを起こしてしまっている。
こういう話とは考えられないだろうか?
“血縁”を経てど消える事のない炎
白ひげが死に際に、ロジャーの意志を受け継ぐ者がいればエースの意志を受け継ぐ者も出るとして、「“血縁”を経てど あいつらの炎が消える事はねェ」と言ってましたよね。
出典:ONE PIECE 第1122話|尾田栄一郎|集英社
その麦わら帽子と共にその意志もまたジョイボーイからロジャー、シャンクスを経てルフィに受け継がれ、最終的に何かを成し遂げる事になるんだと思うんです。ここに直接の血縁の繋がりはないハズで。
まだハッキリはしませんが…
出典:ONE PIECE 第1154話|尾田栄一郎|集英社
ロックスの野望は、その血縁者(息子)であるティーチに受け継がれているんだと思うんです。最終的に聖地を陥落させて「世界の王」となる野望であります。
ここが決定的にズレていると思うんですね。
血縁を重んじるというのは天竜人もそうです。「創造主の血」というのにこだわります。最近は下々民でも天竜人になれる道がある様に描かれてはいますけどね。そもそもはそうでした。
ロックスやティーチは“Dの一族”ではない様な気がします。その“D”の意味には決定的な違いがありそうな気がするんです。ルフィ達の“D”もまたジョイボーイの本名から取られているのかも知れませんけどね。ティーチの家系の“D”はそうじゃないのかも。
デービー・ジョーンズの“D”じゃないのかなぁ?
どうなんでしょうね?
どんな答えが明かされるのでしょうか?
楽しみに待ちたいと思います!!











コメント
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"ROCKS DXE BEC"?
"ROCKSDXE BEC"?
そもそもロックスも黒ひげも"Dじゃなかった??
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"ROCKS DXE BEC"?
"ROCKSDXE BEC"?
そもそもロックスも黒ひげも"Dじゃなかった??
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>その意志もまたジョイボーイからロジャー、シャンクスを経てルフィに受け継がれ、最終的に何かを成し遂げる事になるんだと思うんです。ここに直接の血縁の繋がりはないハズで。
結果的にそうならなかったけとロジャーは自分の息子がワンピースを取ると言ってます
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>その意志もまたジョイボーイからロジャー、シャンクスを経てルフィに受け継がれ、最終的に何かを成し遂げる事になるんだと思うんです。ここに直接の血縁の繋がりはないハズで。
結果的にそうならなかったけとロジャーは自分の息子がワンピースを取ると言ってます
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どちら様かコメントありがとうございます
> ロックスの「おれは戻ってくるぜ ここへ」についてですが、これがロックスの『受け継がれる意志』なのではないかと感じました。
> 今回のセリフはかつてロジャーがレイリーに残した「おれは死なねえぜ 相棒」の言葉とリンクするように思いました。
イムによると聖地は今火の海という話なので、もう黒ひげがロックスの代わりに戻って来ようとしているのかも知れませんね。
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どちら様かコメントありがとうございます
> ロックスの「おれは戻ってくるぜ ここへ」についてですが、これがロックスの『受け継がれる意志』なのではないかと感じました。
> 今回のセリフはかつてロジャーがレイリーに残した「おれは死なねえぜ 相棒」の言葉とリンクするように思いました。
イムによると聖地は今火の海という話なので、もう黒ひげがロックスの代わりに戻って来ようとしているのかも知れませんね。
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コメントありがとうございます 詩空さん
おはようございます♪
> 白ひげが黒ひげに言ってた「お前じゃねェ」の方のDの始祖なのか?と。
> Dが半月なら、Dの意志が2つあってもおかしくはないと思うんです…。
なるほど、2つの半月で満月って事ですね!!
面白いですね!!
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コメントありがとうございます 詩空さん
おはようございます♪
> 白ひげが黒ひげに言ってた「お前じゃねェ」の方のDの始祖なのか?と。
> Dが半月なら、Dの意志が2つあってもおかしくはないと思うんです…。
なるほど、2つの半月で満月って事ですね!!
面白いですね!!
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どちら様かコメントありがとうございます
> 「俺は氏なねぇ」というロジャーと「氏ねばみんな骨」というルフィは全く異なる信念を持っています
> いろいろ思うところはあっても今の世界を守る側に立ってるガープに対しそんなものは意に介さないロジャールフィロックスティーチドラゴン
ロジャーは海王類の話を聞いており、自分達を超える者が現れると信じました。その誰かが自身の夢を代わりに叶えてくれる。これをヒルルクが死に際に言ったのと同じ意味で話しているんだと思うんです。
おれが死んでも夢は叶う=受け継ぐ者がいればピストルで撃たれようが死なない。
一方のルフィは、自分こそが夢を叶えてやるという強い意志を持っています。誰かに受け継いでもらうという考えは皆無。そういう者にとっては死んだらお終い。ルフィはそう言っているんだと僕は考えます。
ロジャーはあくまでも遥か昔から継承して来た者達の1人でしかない。ルフィは最終継承者。それで言葉が変わっているんじゃないでしょうか。
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どちら様かコメントありがとうございます
> 「俺は氏なねぇ」というロジャーと「氏ねばみんな骨」というルフィは全く異なる信念を持っています
> いろいろ思うところはあっても今の世界を守る側に立ってるガープに対しそんなものは意に介さないロジャールフィロックスティーチドラゴン
ロジャーは海王類の話を聞いており、自分達を超える者が現れると信じました。その誰かが自身の夢を代わりに叶えてくれる。これをヒルルクが死に際に言ったのと同じ意味で話しているんだと思うんです。
おれが死んでも夢は叶う=受け継ぐ者がいればピストルで撃たれようが死なない。
一方のルフィは、自分こそが夢を叶えてやるという強い意志を持っています。誰かに受け継いでもらうという考えは皆無。そういう者にとっては死んだらお終い。ルフィはそう言っているんだと僕は考えます。
ロジャーはあくまでも遥か昔から継承して来た者達の1人でしかない。ルフィは最終継承者。それで言葉が変わっているんじゃないでしょうか。