
週刊少年ジャンプ2022年30号〜33号まで4週連続でONE PIECEは休載。その間の特別企画として週刊少年ジャンプに4号連続ついた付録冊子“Road To Laugh Tale(ロード トゥ ラフテル)”!! その中の「秘蔵設定コレクション」をまとめます。
超貴重な尾田栄一郎先生の構想ノートの抜粋です!!
-画像はWJ2022年32号より引用-
【ヤマトの激レア構想ノート】

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
○“光月おでん”を目指す者!ヤマトの激レア構想ノート!!
ヤマトには膨大な量のアイディアがあり、今に至るまで髪型や服装などに多くのバリエーションが存在する。ここではその一部を紹介。現在のヤマトの姿と比較しよう。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑ワノ国らしく着物をまとい、高貴かつミステリアスな雰囲気のもの。男勝りな現在と比べ、女性らしさが際立っている。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑こちらは格闘技で大暴れする、より活発的な“鬼娘”。“三つ目”を持つという設定も考えられていたようだ。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑ヤマトの武器はカイドウと同じく“金棒”だが、この設定では武器は“刀”。鋭くクールな眼差しが印象的だ。おでんと同様“侍”という設定だったのかも!?

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑表情だけのスケッチも。本当は真面目だけど悪ぶっている様子など、今より「ツンデレ」な性格だった!?

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑生真面目そうなヤマト。この構想ノートでは、雰囲気は今のヤマトに非常に近いが、年齢は10歳前後若く感じられる。
【“人獣型”ヤマト顕現】

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
○神々しいその姿!“人獣型”ヤマト顕現!!
ヤマトはイヌイヌの実幻獣種モデル“大口真神(オオクチノマカミ)”の能力者と判明。構想ノートには細かい設定が満載だ。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑白狼、そしてモデル“大口真神”の名前からは神格化された存在を連想できるが、雰囲気にあった氷を意味する技名も多数考案されていた。
○ヤマトとモモの助 二人の関係を表すノートも!!
おでんに憧れるヤマトと、おでんの息子であるモモの助は、初期から強く関わる事が決まっていたようだ。構想ノートでは、原作とは違った立ち位置で、モモの助と語らうヤマトの姿を確認できる。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑原作の設定と異なり、男扱いに不満を持つヤマト。昔のワノ国将軍が悪、それを倒した父を正義と教えられた。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑こちらも原作と違い、光月を滅ぼし、自らが将軍になるべきと語る。
【ヤマトのエピソードメモ集】
○知られざる物語がそこに!ヤマトのエピソードメモ集!!
第1024話ではなぜヤマトが父に反発するのかが、幼少期のエピソードを通して語られていたが、構想ノートにも同様のエピソードメモが散りばめられている。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑おでんの「航海日誌」を読み、侍を愛し光月おでんに深く憧れるヤマト。父を否定する姿も現在と同じだ。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑「おでんの大ファン」と書かれており、おでん好きは原作同様健在だが、「ぼっちゃん」と呼ばれる事を嫌う。「だれを好こうが自由でござるもん」とすねる姿は、実にかわいらしい。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑ヤマトのことを「ヤマトぼっちゃん」と呼ぶ、おむすびが登場。おでんの真似をして、「きゅうくつでござる」と言うヤマトも新鮮。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑おでんの死を見届ける場面だろうか。大粒の涙が仮面を伝って、ポロポロと落ちる…。

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
↑ヤマトがカイドウに反発しながら何度も海に出ては失敗する様と、ヤマトがおでんの航海日誌を拾う姿が描写されている。おでんの日誌の冒頭部分が書かれているのも興味深い。
【尾田栄一郎直筆ワノ国MAP】
○ワノ国編序盤が丸わかり!尾田栄一郎直筆MAP!!
登場人物が多くスケールの大きいワノ国編。だがこの図を見れば、誰がどこにいて、何を狙っているのか一目瞭然!!

-週刊少年ジャンプ2022年32号より引用-
○第一幕・第二幕の整理に加え、象主の情報も…!!
基本は鬼ヶ島討ち入り前の状況だが、ゾウやマルコが「遅れて来る!!」と書かれていたり、狂四郎の正体が明かされている。ワノ国編初期から緻密な構想が練られていたようだ。

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