この記事では2025年11月4日(火)に発売された「ONE PIECE」の113巻のSBSに関する考察をしていきます。なかなか興味深いお話が聞けましたね。面白いです!
発売に先駆けて記念PVが公開されていました。
キャッチフレーズは「この男、シャンクスではない。」でして、PVにはシャンクスの双子の兄であるフィガーランド・シャムロック聖が登場。演じたのは津田健次郎さん。かっこいいよ!
112巻の時にこそ打つべきプロモーションだったように思えますが、色々とあるんでしょう。そこのところ僕は詳しくないので分かりません。
では、SBSをいくつかピックアップしましょう!
ズニーシャのう○こ
- Qズニーシャはうんこ出るんですか?
 - A
きたないー!! 初手が! 汚ねえのよ!
出るだろ、うんこくらい。上陸するだろ冒険者くらい。
「この島全体が沼のようだな」
やがて島は沈み海の養分となりました。
じゃねェよ! 出るよ、うんこくらい 
僕も本当は取り上げたくはなかった…
でも取り上げるべきなんです。これを取り上げるかスルーするかは大違いなんですよ。なぜならズニーシャという生物(?)の在り方に大きく関わる可能性があるからなんですね。
そこでまずはアレなんです。
出典:ONE PIECE 第442話|尾田栄一郎|集英社 
あのブルックもう○こが出るんです。
骨だけで内臓など持たないブルックですが食べて排泄するんです。牛乳を飲んだら折れてた骨が治るんです。どうしてそうなるのかは分からない。食べた物はどこへ行くのか。
どうしてブルックを出したのかと言うと──
ズニーシャというのはブルックと似た存在ではないのか?という事なんですね。ズニーシャは普通の象(ナイタミエ・ノリダ象)じゃなさそうなんです。その象に何か(人間)が宿っているんでしょ?と。
このSBSの問答はズニーシャとブルックの共通点を示唆するもの!?
どうやらズニーシャの声は「万物の声」を聞く力がないと聞こえないんです。あの時ルフィとモモの助にしか聞く事ができなかったのです。ズニーシャが象ならチョッパーにも聞こえたハズ(会話も可能)。でもダメっぽいんです!
第822話でミヤギがズニーシャに「今こう聞いてみたい」とチョッパーに打ち明けています。聞いてあげれば良い。おそらくチョッパーにはズニーシャの声が聞けないんです。それが可能ならモモの助もゾウに残る必要などなかった。
もうナイタミエ・ノリダ象としては死んでいると思うんです。その死体に何者か(かつてジョイボーイの仲間だった者)の魂が宿っている。それによってブルックのように生物として成立し排泄していると考えます!
そして、その何者かの魂は「死者の魂」です。だから「万物の声」が聞けないと声は届かない。それと違ってブルックの方は「生ける魂」だから誰の耳にも声が届き、会話ができる。
こういう事だと思いますよ!
海円暦と天暦
- QONE PIECEの世界の暦である‟海円暦”と‟天暦”。これってそれぞれいつ(何年前)の事を指すのでしょうか?
また現在は何暦何年ですか? - A
あーなるほど。こんなの普通の読者は存在も忘れてますて笑。気になるのね。あなたはこれをどちらかが古い暦だと思ってるのね。
答えは現在、天暦4131年、海円暦1541年です。2つとも使われてます。
ちなみに空島では全て約400年なんだけど区切りよく‟400年”と統一してます。忘れていいです。 
こいつは驚いた!!!
海円暦も天暦も使われているんですね。「太陽暦」と「太陰暦」みたいなもんですかね。いや、もしかすると紀元とするものが違ってるんでしょうね。どこからスタートしているのかが。
アラバスタ王国の歴史って古いんだなァ~。
出典:ONE PIECE 第203話|尾田栄一郎|集英社 
| 天暦239年(3892年前) | カヒラによるアラバスタ征服 | 海円暦(紀元前2351年) | 
| 天暦260年(3871年前) | テイマーのビテイン朝支配 | 海円暦(紀元前2330年) | 
| 天暦306年(3825年前) | エルマルにタフ大聖堂完成 | 海円暦(紀元前2284年) | 
| 天暦325年(3806年前) | オルテアの英雄マムディンが… | 海円暦(紀元前2265年) | 
そんな昔だったのね、って話。
でもアルバーナ宮殿の建設が約4000年前という話でしたから、その歴史に見合ったものだと分かったって感じですね。その宮殿を建てたのはカヒラに征服された王朝なのかな?
なぜ海円暦と天暦なんてものがあるんだろう──
出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社 
ここで‟神典(ハーレイ)”の出番でしょうか。
- 天暦は「第一世界」の始まりが紀元
 - 海円暦は「第二世界」の始まりが紀元
 
こういう事なんじゃないかな?
僕は「第一世界」の終末であろう「地の神は怒り 業炎の蛇と共に世界を死と闇で包んだ」において「‟赤い土の大陸(レッドライン)”が形成された」と考えていますのでね。そこで世界の海に変化が起きた、と。
これをもって海円暦のスタートと考えます。
天暦の方は「月の人が青色の星に降り立った」のを紀元としていると考えます。それが「第一世界」の始まりでもあったんじゃないかな。
そして「第三世界」の始まりは‟空白の100年”が明けてから。
- 月の人がやって来たのが4131年前(第一世界の始まり)
 - レッドラインとグランドラインが形成されたのが1541年前(第二世界の始まり)
 - 空白の100年が明けるのが約800年前(第三世界の始まり)
 
つまりはこういう事だろうと考えており──
- 「第一世界」は約2590年間
 - 「第二世界」は約741年間
 - 「第三世界」は約800年間
 
こうなるんでしょうか。
ちなみに空島には暦法などなく──
出典:ONE PIECE 第286話|尾田栄一郎|集英社 
モンブラン・ノーランドがジャヤに来てから約400年が経ったって数え方してるのかな。つまり尾田先生は今のスカイピアの話をしているのであり、空島で共通する暦という話ではなさそうですけどね。
第631話の後ろ姿の人物
- Q気にしている人は気にしてる第631話の扉絵の後ろ姿の人物は誰なのか問題にそろそろ終止符を!! あれはズバリ金獅子のシキですか?それとも、‟海賊王の左腕”スコッパー・ギャバンですか?
 - A
よく覚えてるねー。あれはギャバンでした。ギャバンは旅グセが抜けず結構旅して周ってるのです。航海士ですしね。
 
これにて完全に確定いたしました!
出典:ONE PIECE 第631話|尾田栄一郎|集英社 
クロッカスと酒を酌み交わしていたのはギャバンであって。麦わらの一味が魚人島を出航して新世界に入った頃、彼はエルバフを出て‟グランドライン”のスタート地点である双子岬を訪れていた。
そして、この事で1つ分かるのが、
カラー版コミックスの配色に尾田先生の監修は入っていない。公式ではない!勝手にスタッフが色をつけている。こう考えて良さそうなんですね。
色に関して信じて良いのはコミックスの表紙と、尾田先生が監修している映画だけ(映画もちょっと微妙だけどね)。コミックス表紙は間違いない。こう考えるべきだって事なのでしょう。
ロズワード一家は何家か
- Q天竜人のロズワード聖、チャルロス聖、シャルリア宮は何家ですか?
 - A
「ロズワード家」です。ロズワード聖の親はアホなんでしょうね。彼の名はロズワード・ロズワードです。
 
この3人が初めて登場した天竜人なんですよね。
その時まだ設定に固まっていなかったものがある。あるいは後から設定を変えたものがある。こういう事なんだと思うんです。「ロズワード」というのが、その一族の名称のつもりでもあったと思うんだけどね。
こうなると第588話の「ジャルマック聖」にしても「ジャルマック家」の可能性が出て来るのかな。まぁまだ分かりませんけどね。
| ネロナ家 | 
| ジェイガルシア家 | 
| トップマン家 | 
| イーザンバロン家 | 
| マーカス家 | 
| シェパード家 | 
| フィガーランド家 | 
| リモシフ家 | 
| マンマイヤー家 | 
| サッチェルズ家 | 
| ドンキホーテ家 | 
| ロズワード家 | 
| (ネフェルタリ家) | 
20の内の13家が確定したって事ですね。
この他にも113巻のSBSは内容が盛沢山であります!
ビビの40歳と60歳だとか、コレとかアレとか…
ぜひ手に取ってご覧くださいませ!
ちゃんと買うんだよい! 笑
ありがとうございました!!
      
      
      
      
  
  
  
  






コメント