
ONE PIECEに登場する病気を一覧にまとめます。
-ONE PIECE 第287話より引用-
Contents
【壊血病(かいけつびょう)】

-ONE PIECE 第42話より引用-
[概要]
5巻 42話“ヨサクとジョニー”にて登場。“東の海”ゲッコー諸島シロップ村(ウソップの故郷)から海上レストラン「バラティエ」に至る海上で遭遇したヨサクが罹っていた病気。
一昔前までは航海につきものの絶望的な病気だった。なぜなら昔の船は保存のきかない新鮮な野菜や果物を載せていなかった為。原因はただの植物性の栄養の欠乏である。
[症状]
数日前までピンピンしていたのに突然青ざめて気絶を繰り返す。しまいには歯も抜け落ち、古傷が開いて血が吹き出すといった症状がヨサクに出た。
[治療]
ライムを絞ったジュースを(小型の樽いっぱい)飲ませる。そうすれば ほんの数日で治るとの事。
【ケスチア】

-ONE PIECE 第139話より引用-
[概要]
15巻 第129話“まっすぐ”にて“偉大なる航路(グランドライン)”リトルガーデンからアラバスタ王国に向かう海上でナミが発病。16巻 第139話“トニートニー・チョッパー登場”にて、ドラム王国のDr.くれはの診断にて病気が“ケスチア”と判明。
高温多湿の密林に住む有毒のダニに刺される事で発症。体に入った細菌が5日間潜伏して人を苦しめ続ける。そして5日目には死に至る。別名“5日病”。
ケスチアは100年前に絶滅したとされていたが、「太古の島の密林」であるリトルガーデンには残っていた。
[症状]
40℃以下には下がらない高熱・重感染・心筋炎・動脈炎・脳炎といった症状が出る。ナミを診断したDr.くれはによると、刺し口の進行から見て感染から3日目、並の苦しみではなかったハズだと言われていた。
[治療]
フェニコールと強心剤、チアルシリンといった抗生剤を投与。本来なら治療を始めて完了まで10日はかかる病気。Dr.くれはの薬でも3日は大人しくしておく様に言われた。(実際はその日の夜に出航)
【不治の病(Dr.ヒルルク)】

-ONE PIECE 第142話より引用-
[概要]
16巻 第142話“ドクロと桜”にて登場。Dr.ヒルルクが「遠い西の国」の「大泥棒」の話として語るが、実は自分自身がかかった病気であった。
ありとあらゆる名医を尋ね回り治療を受けるも誰一人として治す事はできなかった“不治の病”。ついには死を宣告されてしまうのだが…。
[症状]
「心臓に重い病」とだけ説明されており詳細は不明。
[治療]
Dr.くれはによると「体に入った菌そのものは万能薬ない限り消せやしない」とされ、今のところ治療法はない。

-ONE PIECE 第142話より引用-
しかしDr.ヒルルクが通りがかった“ある山”の鮮やかな桜を見た事で、医者から「まるで健康体だよ」と言われ奇跡的に治る。ただし完治したワケではなく30年を経て再び発症。
【潜水病(せんすいびょう)】

-ONE PIECE 第227話より引用-
[概要]
25巻 第227話“うそつきノーランド”で登場。モンブラン・クリケットの持病。ダイバーがたまにかかる病気。持病になったりする様なものではないのだが、無茶な潜り方を毎日続けた為にクリケットは持病となった。
海底から海上に上がる時の減圧が原因で体の中のある元素が溶解状態を保てずにその場で気泡になる。気泡は血管や血管外で膨張するから血流や筋肉・関節に障害を与える。クリケットは気泡が消える間もないくらい潜り続けてしまっている。
場合によっては死に至る病気。
【樹熱(きねつ)】

-ONE PIECE 第289話より引用-
[概要]
31巻 287話“神殺し”で登場。海円暦1122年5月21日(約400年前) “偉大なる航路(グランドライン)”ジャヤのセトが罹っているのをモンブラン・ノーランド達が発見。疫病。
その当時の60年前(今から約460年前)、この病気で“北の海”ルブニール王国では10万人の命が奪われた。かかって死ぬ確率は90%を超える「鬼病(きびょう)」。
しかし“南の海”の植物学者により特効薬が発見され、近年(その当時)では死に至る者は3%にも満たなくなった。もはや“樹熱”は治る病気となったのである。
[症状]
体にアザが出るともう助からないと言われている。“樹熱”は植物にも感染し、人から森へ森から人へと広がって行く。そうやって小さな島そのものを滅ぼしてしまった例もいくつかあると言われる。
[治療]
「コナ」という木の樹皮から取れる「コニーネ」という成分が特効薬。これを投与する事で人間は治す事ができるのだが、植物の場合は感染してしまうと伐採するしか手立てはない。
【不治の病(ロジャー)】

-ONE PIECE 第506話より引用-
[概要]
52巻 第506話“ロジャーとレイリー”にてゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)がかかっていた病気として登場。公開処刑の4年程前(28年前)にかかる。誰も治せない手の打ち様のない病にさすがのロジャーも苦しんだと言う。
当時 海で一番評判の高かった双子岬の灯台守りでもある医師クロッカスだけが苦しみを和らげる腕を持っていた。
[症状]
症状についてはよく分からないが、ラフテルに向かう直前 船室に引きこもり激しく咳き込む描写がある(第967話)。
[治療]
クロッカスによる延命治療だけが唯一の治療と言えそう。ロジャー海賊団の解散後にロジャーが船を下りる時、クロッカスから大量の薬を受け取っていた。
26年前の時点で「コイツの命はもって一年」とのクロッカスの診断だったが、ロジャーは公開処刑までの2年を生き延びている。クロッカスの腕と投薬に効果があったのだろうか。

-ONE PIECE 第576話より引用-
あるいは解散後に会いに行った白ひげとの酒席の場所に秘密の効果があったのか(奇跡の桜?)。延命の理由は不明である。
【珀鉛病(はくえんびょう)】

-ONE PIECE 第765話より引用-
[概要]
76巻 第762話“白い町”で登場した病気。“北の海”「フレバンス」でトラファルガー・ローがかかった。「フレバンス」で採掘された「珀鉛」なる鉛の一種による中毒症である。
「珀鉛」は毒ではあるが地層から掘り起こさなければさして害はない。それを取り扱う事で人体が蝕まれる。毒は微量でも蓄積されその子供の寿命を縮め、孫の世代になると更に寿命を縮める。
この寿命のズレによって あらゆる世代が同時期に発症する事になる。それにより感染症と疑われてしまった事が、「フレバンス:に更なる悲劇を生む事になりました。
[症状]
肌や髪がみるみる白くなり、全身の痛みと共に次々と死んで行く。
[治療]
体から「珀鉛」を除去する事ができれば完治させられるのだが、その方法が当時の医術では不可能であった。
ローが自身の「珀鉛病」を治療できたのは、“オペオペの実”の能力を使った「奇跡の手術(オペ)」に成功したからだと思われます。それにより体内の「珀鉛」の除去に成功したのだろう。
【女になる病(びょう)】

-ONE PIECE 第1063話より引用-
[概要]
105巻 第1063話“たった一人の家族”にて登場した病気。“シクシクの実”の能力者ドクQが作り出した伝染病。まずハートの海賊団のトラファルガー・ローとベポが発病。船内の仲間達へ次々と感染を広げた。
[症状]
男性から女性へと性別を変える。
[治療]
そもそも悪魔の実を由来とする病気である為、ローが過剰な覇気を体にまとう事で打ち消しに成功。この病を解いた者の“抗体”も伝染するらしく、ローが治る事で仲間達も治った。
【青玉鱗(せいぎょくりん)】

-ONE PIECE 第1098話より引用-
[概要]
第1098話“ボニー誕生”にて登場した病気。天竜人に妻として連れ去られたジニーがかかった病気。そして娘のボニーも5歳になるまでに発症。その他の人物に症状は出ておらず、感染症ではないと考えられる。
難病とされており、近年ごくまれに聞く病気だと医師が話している。
[症状]
日光・月光といった全ての自然光を浴びると全身の皮膚が青く石の様に固まる。死に至る病気である。自然光を浴びない様に完璧に防いでも“時間”による進行は止められない。5歳のボニーは10歳の誕生日を迎える事はないと言われた。
[治療]
Dr.ベガパンクによると、まだ医療の現場に下ろしていない技術を使うとの事。新しい幹細胞を作り移植する手術を行う。その結果「改造人間(サイボーグ)」を作る様な手間と費用がかかる。
再生医療を利用するものと思われます。

-ONE PIECE 第1100話より引用-
手術に半年かかり、外に出られる様になるまで1年を要する。

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