週刊少年ジャンプ2026年6・7合併特大号に掲載された「ONE PIECE」第1170話の考察!
扉絵は読者リクエストです。
「ジンベエがウナギ列車の駅員として乗客に弁当を渡しているところ」
乗客は子供の頃のルフィ達ですね。ルフィ・ゾロ・ナミ・ウソップ・サンジ・チョッパー・ロビンの7人です。数字だとか色々と意味深な感じですけどね。
あけましておめでとうございます!
さぁ 新年スタートですよ!
では本編です。
タイトルは‟裏腹”です!!
鉄雷(ラグニル)に認められなければならない
禁断の悪魔の実(エルバフの王家に伝わる‟伝説の悪魔の実”)が保管されている部屋に辿り着いたロキ。ところが突如としてハンマーが襲い掛かって来たのが前回。
ロキは何者かが部屋にいて、こちらに向けてハンマーを投げつけて来たと思っています。しかし部屋には誰もいません。独りでにハンマーが動いている。まずコレが1つポイントなんですね。
ハンマーの名は‟鉄雷(ラグニル)”。
次にハラルドのセリフに注目します。
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
禁断の悪魔の実は「国宝」であり、誰にも食べる事ができなかったと言います。何百年もの間です。それは‟ラグニル”に誰一人として認められなかったから。
つまり禁断の悪魔の実が食べたければ、まず‟ラグニル”に認められなければならないのです。
そしてハラルドは「今の私の‟力”があれば…!!」── と認めさせる事ができると言っているんですよね。‟ラグニル”を認めさせるには‟力”が必要なんだとハラルドは言っているんです。
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
‟ラグニル”は床が抜けてしまうほど重いんです。
いや、少し違いますね。
床が抜けてしまうほど重くなるんです。禁断の悪魔の実の入る宝箱の横にあった時には、こんなに重くなかったんですよね。それが急に重くなったのです。まるで‟キロキロの実”や‟トントンの実”の能力のように。
なるほど、‟ラグニル”に認めてもらうには‟力”が必要です。
あんなに重たいハンマーが独りでに動くんですから‟力”がなければ話になりません。第1143話でロキがハイルディン達に「お前らには この‟鉄雷(ラグニル)”を持ち上げる事すらできねェ」と言ってましたもんね。
しかしながら──
そこじゃないハズなんです。
ここが2つ目のポイントになりそうです。
ラグニルはリス?
どうしても禁断の悪魔の実をロキに食べさせたくない様子の‟ラグニル”。グルグルと回転しながら向かって来たところを、ロキが手にするハンマーに‟覇王色の覇気”をまとわせて応戦!
ロキが手にするハンマーは粉々になりますが、‟ラグニル”の方も無事では済みませんでした。ロキの‟覇王色をまとわせた攻撃は確実にダメージを与えたのです。
それによって‟ラグニル”の正体が判明します!
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
何とも可愛らしいリスです!
それはつまりハラルドは「深海契約」を結ばなくても食べようと思えば食べる事ができていた事を示しているんですよね。彼もまた‟覇王色”をまとえるからです。すでに‟ラグニル”に認められる‟力”を有していた。
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
もしもロックスとの交渉が決裂していなかったのなら、ハラルドは禁断の悪魔の実を食べていたって事なんでしょうね。しかし、そうはならなかった。食べるタイミングを逃していたのです。
さて、
ロキが見事‟ラグニル”に認められる事になり禁断の悪魔の実を食べるのですが。ここまで‟ラグニル”は雷の力を全く使っていないのです!どうして使わないのか。雷の力に対抗できる者こそが認められるべきではないのか?
当然の疑問だと思われます。
ロキの能力とラグニルの能力の秘密
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
ロキが‟ラグニル”を打ち付けてハラルドを倒します。この時「アウルスト城」に雷が落ちているんですね。そしてラグニル”はバリバリと音を立てており、ハラルドに電撃が走っております。
そうだとすると少しおかしな事が起こっています。
出典:ONE PIECE 第1142話|尾田栄一郎|集英社
第1142話でロキが‟ラグニル”を打ち付けた事でエルバフに雷が落ちて火災が発生しましたよね。この時ロキの足には海楼石が付けられたままだったのです。能力なんて使えなかったハズなのです。しかし使っていた事になるんです。
そこでリスです!!
もしかすると‟ラグニル”が変化したリスというのは「ラタトスク」なのかもしれません。北欧神話に登場する世界樹ユグドラシルに住むというリスであります。
ラタトスクとは「走り回る出っ歯」を意味し、ユグドラシルの頂点にいる大鷲フレースヴェルグと根元をかじるニーズヘッグの間で悪口を選んで両者の争いを煽る役割を担うリス。
ラタトスクはユグドラシルという生命の根幹で神々の世界を繋ぎ、時に争いを仲介する存在として語られている。
ラタトスクというのは、ユグドラシルの頂点と根元を行き来して情報を伝達するという役割を担うとされているんですって。そこで僕が注目したのは「仲介」「伝達」です。
おそらく‟ラグニル”が悪魔の実を食べており、それは‟リスリスの実”の幻獣種(モデル「ラタトスク」)であって。その幻獣ラタトスクの特殊能力とは、能力を伝達する力ではないだろうか。その伝達は海楼石でも止められないのかも。
こういう事なんじゃないかな?
そしてロキが食べた禁断の悪魔の実の能力とは──
出典:ONE PIECE 第1144話|尾田栄一郎|集英社
雷竜(ニーズホッグ)になるでしょうか?
ラタトスクとも関係性があります。
北欧神話に登場するのは「大蛇ニーズヘッグ」ですが、ONE PIECEでは「ニーズホッグ」であり「雷竜」として登場しているんですよね。雷雲を呼ぶのはその力によるものかも。
子供達の「こわいもの」として出ていましたよね。ただし、その姿は子供の想像したもの(悪夢)であって本物はまた違った姿をしていると思われます。もちろん鳴き声もです。
- ロキの食べた禁断の悪魔の実は‟リュウリュウの実”幻獣種(モデル「ニーズホッグ」)
- ラグニルが食べた悪魔の実は‟リスリスの実”幻獣種(モデル「ラタトスク」)
この2つの能力はセットであり、力を合わせられれば封じる事はできない。海楼石であっても‟ヤミヤミの実”であっても、かな。そして、どんな相手であろうが攻撃を貫通させる事ができる。神の騎士団であっても── イムであっても?
これで予想してみようかな!
神の騎士団の弱点
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
ギャバンによって‟神の騎士団”の弱点が明らかになりました。
それは‟覇王色の覇気”をまとわせた攻撃にありました。その攻撃による傷口は相応の痛みをともない、回復は著しく遅れるんだそうです。という事は‟覇王色”でなければ痛くもないみたいですね。
そして「連撃すれば戦闘不能にまでは追い込める」と言っています。もうズタズタにしてしまえば、なかなか回復しなくなるので戦闘不能って事なんでしょうね。
ただし死ぬとは言っていないんですね。
それは無理なんでしょう。いくら‟覇王色”をまとわせた攻撃でズタズタにしたところで戦闘不能になるだけで死にはしない。いつかは復活する。
出典:ONE PIECE 第1152話|尾田栄一郎|集英社
しかしながらロキは‟神の騎士団”を確実に仕留めているんです。「仕留める」というのは戦闘不能どころの話じゃないんですね。‟神の騎士団”とはハラルドであり、ロキは彼を殺害しているのです。
ロジャー海賊団であっても追い返すだけなのに、ロキは仕留めている。ロキが不死身のハラルドを殺害できたのは、その能力に秘密がありそうですよね。
そして今回、‟神の騎士団”がシャンクスを奪い返しに来ていた事も明らかになりました。それをシャンクスは知らないので、早い段階でロジャー海賊団にいる事を掴んでいた事が分かります。早々に奪還を諦めていた事もです。
その時にギャバンがソマーズ聖にトラウマを植え付けていた様子です。ゴッドバレー事件の時ではなく、その後の話だったんですね。
裏腹
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
第1170話のサブタイトル‟裏腹”というのは、ロキとハラルドの最後の会話にあるんですよね。「恨むぞ」という言葉とは裏腹にロキはハラルドを愛している。だからハラルドは「おれもだ 愛してる」と返したのであって。
その前の「お前!! 最低だからな!?」も「クズ親」も言葉とは裏腹。そして「命の幕を引かせる」というのも裏腹。確かにハラルドの命の幕は引かれる事になるのだが、それはあくまでもイムの支配からの解放であって──
ハラルドは死んでいないんですよ!
出典:ONE PIECE 第145話|尾田栄一郎|集英社
ロキは父ハラルドの夢を忘れないからです。
ハラルドはロキに「エルバフの未来」を託したのであり、ロキはその意志を受け継いだのです。それが第1170話のラストシーンに示されているのだと思われます。
これが事件の真相を伏せた理由にも繋がって来るのでしょう。この城で起きた事をありのまま国民に伝えろと言われていたのに、ロキはそうはしないんですよね。ハラルドを愚かな王にはさせられない。
色々な事が裏腹に進んで行くのだと思われます。
次回予告
あとは「アウルスト城」にいる生存者4人(ロキ・ヤルル・ギャバン・シャンクス)で口裏合わせをしたところで現在に戻りそうですね。あるいは現在に戻ってから、なぜ真相を隠したのかが語られるのかも。
そしてロキの能力と‟ラグニル”についての詳細は、現在に戻ってから‟神の騎士団”と戦う中で明らかにされると考えます。その2つの能力が絶大な威力を発揮する事になりそうですけどね。どんな能力なんでしょうね?
次回は1月19日(月)になります!
合併号なんで間があきますね。
今年もよろしくお願いします!!














コメント
鉄雷
古代技術で造られた悪魔の実を食べた大鎚
(多分)ジョイボーイの命を受けてある悪魔の実を守り認めた者に仕える
単独でもハラルドと戦えるぐらい強い
禁断の悪魔の実
動物系幻獣種 雷を扱える
鉄雷を使役できる事から古代巨人族が食べるのが最も適当
(多分)先代の能力者はジョイボーイの仲間
ヒトヒトの実 モデル〝ニカ〟
ジョイボーイが食べた悪魔の実
ゴムの体質により雷に耐性を持つので「禁断の悪魔の実」の能力者に騎乗する事が可能
妄想多めですがこういう事に見えます
エルバフと意気投合するルフィを見て五老星がイヤがるのも分かる
腕のタトゥーが千切れると
ハラルドは正気に戻った
しかし「深海契約」を結んでいるので
腕は無限に再生してしまう
=イムに意識を再び奪われる
一方、シャンクスは
「浅海契約」までしか結んでないので
千切れた腕は再生しない
=契約が切れる
ってことでいいのかな?
つまり、イム軍子の腕を切ると
軍子も一時的に正気に戻るのか?