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【第1169話‟一刻も早く死ななくては”】禁断の悪魔の実を食べようとするロキに「鉄雷」が──!?

WJ2026号3・4合併号 表紙 最新話考察/感想
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週刊少年ジャンプ2026年4・5合併号に掲載の「ONE PIECE」第1169話の考察!

今週は「エルバフ編大反響御礼!」で巻頭カラーです!

ワンピース 第1169話 巻頭カラー
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

ロックス海賊団がドーン!!

中国において‟百獣の王”とされるのは虎であって「世界の王」を目指したロックスにふさわしいと言えそう。また虎には‟凶悪”をいったイメージもありますからね。ピッタリだね。

かっこいいや!

そして「ONE PIECE magazine」の編集部が製作した特別冊子が付録になってます。30ページを超えるボリュームがあり、尾田先生の秘蔵設定画も収録されてるんだよ。これも必見!

では本編です。

タイトルは‟一刻も早く死ななくては”です!!

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ロジャー船長の息子

ワンピース 第1169話 シャンクス「ロジャー船長に息子がいるのか!?」
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

冒頭は14年前のエルバフ「ギャバンの家」──

ここでシャンクスがロジャーに「息子」がいる事をギャバンから教えてもらっています。ギャバンはガープから聞いた様子。14年前の時点でシャンクスはロジャーの血を引く息子の存在を知っていた。

ガープは息子がいる事は伝えていますが、名前(エース)までは教えていなかったと考えられます。そこは伏せたんでしょうかね。

その息子に対して「おれの弟みてェなもんだな」と笑うシャンクス。シャンクスにとってはロジャーを含めた海賊団の皆んなが父親。だったらロジャーの息子なら弟って事になりますわね。

それはつまりシャンクスはフィガーランド家の息子だなんて思ってもいないってこと。これっぽっちもね。第1167話の聖地マリージョアでのセリフは全て偽りだった事が分かるシーンになっています。

ロジャーに息子がいる事を知ったシャンクス。そいつが次世代の「海賊王」になるのかも?と考えるのですが、ギャバンの方は期待された者というのは意外と天下を取らないものだと否定的です。

んー、否定的と言うか…  ただ敷かれたレールの上を進むような世界じゃつまらないって感じで考えているんですね。結果的にギャバンの言った通りになっております。

一刻も早く死ななくては

一方その頃、ハラルドの指示で呼ばれたロキとヤルルが「アウルスト城」に到着。第1152話でも描かれていたシーンですね。あの時「王の間」で騒ぎが起きていたのですが、それはハラルドが衛兵を斬っていたからでした。

しかし当のハラルドはなぜそんな事をしたのか分からない。どうやらイムに操られての行動じゃないんです。イムに斬れと命令されたから斬ったのではない。無意識のうちに衛兵を斬っていたって感じなんです。

操り人形のようにイムに操作されて斬ったのではないんです。

これによって気づくんですね。

ワンピース 第1169話 イムの命令に逆らえない事を自覚したハラルド
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

もう自分が自分ではなくなって来ている事にね。今はまだ完全には染められてはいない。しかしイムの命令によって考え方すらも変えられつつあるんだと。

そこで出した結論が、イムに全て(自分自身もエルバフも)を乗っ取られる前に「一刻も早く死ななくては」というものだった。それで衛兵に槍で突かせたのだが不死身の体になっていましたと。

これが第1152話のあのシーンだったんですね!

シャンクスが交わした「浅海契約」

シャンクスが自身とハラルドは聖地にいる「御大」と呼ばれる奴と「一番浅い契約」を結んでいると説明しています。どうやら「イム」という名前までは教えられていない。そしてハラルドがすでに「深海契約」を交わしている事を知らない

そして「浅海契約」について新たな事実が判明!

ワンピース 第1169話 「浅海契約」だけでもイムの能力圏内では逆らえなくなる
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

「浅海契約」だけであってもイムの能力圏内では逆らえなくなると言うんです。それはつまりシャンクスは聖地マリージョアイム能力圏内に二度と戻れないって事になりそうなんです。

これからもしもシャンクスがイムの能力圏内に入る事があるなら、今回のハラルドのようになってしまうとは言い切れないまでも、イムの命令に逆らえなくなってしまう可能性がある!

こういう事なんでしょ?

シャンクスは「浅海契約」を交わした瞬間からイムとは戦えなくなっている。少なくとも14年前の時点で彼はそれを自覚しているんです。その上で行動しているんですね。イムとは戦えないながらもできる事をね。

シャンクスは印の浮かんでいた左腕を失っています。

それで契約を破棄できるのなら、たとえ「深海契約」「深々海契約」であっても覇王色で左腕を斬ってしまえば契約を破棄させられる(=不死身の体を失わせられる)って事になるんです。

そういう話じゃなさそうなんですよ。

その印は左腕に浮かんでいるものの、契約を結ぶのは個人であって。その契約から逃れるには死ぬしかない。それがハラルドの「一刻も早く死ななくては」というセリフの意味じゃないのかな?

シャンクスの「浅海契約」も死ぬまで付きまとうものだと思うんですけどね。悪魔との契約ってそういうものだという認識なのですが… うーん、どうなんでしょうね?

ロキに託された「エルバフの未来」

衛兵に剣を向けるハラルドに立ちはだかったのがロキ。老兵ながらヤルルも剣を抜いて「正気に戻れ」と言っています。2人の力でようやくハラルドを抑え込むのに成功。

ハラルドはこれまでの事を簡潔に説明し、今この城内で起きている事をありのまま国民に伝えるようにロキに告げます。それは悪名高いロキをエルバフの王にするためです。

ワンピース 第1169話 ロキに悪魔の実を食わせるように頼むハラルド
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

自身はエルバフの歴史上‟最悪の王”であり、ロキはそれを討ち取った英雄となれ。

大切なのは「エルバフの未来」なんだ!と。

それをロキに告げたのを最後に、ハラルドは完全にイムの支配下に入ってしまいます。ハラルドはハラルドでも、イムの臣下としてのハラルド。もはや別人ですが、これまでの記憶などは残っています。

ここで1つ考えたいのですが──

ハラルドの頼み
  1. エルバフの秘宝を食べろ
  2. 自身を討ち取れ
  3. 愚かな王だったと国民に伝えろ
  4. ロキが王につけ

①と②については頼みごとを聞いていると思われるのですが、③と④に関しては聞いていないんですね。ハラルドはエルバフの歴史上‟最高の王”ですし、ロキは王位に就いておりません。

それはロキが「エルバフの未来」にとって③と④はすべきではないと判断したのだと思うんです。ロキなりに「エルバフの未来」を考えた上で4つの頼みごとを取捨選択したのではないかな?と。

おそらく③についてはハラルドがしようとした改革を存続させるためです。それは間違っていない。エルバフが世界と繋がる事は何ら間違ってはいない。ハラルドを否定させたならはその願いをも否定させる

ワンピース 第1168話 国民に訴えるハラルド
出典:ONE PIECE 第1168話|尾田栄一郎|集英社

そうなってはいけないのであり、ロキはハラルドとイーダの意志を受け継ぐ覚悟である。それが③をしなかった理由なんだと思うんですね。悪いのは世界政府であって親父じゃない。親父は愚かじゃない!

そして③をしないと決めたなら自動的に④もできないんですよ。ロキが王になる正当性がないからです。その正当性は③があってこそなんですからね。

だからロキは真実を伏せ極悪人になった。ヤルルもその意志を尊重した。これが真相であり、ようやくハイルディンに真実を告げる事になった。こんな感じでしょうか。

襲い掛かる「鉄雷(ラグニル)」

ハラルドから‟エルバフの秘宝”(エルバフの王家に伝わる伝説の悪魔の実)を食べるように言われたロキ。当初ロキは泳げなくなるのを嫌がって乗り気ではなかった様子ですね。

そして悪魔の実を保管する場所に行ってみると──

ワンピース 第1169話 ロキに襲い掛かる「鉄雷(ラグニル)」
出典:ONE PIECE 第1169話|尾田栄一郎|集英社

ちょうど禁断の悪魔の実の後ろに立ててあった「鉄雷(ラグニル)」が動き出してロキに襲いかかるんですね。「ゲッゲッゲッゲ」なんて鳴き声をあげています。どうやら「ラグニル」は生きているっぽい。

  • 悪魔の実を食べた物
  • ホーミーズ

この2択なんですよ。

「ラグニル」というのは能力者なのかもね。ならば動物系の悪魔の実を食べたハンマーって事になりそうです。あるいは‟ソルソルの実”の能力者(ビッグ・マムではない)にソウルを吹き込まれたハンマー。

たとえ‟ソルソルの実”の能力者が死んでも、生前に生み出したホーミーズは生き続けると考えています。与えられたソウル(寿命)が尽きるまではね。

まぁでも悪魔の実を食べているっぽいですよね!

電気を生み出すような生物。発電器官を持つ生物ですね。もちろん想像上の生物(幻獣種)である可能性もあります。雷獣と呼ばれるようなものです。

一緒に保管されていた事、そして「実を食って‟鉄雷”を手に入れる」というセリフからして、禁断の悪魔の実を食べてこそ扱えるのが「ラグニル」って事なのでしょう。2つはセットなんでしょうね!

禁断の悪魔の実は感電を防いでくれる!?

ただし‟ゴムゴムの実”というのは違うのだと思うんですけどね。どうなんだろう。絶縁体の体を得る能力なんだとは思うんだけど…。

これからロキが禁断の悪魔の実を食べてハラルドを殺害するのだと思うのですが、それをシャンクスは目撃するのだと思うんです。もうギャバンと共に「アウルスト城」に来ています。

もしもロキが食べるのが‟ゴムゴムの実”ならば、

ワンピース 第1話 ゴムゴムの実についてルフィに説明するシャンクス
出典:ONE PIECE 第1話|尾田栄一郎|集英社

これまでの事が色々と変になりそうなんだけど。

「ラグニル」が食べている悪魔の実と、エルバフに伝わる禁断の悪魔の実というのは2つで1つみたいな感じになっているのだとして。それこそ対となる2匹の動物(幻獣)というのも考えられるでしょうか?

北欧神話にそんなのあったっけ?

ここはまた考えたいですね!!

次回予告

今号が2025年のラストになるんですね!

いや~ 早いものです。

新年1発目でロキが食べた悪魔の実が何であるかが明らかになりそうですよね。もちろん「ラグニル」の方も生きている秘密が明かされそう。北欧神話にヒントがありそうですけどね。まだ分かりません。

そろそろ次で過去編は終わりそうな。

そんな次回は1月5日(月)になります!!

本年も大変お世話になりました!よいお年をお迎えくださいませね!

コメント

  1. サミー より:

    シャムロックとロキが現代で対峙した際に剣がケルベロスに変身した時にまるで武器が変身するの初めて見たみた!みたいにロキは凄く驚いてたし、武器が悪魔の実を食って動く時ってビーストモード?みたいになるから(ラグニルは武器の形状のまま)ラグニルは悪魔の実を食べてるんじゃなくて誰かが動かしてるんじゃないでしょうか?
    それにエルバフの実と共にラグニルが代々伝わる伝説の武器なら、それに悪魔の実を食わせるってことする可能性は低いような。

  2. 匿名 より:

    【それで契約を破棄できるのなら、たとえ「深海契約」「深々海契約」であっても覇王色で左腕を斬ってしまえば契約を破棄させられる(=不死身の体を失わせられる)って事になるんです。】

    浅海契約なら可能それ以上の契約は不可能って考えにはならないの?

  3. 匿名 より:

    ハラルドを英雄扱いしたままなのは世界政府倒した後に生きてるハラルドを帰還させる思惑があるからでしょうね
    まぁその前に火の傷の男として出てくるだろうけど

  4. 詩空 より:

    おはようございます管理人さん!

    ・武器単体で動くことが出来る
    (意思がある悪魔の実を食べた可能性)
    ・エルバフ特有の何か?
    (元々その武器自体に特殊な性質や古代の力が込められてる可能性)

    「ゲッゲッゲッゲッ」という鳴き声からは、カエルか夜鴉が浮かびますが“電撃”を放ってますからねぇ…汗

  5. 匿名 より:

    物に悪魔の実を食べさせる技術って最近ベガパンクが開発したんじゃなかったっけ?800年前の技術力ならできたのか。そもそもその時代に作られたものなら意思を持っててもおかしくない気もする。エメトみたいに

  6. 匿名 より:

    ギャバンはラフテルに行って世界の全てを知ったはずなのに何でイム様の存在や能力を知らなそうな感じなんだろ
    ラフテルで何が分かって何が分からないんだろう

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