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【第1153話考察】“ロキ誕生”

ワンピース 第1153話 扉絵 最新話考察/感想
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週刊少年ジャンプ2025年31号に掲載のONE PIECE第1153話の考察です!

扉絵は「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」です。

ワンピース 第1153話 Vol.37「鈴後大名菊之丞と親分お蝶」

Vol.37「鈴後大名菊之丞と親分お蝶」

出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

鈴後にやって来たヤマトを出迎えたのは菊之丞とヤクザの親分お蝶(夕顔のお蝶)でした。菊之丞が鈴後の大名となっております。これから“北の墓場”にも顔を出すのかもね。

では本編です。

タイトルは“ロキ誕生”です!!

ハラルドはドリー&ブロギーと幼馴染

ワンピース 第1153話 ドリー&ブロギーと幼少期を過ごしたハラルド
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

現在160歳のドリーとブロギー。彼らとハラルドは幼馴染でした。幼少期のドリー&ブロギーがすごく可愛いですね。ヤンチャしてたらしく、誰の母ちゃんかは分かりませんが困り顔で見てます。

“古代巨人族”の血を引くハラルドは天性の「巨体」と「怪力」を持ち、そこに王子という「地位」も相まって慢心極まりない迷惑な人物に成長していたと言います。

親(国王と王妃)は何してんだ! 笑

ハラルドは“人間族”の事を“チビ人形”と呼んでおり、それは“チビ人間”よりも更に差別的な言い方だと示されております。ロードの“生人形(リヴドール)”と同等かそれ以上。

同じ人間として扱っていない。

そんなハラルドを変えたのは1人の女性との出会いでありました。

イーダとの出会い

ワンピース 第1153話 イーダ登場
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

場所は「新世界」バント王国、そこでエルバフから来た世にも珍しき巨人族として見世物にされていたイーダ。その光景を見たハラルドは怒り心頭です。

イーダを救い出したハラルドでしたが、逆に張り手をくらってしまいます。話を聞いてみると、イーダは“人間族”に助けられていたのであり、両者納得の上でのショーだったんですね。

そんな事はハラルドに分かるワケがないので誤解するのも無理はないんですけどね。ハラルドの口から出る差別的な言葉の数々。これにはイーダも黙っていられない。

彼女の言葉によって慢心を戒められたハラルドは人が変わった様になります。そして一気に顔つきも凛々しくなります。

建築技法や紡績技術など“人間族”には優れたものがある事を知ったハラルド。ONE PIECEにおいて差別をなくす道として“相手を知る”という事がとても重要なんですよね。

ワンピース 第623話 ジンベエ「知れば何か変わるのか…」
出典:ONE PIECE 第623話|尾田栄一郎|集英社

ハラルドはイーダの力添えで“人間族”を知り、歩み寄る事ができたのです。バント王国の“人間族”の方もまた「エルバフ」に対する誤解が解けた事でしょう。楽しげな宴のシーンが描かれます。

僕はハラルドが改心するのはマザー・カルメルの存在があったからだと予想していました。ハラルド王の「戦いより他国との交易を」という改革の志は、まさにカルメルがエルバフの巨人族に説いていた言葉だからです。

しかしカルメルではなくイーダ。ハラルド王の改革の裏にいたのはイーダだったのです。そして今回またマザー・カルメルを彷彿とさせる言葉が出て来るんですね。

出典:ONE PIECE 第868話&第1153話|尾田栄一郎|集英社

それが「同じ目線」というものです。

イーダというのはマザー・カルメルと同じ事を言う人物なのです。別に同じ事を話す人物がいても不思議じゃないんですけどね。

現在描かれているエルバフ編ってホールケーキアイランド編の時までに用意されていただろうストーリーと違ってる雰囲気あるよね?と。マザー・カルメルの役割がイーダに入れ替わってたりしないかなぁ。

ハラルドの政策に影響を与えたのはカルメルだったのではなくイーダって事なんですよね? その言葉はカルメルを彷彿とさせていたにもかかわらず。

僕が注目してるのは、これからロキがローラに求婚する話が出て来るかどうかです。今のところナミはロキの名を聞いても全く何も言いません。このままこの件がまるで無かった事の様に進むのなら何か(設定変更)があったんだと思うんですけどね。

“血の蛇”はレッドライン

イーダは“南の海”のサムワナイ島の出身です。

“南の海”を出身とする巨人族はハグワール・D・サウロもですね。どちらも野蛮なエルバフと一緒にされて… って話をしてます。サウロもサムワナイ島の出身かな?

イーダは今まで色々あって「新世界」バント王国にやって来たそうです。それを聞いたハラルドが「“血の蛇”を越えたのか」と言ってます。“血の蛇”とはレッドラインの事。

ワンピース 第965話 おでんが手にするグランドラインの地図
出典:ONE PIECE 第965話|尾田栄一郎|集英社

“南の海”から「新世界」へ行くとなるとレッドラインを越えなければ辿り着けません。物理的にね。

イーダがリヴァース・マウンテンから“グランドライン”に入ったんだとすれば、魚人島に潜ってレッドラインを越えて「新世界」に来たんだろうけど。「もう帰れない」とか意味深な言葉を述べてます。

そこはひとまず置いておきますけど──

今回エルバフにおいて“血の蛇”とはレッドラインである事が確定。「我らに突き通せぬものは“血に染まるヘビ”のみよ」というのもレッドラインの事だったワケです。

これらは全て「神典(ハーレイ)」の記述によるのかな?

ワンピース 第1138話 ‟神典(ハーレイ)”とエルバフの壁画
出典:ONE PIECE 第1138話|尾田栄一郎|集英社

ならば「業炎の蛇」が示すものはレッドラインという事で確定と考えて良いんですかね。業炎とはまるで血の様に赤い地獄の炎。レッドラインは元から世界にはなく、「第一世界」において出現した?

ハイルディン誕生

今から105年前にハラルドはイーダを連れてエルバフに帰還。まだ巨兵海賊団は世界で暴れている頃ですね。ここでハラルド王は改革を宣言しております。ヤルル&ヨルルは好意的に見ています。

ワンピース 第866話 “滝ひげのヨルル”と“山ひげのヤルル”
出典:ONE PIECE 第866話|尾田栄一郎|集英社

カルメルの説く「略奪より交易」も結構だが… というスタンスは、この42年後(63年前)になります。実はもうハラルド王の改革は宣言されていたという事なんです。

そして今から81年前にハラルド王とイーダの間に子供が生まれます。それがハイルディンなんですね。ただし長老(ヨルル&ヤルルは含まれていない)の反対により結婚は許されない。

これにイーダは理解を示しております。彼女とハイルディンは国の東にある“漁師村”で暮らす事になるみたい。村の巨人族も好意的に受け入れております。

王妃エストリッダ

ワンピース 第1153話 王妃エストリッダ
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

長老達が王妃として推薦したのが“酒村”の権力者の娘であるエストリッダ。高潔なる古代の血を宿すと言っているので、彼女も“古代巨人族”の血筋なのでしょう。角はナシです。

エストリッダは容姿端麗であり、この点は明らかにイーダと対照的に描いております。

風水に当たるものだろう“地風術”というものを彼女は学んでおり、色々と口を出すのですが胡散臭くて仕方がありません。「“気”が東へ逃げている」とはイーダのいる「国の東」を指しているのでしょう。つまり個人的な思惑が見え隠れするのです。

そして彼女こそがハラルド王が息子によって殺害されると予言した者だったのです。しかもロキが生まれてから「予言されてた」と後追いで言い出していたんですね。

とんでもない女性だ!!!

ロキは色々と悪く言われておりましたが、全てはエストリッダの仕業だったと思われます。彼女こそ諸悪の根源だったのです。ロキが殺したという幸運の馬の伝承についてもですよね。酷いよ!

ロキ誕生

ワンピース 第1153話 ロキ誕生
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

今から63年前にエストリッダが男子を出産。ロキと名付けられるのですが、その目を見たエストリッダは恐れおののきます。“古代巨人族”の名残である角と相まって、まるで悪魔の様な見た目です。

私の子じゃない、呪われた怪物だと我が子を罵るエストリッダ。ハラルドが遠征中であるのを良い事に、彼女はロキを冥界に突き落としてしまいます。何て事するんだよ! 怒

さらには勝手に里に帰ると荷造り(宝石の略奪)をしている時、彼女は驚愕の報告を受ける事になるんですね。ロキが宝樹アダムを登って陽界に戻って来た、というものなのでしょう。

彼女はショックで病に倒れます。

どうやらエストリッダの死はロキの呪いではなく、自業自得の部分が大きいのでしょう。目がどうあれ生まれた子に罪などありません。

ワンピース 第1153話 宝樹アダムを登るロキ
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

これ、まだ生まれたばかりの0歳児です(汗

普通に落ちれば即死のハズなので、木に引っかかりながら落ちて、冥界の猛獣をクッションにして助かったって事でしょうか。猛獣か何かが倒れている描写がありますよね。

この後、イーダとハイルディンの仲睦まじい姿が描かれます。母の愛情を一身に集めるハイルディン。その弟ロキは生まれた瞬間から母に拒絶される。対照的な母子です。

これからロキが目を包帯で覆い隠す事になるんですけどね…

母の愛情を受けたくてロキは自分で目を閉ざすのかなぁ。

ハラルド王を悩ます国交の壁

ワンピース 第1153話 国交の壁に頭をかかえるハラルド王
出典:ONE PIECE 第1153話|尾田栄一郎|集英社

この時ハラルド王は遠征中であり、国交の壁に頭を悩ませていました。世界政府によって阻まれているんです。他国と国交を結ぼうにも世界政府が邪魔をして来るのでしょう。

これは、世界政府加盟国と国交を結びたいのならエルバフも世界政府に加盟しろって事なのかな。しかし世界政府への加盟は国民の同意を得られない?みたいな。

いずれにせよ、この問題を解決する為にハラルド王は世界政府に直談判をする事になるのかもね。聖地マリージョアに赴く。これをロキは世界政府に魂を売った男と称しており、ハラルド王は世界政府にダマされる事になるのかな?

どう展開して行くのでしょうか?

まだ事件まで49年もあるんですけどね。これからロックスがエルバフに来た理由だとかも描かれるんでしょうかね。知りたい事は沢山ありますが、ページ数は限られているハズですよね。

次号休載

ロキの悲しい過去が明らかになりつつあります。目にも秘密がありましたね。きっとコレは呪いではなく、素晴らしい力を秘めていると思います!

そして次号は休載です。

残念ですが仕方ないっすね!!

って事で次回は7月14日(月)になります!

その前に7月4日(金)にコミックス112巻が発売されます。これも恒例のSBS考察で記事を上げたいと思ってます。どんな情報が明らかになるんでしょうね?

楽しみなんですが──

ワンピース シャムロック聖とマンマイヤー家の軍子宮 WJ2025.31
出典:週刊少年ジャンプ2025年31号|尾田栄一郎|集英社

軍子がマンマイヤー家ですってよ? それも軍子聖!

どういう事?

これは取り上げなければなりますまい!

いつもありがとうございます♪

コメント

  1. ひーちゃん@管理人 より:

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    どちら様かコメントありがとうございます
    > 最後のロードポーネグリフは
    > ハラルドとギャバンが
    > エルバフに移動させた可能性が高い?
    どうなんでしょうね?
    可能性はありそうですよ!!

  2. ひーちゃん@管理人 より:

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    どちら様かコメントありがとうございます
    > 最後のロードポーネグリフは
    > ハラルドとギャバンが
    > エルバフに移動させた可能性が高い?
    どうなんでしょうね?
    可能性はありそうですよ!!

  3. ひーちゃん@管理人 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    どちら様かコメントありがとうございます
    > ギャバンはロジャー海賊団の航海士だったから最後のロードポーネグリフを預かってる可能性は結構ありそうですね
    あるかもですね!!!

  4. ひーちゃん@管理人 より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    どちら様かコメントありがとうございます
    > ギャバンはロジャー海賊団の航海士だったから最後のロードポーネグリフを預かってる可能性は結構ありそうですね
    あるかもですね!!!

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