元ロックス海賊団ミス・バッキンガム・ステューシーの“複製人間(クローン)”である「ステューシー」。彼女は“クローン”である自身について少なからず“不幸”だと感じているみたい。今回はステューシーについて考えてみます!!
-画像はONE PIECE 第1072話より引用-
【ミス・バッキンの経歴】
どんな経緯でステューシーというクローンが生まれたのか。これを考えるにはミス・バッキンの経歴を拾って行く必要がありそうです。ミス・バッキンとは何者なのか。
| 本名ミス・バッキンガム・ステューシー |
| 通称ミス・バッキン |
| 年齢76歳 |
| 血液型S型 |
| 元“王下七武海” エドワード・ウィーブルの母 |
| 元ロックス海賊団 科学者(自称) |
| 白ひげの愛人(自称) |
| MADS居候 |
ともかく“自称”の多い人物であり、受けるイメージはまさに“詐欺師”といったところなんですよね。おそらく“自称”の部分は勝手に言ってるだけでウソ。それ以外は真実なんだと思われます。
これまでの経歴を簡単にまとめます。
| 76年前 | 誕生 |
| ??年前 | ロックス海賊団に加入 自称:科学者 |
| 38年前 | ゴッドバレー事件 ロックス海賊団壊滅 |
| ??年前 | MADSに居候 |
| 35年前 | ウィーブル誕生 |
| ??年前 | クローン「ステューシー」誕生 |
| 2年前 | ウィーブル七武海加盟 |
| 現在 | 七武海制度撤廃が可決 白ひげの故郷スフィンクスへ 緑牛にウィーブル捕まる |
現在はウィーブルと離れ離れになっており、白ひげの故郷スフィンクスにマルコといるんですよね。ここからどう動くのか。白ひげが残したとされる“莫大な遺産”についても不明のまま。
ポイントはウィーブルの誕生です!!
【ウィーブルの血縁】
こちらもまた“自称”としての“白ひげJr.”とされるエドワード・ウィーブル。白ひげ(エドワード・ニューゲート)とミス・バッキンの息子という話なんです。これも怪しいのですが…。
第1073話にてミス・バッキンがマルコに対して、白ひげとウィーブルの血縁に関してはDr.ベガパンクが証明できると言っているんですね。Dr.ベガパンクが絡んでる!!
ウィーブルは35歳であります。
そして、
ゴッドバレー事件が38年前。
おそらくミス・バッキンがMADSに白ひげの“何か”を持ち込むんだと思うんです。それをDr.ベガパンクが何かをしてウィーブルが誕生するのだと考えてます。
その“何か”とは「血液」であって…
白ひげの血統因子とミス・バッキンの血統因子を掛け合わせてウィーブルが生まれるのだと考えております。ウィーブルはクローンではないと思います。
“複製”ではなさそう。
白ひげのクローンではなくて、ちゃんとミス・バッキンの血統因子も含まれているのだと思います。2人の血縁だとDr.ベガパンクは証明できるのだと思うんですね。それをした張本人だとすれば。
ミス・バッキンは、ゴッドバレー事件で負傷した白ひげの血液を採取する事に成功したんだと思うんです。おそらくウィーブルは人工授精児ではないと思うんです。血統因子の掛け合わせ。
【ステューシー誕生】
35年前、ウィーブル誕生に際して入手したミス・バッキンの血統因子から、Dr.ベガパンクが「ステューシー」というクローン第1号を生み出すのだと思うんです。
よってステューシーの実年齢は最大で35歳。MADSの結成や血統因子の発見は35年以上前。こういう事になるのかなぁと考えております。ミス・バッキンがMADSを去るのはいつなのでしょう。解散時までいるのかな。
さて、
クローンとして生み出されたステューシーには“思うところ”がある様子。自身の存在に対する悩みと言うのかな。そういうのが見え隠れしたのが第1101話のヒトコマ。
【ステューシーの苦悩】
自我のない「人間」と
自我のある「複製人間」
どちらが不幸かしら
これから「思考」と「自我」を消されるバーソロミュー・くまを前にしてステューシーが話しているんですよね。その文脈からは、自身に「自我なんて要らないわ」といった感情が見え隠れしてます。
ミス・バッキンとステューシーは育った環境に違いがあり、2人の人格は別物なんだと思うんです。その人格において2人は別人。しかしながら血統因子においては同一人物。
ここに苦悩していると思われます。
私って誰なの? と。
偽物に自我なんて必要?
そこにDr.ベガパンクは「お前は“人間”じゃ!!」と言っていて、ステューシーを“一個人”として認めておるじゃろ、と言っているのかなと。“人造人間(ロボット)”じゃない。ちゃんとした“人間”。
ここに更にですね…
世界政府の言いなりに動くCP0(諜報部員)としての立場も乗っかっていて。政府の言いなりに動くバーソロミュー・くまの事とも掛かっていると思われます。
これでも自我が必要ですか?と。
何も考えず動かされてた方がマシだわ、みたいな。善悪の判断を含めて、自我がある事で不幸な事があったのだと思われます。
おそらく、これから本物(ミス・バッキン)と対峙する事になるのだと思うんです。若き日の姿をしたステューシーに対して、ミス・バッキンが激しく罵倒する事になるかも知れません。この偽物が!! みたいな。
そこでステューシーが何を語るのか。
ここになって来るのだと考えておりますが…。
【クローン開発は平和への一歩】
ステューシーというクローン開発の成功に対して、Dr.ベガパンクが「これは世界にとって平和への大きな一歩である!!」としています。ここの見解は説明されると思うんです。
Dr.ベガパンクはクローン人間に対してどんな考えを持っているのか。倫理的に大きな問題をはらんでいるんです。ステューシーの苦悩も描かれました。
まず間違いなくDr.ベガパンクは…
ジェルマ66の様なクローン人間の使い方を完全に否定するハズです。これはクローンを“人間”として扱っておりません。ジャッジのクローンに対する答えは“壁”だった。
同じくクローンを兵(パシフィスタ)として動員しているDr.ベガパンクですが、ジャッジとは180°違う考えを持っているハズなんです。そうするハズなんです。
ただ単に頑丈な体を持つバーソロミュー・くまを素体にする事や、改造する事でOKにはしない気がするんですよ。これなら“壁”にしても大丈夫だよ!! みたいな。こちらは銃弾を弾くんじゃ!! と。
それなら根底の部分で一緒です。
果たして、クローン開発の何が「平和への大きな一歩」と言うのだろう。まぁでも屈強な体を持つ者のクローンを作り出し、それを“平和利用”するってところなんだと思うんです。
クローンというものは…
①あくまでも“人間”として扱う
②“平和”の為だけに利用する
ステューシーにしても、パシフィスタ(セラフィム)にしてもですね。世界政府に利用される事でDr.ベガパンクが想定したのではない動かされ方をしていたが、それが変わるって感じにするのかな。
実際のところ倫理的な問題には触れずに済ます様な気がしますよね。どうしたって問題は出て来るのだと思うんです。それでもDr.ベガパンクがどう説明してくれるのか。
ステューシーの苦悩は解消されるのか。
見守りたいと思います!!!












コメント
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こんばんは管理人さん!
多くは心や感情が欠落してるように描かれますが、ステューシーは心優しい女性だと思うんですよ(ベガパンクへの忠誠心など)♡
善人っぽくない彼女のオリジナルのバッキンですが、ウィーブルに対しては愛情が深いっていう印象があります。
身体的な一致だけじゃなく、その辺りは同じなのかなぁと…。
個人的には、ベガパンクには論理観が備わっていると思うんです。
掲げてた平和利用(弱気市民達を救うヒーロー)。
ただ、バルジモア在住してた頃から秘密裏に軍事的な研究も行ってました(もう1つの研究所で)。
より良い未来の為に余分なモノは切り捨てる。
科学研究にはやっぱり二面性があるのだろうかと…。汗
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こんばんは管理人さん!
多くは心や感情が欠落してるように描かれますが、ステューシーは心優しい女性だと思うんですよ(ベガパンクへの忠誠心など)♡
善人っぽくない彼女のオリジナルのバッキンですが、ウィーブルに対しては愛情が深いっていう印象があります。
身体的な一致だけじゃなく、その辺りは同じなのかなぁと…。
個人的には、ベガパンクには論理観が備わっていると思うんです。
掲げてた平和利用(弱気市民達を救うヒーロー)。
ただ、バルジモア在住してた頃から秘密裏に軍事的な研究も行ってました(もう1つの研究所で)。
より良い未来の為に余分なモノは切り捨てる。
科学研究にはやっぱり二面性があるのだろうかと…。汗