14年前のハラルド王の死の真相には「黒転支配(ドミ・リバーシ)」が関係しているって事なのかな?
ハラルド王と「黒転支配」
ハラルド王と「黒転支配」については第1150話の考察記事で触れていました。イムによる「黒転支配」によりハラルド王は悪魔化させられており、それをロキに止められたのではないか?と。
ネックとなっていたのが──
出典:ONE PIECE 第1150話|尾田栄一郎|集英社
「黒転支配」を受けた者は“不死の体”を得ているハズだというものでした。“不死”ならばハラルド王が死ぬ事はないのです。しかしハラルド王は14年前に死んでいる。
ただしロキに“不死の体”に対する攻撃手段があったのなら話は変わって来るんですよね。
ハラルド王と「黒転支配」について、これまで出ている情報と照らし合わせつつ振り返ってみようと思います。
ハラルド王のしくじり
出典:ONE PIECE 第1151話|尾田栄一郎|集英社
どこまでやるのかとソマーズ聖に問われたイムが、エルバフの“心”が折れるまでやると答えています。そして気になるのが、この事とハラルド王がしくじった事に関連がありそうなんです。
ここで言われるエルバフの“心”というのは“誇り”や“信念”が当てはまると思われます。今回の場合、何をどうすればエルバフの“心”を折る事ができるというのか。
出典:ONE PIECE 第1135話|尾田栄一郎|集英社
悪魔化したドリー&ブロギーがヤルルの首を掲げた時だと考えます。なぜなら、それがイムの目的だからです。それをさせる為にドリー&ブロギーを悪魔化して動かしているのです。
ドリー&ブロギーがそれをした瞬間、エルバフの全国民の“心”が折れるのでしょう。「もうエルバフの誇りなど… どこにもない」みたいに絶望しちゃう。これにてイムによる支配が完了するのだと思うんですね。
そこでヤルルの頭に刺さった剣です!
その剣は肖像のハラルド王が持っているものと同じに見えるんですね。ガード(鍔)の形が同じ剣などいくらでも… とはいえ王の持つ剣ですからね。肖像に使うのに汎用の剣を持たせるなど考えにくいワケです。
そしてヤルルの頭に剣が刺さったのは14年前の事件の出来事だと明かされています。ただし、それをしたのはロキだと見られているんだけどね。それは本当の話なのだろうか?
剣が刺さっても奇跡的にヤルルが死ぬ事はなかった。さらにロキによってハラルド王は抑えつけられた。これがイムの言う‟しくじり”ではないかな?と。
出典:ONE PIECE 第1152話|尾田栄一郎|集英社
事件が起こったあの日、ロキとヤルルがアウルスト城に呼ばれているんですね。それはハラルド王の指示なのでしょうが、それはイムの命令に従っての事だと思うんです。
その命令とは、ロキとヤルルを殺害して首を掲げろというものかな?
しかしハラルド王はしくじった!!!
そしてロキが手をかけるんだろうけど…
ヤルルはこの真相を国民には伏せるべきだとしたんじゃないかな。真実を告げれば、それこそ相手の思う壺である。ハラルド王は光輝の王のままで良い。改革を止めるべきではない。おれが悪者で良いとロキも思ったんじゃないかな?
これが僕の考えになります。
ロキとハラルド王
出典:ONE PIECE 第1143話|尾田栄一郎|集英社
ロキがハイルディンになかなか真相を告げないのは、ハイルディンがハラルド王の事をどれだけ尊敬しているか分かっているから。それはロキの優しさかも。
そう考えるとですね──
なぜハラルド王が急に悪魔の様になったのかロキにはワケが分からなかったのかも。しかし、これは止めねばならない。エルバフが滅びてしまう。殺したくて殺したんじゃない。
これが第1143話のロキのセリフの真相かも。
アウルスト城内の破壊はハラルド王によるもので、百人を超える兵士の死体もまたハラルド王がやった事なんじゃないかな。あれはロキがしたのではないのかも。
そして「黒転支配」を受けたのはハラルド王だけだと考えています。
出典:ONE PIECE 第1151話|尾田栄一郎|集英社
よって悪魔化した者で挟んでひっくり返すという現象は起きていなかったんだろうなと。ハラルド王だけを悪魔化させるだけで事足りるとイムは考えていたんじゃないかな。
そういう意味ではイムのしくじりでもあるんだろうけど。
そういう設定にしていないと、他の国でもドンドンすれば良いという話になるんですね。その疑問に対するアンサーは用意されているんじゃないかと考えています。
そしてハラルド王が「黒転支配」を受けていたのなら“不死の体”を持っていたハズですよね。どうやってロキはハラルド王を死なせる事ができたのか。
それが覇王色による攻撃なのでしょう!
出典:ONE PIECE 第1152話|尾田栄一郎|集英社
‟不死の体”を持つ者に対する攻撃方法をギャバンから聞いたロキが、「おれは経験者」であり「‟神の騎士団”を確実に仕留められる」と話しているんですよね!
その経験とは‟不死”であった父ハラルドの殺害である。
こうなりそうですよね!
さてさて、
ハラルド王が悪魔化していたとすれば、色々と説明できそうな気がします。ヤルルの頭に刺さった剣、そしてエルバフの“心”を折る事の意味。これがこの記事を書くキッカケになりました。
どんな答えがまっているのか。
楽しみに待ちたいと思います!!









コメント
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どちら様かコメントありがとうございます
> 尾田先生は「ONEPIECEの世界の超常要素は悪魔の実のみ」と明言されています
そうなんですね。
僕個人としてはそれだけでは説明がつかない描写が色々とある様な気がしますが…。
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どちら様かコメントありがとうございます
> 尾田先生は「ONEPIECEの世界の超常要素は悪魔の実のみ」と明言されています
そうなんですね。
僕個人としてはそれだけでは説明がつかない描写が色々とある様な気がしますが…。
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劇場版の副音声で公開されたSBS出張版で「悪魔の実以外にワンピース世界に不思議なものはないというルールを決めている。裏を返せば、悪魔の実以外の現象なら大体存在してもおかしくないよう理屈が用意されている。」と言われています。
基本的に考察は人それぞれ自由に考えたらいいと思います。
作中でハッキリと答えが示されるまでは。
しかしただ1つだけ、尾田先生がこうだと明言されてる設定だけは遵守する必要があるんじゃないでしょうか。
尾田先生が決めた設定に「疑問がある」「おかしいと思う」と言ってしまったら、それはもう考察じゃなくその人の考えた二次創作になってしまいます。
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劇場版の副音声で公開されたSBS出張版で「悪魔の実以外にワンピース世界に不思議なものはないというルールを決めている。裏を返せば、悪魔の実以外の現象なら大体存在してもおかしくないよう理屈が用意されている。」と言われています。
基本的に考察は人それぞれ自由に考えたらいいと思います。
作中でハッキリと答えが示されるまでは。
しかしただ1つだけ、尾田先生がこうだと明言されてる設定だけは遵守する必要があるんじゃないでしょうか。
尾田先生が決めた設定に「疑問がある」「おかしいと思う」と言ってしまったら、それはもう考察じゃなくその人の考えた二次創作になってしまいます。
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どちら様かコメントありがとうございます
> 基本的に考察は人それぞれ自由に考えたらいいと思います。
> 作中でハッキリと答えが示されるまでは。
> しかしただ1つだけ、尾田先生がこうだと明言されてる設定だけは遵守する必要があるんじゃないでしょうか。
> 尾田先生が決めた設定に「疑問がある」「おかしいと思う」と言ってしまったら、それはもう考察じゃなくその人の考えた二次創作になってしまいます。
そうですね!!
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どちら様かコメントありがとうございます
> 基本的に考察は人それぞれ自由に考えたらいいと思います。
> 作中でハッキリと答えが示されるまでは。
> しかしただ1つだけ、尾田先生がこうだと明言されてる設定だけは遵守する必要があるんじゃないでしょうか。
> 尾田先生が決めた設定に「疑問がある」「おかしいと思う」と言ってしまったら、それはもう考察じゃなくその人の考えた二次創作になってしまいます。
そうですね!!