「深海契約」を交わして‟不死身”の体を得ていたハラルドが死亡。その事実をイムは掴んでいるのですが、何者の仕業によるものなのかは掴んでおりません。
もしかするとイムは── ロキが食べた悪魔の実(エルバフの秘宝)と、‟鉄雷(ラグニル)”の存在を知らないのかもね?
この記事では、ロキが食べた伝説の悪魔の実がエルバフで「国宝」とされた経緯、そして‟ラグニル”という武器について考えます。それは‟空白の100年”にさかのぼる話になりそうです!
Contents
絶望の世界を見たギャバン
ハラルドがこのまま城を出て世界を滅ぼすのではないか── そんな絶望の世界が頭をよぎったと話すスコッパー・ギャバン(第1171話)。彼にはハラルドを止める方法がなかったのです。
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
ギャバンは‟不死身”の体を持つ者達(五老星や神の騎士団)の弱点を知っていました。しかし戦闘不能に追い込むまでなんですね。完全に止める(死亡させる)方法までは知らなかった。
だから絶望感を抱いたんですね。
体の再生を遅らせる事はできても、完全に止めるなど不可能。ソマーズ聖などはズタズタにすれば戦意喪失して逃げて行ったのでしょうが、ハラルドはそうはなりそうもないと感じていたのでしょう。
‟不死身”の体を持つ神の騎士団との戦闘経験がある元ロジャー海賊団の船員ギャバン。彼は再生を繰り返す‟不死身”の体を止める方法があるなど知らなかった。
ハラルドの死に驚くイム
出典:ONE PIECE 第1171話|尾田栄一郎|集英社
ハラルドに‟不死身”の体を与えたイムの方も驚いています。
イムはイムで知らなかったのです。
- 「‟不死身”の体を与えたのだぞ」「それが殺されただと…!?」=‟不死身”の体を持つ者が死ぬなんて想定外
- 「何がいるのだ!!?」=‟ラグニル”を手にする伝説の悪魔の実の能力者の存在を知らなかった
この2点について知らなかった様子なのです。
これに加えて「更なる‟力”」を与えて化け物レベルの強さになっていたのに、誰がどうやってハラルドを死なせたと言うのか?となっているんですね。イムからすればもう全くワケが分かんない。
エルバフには‟不死身”の体を滅ぼす事を可能とする悪魔の実の存在、それとセットとなっている‟ラグニル”の存在についてイムは知らなかったのです。そんなのあるなんて知りませんでした。
数百年もの間 誰も食えなかった‟悪魔の実”
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
第1170話でハラルドが「数百年もの間」誰も国宝である‟悪魔の実”を食えなかったと言っていました。その理由は‟ラグニル”に認められる(勝てる)者がいなかったからですけどね。
受け取り方によっては、過去にはいたんですねと。数百年前に‟ラグニル”に認められてその‟悪魔の実”を食べる事ができた者がいたと読めるんですよ。そんな言い方をしているんです。
ここで前段の話が重要になって来るんですよ。
イムはそれを知らないんです。
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
エルバフに伝わる‟伝説の悪魔の実”と‟ラグニル”── ‟不死身”の体を与えたハラルドを死亡させるような存在がある事を知らないんですね。エルバフにあったかどうかじゃない、その存在そのものを知らないんです。
もしもセットになってこそ効果を発揮するのなら、イムは‟伝説の悪魔の実”の名前や‟ラグニル”について── それぞれ単体では知っているのかもしれません。
ただ少なくともイムの知る限り、エルバフの王家に伝わる‟伝説の悪魔の実”の能力者が‟ラグニル”を手に立ちはだかった事はないのです。そんな事はこれまでなかった。あったら知ってますもんね。
もちろんエルバフの戦士に限りません。その‟悪魔の実”を食べて‟ラグニル”を手にイムと戦った者などいません。いたのなら「誰が!?」とはならないんですよ。そのセリフは「まさか!?」になるハズです。
そう考える事により、こう仮定できるのです。
これならばハラルドのセリフもイムのセリフも分かりますよね。数百年前に食べた者がいたんじゃない。持ち込まれて「国宝」とされたのが数百年前。それから誰も食べた事などない。
そんな能力者は数百年間いないんですよ。おそらくはね。
だからイムも知らないのでは?
‟伝説の悪魔の実”と‟ラグニル”が持ち込まれた経緯
出典:ONE PIECE 第1170話|尾田栄一郎|集英社
おそらく‟ラグニル”というのは、ハンマーがリス(ラタトスク?)の能力を持っていると考えています。いわゆる悪魔の実を食べた‟物”ですね。
そんなものが数百年前に存在した。
数百年前に‟物”に悪魔の実を食べさせる技術が存在した、あるいは偶然の産物。どちらかになるんです。前者ならDr.ベガパンク(65歳)が生まれる遥か昔になるんです。
ただし数百年前にDr.ベガパンクを超える科学力が存在した事実が明らかになっております。ジョイボーイが生まれたとされる「ある巨大な王国」であります。
その「ある巨大な王国」が‟物”に悪魔の実を食べさせる技術を持っていたのかもしれません。ならばエルバフに‟ラグニル”を持ち込んだのはジョイボーイ(ある巨大な王国)なのかもね?
そもそもエルバフの王家に伝わる‟伝説の悪魔の実”というのがドコにあったのかは分かりません。もしかすると、それもジョイボーイが持ち込んだのかもしれません。
ジョイボーイはそれらを‟不死身”の体を持つ者(イム達)に対する攻略アイテムとして後世に伝えるようにエルバフ王家に頼んでいたと。この可能性が浮上するんですよね。
さて、ここからがある意味で本題なのです。
ジョイボーイとデービー・ジョーンズ
記事の冒頭でギャバン(ラフテルに行ったロジャー海賊団の元船員)は知らない、イムも知らないとさせていただきました。それは‟不死身”の体を持つ者を滅ぼす方法がエルバフにあること。
それを知っていた可能性が高い── そう言える人物がいるのです。それがロックス・D・ジーベックなのです。これはどういう事なんでしょう?
ロックスの夢は「世界の王」であり、聖地マリージョアの陥落を狙っていました。イムにも会いに行っており、「おれは戻って来るぜ」と捨て台詞を残して去っておりましたね。
出典:ONE PIECE 第1156話|尾田栄一郎|集英社
そんなロックスが2つの悪魔の実を欲しており、その1つがエルバフにあるハズだと話していましたよね。これが‟エルバフの秘宝”だったとすれば、それが聖地陥落に必要な重要アイテムだと知っていた事になるんです。
‟不死身”の者に打ち勝つために欲したのかもね?
どうしてロックスは知っているの?
ギャバンはロジャー海賊団の一員としてラフテルに辿り着き「世界の秘密」を知ったとされています。そんな彼はシャンクスに説明されるまで‟契約”について知りませんでした(第1169話)。イムの存在を知っているのかは不明。
それに対してロックスは知りすぎているんです。ラフテルに行ってもいないのに。聖地マリージョアに潜入した際に「花の部屋」までイムに会いに行っています。その存在を知っていたと思われる。
出典:ONE PIECE 第1164話|尾田栄一郎|集英社
ジョイボーイとデービー・ジョーンズは無関係ではないんです。
もちろんデービー・D・ジョーンズは名前の通り‟Dの一族”であり、何かしらの関係性にありそうなのは分かりますけどね。どうもデービー一族だけは他とは違うものを感じるんです。
口を閉ざす理由としては、外部に漏れ伝わる事を危惧したと考えられますよね。運命に任せるべき、ってヤツです。
まだ‟Dの一族”というのが何であるかも不明なんですけど。デービー一族だけは異質なものを感じますよね。デービー一族だけ知りすぎているのか、他が知らなさすぎるのか。どっちか分かりませんけど。
どうもデービー・D・ジョーンズはジョイボーイの近くにいた人物っぽいなぁ。‟エルバフの秘宝”について、そして‟ラグニル”についてイムも知らなかった事実を掴んでいた様子なんです。
さらに考えて行こうと思います!










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