「ONE PIECE」に登場する「世界貴族」(天竜人)の一覧。
-画像はONE PIECE 第497話より引用-
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【世界貴族(天竜人)とは】
「世界貴族」の別名が“天竜人”である。
800年前に「世界政府」という一大組織を作り上げた20人の王達(最初の20人)の末裔が“天竜人”。正しくは聖地マリージョアへの移住を拒否したアラバスタ王国のネフェルタリ家を除いた19の家系。
“赤い土の大陸(レッドライン)”の上、聖地マリージョアにある居住区“神々の地”に暮らす。“創造主”の末裔として自分達を「神」と称している。地上を“下界”と呼び、そこに暮らす人間を“下々民”と呼ぶ。
宇宙服の様な服装をしており、一般人と同じ空気を吸わない様にマスクをしている。ただし聖地マリージョアではマスクを取っており、家の中では宇宙服を脱いでいる描写もある。
“天竜人”を傷つけると海軍本部の「大将」が軍を率いてやって来る。海兵の中でも「大将」は“天竜人”の直属の部下の位置付け。また「サイファーポール“イージス”ゼロ(CP0)」は“天竜人”の直属の役人である。
男性の名前には「聖」、女性の名前には「宮」がつく。
一人称は「わちし(チャルロス聖)」「わちき(ミョスガルド聖)」「私(ロズワード聖)」など。話し言葉の語尾に、男性の場合は「〜え」「〜だえ」で女性の場合は「〜アマス」とつく。これらは愚鈍な“天竜人”ほど使う言葉遣いであり、聡明であったり地位が上になると使わなくなる傾向にある。
何人もの女性を“妻”としていて、シャボンディ諸島でチャルロス聖は新たに“13夫人”を迎えていた(その代わり5人の妻を下々民に戻す)。迎えるといっても強制連行であり、ジニーは“妻”として攫われた。
天竜人の証明チップというのが存在しており、ドンキホーテ・ホーミング聖の一家が“人間”として地上へ移住した際には回収されていた。
【天駆ける竜の蹄】
“天竜人”の紋章である「天駆ける竜の蹄」。
中央の丸に「上に3本の爪・下に1本の爪」がある“竜(竜)”の手形を模(かたど)った紋章。ただし“竜”と表記されるが、その手形は“龍”のものと思われる。
・パンクハザードのドラゴン(竜)は5本爪
・カイドウ&モモの助の(龍)形態は4本爪
どうして“竜”と表記しているのかは謎。
この紋章は“天竜人”の奴隷に対して焼き付けられる(焼き印)。奴隷からすれば「一生消える事のない“人間以下”の証明」と認識されている。その他には聖地マリージョアの「天竜門」などにも見られる。
ただし、“天竜人”の乗る船や「虚の玉座」などには見られない。それらには世界政府のマークが使われている。
【最初の20人】
800年前に聖地マリージョアに集った20の国の20人の王。世界政府を作り上げた「世界の“創造主”」である。その内の19の家族が聖地マリージョアへ移住し、今も住み続けているのが“創造主”の末裔である“天竜人”。
| ネロナ家 | |
| ネフェルタリ家 | アラバスタ王国 |
| ドンキホーテ家 | ドレスローザ |
| ジェイガルシア家 | |
| マーカス家 | |
| トップマン家 | |
| イーザンバロン家 | |
| シェパード家 | |
| フィガーランド家 | |
エンポリオ・イワンコフが持っていた本(Genesis?)に名前が載っている“最初の20人”の1人。この人物が“虚の玉座”に座るイムではないかとされている。そうだとすると“不老”であるが… 果たして。
空白の100年当時のアラバスタ王国の王(女王)である。“最初の20人”に名を残しつつも“天竜人”にならずアラバスタ王国に戻ったとされている。
しかしながら、アラバスタ王国に残る空白の100年以降の文献にリリィ女王の名前はない。アラバスタ王国には戻っていないとコブラは言う。
イムによると、リリィ女王の大失態(ミス)により“歴史の本文(ポーネグリフ)”が世界中に散らばる事になったらしい。本当にミスだったのか計画的だったのかは不明。
アラバスタ王国に残るリリィ女王の手紙には「ネフェルタリ・D・リリィ」と署名されている。手紙の内容は「“歴史の本文”を守りなさい」「ーーゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と書かれている。
【イム】
聖地マリージョアのパンゲア城内「花の部屋」にいる謎の人物。誰も座ってはならないとされる“虚の玉座”に座る。世界政府「最高権力」五老星が膝をついてへりくだる。
“最初の20人”の1人「ネロナ家」の「イム聖」と同一人物ならば800年前から生きている事になる。今も生きる“創造主”となるのです。世界一のタブーであり、限られた者だけしか存在を知る事は許されない。
一人称は「ムー」。
冷凍室(?)に保管される大きな麦わら帽子を見ていた。その手には2枚の手配書(ルフィとティーチ)が持たれていたが、それらは後で「花の部屋」で切り刻んでいた。そして剣はしらほし姫の写真に突き立てられた。
ビビの写真を手にしており、ビビが脱走した際には「ビビが欲しい」と五老星に言っていた。
【五老星】
世界政府「最高権力」。“天竜人”の最高位の5人。全員が悪魔の実の能力者と思われる。“空白の100年”について知っている様子だが、その当時から生きているとするには疑わしい描写がある。
| ジェイガルシア・サターン聖 | 科学防衛武神 |
| マーカス・マーズ聖 | 環境武神 |
| トップマン・ウォーキュリー聖 | 法務武神 |
| イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 | 財務武神 |
| シェパード・十・ピーター聖 | 農務武神 |
【ロズワード一家】
あくまでもロズワード聖の家族という意味での「一家」であり、「一族」としての名前(苗字)はまだ不明と考えられる。
[ロズワード聖]
| 出身地 | 聖地マリージョア |
| 年齢 | 53歳→55歳 |
| 誕生日 | 6月28日 |
| 身長 | 215cm |
| 血液型 | XF型 |
| 好きな食べ物 | サルの脳みそ |
| 初登場 | 51巻 第497話 |
キャプテン・ジャンバールを鎖に繋いで引き連れて登場。「船長コレクション」の奴隷を持っている。一人称は「私」。シャボンディ諸島では落下して来たウソップに潰された。
世界会議編ではバーソロミュー・くまに乗って登場。やっとレンタル期間が回って来たと話していた。ミョスガルド聖やホーミング聖を例に「ドンキホーテの一族はどうかしているえ!!」と話している。
[チャルロス聖]
| 出身地 | 聖地マリージョア |
| 年齢 | 22歳→24歳 |
| 誕生日 | 6月1日 |
| 身長 | 230cm |
| 血液型 | XF型 |
| 好きな食べ物 | ソフトクリーム |
| 初登場 | 51巻 第499話 |
人魚を欲しがっており、シャボンディ諸島のヒューマンショップではケイミーに5億ベリーを提示。世界会議で聖地マリージョアを訪れていたしらほし姫に興味を示し、2回に渡って捕まえようとした。いずれも成功せず痛い目にあった。
[シャルリア宮]
| 出身地 | 聖地マリージョア |
| 年齢 | 15歳→17歳 |
| 誕生日 | 3月29日 |
| 身長 | 178cm |
| 血液型 | XF型 |
| 好きな食べ物 | キャビアの金箔のせ |
チャルロス聖の妹。アクメイト海賊団船長デビル・ディアス(懸賞金6千万ベリー)に脱走され、首輪の爆発で倒れた彼を更に銃で撃った。シツケが下手。父ロズワード聖の「船長コレクション」を次々と潰しており、人間の子供から始める様に言われる。
[サルウ]
| 誕生日 | 3月28日 |
シャルリア宮の飼い犬。マスクはしているが服は着ていない。焼け焦げたデビル・ディアスにオシッコを引っかけた。
【ドンキホーテ一族】
900年前までドレスローザを治めていた王族。グリーンビットのトンタッタ族と条約を結び過酷な労働を強いる。800年前に聖地マリージョアに移住する。
[ドンキホーテ・ミョスガルド聖]
| 誕生日 | 12月13日 |
| 初登場 | 63巻 第625話 |
魚人島リュウグウ王国に緊急入国を求めた巨大難破船に乗っていた“天竜人”。大怪我をしていながら横暴な態度で魚人島の人々と接していた。オトヒメ王妃の計らいで治療を受ける。
かつては大金をはたいた「魚人奴隷コレクション」を所有していた。一人称は「わちき」。
聖地マリージョアに帰る際にオトヒメ王妃も同行。そしてオトヒメ王妃に諭され、第907話では大きく人間性が変わって再登場した。
チャルロス聖殺人未遂事件の犯人を逃した罪で審議にかけられる。そこに「神の騎士団」が介入。フィガーランド・ガーリング聖によって処刑される。
[ミョスガルド聖のダディ]
名前は不明。
[ドンキホーテ・ホーミング聖]
ドフラミンゴとロシナンテ(コラソン)の父親。「人間宣言」をして“天竜人”としての身分を捨て、“北の海”の世界政府非加盟国に一家で移住した。そこに住んでいる人達から苛烈な報復行動を受ける事になる。
ドフラミンゴによって銃で撃たれ死亡。
[ホーミング聖の妻]
名前は不明。
ホーミング聖の人物像から、チャルロス聖の様な12人もの妻の1人というワケではなさそう。移住した先の屋敷を燃やされ逃亡中に病気で死亡。
【ジャルマック聖】
「一族」としての名前(苗字)は不明。
12年前、世界政府の使節団と共にゴア王国にやって来た“天竜人”。「海賊旗を掲げたら何者だろうと海賊」「下々民が私の艦の前を横切った」という理由でサボの乗る漁船を狙撃して沈めた。
【プルミング聖】
「一族」としての名前(苗字)は不明。
サボ達が聖地マリージョアを襲撃した際に逃げていた“天竜人”。奴隷に向けた銃をカラスに奪われる。






















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