
海軍大将“黄猿”ボルサリーノが自身について世界政府・海軍の“言いなり”だと言っております。そうは言っても“黄猿”は裏切る様な気がします。何せ“黄猿”の掲げる正義は「どっちつかずの正義」なんですからね!!
-画像はONE PIECE 第1089話より引用-
【“黄猿”の裏切り】
きっと“黄猿”は裏切ると考えていると言いましても、こちら側について大船団と戦ってくれるとまでは考えておりません。そこまでの裏切り行為をするとは考えていないんです。

-ONE PIECE 第397話より引用-
22年前のオハラの「バスターコール事件」における“青キジ”クザンがした程度の裏切り。Dr.ベガパンクと戦桃丸を逃す様に手配してくれるのではないか?と。こっそりね。
海軍大将としての立ち位置は維持しながらも、何かしらの関係性があるDr.ベガパンクや戦桃丸を逃してくれる。これにより「どっちつかずの正義」というのを見せる事になるのではないかなと。
Dr.ベガパンクと戦桃丸の両方ではないのかも。
Dr.ベガパンク本体は麦わらの一味と共に脱出に成功するのだが、戦桃丸はエッグヘッドに残る事になるのかも。その孤立無援の戦桃丸を“黄猿”が逃してくれる。この方向もあると考えます。ちょっとまだ流動的だなぁと。
【どっちつかずの正義】
“黄猿”が裏切るに至る展開を予想するとして。彼が掲げる「どっちつかずの正義」というのが重要なキーになって来ると考えるとすればですね。“黄猿”は「2つの正義」の間で揺れる事になると予想します。
現時点での“黄猿”の言い分はですね…

-ONE PIECE 第1089話より引用-
空白の100年を研究してるのなら庇(かば)いきれないって事なんです。Dr.ベガパンクは世界政府が定めた法を破ってるんだから海兵として取り締まるのは当然である。そりゃ言われた通りに動きますよ。こんな感じだと思うんです。
これがあって“黄猿”が裏切るとすれば…
同じ事を世界政府もしている事を知る!!
↑この展開になると予想します。
世界政府は世界政府で世界に対して禁じている事を守っていないじゃないか。Dr.ベガパンクが守っていないなら世界政府も守っていない。この状況が作られてこそ「どっちつかずの正義」というのが大きな意味を持つと思うんですね。
そもそも空白の100年の研究とは何であるのか。その中には“歴史の本文(ポーネグリフ)”の研究が含まれますよね。どうして研究してはいけないのか。世界政府は何を理由に禁じているのか。

-ONE PIECE 第395話より引用-
それをすると古代兵器が復活するからですよ、と。そうなると世界に危機が及ぶからしてはいけないのです。これが世界政府による公式見解なんですよ。
そう言いつつも世界政府は…

-ONE PIECE 第1060話より引用-
古代兵器を復活させてルルシア王国を消滅させた可能性があるんですよね。Dr.ベガパンク(ヨーク)から送られた「マザーフレイム」を使って古代兵器を復活させた。僕はこの考え方です。実は世界政府は古代兵器を隠し持っており、それを復活させた可能性がある。

「マザーフレイム」は古代兵器ウラヌスの動力源!?
「ルルシア王国消滅事件」について語るサボ。ここにDr.ベガパンクが作った「マザー…
あくまでも「マザーフレイム」は動力源であって、それを使ってイム達は古代兵器ウラヌスを復活させたと考えております。“古代のエネルギー”がなくて動かせなかった古代兵器ウラヌスを「マザーフレイム」が復活させたんだろうなと。
これが“黄猿”にバレるんじゃないかな。
空白の100年を研究するDr.ベガパンクは庇えない。しかしながら古代兵器を復活させた世界政府の方はどうだ?と。どちらに正義があるんだろう… これに「どっちつかず」の“黄猿”の心は揺れる事となるんじゃないのかなぁ。
【黒電伝虫による盗聴】

-ONE PIECE 第1089話より引用-
包囲する海軍側がエッグヘッドからの通信を探知するのに成功。場所は聖地マリージョア。その海兵の報告に“黄猿”が反応。腕につけてるのは黒電伝虫だから盗聴が可能ですよ、と教えられる。
“黄猿”はヨークと五老星の通話を盗聴。

-ONE PIECE 第1089話より引用-
その会話の中には「マザーフレイム」だとか、それを“天竜人の最高位”五老星が「所望されてる」と表現する何者かの存在などが登場します。これらが“黄猿”の頭の中でルルシア王国消失事件に繋がるのかどうか。
ここがポイントになる様な気がします!!
まさか今回のヨークから聖地マリージョアへの通信を探知した者が、ルルシア王国にいたサボからカマバッカ王国への通信を探知した者と同一だったりしないでしょうね…。何か“黄猿”に告げ口したりだとか。
まぁ これは分かりませんけど。
勘のいいルッチはに繋がったハズ!!
ルッチもまたヨークと五老星の通話を聞いているんです。ルフィ達と共にね。おそらくルッチの中では全てが繋がったと思われます。気にしている描写があったんです。エッグヘッドの件とルルシアの件についてね。

-ONE PIECE 第1062話より引用-
おそらくルッチにはDr.ベガパンクを消す任務とルルシアの件が繋がった。そういう事だったのか、と。このルッチがどう動くのか。ここに“黄猿”が世界政府のタブーを知るキッカケができる方向もあるのかな。
何にせよルルシアの件は出て来そうな予感!!
そうなると“黄猿”が世界政府・海軍を裏切ってDr.ベガパンクや戦桃丸を逃す展開も見えて来るのかも知れません。僕は期待したいです!! あの「バスターコール事件」の“青キジ”の様な事を今回“黄猿”がするんじゃないのかなぁ。
空白の100年の研究は庇えない。この“黄猿”のセリフは布石となって来る様な気がします。それに関連し、もっと酷い事を世界政府(イム達)はしているんです。それが明るみに出るかどうか。出るんじゃないのかな?
推移を見守りたいです!!!

コメント