
短期集中表紙連載の第二十三弾として、第864話(86巻)〜第919話(91巻)まで掲載された「押し掛け麦わら大船団物語」についてまとめます♪
-画像はONE PIECE 第918話&第919話より引用-
【キャベンディッシュ編】
“ハクバのキャベンディッシュ”を船長とする「美しき海賊団」75名。その船には“ディアス海戦A級戦犯”スレイマンも乗る事になりました。くじで決めた順番は「1」。
ドレスローザを出航してすぐでしょうか。船の名前は「眠れる森の白馬号」です(81巻SBS)。「眠れぬ」ではなく“眠れ“る”」です。その通り船首の白馬は目を閉じております。
“麦わらの一味”の海賊旗を掲げて海をゆく!!
キャベンディッシュがスレイマンに何か語り始めています。それを目を閉じて得意げな表情で愛馬ファルルも聞いている。蹄の前脚でカップを持ち上げています(笑
キャベンディッシュが思い浮かべるのは子供の頃。その頃からシャルルはお供しているんですね。その頃だとすると「ロンメルのカマイタチ」の事件より以前。
何が「ご存じ」なのでしょう。
なんとキャベンディッシュはブルジョア王国の王子であった。テラスに出て来たキャベンディッシュに多くの女性が手を振っています。中には泣いていたり気絶してしまう女性も!!
モテモテですね。その人気ゆえ、年頃の娘が誰一人として結婚しないという事件が起きてしまった。
ちなみに「ブルジョア海賊団姫“ブルブルのプルル”」という女性が「赤髪海賊団」の傘下にいます(第1079話)。ブルジョア王国やキャベンディッシュと何か関係があるのかどうか…。
モテる男を“罪な男”や“罪作りな男”と言いますけど、キャベンディッシュは「人気ありすぎの罪」で、しかも国外追放です。わずか5億ベリーというのは、さすが王子の価値観です。
この時の部下が74人で、キャベンディッシュを含めて「美しき海賊団」は75人。スレイマンは同行しているだけで「美しき海賊団」の所属ではなさそうです。
部下の中に女性がいます。何かあるんでしょうね。キャベンディッシュが子供の頃からの“お世話係”か“家庭教師”だろうか。年頃の娘ではなさそうではあります。
いや、タイトルが長い!! それもずっと(笑
追いかけてくるのはブルジョア王国の年頃の娘達なのでしょう。ドクロを掲げて海賊団として追いかけている船も。しかし敵ではないので攻撃はしなくてよい。
スレイマンも少々 呆れ顔です(笑
「美しき海賊団」の傘下とは言い難いが、追いかける彼女達に何かあればキャベンディッシュは守ると思われます。
【バルトロメオ編】
“人食いバルトロメオ”を船長とする「バルトクラブ(バルトロメオ海賊団)」。56名です。参謀に“宣教師”ガンビアがいます。クジで決めた番号は「2」。
海賊船「ゴーイングルフィセンパイ号」が騒音をまき散らしながら島を訪れます。港にはすでに人だかり。手を広げて拒否の意思を示す者、棍棒を手にする者、電伝虫でどこかに連絡する者の姿が描かれています。
騒動の予感がしますね。
「港一番の悪」となっていますが、それはバルトロメオ側の視点での話で。正確には“港一番の猛者”という事かも。島の人々からすればバルトロメオ達の方がよっぽど悪人でしょう。
建物は焼き討ち。白旗を上げる市民の姿も。
これでは「押し売り麦わら大船団物語」です(笑
一般市民を“悪共”と称していますよね。麦わらの一味を宣伝、“布教活動”のつもりなんでしょう。バルトロメオ達に悪意はなく、それが余計に始末が悪い!! 笑
バルトロメオ達からステッカーを売りつけられる民衆の1人が指さす先には、「四皇」赤髪海賊団の海賊旗がありました。ここはシャンクスのナワバリだったのです。
なんとバルトロメオはガンビアに命じて「四皇」赤髪海賊団の海賊旗を焼き討ち。麦わらの一味ステッカーを示して高笑いをしています。絶叫する島の人々。

-ONE PIECE 第1126話より引用-
バルトロメオ達が訪れた島は新世界「ガルテル島」と判明。シャンクス達によりバルトロメオ海賊団は“落とし前”をつけられました。「ゴーイングルフィセンパイ号」は撃沈、バルトロメオ達の生死は不明です。
【サイ編】
「八宝水軍」約1000名を束ねるのは13代目の棟梁“首領(ドン)・サイ”。大きい「八宝塞」1隻(旗艦)と、7隻の装甲船「一宝塞」の計8隻で構成される水軍です。クジで決めた番号は「3」。
ドレスローザから“西の海”「花の国」へと帰還を果たした八宝水軍。新世界にあるドレスローザからは、“凪の帯(カームベルト)”を渡ったのだと思われます。
サイの帰郷を待っていたのは許婚のウホリシア。彼女は「二宝水軍」棟梁の娘であり、サイと結婚(政略結婚)する事が決まっていたんです(第771話)。
しかしドレスローザでサイはベビー5と結婚すると決断。それをチンジャオも認める。これが「大事な話」の内容なのでしょう。どうなるんでしょうか? 汗
正直に話したんでしょうね。そしてウホリシアに気の済むまで殴らせたのかな。「二宝水軍」の棟梁(チチリシア)もカンカンでチンジャオに抗議しております。この2人の間で結婚は決められていたのでしょう。
ウホリシアはすでに既婚者であり、25人もの夫がいたんです。ビッグ・マム程ではないにしろ… なかなかのものです。その夫達がウホリシアの周囲にいる男達でしょうか。八つ当たりされたのか怪我をしていますね(笑
力づくで結婚させて来たのか、強い者は美しいという“お国柄”なのか。何にせよウホリシアはサイの事を諦めたって感じですかね。
晴れてサイはベビー5と結婚。大怪我のサイですが周囲から祝福されており、ベビー5も幸せそうな表情です。めでたし めでたし。

-ONE PIECE 第1085話より引用-
「八宝水軍」は、世界会議に参加する“花の国”の護衛として聖地マリージョア入り。そこでレオと共にチャルロス聖殺人未遂事件を起こし、堂々と勝ち名乗りを上げて去る。
【イデオ編】
“手長族XXX級ボクサー”のイデオは、“足長族脚功道格闘家”ブルーギリーと“元賞金稼ぎ”アブドーラ&ジェットと手を組む事となり、「XXXジム格闘連合」4名で船出。
代表は“破壊砲イデオ”。クジで決めた番号は「4」。
おそらくは貰ったのは「ニタマリア号」の1隻でしょうか。その船での航海中に争う2隻の船を発見。何か揉め事が起きている様子ですよ。
争いに介入する「XXXジム格闘連合」。イデオ&アブドーラ、ブルーギリー&ジェットの二手に分かれて攻撃。イデオが攻撃しているのは足長族でしょうか?
手長族と足長族がケンカしていた様子。2つの種族は千年にも渡って抗争を繰り広げて来たというのでしょうか。根深いものがありそうですね。
手長族の方は王様っぽいですよ。
手長族と足長族の両方に、互いの船の壊れていない部品を使って1隻の船を造る様に指示。船の設計図はジェットがひいたのでしょうか。何をするつもりかな?
出来上がった船でイデオ達は出航。手長族と足長族には仲直りでも殺し合いでも好きにしろと言い残して去って行く。そもそもイデオ達が乗っていた、オオロンブスに貰った船はどうなっているのか。
島に残された者達は仲直りし、それをイデオ達に感謝する事になるんじゃないかな。将来的にイデオ達の仲間になりそうな気がするんですよね。
「XXXジム格闘連合」改め「イデオ海賊団」として再出発。帆にはシンボル(イデオの腕)も掲げられ、手長族&足長族から奪っただろう宝箱を手にどこかへ旅立つ事になりました!!
【レオ編】
「トンタッタ族トンタ兵団」200名を率いるのは兵長“戦士レオ”。副長にボンバとランポー。他にはカブさんとビアンが飛行部隊にいます。クジで決めた番号は「5」です。
レベッカとヴィオラからのプレゼントでしょうか、海賊の衣装に身を包んだレオ達。とても勇ましい。これにて「トンタッタ海賊団」の結成となるのでしょう!!
まず手始めに船長レオが出した指示はドレスローザの町の復興です。小人族は体は小さくても怪力の持ち主です。町の復興に大いに寄与する事でしょう。
復興の手伝いをしたお礼でしょうか、ドレスローザの市民から海賊船がプレゼントされます。船長は“あの時”のウソップ。ドクロの頭が栗なのは、トンタッタ族の伝説のヒーローであるモンブラン・ノーランドから。
レオ達は目を輝かせて船を見ています。
海賊船の名前は「ウソランド号」と命名。早速レオ達は乗り込んで大喜び。プレゼントした人々がそれを満足そうに見ております。とっても粋で素敵なプレゼントですね!!
ドレスローザ国王リク・ドルド3世から、世界会議への護衛に任命される「トンタッタ海賊団」。聖地マリージョアへの旅に出る事となりました。
聖地マリージョアにてサイと共にチャルロス聖殺人未遂事件を起こしたレオ。

-ONE PIECE 第1109話より引用-
その後ドレスローザに無事帰還を果たしており、レベッカとDr.ベガパンクの配信を見ている様子が描かれております。
【ハイルディン編】
今はまだ5名の未来の「巨兵海賊団」、その船長ハイルディンとドレスローザ編にて紹介。エルバフの巨人族で構成される海賊団であります。クジで決めた番号は「6」。
ここで海賊団の名前が「新巨兵海賊団」である事が判明。ハイルディン編5人は「バギーズデリバリー」からの“脱走者”としてリストアップされている様子。
ちゃんと辞表を出したのにね。
スタンセンはシャボンディ諸島でレイリーと共に「ヒューマンショップ」に捕らわれていた巨人族です。ルフィ達にも「この恩はきっと返す」と言っていましたね(第504話)。
その後、ビッグ・マムの過去編にも登場。ハイルディンが鍛えられているのを後ろで見ていた少年です(第866話)。
63年前、ロキ王子とゴールドバーグと共に生まれていたのがロードです。どちらかと言うと細身の巨人族です。戦闘は得意ではなさそうですが…。
ロードと同じ年齢(63歳)。気になるのは持っている盾です。まるで“ソルソルの実”の能力で生み出されたホーミーズの様に見えますが…。
シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)と仲良くしていた少女が、今や立派な戦士に成長していますね。巨大な斧で戦うのでしょうか。

-ONE PIECE 第1131話より引用-
「新巨兵海賊団」の5人はエルバフにてルフィ達の到着を待っていました。ロードは変人と言われており、“太陽神”を語ってルフィ達を閉じ込めるなどの暴挙に出ます。
エルバフ編で活躍が描かれる事になりそう!!
【オオロンブス編】
「ヨンタマリア大船団」4千300名の提督である“開拓冒険家オオロンブス”。しかし“殺戮支配者”や“偽りの冒険野郎”という異名も持っています。
大船団の船は3種類あり、一番デカい「ヨンタマリア号」1隻と少し大きな「サンタマリア号」が5隻、それより小さな「ニタマリア号」50隻で構成されます。「ニタマリア号」はイデオにあげて49隻かな?
クジで決めた番号は「7」です。
“コロンブスの卵”をモチーフにした、卵を割った殻にドクロを挟んだシンボルを掲げています。船首は兜を被った女神でしょうか。意気揚々と「ヨンタマリア号」が海を行く。
オオロンブスもまた辞表を出していました。相手はスタンディング王国の国王。彼はスタンディング王国に雇われて開拓冒険家をしていたんですね。
“殺戮支配者”などの異名は、スタンディング王国国王の指示での働きからつけられたものだったのかも。悪者はスタンディング王国国王だったのかも知れません。
几帳面なんですね(笑
しかも潔癖(笑
まだスタンディング王国でした(笑
当然ながら56隻の艦隊は王国の物。オオロンブス達は雇われの身でしたからね。それに乗って出て行くんだから国王もカンカンです。
海賊行為をするのにも計画を立て、それもまた時間ピッタリに合わせて行動。それを覗き込もうとするコロンブスも可愛らしいですね。
おそらくは計画表の通り、1時間後の16:00ピッタリに初めての海賊行為を行うオオロンブス。とある島を攻め立てます。
そこはしっかり事前調査しないんだ(笑
海賊のデビューとしては失敗なのでしょうが、麦わら大船団の一員としてはそれで良かったのだと思います。これまでの異名(殺戮支配者)がオオロンブスの真実を語ったものでもない事も広まるでしょう。
ここまでがドレスローザで“子分盃”を飲み、勝手にルフィの子分になった7人の物語。そして番外編としてベラミーのドレスローザ以後の物語が描かれます。
【番外編(ベラミー)】
ベラミーはルフィの子分にはなっていませんが、サボが作ったルフィのビブルカードの切れ端を持っています。ルフィに何かあれば駆けつける事ができるって事。
沢山の旗や“鯉のぼり”がはためく… 染物の町にやって来た男。
ベラミーは海賊から足を洗い“染物職人”になっていました。師匠による厳しい修行にも耐えている様子ですね。
破れない布にドクロを染め上げた海賊旗。これがベラミーがここに来た目的になって来そうです。この先ベラミーがルフィを助ける事になるとして、海賊旗がキーになりそうですね!!
【最終話】
これにて「押し掛け麦わら大船団物語」は終了です。














































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