世界政府の研究施設であるパンクハザード。この島には数々の謎が明らかになる事なく残されたままとなっております。
-画像はONE PIECE 第655話より引用-
Contents
【パンクハザード島の場所】
グランドライン後半の海“新世界”に向けて魚人島を出航した麦わらの一味。通常であれば、魚人島から指針が示す3つの島のどれかに向かうハズだったんです。
しかし、麦わらの一味は不注意から“白い竜(ホワイト・ストローム)”と呼ばれる「巨大な白い渦巻き」に巻き込まれる。そこから脱出できたのはアイランドクジラの群れ(小群)に遭遇したから。
そのアイランドクジラに導かれるカタチで、
無事に“新世界”へ浮上できたワケです。その時に見えた「火の海」。これがパンクハザードの近海である事を示しているんですよね。その海はパンクハザードの影響下にある。
“白い竜”とアイランドクジラによって、サニー号がどれくらいの距離を運ばれたのかハッキリしません。それでも魚人島、及び聖地マリージョアからそこまで離れた場所とは思えません。
「ライジン島」で麦わらの一味を待ち伏せしていたスモーカー達が、そこまで時間をあけずにパンクハザードへやって来ているんです。
あとは“新世界”の入り口に位置する場所にあるとされる「海軍本部」“ニューマリンフォード”との距離感が気になりますね。まぁでもパンクハザードは大体この辺にあるって感じです。
【パンクハザードに関する年表】
| 何百年前 | “人の巨大化”の研究を推進 |
| 188年前 | ナンバーズ八茶が誕生 |
| 38年前より以降? | カイドウとアルベル(キング)が脱走(※1) |
| 26年前より以前 | Dr.ベガパンクがパンクハザード所長になる |
| 20年前より以前から? | カイドウが「古代巨人族」の失敗作を買い取る(※2) |
| 4年前 | シーザーによる化学兵器大暴発事故 シーザーが捕まるも監獄船から脱走 Dr.ベガパンクがエッグヘッドに研究所を移す |
| 3年前 | シーザーがパンクハザードに戻る 島中の有毒ガスを圧縮してスマイリーに変える 人工悪魔の実「SMILE」の製造開始? |
| 2年前 | 大将“赤犬”と大将“青雉”の決闘 「燃えるの土地」と「氷の土地」が出来上がる |
| 数ヶ月前 | トラファルガー・ローが現れる |
(※1)38年前のゴッドバレー事件以降です。
この時カイドウもパンクハザードに捕まっており、アルベル(キング)を海賊団に勧誘して共に脱走していたのが分かります。この時にカイドウとアルベルの血液(血統因子)が採取されていたと思われます。
(※2)おでん処刑後に姿が確認できます。
そのシルエットから四鬼(ジャキ)と思われます。すでにクイーンがカイドウの仲間になっており、「MADS」の繋がりからシーザーorDr.ベガパンクから買い取られていたと考えられます。
【“人の巨大化”の研究】
トラファルガー・ローの話では、何百年も前から世界政府が“人の巨大化”の研究を推進して来たとの事でした。Dr.ベガパンクやシーザーが始めた研究ではないんです。彼らが生まれる遥か昔から研究されて来ている。
また、ローがこんな事を話しています。
-ONE PIECE 第1119話より引用-
これはまだローがパンクハザードにやって来たばかりの頃、シーザーとの対面時に語っていた言葉です。これは「SAD製造装置」を調べに来たと悟られない為のセリフなんですよね。
では、その世界政府の研究の証跡とは?
あの多数の「凍った人達」が、その1つだと思うんです。これこそが“人の巨大化”の実験が行われていた事を示すものであって。この「凍った人達」というのが“古代巨人族”の失敗作ではないかな。
ここパンクハザードで何百年も前から“人の巨大化”の実験は行われていた。Dr.ベガパンクやシーザーが来る遥か前から。“ナンバーズ”八茶(188歳)の出身地はパンクハザード。
【パンクハザードとサターン聖】
何百年もの歴史あるパンクハザード研究所において、Dr.ベガパンクが所長であった期間というのは20数年間に過ぎない。たったそれだけ。
それまでの責任者となると…
やはり五老星“科学防衛武神”ジェイガルシア・サターン聖になるのかなぁと。“人の巨大化”の研究はサターン聖をトップとして推進されて来ていた。こういう事になりそうな。
だからといって、サターン聖が下界にあるパンクハザードに来てまで研究していたとは思えません。サターン聖が所長であったとも思えない。
パンクハザード研究所の所長は代々サターン聖によって任命。サターン聖の指示を受け、パンクハザードの研究者は様々な研究・実験を行って来た。
「凍った人達」もサターン聖の指示によるものであり、アルベル(キング)への非人道的な実験もサターン聖の指示によるもの。これらにDr.ベガパンクは関係していない。
こういう事ではないだろうか。
【ログのとれないパンクハザード島】
パンクハザード島は“記録(ログ)”がとれない。だからローは来るのに苦労したと言います。この島は元政府の「秘密施設」なのです。どうやってローが辿り着いたのかは不明
グランドラインにありながら、パンクハザード島が“記録(ログ)”をとれない理由は1つしかないと思われます。元々グランドラインにある島じゃないのだと思われます。
今のところパンクハザードが樹(シャボンディ諸島)や生物(ゾウ)には見えません。やはり島は島なんですよ。それでいて“記録(ログ)”が意味をなさない。
ならばスリラーバークがヒントですよね!!
ゲッコー・モリアが拠点としたスリラーバークは“さ迷う島”。“西の海”から持って来た島だからナミの“記録指針(ログポース)”は何も反応しなかった。
パンクハザードも元々はグランドライン以外の4つの海に存在した島なのだと思われます。磁気を帯びていないのでしょう。どこからどうやって島を移動させて来たのか。
ここが最大の謎になります!!
【オーズの“国引き伝説”】
世にも名高い“国引き伝説”というものがあるんです。討ち取った国を“島ごと”自分の領土へ持ち帰り、悪党達の国を築いたという。その伝説を残した張本人がオーズです!!
スリラーバーク編でルフィの影を入れられたゾンビです。このオーズの伝説と、“記録(ログ)”がとれないパンクハザード島の謎に関係があるのかどうか。
それは500年前の話だそうです。
何百年前からの研究という話とも合う。
パンクハザードには「巨人よりでけェぞ」と言われていた頭骨が転がっていました。巨人族より大きい=オーズって事になるのかも。スリラーバーク編のアレコレがパンクハザードに繋がるのかもね。
そこで、です。
スリラーバークのオーズは、モリアが「氷の国」で見つけていたんですよね。死因は凍死です。当然ながら、このオーズとパンクハザードの頭骨は全くの別物です。
・「氷の国」のオーズは男性
・パンクハザードのオーズは女性
・その子孫がリトルオーズJr.(息子ではない)
こういう話になっているのかなぁ。
おつるの「“国引きオーズ”の子孫だね」と言われたリトルオーズJr.(72歳)がどう生き残っていたのかがポイントなんですよね。そこに2体のオーズの死体がどう絡んでいるのか。
おそらくパンクハザード島は“国引き伝説”と密接な関係にあるんだと思うんです。さらに世界政府がどこかから運んで来たのかも知れませんけどね。“魔人”と呼ばれたオーズは「氷の国」で凍死した。その不在の間に攻められたのかなぁ。
ここが本当に謎なんですよね!!
この謎はもしかすると…
エルバフ編にて語られる事になるのかも。
パンクハザードの数々の謎が解き明かされる時は来るのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います!!
















コメント
SECRET: 0
PASS: c4c8cc5f9b2527962300ca5f43104db7
>ログの無い島
①グランドライン以外から持ってきた島。
②シャボンディ(樹)やゾウ(生物)島喰いのフンのように、そもそも島ではない。
ワンピース世界の島々が沈んだ世界の高地だったことが判明したので、別の可能性について考えてみます。
まず、そもそもログとは何ぞやという話になるのですが、管理人さんの考察にもグランドラインのログを通じてエネルギーを世界中にいきわたらせるんじゃないかというものがありましたが、情報にしろエネルギーにしろ無線でやり取りをするなら障害物の無い場所、できるだけ高い場所の方が望ましいわけですな。
ログが何なのかはまだ不明ですが、まぁログ発生装置みたいなものがあると仮定しましょう。
ログ発生装置を設置するのは、できるだけ高い場所であるのが望ましいと仮定します。
海面上昇で大陸が海に沈んだ後、ログ発生装置が設置された場所が島として残る形になるわけですな。
ただログ発生装置は必要だから設置されるわけで、必要なかったら設置されないのではなかろうか?
例えば、あるエリアにログ発生装置を設置する条件を満たす場所が5つあったとして、3つ設置すれば十分だったら、5つの場所全てにログ発生装置を設置するだろうか?
というわけで、ログ発生装置の無い高地が島として残れば、ログの無い島も存在しうるんじゃないかと妄想します。
追加
インペルダウンって高い塔だよなぁと考えたら、低地で条件満たすために高い塔を建てたとも考えられるわけで、インペルダウンでログがたまるかどうかが気になりますな
SECRET: 0
PASS: c4c8cc5f9b2527962300ca5f43104db7
>ログの無い島
①グランドライン以外から持ってきた島。
②シャボンディ(樹)やゾウ(生物)島喰いのフンのように、そもそも島ではない。
ワンピース世界の島々が沈んだ世界の高地だったことが判明したので、別の可能性について考えてみます。
まず、そもそもログとは何ぞやという話になるのですが、管理人さんの考察にもグランドラインのログを通じてエネルギーを世界中にいきわたらせるんじゃないかというものがありましたが、情報にしろエネルギーにしろ無線でやり取りをするなら障害物の無い場所、できるだけ高い場所の方が望ましいわけですな。
ログが何なのかはまだ不明ですが、まぁログ発生装置みたいなものがあると仮定しましょう。
ログ発生装置を設置するのは、できるだけ高い場所であるのが望ましいと仮定します。
海面上昇で大陸が海に沈んだ後、ログ発生装置が設置された場所が島として残る形になるわけですな。
ただログ発生装置は必要だから設置されるわけで、必要なかったら設置されないのではなかろうか?
例えば、あるエリアにログ発生装置を設置する条件を満たす場所が5つあったとして、3つ設置すれば十分だったら、5つの場所全てにログ発生装置を設置するだろうか?
というわけで、ログ発生装置の無い高地が島として残れば、ログの無い島も存在しうるんじゃないかと妄想します。
追加
インペルダウンって高い塔だよなぁと考えたら、低地で条件満たすために高い塔を建てたとも考えられるわけで、インペルダウンでログがたまるかどうかが気になりますな