突如として揺れ出す鬼ヶ島。これはカイドウが“焔雲”で島を浮かそうとしているからです。この地震に際してジンベエが「ここの地形は特異ではあるがのう…」と言っています。今回はワノ国の地形についてを。
ー画像はONE PIECE 第997話より引用ー
【ワノ国の気候・天候】
六つの郷がそれぞれ
大きな川で区切れていて
土地土地で
気候も違います
このお菊の説明(第934話)に加えまして、天気もまた同じく極めて局地的に変わるという話でした(第958話)。グランドラインにある島としては不思議なケースなのです。
局地的な天気の変動や「常に国全体を悪天候が(第910話)」囲っている原因に、各郷の単位で気候が違っている事が挙げられるのかも知れません。全ては1つの島に極端に違う気候帯が存在しているのが元であるのかも。だから不安定な天候になってしまうのかな。
そんな気候の違う郷を区切る川です。
河を作り 舟場を作り
郷をつなぎ
人をつないだ
錦えもんのセリフでは「河」であって漢字は違ってはいるのですが、どうやら郷を区切る川というのは光月おでんの偉業として語られるモノなんですね。あの郷を区切る川というのは運河であって、これによって隣接していない郷まで舟で楽に行ける様になった、と。
それまでは郷を区切る川など無かったのかも？
全く川など流れていなかったとは思えません。しかし、地図で見られる様な郷を区切る大きな川というのは光月おでんが現れる以前には無かったのかも知れません。光月おでんが運河を引くまではです。
ワノ国というのは…
レッドラインの様な「地続きの島の集合体」なんだろうと思われます。このレッドラインの起源というモノがあるのかも含めて、元々は別個であった島が集まってワノ国を形成しているのかどうか。ここに謎があるんです。
そこで離れ小島の鬼ヶ島です!!
【鬼ヶ島とワノ国本土】
鬼ヶ島とワノ国本土は繋がっています。島の外周を囲む山々も含めて1つの島であるのが分かります。この地形でどうしてワノ国本土を囲むのが海なのかが分かりません。しかも島の外に流れ出す滝は淡水である。これは海楼石が生まれた背景に絡むのかも知れませんが今回の記事ではやめておきます。
ワノ国本土と鬼ヶ島は地続きである。
そんな鬼ヶ島というのは…
ロビンが聞いた話によると「入り口は“冬”」であるらしい。実際にルフィ達が向かった正面入り口の方も、ロー達が向かった裏口にしても雪が降っていたんですね。冬で間違いありません。
これってワノ国本土と同じである可能性があります。
鬼ヶ島もワノ国本土と同じくコンパクトに季節が違っているのかも。ドクロドームがあって不可能でしょうが、気候が違う土地を運河で区切れば鬼ヶ島もワノ国本土と同じになるんじゃないだろうか。
ここに、鬼ヶ島とワノ国本土とが地続きである1つの島である事が関係しているのかも。鬼ヶ島というのはワノ国本土の縮小版と捉えられないでしょうか。
【ワノ国本土も鬼ヶ島も1つの島】
鬼ヶ島というのは別の場所から持って来た島ではない。ワノ国本土も元は別の場所にあった島が合体したのでもない。その島の地質に何か不思議なモノが存在していて、ひとたび海面から上に出れば季節が混雑する島になる。こういう事なんじゃないだろうか。
鬼ヶ島に上陸を試みようとしたハートの海賊団が落ちてくる岩石から逃げています。崩れているんですよね。無理に島を引き剥がしたから崩れてるんじゃないのかなぁと。
それだけのチカラが“焔雲”にあるのかどうか。カイドウという1人のチカラで為せるモノなのかどうかには疑問があります。ただ、島を浮かせて更に移動させる程のチカラはあるんですよね。そもそもが桁違いなのです。
鬼ヶ島の気候には謎があり、それはワノ国本土のそれと同じである可能性があります。繋がっているからこそと思えるんですよね。最低でも鬼ヶ島とワノ国本土は1つの島なんだろうと考えるしか無さそうな…。
ただし、
地質に謎があるんだとして、春島と夏島と秋島と冬島をミックスした地質というのは考えられます。そのミックスというのが人為的なモノなのかどうか。レッドラインの謎とも関係する可能性は否定できません。
【まとめ】
カイドウによる鬼ヶ島の移動。鬼ヶ島は元は別の場所にあった島なんじゃないかというご意見を頂いています。そうかも知れないとは思っています。
ただ、色々と描写を振り返ってみると… どうなのかなぁという気もするんですよね。
鬼ヶ島はワノ国本土と繋がっていると思えるんです。ポイントは気候なんです。気候の不思議が本土と離れ小島をキッチリと繋いでいるんですね。
しかしまだ分かりませんね!!
まだまだ結論なんて出せる訳がありません。更に新しい情報が出て来るかも。僕としても続けて考えてみます!!
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