
ボニーの病気が治るならと過酷な運命を受け入れたバーソロミュー・くま。ドラゴンに事情を伝えていたのだろうか。バーソロミュー・くまと革命軍について考えてみます。
-画像はONE PIECE 第1100話より引用-
【くまの改造手術とドラゴン】

-ONE PIECE 第593話より引用-
頂上戦争の終結後、カマバッカ王国のエンポリオ・イワンコフに連絡を入れたモンキー・D・ドラゴン。その時 ドラゴンからイワンコフに「くま」の身に起きた事を話しておきたいと言っていましたよね。
イワンコフは頂上戦争でのバーソロミュー・くまの変貌ぶりに驚いていたのです。海底監獄インペルダウンに収容されていたので何も知らなかった。ただし七武海になっていた事は新聞で知っていた。
こういう事なんでしょうね。
しかしドラゴンは何が起きていたのかを知っている風ですが、どうやらバーソロミュー・くま本人から聞いていたのではなさそうなんです。

-ONE PIECE 第1099話より引用-
バーソロミュー・くまがボニーの治療法を探して世界を巡っている途中、革命軍の船のドラゴンと会ったのが最後。これ以降バーソロミュー・くまとドラゴンの接触はなかったみたいなんです。
世界政府直属である七武海にバーソロミュー・くまが加盟したというニュースにサボ達が驚いております。それはつまりサターン聖の出した条件を知らないという事。
そこにドラゴンも描かれますが…

-ONE PIECE 第1100話より引用-
この表情だけではよく分からない。
しかし、この時ドラゴンも何ら知らされていなかった様に感じます。バーソロミュー・くまの意図を図りかねている。そんな表情に見えたんですね。
そこでドラゴンはDr.ベガパンクに連絡を取り、何が起きているのか説明してもらう事になったのだと考えています。ドラゴンはDr.ベガパンクから全てを知らされ、それをイワンコフに教える事になるんだろうなと。
バーソロミュー・くまが政府の科学者Dr.ベガパンクに会いに行っている事をドラゴンは知っていますからね。政府絡みの七武海加盟についても何か知っているかも。そうドラゴンが考えても不思議ではありません。
Dr.ベガパンクが全てを話したっぽい。

-ONE PIECE 第1072話より引用-
バーソロミュー・くまとDr.ベガパンクの間の約束というのは、“ボニー”には「その理由を決して話さない」というものでした。よってドラゴンは対象外です。話しても良い。
Dr.ベガパンクは約束を破っていない!!
それは良いんだけど…
どうしてDr.ベガパンクから聞かなきゃならないんだろうね。なぜバーソロミュー・くまはドラゴンに伝えなかったのだろう。この背景が今ひとつ分からないんです。
【くまと革命軍】
バーソロミュー・くまの事をドラゴンに伝えたのがDr.ベガパンクかどうかハッキリしません。まだ描かれていないだけでバーソロミュー・くまがドラゴンに説明するシーンが出て来るかも。

-ONE PIECE 第603話より引用-
一切の「思考」と「自我」を捨て去る最後の執刀の前に、バーソロミュー・くまがドラゴンに会いに行っていたり。その時Dr.ベガパンクに対してドラゴンに説明しておいてくれ… と頼んでいたり。
色々と可能性はあるんですけどね。
ジェイガルシア・サターン聖との間で話が決まってから、バーソロミュー・くまは革命軍との関係を完全に断ったと考えております。バーソロミュー・くまと革命軍の接触はゼロ。
バーソロミュー・くまからドラゴンに会いに行ってはいないし、電伝虫で連絡を取ったりもしていない。こういう事になっていると考えております。
僕がそう考える理由というのは…

-ONE PIECE 第1098話より引用-
もうバーソロミュー・くまの中では革命軍を辞めているって事になっている。もう革命軍に戻るつもりはない。そんなバーソロミュー・くまの意志が示されていると考えてます。
Dr.ベガパンクを教えてくれたのはドラゴンであって。それでボニーが治る事になったのだからお礼の1つも言わなきゃならないんだけど。もうドラゴンには会えないと考えたんじゃないかなぁと。
たとえ相手が革命軍であっても、世界政府に命じられれば攻撃するという決断をした。それはボニーの治療の為。おれはボニーの為ならば革命の意志さえも捨ててしまえるんだ、と。
これをドラゴンには見せられなかった!?
おれはドラゴンの様にはなれない…

-ONE PIECE 第432話より引用-
ドラゴンとルフィの様な関係性にはなれないんだ、と。こういう背景になるのかなぁと。だからといってドラゴンが冷たいって事じゃないんですけどね。ドラゴンはドラゴンなりにルフィの事を想っていると思います。
もうバーソロミュー・くまは革命軍から身を引いている。これがバーソロミュー・くまがドラゴンに事情を話さない理由ではないかと考えております。
【くまは革命軍に戻らない】

-ONE PIECE 第1099話より引用-
元々は軍隊長だったバーソロミュー・くまの席が欠番になっておりませんしね。革命軍の側からしてもバーソロミュー・くまは辞めた者という認識だと思っております。
第1099話の時点で「もしボニーの病気が治ったら」「また一緒に戦いたい!!」と話しておりました。ボニーの治療は1年半。改造手術は2年です。自我を失うまで半年あります。
その半年の間でバーソロミュー・くまがドラゴンに事情を話すなりしているなら話は変わりますけどね。もしもバーソロミュー・くまが元に戻る事があっても革命軍に戻る事はないと思っています。
バーソロミュー・くまを自由にするのはドラゴンではなくボニーでもない。彼を自由な海に連れ出してくれる存在はもう提示されております。

-ONE PIECE 第1095話より引用-
バッカニア族に伝わる伝説の戦士“太陽の神ニカ”であると示されております。つまりルフィである事が父クラップのセリフにより暗示されているんです。
バーソロミュー・くまに革命軍を辞めさせているのは、やはり麦わらの一味への加入に繋がる意図がある様に思うんです。“ニキュニキュの実”の能力者(2929)ですしね。
あくまでも“ゴムゴムの実(5656)”の事は「もう一つの名前」としており、その名前が“間違っていた”とはしていないのです。59巻SBSの数字の法則は保持されたままと考えております。
自我を失う事は“死”を意味すると言いますが、バーソロミュー・くまはまだ死んではいないのです。“ニキュニキュの実”の能力者である限りは死んではいない。

-ONE PIECE 第703話より引用-
その体から悪魔の実の能力が抜けた時点で完全なる“死”を迎えます。ゆえにエースが生きている可能性はゼロです。そして“能力者狩り”は死んだ能力者から奪うんですよね。能力において“死”は重要なポイントになってます。
これからバーソロミュー・くまが死亡するというのは、その人生に救いがなさ過ぎると思うんです。死なない。ならばラストまでバーソロミュー・くまは“ニキュニキュの実”の能力者であり続けると考えてます。
ドラゴンからは離れて…
ルフィと共に第2の人生がスタートする様な気がするんですよね。その展開が、ドラゴンが言った「運命の風の赴くまま」に繋がるのではないかなぁと。
どうなって行くんでしょうね?
推移を見守りたいと思います!!

コメント
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生死判定が悪魔の実の能力を持ち続けているか、で判定するのは説得力ありますねえ!
よく思い付いた!
尾田先生の設定してる生死の基準は絶対それでしょ!
私が思い出すのは「ヨミヨミ」
「肉体が死んでも魂が能力を保持し続けていて肉体に戻ってこれる」なんてキテレツなものでした
肉体は骨になっても「甦り可能」なんですよね
あんだけの状態でも「生きてる」判定なんでよね
ならくまなんか全然オッケーな気がしてきましたw
最悪脳がいじられてても、新しいのを培養してそこに弾いておいた記憶入れればいいじゃんw
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生死判定が悪魔の実の能力を持ち続けているか、で判定するのは説得力ありますねえ!
よく思い付いた!
尾田先生の設定してる生死の基準は絶対それでしょ!
私が思い出すのは「ヨミヨミ」
「肉体が死んでも魂が能力を保持し続けていて肉体に戻ってこれる」なんてキテレツなものでした
肉体は骨になっても「甦り可能」なんですよね
あんだけの状態でも「生きてる」判定なんでよね
ならくまなんか全然オッケーな気がしてきましたw
最悪脳がいじられてても、新しいのを培養してそこに弾いておいた記憶入れればいいじゃんw