【Dr.ベガパンク死す!?】エッグヘッド事件の結末とモルガンズのビッグニュース

ワポルと連絡を取るモルガンズ -ワンピース最新考察研究室.1086
聖地マリージョアからの密航者ワポルと連絡を取る世界経済新聞社社長“ビッグニュース”モルガンズ。エイギス王国の船からワポルを保護したモルガンズは聖地マリージョアで起きた事件の真実を知ったハズ。その真実をいつ世界に報道するかが問題となっております!!
-画像はONE PIECE 第1086話より引用-

【リーク情報はモルガンズの懐の中】

世界会議編のタイムテーブルについては色々と不自然ではありますが、モルガンズの周囲に起きていた事柄に関してはまだ拾って行けるんですね。よって第956話から第1086話までの情報からその動きを時系列順に追って行きます。ただし世界会議開幕からの経過日数については省きます。その方が良い。
モルガンズ「死亡記事は飛ぶ様に売れる!!」 - ONE PIECE最新考察研究室.956
-ONE PIECE 第956話より引用-
まず聖地マリージョアで起きた事件が世界経済新聞社にもたらされます。「死者」が出た事、そして「議決結果」と「殺人未遂」の3つのビッグニュース。社内は大忙し。この時はまだ「王女ビビ失踪事件」については言及されていませんでした。僕達読者に対して伏せられていたのかも。
記事の構成を考えている時に世界政府から情報操作命令の通知が届く。その小切手入りの封書を持って来たのが変装していたCPの諜報部員。諜報部員を叩き伏せたモルガンズは本社の移動を決定。この時ワポルから連絡が入ります。
まだ新聞は発行されていない。
ワポルからモルガンズにリーク情報 -ワンピース最新考察研究室.956
-ONE PIECE 第956話より引用-
リーク情報があるとワポルが連絡を取ったのはエイギスの船に密航中の出来事と考えられます。その電伝虫のやり取りでリーク情報がモルガンズに伝わったかは不明です。後でワポルが盗聴の危険性を口にしていますから、保護されてからと考えた方が良さそうでしょうか。
聖地マリージョアでは、ビビとサボの写真を持って捜索中のCP0などの姿が描かれています。この様な経緯があって…
アラバスタ王国の事件についてのニュースが世界に告げられる -ワンピース最新考察研究室.1086
-ONE PIECE 第1086話より引用-
コブラ王の死とビビ失踪のニュースが世界に告げられたとなっているんです。ここでモルガンズが報道。世経の新聞が世界を駆け巡るのです。みんな驚いてました。その新聞にサボがコブラ王を殺害したかの様なスクープ写真も載せられているんでしょうね。それは世界政府側が撮った写真であります(第1085話)。
こう見て行くとですね…
そもそもモルガンズにコブラ王の死を伝えたのは世界政府(五老星)であったハズなんです。あたかもサボが殺害したかの様な写り方をする写真と共にです。第一報の時点でモルガンズは真実を知らない!! だからこそワポルのリーク情報に意味があるのであり、それを聞くのがモルガンズは楽しみだった。
つまりモルガンズは、ワポルから真実を知らされている(or知らされる手筈になっている)にもかかわらず、政府発表のまま世界政府に報じているって事になりそうなんですね。
サボ、コブラ王を殺害 -ワンピース最新考察研究室.1054
-ONE PIECE 第1054話より引用-
↑これは政府による情報操作なのだが、モルガンズはそれを分かっていて世界に報道している。あの時点においてモルガンズは世界政府の情報操作に乗っかっている。こう考えられると思うんです。
ならばCPが小切手と共に情報操作を迫ったのはコブラ王の事件ではないハズ。チャルロス聖の事件の方かもね。天竜人(ミョスガルド聖)が犯人を逃している事が絡むからかな?と。
今 コブラ王に関する事件の真実はモルガンズの懐の中に置かれた状態にある。“活字のDJ”モルガンズは世界政府に渡されたレコード(情報操作が収録)をかけていながら、その懐のレコード(真実が収録)をかけるタイミングをはかっている。
そんな状況であると考えます!!!

【モルガンズが真実を伏せた意味】

モルガンズのポリシー
-ONE PIECE 第956話より引用-
世界は今モルガンズによって踊らされている。ただし“ウソ”というのは少し違うと思います。嘘をついているのは世界政府であって、そんな世界政府もまたモルガンズによって踊らされているんだって事だと思うんです。
ワポルからのリーク情報を隠しておく事で何が起きたのか。これこそがモルガンズの手のひらで世界が踊らされているって事なんだと思うんですね。イムと五老星も読みが浅かったのかも。
サボ「“革命の炎”がそれで燃え上がるのなら!!」-ワンピース最新考察研究室.1083
-ONE PIECE 第1083話より引用-
モルガンズによる報道により“革命の炎”が燃え上がる結果を呼んだんですよね。革命軍サボが“最初の20人”の家系であるネフェルタリ家のコブラ王を消すという事が大きな意味を持ったのです。
そうは言ってもですね…
コブラ王がいるのにイムが出現 -ワンピース最新考察研究室.1084
-ONE PIECE 第1084話より引用-
別にワポルからのリーク情報を報道したって同じ事なんじゃないの?と。イムの存在を含めた世界政府の闇、そしてコブラ王の死の真相を報道したとしても世界政府への反発は呼び込めたかも知れない。
むしろ全ての真実を報道した方が、世界中に世界政府への不信感を呼び込む事ができたとも考えられます。そもそも世界政府に不信感を持っていた者達だけでなく、世界政府を信頼していた者達をも動かしてしまいそうですよね。
そこで僕は考えました!!
モルガンズは事件を報道する前に…
①世界政府からの情報
②ワポルからの情報
↑この2つを手にし、2つを天秤にかけたんじゃないだろうか。どちらを報道すべきか、と。その上で①を選択したんじゃないかと考えてみました。まだ②を報道するタイミングではない。最も効果的なタイミングを狙って②を打つ。それを待っているんじゃないかな。
その時がもう目の前に来ているのかも!!

【エッグヘッド事件の結末】

「世経」でしょ!? 大ウソツキの鳥社長め!!! -ワンピース最新考察研究室.956
-ONE PIECE 第956話より引用-
イワンコフがサボの新聞報道に触れた時、世界経済新聞社のモルガンズに対して“大ウソツキ”だと言ってましたよね。またビビも「バカバカしい記事」だとか世経は嫌いと言っていました(第1074話)。
モルガンズもよく「ウソか本当かじゃねェ」みたいな事を言ってますしね。真実ではない報道を流す事も少なくないのでしょう。信頼感がない。それはモルガンズ自身も分かっているのかも。
そこで、
コブラ王が世界政府に消されたと報道するとして、その事実を世界に信用してもらうにはどうすれば良いのか。信用されなければ効果が薄いんですよ。そんな事を世界政府がするとは思えない… という人達に真実を届けなければ効果がない。
アラバスタのコブラ王は中でも人徳のある優れた君主として有名な男 -ワンピース最新考察研究室.1083
-ONE PIECE 第1083話より引用-
あの人徳ある優れた君主として有名なアラバスタ王国のコブラ王を世界政府が消した?五老星がそこにいたですって?イム?何だそりゃ… そんな事があるハズないでしょ!! と思わせない策を講じる必要がある。
ならば、あんな密室ではなくオープンな場所において「世界政府はそういう事をする組織ですよ」という実例と共に報道するのが最も良いんだと考えます!! そういう事をする組織だからコブラ王だって消すんですとね。
モルガンズはDr.ベガバンクが世界政府に狙われている事を知る -ワンピース最新考察研究室.1074
-ONE PIECE 第1074話より引用-
↑それがコレでしょ?
モルガンズは、リーク情報が世界に信用してもらえるだけの事例が起こるのを待った。ちょうど良いタイミングでエッグヘッドで事件が起ころうとしているという情報を得た。こういう事じゃないかな?
この様に考えるとですね…
この翌日に迎える事件の“結末”は世界に思いもよらぬ「衝撃」を与える事となる -ワンピース最新考察研究室.1078
-ONE PIECE 第1078話より引用-
エッグヘッド事件の結末においてDr.ベガパンクは世界政府に消される。五老星ジェイガルシア・サターン聖の指示によって。それは世界政府はそういう事をする組織だという報道のされ方になる。そのタイミングでコブラ王の死の真相が明らかにされる。
Dr.ベガパンクを消す組織なんだから… そりゃコブラ王を消したと言われても本当の事なんだろうなと。こう世界中に思わせる絶好のタイミングが訪れるって事になるのかも。
ただ、Dr.ベガパンクの死(サテライトも全員)が必要かどうかは悩みどころです。消そうとする行為だけでも良いんじゃないかと思えるんですね。でもDr.ベガパンクとクローバー博士の運命は似通ったものになるのかなぁと思えたり。
世界政府によってDr.ベガパンク程の人物が消される事で、モルガンズはコブラ王の死の真相を公表できる様になる。そんな事例を待ったから真実を知りながら報道しなかった。それ程モルガンズは世界に信用されていないから。
どうでしょうか?
Dr.ベガパンクは消えてもDr.ベガパンクの夢は叶う。その意志を受け継ぐ者がいるならな、ですね。ちゃんと無償で世界中にエネルギーが行き渡る世界は実現するのは間違いないと考えます。果たして誰がDr.ベガパンクの意志を受け継ぐのか。
この可能性も待ってみたいと思います!!
「機械兵」を動かしたであろう“動力” “古代のエネルギー” -ワンピース最新考察研究室.1068
-ONE PIECE 第1068話より引用-
エッグヘッド事件はオハラの再来なのですが、世間の受け止め方には大きな違いがあると思うんです。Dr.ベガパンクが消される理由は“古代のエネルギー”に近づいたからであって。それは世界の人々の生活に直結します。とても身近な偉人なんですよ。
世界から争いをなくし、世界中に無償で火を灯そうと言うんですからね。それがなぜ消されなければならないのか。オハラとは少し受け止め方が違って来る様な気がします。だからこそ大きな事に繋がって行きそうな予感がするんです。
推移を見守りたいです!!!

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