第1124話におけるビビのセリフから、Dr.ベガパンクの配信後に世界中に巻き起こるだろう事態が予測できるのかも知れません。
-画像はONE PIECE 第134話より引用-
【ビビとモルガンズの舌戦とワポル】
世界経済新聞社の｢本社｣は気球船です。大勢のカモメにも引っ張られて空を飛ぶ。Dr.ベガパンクが言った通り世界が海に沈んだとしても安泰。
こう考えているモルガンズが、反抗的な態度を取るビビに向かって｢後で困らねェか?｣と言います。対するビビは｢別に｣と意に介さない。
-ONE PIECE 第1124話より引用-
世界が滅ぶにしても｢自分だけ生き残ろうなんて思わないもの｣と。そんなビビとモルガンズの言い合いをワポルが聞いている。ここがポイントなんですよね。
まずモルガンズがビビの事を｢お姫様｣と呼んでいます。ビビがアラバスタ王国の｢王女｣である事を強調してるんです。王国の王族を相手に言っているんだって事。
その隣にいるワポルはですね…
-ONE PIECE 第134話より引用-
たった5人の海賊団(黒ひげ海賊団)の襲撃に際して、戦おうともせずに国を捨てて海に逃げ出した国王だったのです。これを聞いたビビは激しく怒り、｢王が国民を見捨てるなんて…｣と言っていました。
そこで予測される事とは？
【自分だけ生き残りたい者達】
不測の事態を前にして、自分だけが生き残りたいと思っている王族も世界には多い。だからモルガンズはビビに対し、｢お姫様｣なら追い出されると困るんじゃないか？と言った。それがモルガンズの王族に対するイメージ。
しかしビビは、そうは考えない少数派の人徳ある王族だった。こういう話なんじゃないかと思うんです。自分だけ安全な場所にいて生き残ろうなんて考えもしない。
そこでDr.ベガパンクの配信です。
-ONE PIECE 第1124話より引用-
世界各国の王達は、この世界が海に沈むと聞いてどの様な動きを見せるのか。その対応の違いによって、その国の王が国民の事を考えているのかどうかが浮き彫りになりそう。
おそらく国を捨てる王が出て来る!!
国を捨てて向かうだろう場所は…
-ONE PIECE 第906話より引用-
レッドラインの上にある聖地マリージョアになりそうな気がします。空島は伝説ですからね。そこに逃げたいと思うなんて現実的ではないのです。
その聖地マリージョアに暮らす天竜人もまた自分だけが生き残ろうと思う者達であって。世界各国の王族が移住を申し出ても認めるワケがない。広大な面積を誇る大陸なのに。
そんな世界政府と各国の動きに、
-ONE PIECE 第1083話より引用-
革命軍と神の騎士団の戦いが絡んで来るんだと思うんです。まず革命軍が絡むのは間違いないと考えているので、その相手となる神の騎士団が出て来る事になるんだろうなぁと。
Dr.ベガパンクのメッセージは、ある意味で“踏み絵”の役割を果たすのではないかな？と。この国の王は国民の事など考えていない＝悪政を敷く王である。Dr.ベガパンクの配信が滅びるべき者達を炙り出す。
【燃え上がる“革命の炎”】
この度のビビとモルガンズの舌戦とワポルの存在から、これから巻き起こるだろう事態を僕なりに予想するとですね。
まず打診するのが普通ですが、愚かな王達は家族と共に国を捨てて聖地マリージョアに殺到する。その王の行為に国民は失望。ここまでは旧ドラム王国。
それらの国々に革命の炎が燃え上がる。ここからは｢8ゕ国革命｣。世界会議に乗じて起きた｢8ゕ国革命｣のその後の事態が世界中に波及するのではないか？と。
-ONE PIECE 第1083話より引用-
新たな王を立てた国々は聖地マリージョアへの物資の供給を拒否。それによって聖地マリージョアに対する“兵糧攻め”が更に厳しいものとなる。
そこで神の騎士団が事態の改善の為に動き出し、革命軍がそれを向かい討つ展開になるのかなと。これが僕の筋書きなんですけどね。どうなんでしょうか。
まだコブラ王殺害の真相は明らかにならず…
-ONE PIECE 第1054話より引用-
“最初の20人”の1人を死なせたという“炎帝”サボのカリスマ性が世界を引っ張って行く事になるのかな。これはビビにしてもサボ達にしても望むものではないんですけどね。実のところ。
さて、
次回から世界情勢が挟まれると思うんです。エルバフも楽しみですけどね。まずはエッグヘッド編を受けての世界情勢になりそうな。
どうも海賊ばかりが描かれるとは思えない。Dr.ベガパンクのメッセージは世界中に“衝撃”をもたらせたハズです。各国の王や国民達がどう聞いたのかも気になるんです。
まさに“時代のうねり”が巻き起こりそう。
どうなるのか見守りたいと思います!!!
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