【第1110話考察】“降星”

週刊少年ジャンプ2024年16号に掲載のONE PIECE第1110話の考察です!!
扉絵は｢鬼の子ヤマトの金稲荷代参｣です。

Vol.2｢ぼく、ワノ国を漫遊しようと思う!! おでんみたいに!!｣
ワノ国には黄金で作った稲荷(キツネ)をまつる神社でもあるのでしょうか。そこに代参(代わって参拝)する旅にヤマトが出る。そういった物語になるのかな。｢黄金の国｣の伝説に関わるのかも!!
では本編です。
タイトルは“降星”です!!
-画像はONE PIECE 第1110話より引用-

【権力の間の魔法陣】

-ONE PIECE 第1110話より引用-
世界政府｢最高権力｣五老星の執務室と言える｢権力の間｣には誰もいない。床にはバリバリと黒いイナズマを発する魔法陣が1つ。映像電伝虫が呑気な会話をするDr.ベガパンクを映し出しています。
この魔法陣を伝って4人の五老星がエッグヘッドに現れた。こういう事になっている様子。｢権力の間｣に魔法陣を出願させたのはジェイガルシア･サターン聖だと思われるのですが…

-ONE PIECE 第1109話より引用-
直前の｢呼ぶぞ｣のセリフは何に対するものだったのか。ちょっと変な感じします。聖地マリージョアの4人に対して｢呼ぶぞ｣だったのか。魔法陣に関係する何かを｢呼ぶぞ｣だったのか。
｢呼ぶぞ｣＝魔法陣をそこに出すぞって事？
少なくとも魔法陣を伝って実体が移動しているのは間違いなさそうですけどね。これと再生能力との兼ね合いが謎なんですよ。何か秘密がありそうですが…。

【あと約7分】

-ONE PIECE 第1110話より引用-
もう厳密も何も時間を守る必要ないよ!! 頼むから話し始めてくれ〜!! という僕の叫びも虚しく｢あと約7分待ったら話し始めましょう｣と。
ここまで悠長なのは、メッセージを中断させたいという者がいたとしても来れる距離ではないから。想定しているのは世界政府だと思われます。
魔法陣による移動方法がある事をDr.ベガパンクは知らない。そして｢工場層｣で起きている事をDr.ベガパンクは見ていない。やはり過去に作った｢記録映像｣なのか。
約7分の間でメッセージの発信源を破壊できるかどうか。これが五老星の狙いであります。かたや“麦わらの一味”は一刻も早く島を脱出したいワケですが… さて。
たった2.3分前にコーヒーを淹れるのに｢10分｣かかると言っていたのに、瞬時に暖かい(温かいの間違い?)コーヒーになる｢ベガコーヒー｣があったり。このチグハグな会話は何なんでしょうね。

【姿を現した5匹の怪物】

-ONE PIECE 第1110話より引用-
魔法陣から4人が姿を現し、エッグヘッドに五老星が勢揃いしました。どれもこれも怪物です。5匹の怪物がルフィの目の前に出現。
ジェイガルシア･サターン聖が“牛鬼”
マーカス･マーズ聖が“以津真天”
トップマン･ウォーキュリー聖が“封豨”
イーザンバロン･V･ナス寿郎聖が“馬骨”
シェパード･十･ピーター聖が“サンドワーム”
とんでもなくデカいです。五老星は天竜人(神)の最上位とされていますが、その姿に神々しさなど微塵も感じません。サボが形容した｢地獄｣こそがピッタリです。
果たしてイムの姿はどうなんだろう。

【ピーター聖の違和感】

-ONE PIECE 第1110話より引用-
ピーター聖の“サンドワーム”だけ少し浮いた存在なんです。他の4人は妖怪なのに、彼だけモンスターなんです。もちろんモンスターも妖怪･怪物の類いなんですけどね。

五老星の全ての能力が判明!! ピーター聖だけ異質である理由とは!?

いよいよ姿を現した五老星!! しかし1つ謎が出て来ましたよね!!-画像はONE …

onepiece-latestlab.com

ピーター聖は誰かの後任ではないのか？と。羊か何かの妖怪である前任の五老星がいて、その者と代わってピーター聖が五老星の座についたのではないだろうか。
すでに記事にしましたが、さらに掘り下げて考える必要があるかもです。五老星というシステムにも関わる問題になるかもですよ!!

【ナス寿郎聖がパシフィスタを無効化】

エッグヘッドに現れて即座にイーザンバロン･V･ナス寿郎聖が動きます。獣型の“馬骨”から人獣型に変形。まさに騎兵であります。特筆すべきはその機動力!!

-ONE PIECE 第1110話より引用-
ナス寿郎聖の狙いはパシフィスタであります。覇気をまとわせ黒く変色した刀(初代鬼徹?)で斬るのですが、脳への伝達路を凍結させているだけ。
こりゃ達人の域でしょうね!!
パシフィスタは世界政府の兵器であって、ナス寿郎聖はそれを傷つけずに一時的に行動を停止させているだけ。それを居合で次々と島中のパシフィスタにして回る。凄まじい!!
“馬骨”とはまさに白骨化した馬でして。その刀にはブルックと同じ“黄泉の冷気”をまとうと思われます。これを見せられるともう…

-ONE PIECE 第467話より引用-
斬り口が発火するゾロ(飛竜火炎)との対決に期待が高まりますよね。それはこのエッグヘッドで実現するのか。はたまた次の機会になるのか。

【マーズ聖の狙いは発信源】

-ONE PIECE 第1110話より引用-
マーズ聖の行動も早かった!!
怪鳥“以津真天(いつまで)”であるマーズ聖が向かったのは｢研究層｣です。現在フロンティアドームは100%の防御体制であり、バリアに守られているんですけどね。何の迷いもなく突撃!!

マーズ聖(以津真天)の目的はメッセージの発信源!? 対抗するのはステューシーか!?

怪鳥｢以津真天(いつまで)｣になった五老星マーカス･マーズ聖が目指すのは｢研究層…

onepiece-latestlab.com

何なく通過してしまうのでしょう。そして注目はマーズ聖にも“再生能力”が備わっているのかどうか。バリアの通過により怪我をするのかも知れません。何を見せてくれるのか。
目的はDr.ベガパンクによるメッセージの発信源であって。メッセージの開始まで約7分なのですが、それまでは誰かがマーズ聖を止める事になると思うんです。

-ONE PIECE 第1073話より引用-
ここでステューシーが出て来るのなら、背中の黒い翼の秘密が明かされるのかも知れません。ステューシーもまた幻獣種の能力者であって空を飛ぶのかもね!!

【ゾロvsルッチは決着か!?】

サンジからジンベエへの通信で漏れ聞こえた｢足手まとい｣の言葉にロロノア･ゾロが発憤(ブチ切れ)。ついにゾロが三刀流に持ち替えて大技を炸裂させます!!

-ONE PIECE 第1110話より引用-
“虎虎婆(ここば)彪狩り(まだらがり)”
これで決着なんですかね？
ロブ･ルッチが倒れるところまで描かれていないんです。相当なダメージを与えたのは間違いないんです。これにてゾロの勝利で終わって構わないと思うんです。
それでも少し気になるなぁ。

【ルフィとドリー&ブロギーの再会】

｢工場層｣の中心部に残った五老星はサターン聖･ウォーキュリー聖･ピーター聖の3人。これをルフィが相手にする事になります。
“サンドワーム”のピーター聖が地中に潜り、ルフィの真下から顔を出す。そして大きな口でルフィを飲み込んでしまいます。そのピンチに現れたのが…

-ONE PIECE 第1110話より引用-
巨兵海賊団2人の船長ドリー&ブロギーです!! “太陽鋸(タイヨウノコ)”でブッた斬ってルフィを救出。まるでリトルガーデンでのヒトコマを彷彿させます。
おそらくピーター聖は再生能力で復活すると思われます。ここも注目ですよね!!
本編2ページ目で、ドリー&ブロギーが何人かの仲間(巨人族)を引き連れて歩いているのが描かれています(少なくとも3人)。よって3vs3の激突になるワケじゃなさそう。
ポイントはルフィの覚醒の時間切れと“伝説の鉄の巨人”の出現です。いよいよ大詰めなんです。“鉄の巨人”の出現が控えているという事は、まだピンチの局面があるって事かも!!

【次週は表紙&巻頭カラー】

僕は第1110話でエッグヘッドから次の章に移るのではないかと見ていましたが、そんな事はありませんでしたね。これから約7分の攻防があって、そこからメッセージの配信がスタート。
まだまだ事態は大きく動きそう!!
そして次回は第1111話という記念回になります。さらに表紙&巻頭カラー!! 楽しみですよね〜!!
そんな次回は3月25日(月)になります♪
とにかく今回は五老星ですよね。このエッグヘッドでは謎の全ては明かされず、世界政府との全面対決まで伏せられるものもありそうな。それでも色々と考えてみたいです!!
いつもありがとうございます♪