【第1089話考察】「立てこもり事件」

週刊少年ジャンプ2023年36・37合併号に掲載のONE PIECE第1089話の考察です!!
今週の扉絵は読者リクエストです。
第1089話扉絵 -ワンピース最新考察研究室.1089
「夜に海図を描いているナミへ牛がホットミルクを渡しているところ」
ホットミルクにはサンジからの手紙が添えられています。これはモウね、W7編におけるサンジからナミへの手紙を思い起こします。海列車の駅に残されたサンジからの手紙(第361話)。そして必ずエニエス・ロビーへ!! 本編のアレと絡むっしょ!!
では本編です。
タイトルは「立てこもり事件」です!!
ー画像はONE PIECE 第1089話より引用ー

【ガープとルフィについて報じる新聞】

まず“東の海”フーシャ村からスタート。海賊島ハチノスでガープ中将が「消息不明」とのニュースに騒然とする村の人々。これまで数々の伝説を作って来た男ガープの事だから心配しなくて良いと村長がたしなめます。
そんな村長も本心ではガープの事が心配な様子で、マキノの赤ん坊の笑い声に過敏に反応しています。赤ん坊が笑い声をあげたのは新聞にルフィの事も載っているからなんですね。
ルフィの写真に喜ぶマキノの赤ん坊 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
これまでもルフィの報道を好意的に受け止める母マキノの姿を見ているのもあるのでしょうが、赤ん坊はルフィに何かを感じ取っているのかも知れません。マキノも赤ん坊も、そして明かされぬ父親もルフィと波長の合う人物だと思わせます。
その父親って誰なんでしょうね?

【第1089話チョイ見せ考察】駆け巡るニュースとマキノの赤ん坊

【第1089話チョイ見せ考察】駆け巡るニュースとマキノの赤ん坊

尾田栄一郎公認ポータルサイト「ONE PIECE.com」にて、8月7日に発売さ…

ルフィを報じる見出しは「立てこもり事件」であり、その新聞はコルボ山のダダンの手にも。その目には涙が浮かんでおり、ダダンもガープとルフィの身を案じる様子がうかがわれます。ダダンはドラゴンとも顔見知りなのかな。これについては未だ描かれておりません。

【世界を揺らす大地震】

世界中を襲う大地震が発生。そして津波も起きております。世界の4つの海とグランドラインが同時に揺れる大地震。海底監獄インペルダウンも聖地マリージョアも揺れております。海底に浮かぶ魚人島はどうだったんでしょう。
幾つか気になるワードが出ています。
「観測史上 類を見ない」
「震源地は特定できず」
「6日後の出来事であった」

ルルシア王国が地図から消えた日から6日後の出来事 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
ルルシア王国が地図から消えた日から6日後なる説明から、この大地震と津波がルルシア王国消失事件が発端となっているのは間違いないと思います。しかし震源地は特定できない。ルルシア王国跡地が震源地ではないのです!!
どこが地震の発生した場所なのか。
もしかすると青色の星(地球)の“中心核(コア)”が震源地となっており、それで世界中が同時に地震に見舞われていると考えられるのかも知れません。「震源の深さは○○Km」なんてレベルじゃない。だから特定できないのかもね。
ルルシア王国に謎の攻撃 -ワンピース最新考察研究室.1060
-ONE PIECE 第1060話より引用-
↑このルルシア王国を消失させたエネルギーは星の“中心核”にまで到達しており、その影響が出るまで6日間かかったって事になるのかも。それで星は無事なの?ってレベルの話ですけどね(汗
そして「観測史上」については次の項目にて。

【エニエス・ロビーの大穴との関係】

ルルシア王国跡地に巨大な穴 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
ルルシア王国跡地には巨大な穴に“海の滝”が形成されていました。船が確認に行っておりますが、海軍の船なのか政府の船なのかハッキリしません。そこで見たものを報告しております。
特に極秘にされているワケではなさそうなんです。上の「震源地は特定できず」というのも、政府による情報操作ではなく本当に震源地がルルシア王国跡地と特定できてないんだと思うんですね。
この大穴と“海の滝”…
エニエス・ロビーの穴を見るルフィ -ワンピース最新考察研究室.376
-ONE PIECE 第376話より引用-
エニエス・ロビーとほぼ同じですよね!!
違っているのは、エニエス・ロビーの方は消失せずに残された陸地がある事。ルルシア王国の方は完全なる円のカタチで穴になっているんです。これは何かあると考えています。

【エニエス・ロビーの大穴】ルルシア王国跡地と地殻変動の関係性

【エニエス・ロビーの大穴】ルルシア王国跡地と地殻変動の関係性

ルルシア王国跡地には陸地が消失しており巨大な穴に“海の滝”が形成。世界規模の大地…

↑世界の海面が約1m上昇したというのも、実は地盤の方が沈下した事で海面が上昇した風になっていると考えています。あの大穴は星の“中心核”にまで到達しており、何かが流出して地盤が沈下したと思うんですよね。星が縮んだカタチ。
そして滝になっているのは“海流”が生み出されているだけで、流れ込んだ海水は消えて行っていないと考えてます。流れ込みつつも循環していると思うんですけどね。それでいて海面は上昇しているんだ、と。
今のところ、ある場所で水面は上昇するも別の場所では低下しているという描写はありません。世界規模で海面が上昇。そうだとすると世界規模で地盤が沈下って事だと思うのですが… まだ全てをハッキリ説明する術は持ちません。色々と考えたいです!!
では「観測史上 類を見ない」の点です。
クローバー博士が空白の100年に打ち立てた仮説 -ワンピース最新考察研究室.394
-ONE PIECE 第394話より引用-
これは空白の100年にエニエス・ロビーの件で観測されているのだが、その記録は歴史と共に消えて残っていない。そして空白の100年が明けてから800年間、その様な観測の記録にはない。
すなわちエニエス・ロビーから今回のルルシア王国の件に至るまで、海に大穴を開ける様な出来事(兵器の使用)は起きていない。これは800年ぶりの出来事である。こう言えると思うんですね。ゴッドバレーはこの例ではなさそうな。
だとしたら「古代兵器」ならどう!? -ワンピース最新考察研究室.1086
-ONE PIECE 第1086話より引用-
世界政府(イム)は古代兵器ウラヌスを所持しており、エニエス・ロビーに使用してエネルギー切れになっていたのを「マザーフレイム」が解決してくれた。Dr.ベガパンクが作ったという「マザーフレイム」は古代のエネルギーを生み出す動力源と考えます。
その様に考えると、空白の100年に海面が約1m上昇していたところに今回のルルシア王国の件で再び約1m上昇、すなわち計2m上昇したって事になるでしょうか。時間が経てば元に戻るのかどうか。ここも注目です!!

【エッグヘッド包囲網】

エッグヘッドに迫る海軍本部の艦隊 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
エッグヘッドでは「バスターコール」を遥かに凌ぐ20隻の巨大軍艦を含む大小100隻を超える船団が島を取り囲んでおりました。乗船する海兵は3万人です。そこには9人の海軍本部中将と大将“黄猿”、そして五老星ジェイガルシア・サターン聖も。
これによりスモーカー中将がエッグヘッドの作戦に組み込まれていない事が確定しました。そして黒ひげ海賊団はどこにいるのでしょう。ひとまず高みの見物って感じなのかな。
この船団とエッグヘッドの戦桃丸は通信できており、“黄猿”が降伏する様に伝えています。戦桃丸は拒否。戦う意志を示します。戦桃丸と“黄猿(オジキ)”とDr.ベガパンク(おっさん)の関係性も気になるところ。
黄猿と戦桃丸とDr.ベガパンク -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
パシフィスタのレーザーは“黄猿”の能力を研究して作ったと説明されます。もうDr.ベガパンクが子供の頃に理論上は実現できていたと思うんですけどね。それによりフランキーはレーザーを作れたんでしょ?と。ここら辺はどういう事なのでしょう。
サターン聖「私が来てる事は悟られるな…」-ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
サターン聖が来ている事は悟られるな、と。これはパシフィスタの“威権順位”が関わっているのでしょう。僕が戦桃丸の立場なら、五老星が来ていると知ればパシフィスタ(マークⅢ)を戦線から下げますもんね。そういう事なんでしょう。
サターン聖の存在は戦局を大きくひっくり返す可能性を秘めております。まず序盤の注目ポイントになりそうな予感がします。五老星は必ずや上陸して来ますよー!!

【ヨークと五老星の交渉が… 成立?】

エッグヘッドから聖地マリージョアへ連絡が入ります。それを“黄猿”達も黒電伝虫で盗聴。そういった状況下でヨークから聖地マリージョアの五老星(サターン聖を除く4人)に対する交渉が開始されます。
交渉の要となるのは…
ヨークにマザーフレイムを作れるか確認する五老星 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
「マザーフレイム」を作れるのかどうか。ヨークに対して「お前にも」と確認しています。つまり実際に作ったのはDr.ベガパンク本体と思われます。それをヨークにも作れるのか?と確認。
ヨークにも作れるそうです。それを作る為の「融合炉(パワープラント)」がエッグヘッドにある。これにより世界政府は「ヨーク」と「研究所」の安全を約束。ヨークを天竜人にするという要求にもOKを出します。
どうなんですかね、これ。
ルルシア王国消失事件は6日前です。その時点で追加の「マザーフレイム」を必要としており、尚且つ作れる者を必要としていたならば、CP0にDr.ベガパンクを全員消す様に指令を出していたのは変なんですよ。「考えが変わった」って“いつ”の話をしてるんだよ!!
五老星はヨークを騙しているんじゃないの?と。明らかに上の画像の五老星(ピーター聖)は隣をうかがいながらヨークと話していますよね。うなずいて何かを合図している様子です。
本当に交渉は成立してるのかなぁ。
ここはまた別記事で考えたいです!!

【立てこもり事件】

ヨークを捕まえたルフィ達 -ワンピース最新考察研究室.1089
-ONE PIECE 第1089話より引用-
驚いた事に、五老星と交渉していたヨークはすでにルフィ達によって捕まえられた状態だったのです。何があってこうなったのか。その場にはCP0ルッチもいますよ。

【立てこもり事件】ヨークと五老星の交渉内容が判明!! ルフィ達はどう動く!?

【立てこもり事件】ヨークと五老星の交渉内容が判明!! ルフィ達はどう動く!?

翌日になってエッグヘッドの状況は大きく動いておりました。事件の首謀者だったヨーク…

問題はセラフィムですが、これをルフィ達は制圧できていないと考えています。まだルフィ達はセラフィムに勝利できていない。その前にヨークを捕まえて、セラフィムに対して止まる様に命令させたと考えます。
未だにセラフィム(最強の人類)の脅威は終わっていない。だからこそサターン聖が来ている事に意味があるのだと思うんです。もうセラフィムに勝てるのなら命令権を奪われても怖くないんです。それは展開として違うだろ、と。
そもそも「立てこもり事件」とは…
モルガンズがルフィについて記事にしようとする -ワンピース最新考察研究室.1074
-ONE PIECE 第1074話より引用-
モルガンズによる虚報だったんですけどね。本当にDr.ベガパンク(ヨーク)を人質にして立てこもる事になったのです。そして海軍との全面戦争に突入しようという情勢なんですね。
どうなって行くのでしょう。
上に書いたヨークと五老星の交渉もですし、ルッチの事もそうですしね… 色んな思惑が交錯して行く事になりそうな気がします。さらに黒ひげ海賊団の介入もありそう。政府・海軍としては「研究所」だけは絶対に壊せないと言えると思うんです。ルフィ達はDr.ベガパンク本体を連れ出して脱出したい。それ以外の事はまだハッキリしないと考えます。
面白くなって来ますよー!!!

【次回予告】

巻末のコメントによると、Netflixドラマ公開までは掲載が不安定になるとの事です。もしかすると次の第1090話でまた休載が入るかも知れません。そういう事なんだろうな…と(汗
ひとまず次回は、
8月21日(月)になります!!!
お盆休みの合併号ですからね。少し先になりますよね。ゆっくりと考えて行こうと思ってます。レッドラインを登っていたバーソロミュー・くまについては何も情報がありませんでした。これもエッグヘッドの事と絡んで来るのかも知れませんよね。
次の記事からは個別で詳しく行きます!!
いつも読んで下さりありがとうございます!!
夏バテにはご用心ですよ!!

コメント

  1. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    黄猿さんの社畜発言は納得してしまう

  2. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    黄猿さんの社畜発言は納得してしまう

タイトルとURLをコピーしました