
“藤虎”と“緑牛”の2人を海軍大将に特任した「世界徴兵」。それがどんな制度だったのかが見えて来ましたね。そして思わぬ所に影響を及ぼしてした事も!!
-画像はONE PIECE 第713話より引用-
【世界徴兵と藤虎&緑牛】
「世界徴兵」については少し前に発売されていた110巻のSBSでも取り上げられていました。ただ、そこでされた説明では分かりにくい部分があったんです。
★“緑牛”アラマキは“南の海”タヤ王国の警官でしたが、女性がらみの大事件を起こしてしまい、国の監獄に入っていたもののその規格外の強さの評判は政府にも届いており、海軍に入り即「大将」に抜擢されました。
★“藤虎”イッショウは“西の海”双蛇島の賭博場で負けて用心棒として働いている所を政府に大金で買い取られました。
イッショウは“偉大なる航路”に昔、存在した国アオイ王国の元警備軍隊長であり、アオイ王国が戦争で滅んだ際の重要戦犯である事は、世界政府も認識しています。
-ONE PIECE 110巻より引用-
「世界政府加盟国の国防を担っていた」と言うものの、“緑牛”は監獄に入れられた犯罪者ですし、“藤虎”はまるで賭博場の用心棒をさせられていたって話っぽいですからね。
どういう事?と。
僕にはよく話が分からなかったんですけど。“緑牛”ならば監獄に入れられる前の「警官」。“藤虎”の方はアオイ王国の「警備軍隊長」。この前職で「国防を担っていた」んですね。それからアレコレあるも、前職の腕を買われて「海軍に引き抜かれた」って事か。
つまり世界政府は、“前職”だろうが“現職”だろうが手当たり次第に世界中の「有能な兵士達」に海軍入隊を強制した。その中に“藤虎”と“緑牛”がいて、この2人については即“海軍大将”に任命した。
おそらく“決め打ち”だったんでしょう。

-ONE PIECE 第650話より引用-
サカズキ(元帥に昇格)とクザン(除隊)が抜けて空いた海軍大将ポスト2つ。ここにはイッショウ(藤虎)とアラマキ(緑牛)を当てようとね。“前職”の頃の評判から決めていた。
その代わり犯罪歴は不問にしたんだけど…

【110巻SBS】藤虎イッショウと緑牛アラマキの「幼少期」と「前職」が判明
110巻SBSにて、「世界徴兵」で特任された2人の海軍大将“藤虎”と“緑牛”の経…
そこに歪みが生じるんだろうなと。
そして世界徴兵は2人を海軍大将に特任する為だけの制度ではなかった。他にも沢山の「有能な兵士達」が各国から引き抜かれていたんです。
【世界徴兵の目的】

[Q(08)]藤虎や緑牛などの新たな海軍の戦力を追加した世界徴兵とはどんな制度だったんでしょうか?
[A(08)]世界政府加盟国にはそれぞれ自国を守る兵士達がいます。その中でも有能な兵士達に対し、海軍への入隊を命じ、海軍の戦力を強化したのが「世界徴兵」です。
近年起きた“8ゕ国革命”のきっかけの1つにもなり、自国の防衛力の弱体化が革命成功の原因になってしまったかもしれません。
-WJ2024年49号より引用-
どうして世界政府は海軍の戦力を強化しなければならなかったのか。世界政府加盟国の防衛力低下を招いてしまう「世界徴兵」なる制度を使ってまで。
頂上戦争の余波ですよね!!

-ONE PIECE 第581話より引用-
「四皇」白ひげの死によって崩れた均衡。“白ひげの脅威”という抑止力が失われて浮き足立つ海賊達。そして更には“ひとつなぎの大秘宝”の実在であります。
“グランドライン”だけではなく世界中の海が荒れる。これに対処する為に、世界政府は海軍の戦力を強化する必要があったんだと思うんです。加盟国の軍隊から兵士達をかき集めた。
しかしながらですね…

-ONE PIECE 第690話より引用-
頂上戦争からの2年、そこまでの動きはなかったんですね。ドフラミンゴが予言した様な「豪傑共の“新時代”」はやって来なかった。ようやく動き出すのがパンクハザードの騒動からなんです。
ローとドフラミンゴが取り引き。後に誤報と取り消しますが、ドフラミンゴが「七武海の脱退」と「ドレスローザの王位を放棄」するといった情報に世界が混乱。
闇社会の仲買人ジョーカー(ドフラミンゴ)が世界に流していた武器・兵器の供給がストップ。ここも絡みながら、世界徴兵による影響が出て来るって話なんでしょうね。
【世界徴兵と“8ゕ国革命”】
世界徴兵による影響は、アラバスタ王国編を例に取って説明すれば分かりやすいと思います。世界政府は加盟国から何を奪ったのか。

-ONE PIECE 第172話より引用-
コーザ率いる反乱軍を迎え撃つ為の「アラバスタ王国護衛隊」の戦力を削いでしまう。これをしちゃってたって事なんですよ。おそらくはね。
もしも、もっと早い段階で世界徴兵が行われていたなら。果たしてアラバスタ王国はどうなっていたのか。もちろん頂上戦争あっての話でしょうから“もしも”なんて無いんだけど(笑
まぁでもクロコダイルのバロックワークスが絡んでますからね。アラバスタ王国を例にしたとして話は単純ではないんですけど。

-ONE PIECE 第1083話より引用-
王国の防衛力の弱体化が“市民による革命”を後押ししたのは間違いないと言えそうです。仲買人ドフラミンゴが倒された事も無関係ではなさそうですよね。
そう考えると、頂上戦争からの影響がここまで及んでるんだろうなと。ただ単に世界徴兵は2人の海軍大将を特任しただけの話じゃなかった。
世界政府は世界徴兵により大きな戦力を得たんだけど。それにより支配体制が足元から崩れて行く事を予見できていなかった。こういう事みたいですが… さて。

-ONE PIECE 第1086話より引用-
しかしながら世界政府はマザーフレイムの入手に成功したワケです。セラフィムもある。世界政府と海軍本部がこれからどう動いて来るのか。
推移を見守りたいですね!!!

コメント
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こんにちは。
世界徴兵…なんだか、秀吉の刀狩令を思い出しました。
建前では大仏修繕のため、でしたが実際は一揆を起こさせないためでした。
それを考えると、庶民に対しては海軍の戦力向上のためと銘打っていても、実際は世界政府への無抵抗化を図ろうとしていても不思議はないのかなと…。
ですが8カ国革命のように、ベロ・ベティの鼓舞のように、雑草魂とも言うように、たとえ相手が誰であれ、何かしらの理不尽や不当な扱いに対しては弱くても何度でも立ち上がるのが庶民でもあるような気がします。
ですが、ソレを封じるためのマザーフレイムでもあるような気もしますし、マザーフレイムの被害にならないための「成長はいらない」という五老星の言葉なのかもしれない…。
ベガパンクが言う「善悪では語れない」ように、誰が敵味方かハッキリさせづらいですよね…。
それと、迷惑なら削除して構わないのですが
他作品で本当に申し訳ないのですが『NARUTO』の柱間とマダラがそれぞれに思い描いたものに近いのかなと…
ごめんなさい(_ _;)
長々と失礼しました。
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こんにちは。
世界徴兵…なんだか、秀吉の刀狩令を思い出しました。
建前では大仏修繕のため、でしたが実際は一揆を起こさせないためでした。
それを考えると、庶民に対しては海軍の戦力向上のためと銘打っていても、実際は世界政府への無抵抗化を図ろうとしていても不思議はないのかなと…。
ですが8カ国革命のように、ベロ・ベティの鼓舞のように、雑草魂とも言うように、たとえ相手が誰であれ、何かしらの理不尽や不当な扱いに対しては弱くても何度でも立ち上がるのが庶民でもあるような気がします。
ですが、ソレを封じるためのマザーフレイムでもあるような気もしますし、マザーフレイムの被害にならないための「成長はいらない」という五老星の言葉なのかもしれない…。
ベガパンクが言う「善悪では語れない」ように、誰が敵味方かハッキリさせづらいですよね…。
それと、迷惑なら削除して構わないのですが
他作品で本当に申し訳ないのですが『NARUTO』の柱間とマダラがそれぞれに思い描いたものに近いのかなと…
ごめんなさい(_ _;)
長々と失礼しました。