【命の恩人】研究層｢地下｣のCPが世界政府から切り捨てられる理由

ヨークによって研究層｢地下｣に閉じ込められていたCPの諜報部員。おそらく世界政府によって切り捨てられる事になりそうな予感がします。ただ、その理由が何になるかなんです。サターン聖の言う｢最悪の話｣とは何を指すのでしょう。
-画像はONE PIECE 第1090話より引用-

【エッグヘッド脱出と地下のCP】

-ONE PIECE 第1076話より引用-
ヨークによって｢ろくな食い物｣も与えられず閉じ込められていた｢CP5｣及び｢CP7｣｢CP8｣の諜報部員達でしたが、一夜明けて今は満足な食糧を与えられて生き返りました。与えてくれた麦わらの一味を｢命の恩人｣と呼んでいます。
僕は、この諜報部員達は後に麦わらの一味に恩返しをしてくれると考えています。もっと踏み込めば、麦わらの一味がエッグヘッドを脱出する手助けをしてくれる可能性があると考えているんですね。
ただし、食事の恩だけで味方になってくれるなんて甘い見通しはしておりません。もうワンステップあるんじゃないかなと。それが世界政府による切り捨てなんです。世界政府に消されるのなら、恩人である麦わらの一味の為に動こうじゃないか。脱出の手助けをしてあげよう。
そんな展開が浮かんでいます。
その為の伏線は張られています!!

【ルッチとサイファーポールは失っていい】

世界政府｢最高権力｣五老星ジェイガルシア･サターン聖にとって守るべきは3つ。｢ヨークの身柄｣｢パンクレコード｣｢融合炉｣であって、それ以外は失っても良いという話になっています。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
ドーベルマン中将が｢ロブ･ルッチ達｣や｢サイファーポールの者達｣が中にいますと進言するんですけどね。最も重要な物を見失うなとサターン聖は言います。そして人を人とも思わない様な発言が続きます。
このサターン聖の言う｢最悪の話｣が現実になる可能性はあると考えています。むしろ｢失っていい｣よりも｢消せ｣という話になる可能性すらあると考えています。だからこそ地下のCPが｢命の恩人｣である麦わらの一味を手助けする余地が生まれそうだと言うんですね。
ただですね…
ルッチの方の理由付けはできるんです。

-ONE PIECE 第1062話より引用-
このエッグヘッドにおける作戦と｢先日のルルシアの件｣との繋がりにルッチは気づいていると思います。ルルシア王国を消滅させたのは世界政府であり、それはエッグヘッドのヨークから送られたマザーフレイムが絡んでいるんだろうなと。
僕が思うに…
①融合炉とマザーフレイム
②ルルシア王国消滅
これら①と②を個別で知る事は何ら問題はないのだが、2つを繋げる者は生かしておけない。世界政府にとっては｢知りすぎた｣となるんだと考えます。そこに勘のいい人であるルッチは該当しそう。
上の①を知ると消されるというのなら、ドーベルマン中将は元よりエッグヘッドに攻め込む海兵が消す対象になってしまうんですね。これは違うと思うんです。別にマザーフレイムの存在は知られても構わないハズ。問題は②との繋がりがヤバそう。
ここに地下のCPは該当しないのです。

【地下のCPが消される理由】

-ONE PIECE 第1068話より引用-
CPの諜報部員が次々と失踪した｢エッグヘッド失踪事件｣。それは2週間前が最後であり、6日前に起きたルルシア王国消滅をエッグヘッドに閉じ込められていたCPは全員が知らないハズなんですね。
この点が後から来たCP0ルッチ達との違いなんです。ルッチが切り捨てられる理由に思い当たる節はあれど、そこに研究層｢地下｣のCPは当てはまらない。
そもそもCPがエッグヘッドに派遣されたのは、ヨークによる｢Dr.ベガパンクが“空白の100年”を研究している｣という通報に対する調査でした。しかし｢証拠は見つからず｣という事だったんです(第1078話)。エッグヘッドで何かを見つけたワケではありません。
上に書いた様にCPがエッグヘッドの研究室で不都合なものを見ているのなら、これから研究室へ攻め込む海兵も消さねばならない。これは現実的ではないんですね。別に研究所にある物で見てはならない物はないハズ。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
CPの解放は作戦に組み込まれており、特に地下室に行ってはならないという事ではなさそうなんです。現時点ではまだCPは消す対象とされているワケではないのです。
もしもCPが見てはならない物を見るなり、知ってはならない事を知るとすれば“これから”である可能性があります。例えばサターン聖の能力、あるいは正体だったりです。
しかし僕が思うに…

-ONE PIECE 第1079話より引用-
ヨークがセラフィムに対して地下の人質(CP)を生かしておく様に命令していた理由が絡んでいるのかな？と。ヨークにとって地下のCPには何らかの使い道があったみたいなんです。果たして何の為の人質だったのか。
取引きに応じないなら捕まえているCPを消すぞ、など何の意味もなさそうなんです。こういうのじゃなさそう。しかしながら地下のCPが世界政府にとっての“弱み”でなければ人質の意味はないんですよ。ここに何かありそう。

-ONE PIECE 第1079話より引用-
世界政府が“あたいの事”も消すのなら作戦がありますよ、と。そう言って地下のCPを生かしておく様にセラフィムに命令していたのです。ここにサターン聖にとって邪魔なものがあるのかも。消さねばならないと考える何かがね。

-ONE PIECE 第1090話より引用-
気になるのがCPの諜報部員が皆んな時計なのか… 腕輪なのかをしている事なんです。この諜報部員がカプセルから出ると爆発して研究所が吹き飛ぶとかあるのかなぁ。これが人質の意味であってですね。サターン聖はここで消してしまえって命令するんだけど… って感じで展開して行くのかなぁ。
さぁ 何があるのでしょう。
僕は研究層｢地下｣のCPは麦わらの一味の手助けをしてくれる事になると考えています。｢命の恩人｣と言っているからには何かあると思うんですね。その為にはCPが世界政府に切り捨てられるというワンステップが必要と考えます。それは何が理由となるのか？であります。
ヨークが何かを仕込んでいるっぽいんです。
ルッチもまた切り捨てられると考えますが、こちらはルフィの味方になるとまでは考えておりません。ルフィとルッチの間で共感できるものが見出せていないんです。ちょっと思想が違い過ぎます。今のところは、ですけど。
どうなって行くのでしょうね。
推移を見守りたいと思います!!!