
何百年も前から世界政府によって推進されている“人の巨大化”の研究。Dr.ベガパンクもまだ成功させる事ができていないと考えられます。なぜだろう。“人工悪魔の実”が作れるのなら… と思ってしまうのですが。
-画像はONE PIECE 第668話より引用-
【Dr.ベガパンクの“人工悪魔の実”】

-ONE PIECE 第1067話より引用-
Dr.ベガパンクがカイドウの血統因子から作り出した“人工悪魔の実”。これが失敗作と言われていたのは龍の色が問題だったのです。青(青龍)ではなくピンク色だったのが失敗作の理由。
出来上がった時点で「同じ成分の実にならなかった」のは分かっていて、色が違う事も大体の見当はついていた様子。その点が気に入らず失敗作と見なした完璧主義者。それがDr.ベガパンク。
問題は人獣型になれるかどうか。
その失敗作を食べたモモの助は龍になれますが、まだ人獣型の姿を見せていないんですね。これは意外と重要なんです。Dr.ベガパンクが目指したのが悪魔の実の完全なるコピーだったとして、色だけが失敗だったなら人獣型になれて当然です。
しかしながら、幻獣である龍(獣型)になれる要素だけが欲しかったのなら人獣型は余分(あるいは余計)です。人獣型になれなくても失敗作とは言わない。色に関しては変わらず重要。
ここはモモの助の今後を見守るとして。
少なくとも世界政府は“龍になれる”という要素が欲しかったのは間違いなさそう。どうも“ウオウオの実”の幻獣種(モデル青龍”の能力には何かありそうなんです。

-ONE PIECE 第999話より引用-
その悪魔の実はゴッドバレー事件と関わりがありそうなんです!! ビッグ・マムからカイドウへと“ウオウオの実”の幻獣種が渡ったのはゴッドバレーでの事なのです。その島にあった悪魔の実なのだろうか。ならばなぜ?
その点を重要視すれば…

-ONE PIECE 第1007話より引用-
CP0ゲルニカが失敗作で良かったとつくづく思った事にも大きな意味が出ます。世界政府以外の者がそれを口にするのは絶対に避けたかった。カイドウ以外にも龍になれる者が出現する事を危険視している。
こう読めますよね!!
ワノ国の将軍モモの助が龍になれる事が後で大きな意味を持って来るのかも。モモの助はルフィと共に世界を夜明けに導く者とされております。
では、
Dr.ベガパンクは本当に色の問題だけで“人工悪魔の実”を世界政府に渡すのを拒んだのだろうか。その重要性に気づいていて、それが理由で世界政府に渡したくなかったのではないか。この疑問が出るのです。
それは“人の巨大化”も同じく。
【“人の巨大化”は実現可能なハズ】

-ONE PIECE 第1065話より引用-
新型パシフィスタ「セラフィム」のジンベエが“スイスイの実”の能力を使っています。その能力はドンキホーテファミリーのセニョール・ピンクが持っています。
これもまた“人工悪魔の実”なのかどうか。これがまだハッキリしないのです。エッグヘッドの環境でなら再現できそうではある。あるいはセニョール・ピンクは死んでいて、どこかに復活した“スイスイの実”をジンベエ(セラフィム)が食べた可能性もあります。
しかしもしも“人工悪魔の実”によるのなら、Dr.ベガパンクは超人系(パラミシア)の“人工悪魔の実”を作り出すのに成功している事になるんですね。これは凄い事になります。
もう“人の巨大化”だって余裕ですよね!!!

-ONE PIECE 第575話より引用-
黒ひげ海賊団七番船船長“巨大戦艦”サンファン・ウルフの持つ能力の“人工悪魔の実”を作り出せば良い!! 作れるハズなんです!! “スイスイの実”の“人工悪魔の実”が作れるのならば。
サンファン・ウルフはインペルダウンの脱獄囚です。セニョール・ピンクの血統因子を入手したとすればインペルダウンに収監されてからの可能性もあります。
少なくとも4年前の時点でカイドウの血統因子から作った“人工悪魔の実”は完成していましたからね。脱獄したのが2年前であるサンファン・ウルフから血統因子を採取しようと思えば可能だったと思われます。
サンファン・ウルフは巨人族だそうですが、それでも海軍本部の要塞を超える程の大きさであるのは普通じゃありません。おそらくは体を大きくする能力を持っていそう。それこそ“巨大化”の能力!!!
よって、
とっくの昔にDr.ベガパンクは“人の巨大化”に目星がついているんじゃないかな。サンファン・ウルフの血統因子を抽出して“人工悪魔の実”を作り出せば、いくらでも人を巨大化させる事ができる!! と。
しかしそれを実現させてしまうと…

-ONE PIECE 第668話より引用-
世界政府の願いを叶えてしまう事になる。
これをDr.ベガパンクは嫌い、“人工悪魔の実”ではない方法の研究を進めて世界政府をダマしている。どうしても成功しませんね…と。これが真相なんじゃないかなぁ。
あるいは世界政府からサンファン・ウルフの能力を“人工悪魔の実”にしてくれと要請していたのかも。当然ながら世界政府はサンファン・ウルフの能力は把握していたハズですしね。“人工悪魔の実”の存在も知っている。
ここら辺も絡んでいての…

-ONE PIECE 第685話より引用-
カイドウから作った“人工悪魔の実”は失敗作ですよ、って事なのかなぁ。全ての研究を世界政府の為にはしていない。肝心な部分については実現できませんと蹴って来たのではないか。
さぁ どうなんでしょうか。
全てはジンベエ(セラフィム)の能力が何であるか?です。これが“人工悪魔の実”であるなら“人の巨大化”は可能であるハズです。それを作るには多額の研究費がかかるので量産できないというのは別の話です。“人の巨大化”は可能か不可能か。そりゃ可能なハズですよね?と。

-ONE PIECE 第1066話より引用-
どうもDr.ベガパンクも天竜人(世界政府)を嫌っている様子。その研究の全てを世界政府の為には使っていない。色々とカモフラージュしたりウソをついて来てるっぽいのですが… さて。
推移を見守りたいです!!!

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