【ネロナ・イム聖のルーツ】イム(悪魔)は堕落した月の人(天使)なのか!?

資源不足で青色の星に飛んだ月の人 -ワンピース最新考察研究室.472
イムが“悪魔”である可能性が高まっているワケですが、ONE PIECEの世界には“神”と“悪魔”の他に“天使”というのも出ているんですね。今回はイムこと「ネロナ・イム聖」のルーツについて考えます!!
-画像はONE PIECE 第472話より引用-

【イムと悪魔】

「悪魔」こそ生命のあるべき姿という軍子(イム) -ワンピース最新考察研究室.1150
-ONE PIECE 第1150話より引用-
第1150話で軍子の体を乗っ取るカタチで登場したイムが、「悪魔」こそが生命のあるべき姿だと言い「悪魔契約(アー・クワール)」という技を見せました。
それによりブロギーとドリーを悪魔化させます。
ブロギーとドリーは悪魔であるイムと契約させられた。あるいはイムもまた契約する悪魔に、ブロギーとドリーは契約させられた。この様に考えられるんですね。
イム自身、あるいはイムの背後に悪魔がいる。

【魔王サタンは堕天使】

あまりこういうのを持ち出すのは好きではないのですが、悪魔というのは堕落した天使という話がありますよね。これがONE PIECEに出て来る悪魔なりイムのモチーフになっているのかどうか。
ルシファーというのは堕天使であって、天使が堕落して大魔王サタンとなる前の名前でもある。堕落した理由や経緯は様々あるらしいのですが、追放されて地球に降り立つという話もあるみたい。

【天使】

天使!? -ワンピース最新考察研究室.239
-ONE PIECE 第239話より引用-
空島にやって来た麦わらの一味。そこでサンジがハープを弾く「天使」を見つけるんでしたね。それはスカイピアの住人コニス。その場所はエルゼルビーチ。
空島の住人のほとんどが背中に天使のような翼を持っていました。スカイピアの住人だけではありません。元々は地上にあったジャヤの住人であるシャンディアもです。
さらにスカイピアとは別のビルカという空島の住人であるエネル軍団にも翼がありましたね。“神”とされるガン・フォールとエネルの背中には翼はありません。
これは3種の住人のルーツは不明なれど…
資源不足で青色の星に飛んだ月の人 -ワンピース最新考察研究室.472
-ONE PIECE 第472話より引用-
エネルが月で見つけた壁画に、同じく翼を持つ人々の姿が描かれていました。それは“月の人”だと説明されます。
ルフィ達が空島で出会った翼を持つ人々と“月の人”に直接の関係性があるのかは定かではありません。しかし全くの無関係とも思えません。ただし、これについては今回は置いておくとして。
翼を持つ人を天使と呼ぶのなら、“月の人”もまた天使ですよね。ここに悪魔が堕天使という話、さらにはイムが関係しているのかどうか。ここが今回の記事のポイントになります。

【イムは堕落した月の人】

ある巨大な王国の姿 -ワンピース最新考察研究室.395
-ONE PIECE 第395話より引用-
月から青色の星にやって来た人々が建国したのが「ある巨大な王国」である可能性が高いと考えます。ならば、ここまでの話をもとに「ある巨大な王国」の住人は天使と呼べるのではないかな?
僕が言いたいのは、イムのルーツは「ある巨大な王国」にあるというもの。月の人(天使)が堕落した者というのがイムのルーツなんじゃないかな?と。

【ネロナ・イム聖のルーツ】

イムが元は「ある巨大な王国」の人とは僕は考えていなくて。イムの先祖というのが「ある巨大な王国」の住人だったのではないのか?というもの。
つまりイムの先祖が遥か昔に「ある巨大な王国」を追放された。そして青色の星の“ある王国”の王となる。その子孫がイムであって。
「ネロナ家」の「イム聖」 -ワンピース最新考察研究室.1086
-ONE PIECE 第1086話より引用-
ネロナ・イム聖のルーツは「ある巨大な王国」にある。
そんなイムは地上の19人の王達と手を組み、「ある巨大な王国」を滅ぼして先祖の無念を晴らした。これが“空白の100年”に起きた戦争の真相ではないのか?と。
つまり話の発端は900年前から800年前の“空白の100年”に留まらず、イムの先祖が「ある巨大な王国」を追放される所から始まっている。だからこそエルバフに残る“神典(ハーレイ)”に意味があるのであって。
神典(ハーレイ)の記述と宝樹アダムの壁画 -ワンピース最新考察研究室.1138
-ONE PIECE 第1138話より引用-
イムについては「第二世界」と「第三世界」に出るのみだが、その先祖というのが「第一世界」の物語に関係しているのではないか。その文のどこかにイムの先祖にまつわる話があるのではないか。
こう考えてみるのはどうでしょう。
イムのルーツは「ある巨大な王国」にあり、その王国が持っていた古代兵器と国宝の秘密を知っていた。それらを奪い取る事で「ある巨大な王国」を滅ぼすのに成功したって事じゃないのかなぁ。

【ジョイボーイとイムと“D”】

ジョイボーイとイムはどちらも「ある巨大な王国」をルーツに持ち、ルーツを持つ者同士が争ったのが“空白の100年”である。この様に考えるとですね?
対峙するルフィと黒ひげティーチ -ワンピース最新考察研究室.543
-ONE PIECE 第543話より引用-
同じ“Dの一族”でありながら対立し、相容れない存在であるルフィとティーチ。ゴッドバレーで対立したロジャー&ガープとロックスの関係性にも意味が出て来そうですよね。
まだ“D”というのが何であるかは分からない。そうは言っても「ある巨大な王国」及びジョイボーイと何かしらの関係にありそうですよね。
ロジャー(海賊)とガープ(海軍)が対立するのは分かります。海賊同士で争うのも分かる。それにしたってロックスやティーチには何か異質なものがあっての対立が起きている様に思うんです。
それらは、イムの先祖というのが堕落して「ある巨大な王国」から追放されるという因縁が端を発しているんだと。こう仮定する事で今にまで続く何かが残って来ているのではないのか?と捉える事もできないだろうか。
悪魔というのは堕天使である場合もある。空島の住人が天使と呼ばれていた事、そして“月の人”もまた同じ天使の容姿である事。そこからの「ある巨大な王国」とイム(悪魔)にまで繋げられないだろうか。
“虚の玉座”のイムに頭を下げる五老星 -ワンピース最新考察研究室.908
-ONE PIECE 第908話より引用-
ネロナ・イム聖というのは“空白の100年”より以前、どこかの国の王だったハズなんですよね。。それは「ある巨大な王国」から先祖が追放された経緯があったとも考えられるのかも。
どうなんでしょうね?

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