【いざって時】ジョイボーイは鉄の巨人エメトに何を言い残していたのか

鉄の巨人エメトが思い出すのはジョイボーイの言葉だろうか。｢いざって時だ…｣とは何を意味するのでしょう。
-画像はONE PIECE 第1119話より引用-

【エメトの謝罪】

-ONE PIECE 第1111話より引用-
エメトが初めて言葉を発したのは第1111話“太陽の盾”のラスト。｢何かを呻いている様な…｣と海兵が話していますが、言語として聞き取れているのかは不明と考えます。

鉄の巨人エメトと会話ができるのはルフィ(ジョイボーイ)だけ!?

万物の声が聞ける者にしか声は聞けず、ある特定の人物でしか言葉を届ける事ができない…

onepiece-latestlab.com

そこでエメトが｢スマナイ…｣とジョイボーイに対して謝罪するかの様な言葉を発していましたよね。何か謝らなければならない、あるいは謝りたい事が過去にあったと推測できます。
これと今回の｢いざって時｣が絡むのかも。

【エメトの｢いざって時｣とは】

-ONE PIECE 第1092話より引用-
ルフィが能力を覚醒させ“太陽の神ニカ”となって黄猿と戦い出した時、その裏でエメトの目に光が灯りました。この時エメトのバックに｢ドンドットット♪｣の“解放のドラム”が鳴っています。
まさにこの時こそが、エメトにとっての｢いざって時｣だったのではないだろうか。ジョイボーイに言われていた｢いざって時｣が来た!! とエメトは思ったのかも。
ルフィが“太陽の神ニカ”になったのは、この時が初めてではないんです。その前にルッチと戦った時にも“太陽の神ニカ”になっていたのです。なぜエメトは2回目で始動したのか。

-ONE PIECE 第1092話より引用-
2回目に“太陽の神ニカ”になって｢研究層｣に現れる直前、ルフィは黄猿に下(工場層)まで蹴り落とされていたのです。その落とされた場所が問題なのです。エメトのいる場所に落ちていたのかも。
ルフィが落ちたのがエメトのいる場所だったとして、そこで能力を覚醒させたから｢研究層｣まで飛んで行けたとします。ならばエメトは間近で“解放のドラム”を聞く事ができたと言えるのです。

-ONE PIECE 第1068話より引用-
エメトはエネルギー切れなんて起こしていなかった。ただ｢いざって時｣が来るのを待って眠っていただけ。ルフィの“解放のドラム”がエメトの目を覚ました。
こういう事じゃないかな？
Dr.ベガパンクが｢マザーフレイム｣を仕込んでいて動かしたにしては、大きくタイミングにズレがあるんです。心肺停止→配信開始はまだ先です(第1108話)。エメトの目が光るのは第1092話。
その後のエメトの行動からしても…

-ONE PIECE 第1118話より引用-
ルフィの“解放のドラム”を頼りに動いていますからね。始動のキッカケも“解放のドラム”が鍵を握っており、それは目を覚ますキッカケだった。こう言えるのではないかなと。

【ジョイボーイがエメトに言い残していた事】

ジョイボーイが“空白の100年”においてエメトに言い残していた事とは何かであるのか。それはロジャーがレイリーに言い残していた言葉と同一だと考えます。

-ONE PIECE 第506話より引用-
おれは死なねェぜ…？
そして実際にルフィが能力を覚醒させて“太陽の神ニカ”となり、“解放のドラム”をエメトの耳に届かせた事で、ジョイボーイの言葉が真実となった!! こういう事だと予想してます。
かつてジョイボーイは…

-ONE PIECE 第1115話より引用-
たった1人で20人の王達の連合軍と戦ったのではないかな。ゆえにDr.ベガパンクは｢ジョイボーイの敗北によって幕を下ろした｣と言っているのではないか(第1115話)。｢ジョイボーイの一団｣としては敗北していないのかも。
エメトは共に戦わなかった。だから｢スマナイ…｣という言葉が出るのであって。ジョイボーイから｢いざって時｣にその力は残しておいてくれと言われていた。
こう考えると繋がるのかも知れません。

-ONE PIECE 第576話より引用-
ジョイボーイには、自らの意志が脈々と受け継がれて行き、再び“太陽の神ニカ”となって世界に戦いを挑む者が現れる事が分かっていたんじゃないかな。その時こそエメトの力が必要になる事も分かっていた。
これを言い残していたのではないかな？

【200年前の聖地マリージョア襲撃】

-ONE PIECE 第1067話より引用-
200年前の聖地マリージョア襲撃というのは、エメトが｢いざって時｣だと思う(勘違いする)様な事があったんだと考えます。しかし｢いざって事｣ではなかったと分かったので再び眠りについた。
となると、200年前に“太陽の神ニカ”が現れて“解放のドラム”を鳴らす様な事が起きたのだと思うんです。ただし本物の“太陽の神ニカ”が現れたワケではない。
そこで第1119話を振り返って、封豨(トップマン･ウォーキュリー聖)の突進を止めたエメトが“何”を守っているのか？なのです。直接ルフィを助けてはいない。

-ONE PIECE 第1119話より引用-
エメトが守った巨兵海賊団の船には、その直前まで“太陽の神ニカ”の姿になっていたボニーが横たわっているのです。封豨はルフィをすり抜けて海賊船に突進してます。
よってエメトが守ったのは…
①ボニー
②エルバフの巨人族
この2つのどちらかなのです。

-ONE PIECE 第1111話より引用-
五老星が“太陽の神ニカ”と巨人族の食い合わせが悪いとか言ってましたよね。ここに何かありそうなので、エメトが巨兵海賊団の海賊船を守った事に意味があるのかも。

-ONE PIECE 第1118話より引用-
さらにエルバフの宴のリズムが“解放のドラム”である事。エルバフでは宴の際に｢ドンドットット♪｣のリズムで踊る事が判明しております。
これらに200年前のエメトの勘違いが関係している可能性アリと見てます。もしもボニーが能力で“太陽の神ニカ”となった場合に“解放のドラム”が鳴るのなら、“トシトシの実”に秘密があります。
いずれにせよ、200年前にエメトを目覚めさせた何かが起きていたハズだと考えます。しかし、目覚めはしたけど本物ではなかった… という様な出来事です。

-ONE PIECE 第621話より引用-
ジョイボーイが魚人島に対して、代わりに約束を果たす者が現れると言い残しています。エメトの聖地マリージョア襲撃と魚人島の差別に動きがあったのは同じ頃。ここも何かあるんですけどね…。
まだまだ謎は深いですね!!!

【ジョイボーイからエメトへ】

-ONE PIECE 第1122話より引用-
第1122話にてジョイボーイとエメトの会話の内容、｢いざって時｣とは何を意味するのかが判明しました。それはエメトの記憶であり、“空白の100年”に交わされた言葉なのでしょう。

もしも その時が来たならば…

-ONE PIECE 第1122話より引用-
ジョイボーイが｢最大級の覇気｣を結んでエメトの体内に閉じ込めているので、それを開放しなさいって事。ジョイボーイは縄に自身の“覇王色の覇気”を封印していたのです。
縄の“結び目”をほどけば、周囲に強力な“覇王色の覇気”が広がるのでした!!