【外骨格】ジャッジが子供達にした血統因子の操作について

サンジの体にも姉や兄弟と同じ様な外骨格が形成されたモノと思われます。遅れて覚醒したみたいですよね。それは父ジャッジによる血統因子の操作によると考えられます。そもそもサンジにも血統因子の操作が行われていたのです。ジャッジは何をしていたのか、またサンジ達の体には何が起こっているのか。
ー画像はONE PIECE第1028話より引用ー
【サンジの血統因子の操作は成功していた】
サンジの体の異変は2回目のレイドスーツ着用からという事です。異変のキッカケにレイドスーツが関係しているのは間違いなさそう。ただ、何も持たないサンジに対してレイドスーツがチカラを授けたのでなないと考えています。

-ONE PIECE 第840話より引用-
ジェルマ王国の科学者の話では、サンジも含めて血統因子の操作は成功していた筈との事だったんですね。つまり、チカラは備わってはいた。しかし、それを母ソラが飲んだ劇薬が抑え込んでいた。こういう事なんだろうと思うんです。
備わっていたモノをレイドスーツが引き出した。覚醒させたという事ではないかな。2回目のレイドスーツ着用の際、サンジは大量の鼻血を出しています。湯屋でナミの全裸を見たのです。この出血状態のサンジがレイドスーツを着用していた事に何かありそうだと考えます。
【異常な「回復力」とは】

-ONE PIECE 第1029話より引用-
ジャッジの語っていた話として、クイーンが“異常な回復力”というワードを出しています。これも血統因子の操作によって子供達の体に発現させようとジャッジは考えていた。そして実際に発現させるのに成功しているんだと思うんです。
この“異常な回復力”についての言及は今回が初であります。直接的な描写はありませんでした。しかし実はイチジ達はそれを獲得しているのであり、サンジも今回の覚醒で獲得したと思うんです。これまでよりも更に“異常な回復力”をサンジは手にしているのかもね。
このワードは1つのポイントになりそう。“異常な回復力”というのは別の事で出ておりました。すぐに頭に浮かぶと思います。

-ONE PIECE 第544話より引用-
覚醒した動物系の能力者です!!!
海底監獄インペルダウンにいた獄卒獣というのは覚醒したゾオン系の能力者。ゾオン系の能力が覚醒すると「異常なタフさと回復力」を持つみたいなのです。
そこで1つ考えたいのですが。
ドフラミンゴの話では能力は覚醒するという話でした。しかし、それは能力者として「上の世界(ステージ)」にあるモノという話だったんですよね。ひと握りの強者、あるいは熟練者だけが能力を覚醒できるという事かも。

-ONE PIECE 第544話より引用-
ならば、インペルダウンの獄卒獣というのは自力で能力を覚醒させたのだろうか。そうじゃないかも知れない。何かされているかも知れないのです。
まさかすると、インペルダウンの獄卒獣というのも血統因子を操作されて能力が覚醒しているのかも。強制的に能力を覚醒させられているのかも。この点がサンジ達と共通しないだろうか。
・ジャッジの子供達
・インペルダウンの獄卒獣
この2つは共に、血統因子の操作によって“異常な回復力”を覚醒させられている。そう考える事が可能かも知れないのです。そうなるとポイントは2つです。
①覚醒
②動物系
ゾオン系の能力者が秘めているモノと、サンジ達の体が秘めているモノは共通してるんじゃないかって事なんです。これこそ血統因子とは何であるかを探るヒントではないだろうか。
ただし、ここを突き詰める前に“外骨格”についてを考えます。
【外骨格の形成】

-ONE PIECE 第1028話より引用-
クイーンの“ブラキオとぐロス”を食らっても再起不能にはならず、斬られても逆に刀を折ってしまうサンジの体。これは外骨格が形成されている事を示していると考えられます。
この外骨格というのは…

-ONE PIECE 第795話より引用-
最強生物カイドウや、“鉄の風船”とも呼ばれるビッグ・マムも持っていると考えています。あの2人の体が硬いのは外骨格を持っているからじゃないだろうか。
そしてそれは… うるティも?

-ONE PIECE 第1016話より引用-
ゼウスが「あいつは表面が硬すぎる!!」と話していたのです。表面といえば皮膚ですよね。それが硬すぎると言うのです。これもまた同じく外骨格なるモノが形成されている可能性があります。
もしもマムというのが、

-ONE PIECE 第866話より引用-
普通の人間である両親から生まれていたのなら… そして何の改造も受けていないのなら、その体の異常さというのは突然変異によると考えられるんです。
そうなるとマムもカイドウも、うるティも突然変異で外骨格を獲得している可能性が出るんです。外骨格の強度は人それぞれ。うるティの外骨格よりもカイドウ達の方が硬い。
もしかすると…
外骨格というのは人間誰しもが潜在的に持っているモノかも知れない。それは覇気と似たモノであって、誰しも秘めているのだが誰しも引き出せるモノではない。突然変異か血統因子を操作する事で稀に獲得できる。こういう事かも。

-ONE PIECE 第861話より引用-
マザー・カルメルの写真というのは、一時的にマムの血統因子を操作してしまう。マムの血統因子を操作していまう程のショックを与えている。こう考えられないだろうか。
ここでもやはりポイントは覚醒だと考えていまして。ジャッジが子供達に血統因子の操作をしている訳ですが、それはチカラを付与しているのではなく、潜在的に持っているモノを呼び覚ましていると考える方が正しいのではないか。そんな気がしているんです。
そこで血統因子であります!!!
【血統因子に眠る動物の進化】

-ONE PIECE 第840話より引用-
血統因子というのはDr.ベガパンクが発見したモノであり、それは生命の設計図とも言われています。遺伝子やDNAに近いモノだと思われますよね。
これをジャッジは操作したのですが。
この血統因子には、これまでの生物の進化の過程が記憶されている可能性があるんじゃないか。そんな風に思うんですよね。これを操作して引き出したのがジャッジであって。

-ONE PIECE 第869話より引用-
毒を持つ生物、発光する生物、帯電する生物というのはいますよね。外骨格というのはクチクラ(キューティクル)から構成されるモノですしね。こういうのを人間の血統因子は備えているんじゃないか。
生物の進化というのは無数に枝分かれしているのであり、人間と毒を持つ生物とは直接は繋がってはいません。しかし、ONE PIECEの血統因子というのは少し違っているんじゃないかなと。
人間の血統因子には、
そこに進化するまでの様々な生物の特性や…

-ONE PIECE 第1023話より引用-
様々な種族の特性が秘められていて。それを操作する事で覚醒させる事が可能なんじゃないか。やはりサンジが発火するのはルナーリア族が関わっているのかも。
ただし、ヴィンスモーク家にルナーリア族の血統が混じっているのではなくて。そもそも人間の血統因子には、ルナーリア族と枝分かれする部分の発火に関する因子が眠っている。これがサンジには覚醒されたって事じゃないのかな?
さて、
まず冒頭で“異常な回復力”についてゾオン系の能力の覚醒との関連に触れましたよね。ゾオン系の能力者というのは動物の特性を身につけております。そこの部分の何かが呼び覚まされて“異常な回復力”を獲得しているのだとして。
サンジ達が覚醒させられているのも、そのゾオン系の能力者が持つのと同じ動物の特性が根底にあっての事なんじゃないかなと。血統因子には潜在的にそういうモノがあるんじゃないか。こう仮定してみたのです。
母胎内で人間は、魚類や両生類、爬虫類の様な姿になりながら胎児に成長して行くという話を聞いた事があります。まるで母胎で生物の進化をなぞっているみたいだ、と。
これが頭にあったモノですから、血統因子には生物の進化というのが関わっている可能性もあるんじゃないかと浮かびました。あくまでも覚醒であり何かが引き出されていると考えています!! 潜在的な何かがある筈だ、と。
血統因子の謎も含めてどんな秘密が明かされるのか。楽しみに待ちたいですね!!
ちなみに、ある種の感情が欠落するのは…

-ONE PIECE 第981話より引用-
SMILEの失敗作との事から何か導き出せるかも知れないと考えます。これは今回の話とは別にした方が良いと判断しました。SMILEもまた血統因子が絡むのです。この話もまた機会があれば。
ありがとうございました!!
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