【天駆ける竜の蹄】天竜人の紋章の秘密

雲を生み出し!! 雲をつかみ!! 空を駆ける!!
龍は空を飛ぶのではないのです。93巻のSBSでも言われておりました。龍は生み出した雲を渡り歩くんですよね。飛ぶというよりは空を駆けている。そこで気になるのが天竜人の紋章であります!!
ー画像はONE PIECE第1027話より引用ー
【天竜人と“龍”の関係】

-ONE PIECE 第521話より引用-
“天駆ける竜の蹄”
それは天竜人(世界貴族)の紋章の呼び名です。その紋章を奴隷に焼き付けるのです。ハンコック達3姉妹は背中に焼き付けられておりました。それを焼き付けられた者は天竜人の所有物という事になるでしょうか。
紋章には“竜”の字が当てられていますが、「天駆ける」というワードからして明らかに“龍”であると考えています。いわゆる…

-ONE PIECE 第655話より引用-
翼で空を飛ぶ“ドラゴン(竜)”ではない筈なんです。天竜人は、雲をつかんで空を駆ける“龍”の蹄をかたどったモノを紋章に使用している。
つまり、天竜人というのも“天龍人”と表記しても意味合いは違わないと考えています。どういう理由で使い分けているのかはハッキリしません。

-ONE PIECE 第462話より引用-
侍リューマが斬った生物については、一貫して“竜(りゅう)”と表記されております。おそらく正しくは“龍”であり、それは数百年前のウオウオの実の幻獣種(モデル青龍)の能力者だと思うんですね。
わざわざ“竜”と表記しているのは、侍リューマが斬ったのは世界政府に関係する者だったからじゃないか。こう考える事は可能です。僕もその可能性が高いと考えております。
ただ、
“竜”なら全て世界政府関連と考えると…

-ONE PIECE 第751話より引用-
サボの「竜爪拳」をどう捉えれば良いのか。天竜人を砕く爪との解釈は可能です。しかし少しチグハグになるんです。こちらから全てに一貫性のある意味を見出すのは非常に難しい。尾田先生からの見解を待つのが良さそう。あるのなら、です。
では1つまとめます。
天竜人という呼び名や、「天駆ける竜の蹄」という紋章に使われる“竜”というのは、西洋のドラゴンではなく東洋の“龍”を意味する表記と考えて良さそうという事。天竜人は“龍”の事を自分達を象徴するモノと考えていそう。
こういう事っぽいんですね。
【天竜人とウオウオの実の幻獣種】

800年前に「世界政府」という
一大組織を作り上げた20人の王達
その末裔が“天竜人”
-ONE PIECE 第497話より引用-
こう説明されておりました。
20人の王達の末裔が自分達で天竜人と呼び出したのか… 世間からそう呼ばれ出したのかは定かではありません。天竜人には「世界貴族」なる呼び方も存在します。
この「世界貴族」というのは…

-ONE PIECE 第908話より引用-
イムという1人の「王」なる存在の下という事なんだと思うんですね。実は天竜人が世界を牛耳る王ではない。イムこそが世界を牛耳る王であって。天竜人はその下の貴族に当たるんだ、と。
では天竜人なる呼び名です。
これはおそらく、モンゴル人の祖が「蒼き狼」とされている事に通じるモノだと思うんですね。神話です。民族の祖先に伝説の動物が当てられる事はよくあるんですね。動物の化身として登場する人物を祖先とする、みたいな話だとか。
よって、
20人の王達に関する事で“龍(竜)”が関わっている。その末裔だから天竜人。こういう事じゃないかと考えてみました。それこそ、20人の王達の中にウオウオの実の幻獣種(モデル青龍)の能力者がいたのではないか。
どうも“龍”の能力が世界政府のタブーに関わっている様な気がするんです。なぜなら…

-ONE PIECE 第999話より引用-
その“龍”の能力であるウオウオの実の幻獣種というのがゴッドバレーと関係してるっぽいからです。カイドウがその悪魔の実を入手する経緯にゴッドバレー事件が大きく関係している可能性があるんです。
ゴッドバレーという島は世界政府が隠したかった島です。そこには何があったのか。空白の100年からゴッドバレー事件に至るまでの歴史の中で、“龍”の能力というのが重要な秘密を握っていそう。
そこで再び天竜人の紋章です!!
【天竜人の紋章の秘密】
これまでずっと世界政府と“龍”には何があるのか考えて来ました。明らかに何かある筈なんです。モモの助が食べた人工悪魔の実の事もあります。何をしても死なないカイドウからの回収を諦め、人工で“龍”の能力を再現できるなら… って事だったんじゃないのかなぁと。
そこで、1つピンと来たんです!!
まだ出てないのがあるよ、と。

-「双龍図」 建仁寺ギャラリーより-
↑龍といえば宝珠だ!! と。
第1025話のサブタイトルである“双龍図”でモチーフにしたであろう建仁寺の「双龍図」にもシッカリ描かれております。そこで描かれる龍の爪は5本です。しかし、ONE PIECEに登場する龍は4本爪なんです。カイドウにしてもモモの助にしても、サボの「竜爪拳」も4本爪。
そこで天竜人の紋章です!!

-ONE PIECE 第521話より引用-
中央の円というのは龍が手にする宝珠を表しているんじゃないかな。それを掴む4本の爪。
そこで龍が掴む宝珠というのは如意宝珠と呼ばれ… 「何でも意のままに願いを叶えてくれる宝のたま(珠)」とされているんですね。それをモチーフにしたのがDRAGON BALLなのでしょう。7つ集めれば何でも願いが叶います。
そういった存在があるんじゃないか?
それがゴッドバレーという島にあったんじゃないか。ただし7つあるとは言いませんよ。1つだけ。それがウオウオの実の幻獣種という悪魔の実と共にです。あるいは能力者と共に。これを狙ったのがロックス海賊団なのかなぁと。うーん。
それが実は聖地マリージョアの国宝とまでは言いませんけど。宝珠を利用するには龍の能力者でなければならない… だとか。世界政府は今、それを利用できてない。これが空白の100年にも関わる問題になってるんじゃないか。こんな事が頭に浮かんだんです。
上の2つの画像を見比べて貰えれば、僕がそう思うのも少し分かって頂けるんじゃないかと思うんです。あれは“焔雲”ではなく宝珠を握る竜の爪じゃないのかな。天竜人の紋章には重大なヒントが隠されているのではないか。天竜人という呼び名は、龍の能力によって地盤を固めた者達の末裔って事じゃないか。
それを世界政府から横取りして…

-ONE PIECE 第1023話より引用-
モモの助が手にした!!
これからルフィと共に世界を夜明けに導くのです。モモの助の龍の能力が後に大きな意味を持つというのも面白そうですよね!!
どうなんでしょうね?
天竜人の紋章の秘密。竜とは何なのか。ゴッドバレーには何があったのか。どうしてDr.ベガパンクの人工悪魔の実が失敗作で良かったのか。色んな事が繋がって来る可能性があると考えてます。
見守りたいです!!!
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