【この世に龍は二匹要らねェ】龍の能力には何があるのか

この世に龍は二匹要らねェんだよ!!!
カイドウの血統因子を抽出して作った人工悪魔の実。それを食べて龍となったモモの助を前にしてカイドウが言うのです。何かありそう。世界政府もまた龍の能力を欲しがったんですよね。
ー画像はONE PIECE第1025話より引用ー
【龍の能力は唯一無二!?】

-ONE PIECE 第1025話より引用-
カイドウの青龍に対して、モモの助は「桃色の龍」なんですよね。その色の違いで、城内で暴れる龍(モモの助)がカイドウではない事を見破る者もいます。
そんな桃色の龍の存在を見てカイドウが「この世に龍は二匹要らねェ」と言うんですからね。ONE PIECEの世界において龍は“青龍一択”とも考えられます。ウオウオの実の幻獣種(モデル赤龍)だとかは存在しないのかも。
赤龍だとか白竜、黒龍といった存在があるのなら… すでにこの世に龍は二匹以上いる事になるんです。カイドウがどこまで知っているかは不明ですが、悪魔の実の図鑑に記載される龍の能力は“青龍”だけじゃないかなと考えます。発見されている中に別種の龍はないのかなと。
そう考えると…
龍の能力は唯一無二になります!!
他に替えのきかない悪魔の実の能力である可能性が出るんです。特別な能力なのかもね。それをカイドウが独占していた筈だった。それをモモの助も持っている。ここに何か重要な意味がありそうなんです。
そしてポイントとなりそうなのが…

-ONE PIECE 第1007話より引用-
世界政府が手にしようとしていた事です!!
何やら世界政府にとっても重要な能力である可能性があるのです。処刑してもカイドウは死なない。ゆえにカイドウを死なせて悪魔の実として復活させるのを諦め、人工悪魔の実の開発から能力を得ようと世界政府は目論んでいたのかもね。

-ONE PIECE 第921話より引用-
この世に唯一無二の存在である龍には、何か特別な能力が備わっているんじゃないかな。それをモモの助が得た意味です。この先の展開で大きな意味を持ちそう!!
今回はココを考えてみましょう!!
【モモの助が龍になった意味】

-ONE PIECE 第1000話より引用-
このワノ国編でカイドウは討たれると思います。光月おでんが書き記していた通りとなるのではないかな。だからといって死ぬかどうかは分かりませんけどね。
それにより、「この世に龍は二匹要らねェ」と言うカイドウの方が物語から消えて、モモの助こそがこの世に一匹の龍になる展開だと思うんです。作中で動く“龍”はモモの助だけになるって事です。
そんな龍であるモモの助が…

-ONE PIECE 第576話より引用-
世界政府に対して戦いを挑む事となる!!
Dr.ベガパンクが提出していれば世界政府のモノとなっていた筈の能力。それを横取りするカタチで得た者が戦いを挑んで来る。ここに大きな意味があると思うんです。
カイドウは世界政府を敵視しています。しかし、鬼ヶ島の宴にCP0を招いていたりするんですね。CP0は、オロチ(取引き相手)がカイドウに討たれるのを見ても悠々と酒を飲んでいます。カイドウと世界政府の武器の取引きはこれまで通りっぽい。
カイドウと世界政府というのは、互いに敵対関係にありながら裏で手を組んでもいるんです。微妙な関係性なんですね。そういった両者のバランスの上に“龍”の能力が存在していた。

-ONE PIECE 第985話より引用-
カイドウは、古代兵器を手にして「世界に“恐怖”と“戦争」をもたらして“暴力の世界”にしようと企んではいるのですが、直接的に世界政府打倒はブチ上げていないんです。
第985話のカイドウの言い分というのは、世界政府に抑え込まれる事に反発してるだけなんです。もちろん、カイドウの望む世界が実現すれば間接的に世界政府にも打撃はありますけどね。直接は世界政府を倒すと言ってないのです。とにかく戦争がしたいみたい。
これがガラリと変わる訳ですよね?
世界政府に対して完全なる敵として“龍”が立ち向かって来る事になる。ルフィ(ジョイボーイ?)と共に“龍”であるモモの助が世界の夜明けを懸けて挑んむ展開なんですよね。つまりはですね、「世界中を巻き込む程の“巨大な戦い”」において“龍の能力”というのが大きな意味を持つのではないかという仮説が立つのです!!
【龍の能力には何があるのか】

-ONE PIECE 第818話より引用-
ラフテルに辿り着く為に龍の能力は必要ではありません。ロジャー達はラフテルに辿り着いたといいますが、この時すでに龍の能力はカイドウが持っています。
麦わらの一味がラフテルに辿り着く為にモモの助(龍)の力を借りる必要はないと思うんです。それを必要としなくてもラフテルに辿り着く為の冒険は可能だと思うんです。
その先に待つ戦いだと思うんですね。
そこで1つ浮かんでくるのが…

-ONE PIECE 第764話より引用-
“D”はまた必ず嵐を呼ぶ
↑ここに龍の能力が関係するかどうかです!! 火を吹き、咆哮が雷となり、カマイタチを巻き起こす龍の能力であります。

-ONE PIECE 第921話より引用-
龍(カイドウ)が登場する時、晴れていた空に渦巻く黒雲が出るんですよね。焔雲とはまた違った風な雲が発生していたんです。どうにも気になるんです。
何か空白の100年にあったんじゃないか?
しかし、世界政府に敵対した勢力(ある巨大な王国)の側が龍の能力を持っていたとは思えないんです。逆に龍の能力は20人の王達こそが所持していた可能性が高いのです。
なぜなら…

-ONE PIECE 第521話より引用-
天竜人の紋章というのが「天駆ける竜の蹄」であるからです。“竜”と表記はされていますが、「天駆ける」というのは焔雲を掴んで飛ぶ“龍”のイメージなのです。ドラゴン(竜)は翼で空を飛ぶのであって駆けるのではないからです。
空白の100年に20人の王達の側が“龍”の能力を所持して何かをしていた。そういう事があったから、世界政府は人工悪魔の実であっても“龍”の能力を是が非でも欲しがった。持っておきたかった。しかし、それは叶わず、逆に横取りされたモモの助に何かをされてしまうんじゃないかなぁ。

-ONE PIECE 第997話より引用-
やはり焔雲で島を移動させたりできるというのが重要な意味を持つんですかね。自分が飛ぶだけに使えるのではないんです。焔雲を発生させられれば、あり得ないモノでも飛ばして移動させられる。これなのかなぁ。
うーん。
ただ、まだ隠してる能力というのがあるのかも知れませんよね。これまで描写のあったモノに限らないのかも知れないのです。あるいは、描写のあったモノを応用すれば他に何かできたりするのかも。
もう少しカイドウの戦いを見守りたい!!
龍の能力であるウオウオの実というのは…

-ONE PIECE 第999話より引用-
政府が隠したかった島であるゴッドバレーに秘密がありそう。もしかすると、ゴッドバレーに保管されていたウオウオの実をカイドウが横取りする様なカタチで食べた可能性があります。
それなら何の為に持っていたのか。
その理由が1つの重要なポイントになりそう。世界政府が手にしておきたかった能力をカイドウが横取りし、その血統因子から作られた人工悪魔の実をモモの助が食べる。その運命の巡り合わせに何かありそうな気がします。
どういう事になって行くのか。
まだまだ考える余地がありますね!!
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