【ブラックマリアの能力】ゾオン系能力の変型点の操作

前々から不思議に思われていた“飛び六胞”ブラックマリアの能力の形態。人間の顔とクモの顔が同時に出現してたりしてるんですよね。 これについて100巻のSBSにて秘密が明かされております。なかなか興味深い話になってますんで取り上げますね!!
ー画像はONE PIECE第998話より引用ー
【100巻SBSによる説明】
本来なら先週の時点で取り上げる筈だったんですけどね。連載の方もバタバタしてますしね。100巻と同時にVIVRECARDも発売されててテンヤワンヤでありました。少し鮮度は落ちましたけれど。お付き合い頂ければと思います。
まず読者からの質問がですね。ブラックマリアの能力ってSMILEっぽいよね〜って事でして。それについての尾田先生からの回答を引用させて頂きます。
わかる〜! 確かに今までの動物系の人獣型なら顔2つにはならないし、手もクモだったりするハズですよねー。でも実は完全に決まった型ってないんですよ。チョッパーが変型を操れるように、割と少しの操作で変型点を変えられるものなんです。ブラマリ姉さんも
⬆︎こんなクモ女になるのが美的に許せなくて、薬等で変型点を変えたんだと思うよ。
-ONE PIECE 100巻SBSより引用-
薬などで変型点を変えたんじゃないかなぁと。

-ONE PIECE 第149話より引用-
どうやらチョッパーが開発したランブルボールと同じ様なモノがあるっぽいんです。ランブルボールはチョッパーが独自で開発したモノですよね。尾田先生は「割と簡単に」と仰いますけどね。これはチョッパーの凄さを表すモノだと考えます。
【ゾオン系能力の変型点の操作】
ブラックマリアが美的に許せない形態にはなりたくなくて頼った薬。そしてチョッパーのランブルボールとは何なのか。何をすればゾオン系能力の変型点を変えられるのか。
おそらくは…

-ONE PIECE 第840話より引用-
生命の設計図と呼ばれる血統因子に何らかの影響を及ぼしてるのだと考えます。血統因子の操作なんだろうなと。
モモの助が食べた人工悪魔の実というのは、カイドウの血統因子を抽出して作られたのです。まだ全ての悪魔の実について言えるかは分かりませんが、ゾオン系能力については血統因子に何かあるのは間違いないのです。血統因子に龍になれる“能力の因子”があるのは間違いない。
その“能力の因子”に影響を及ぼせば…

-ONE PIECE 第149話より引用-
通常の三段変型では不可能な筈の形態にもなれる様になる。こういう事なんだろうなと。おそらくDr.ベガパンクが血統因子を発見した事で、ゾオン系の能力の変型点の操作が可能になったんじゃないかな。ブラックマリアが飲んだ薬についてはね。
チョッパーは血統因子の発見なんて知らない筈。チョッパーは独自で血統因子を操作する薬(ランブルボール)を開発していた。こういう事なのかも。だったら凄いですよね!!

-ONE PIECE 第698話より引用-
シーザーがチョッパーに「じゃあ 作れんのかよォ!! アホのくせに」と言ってましたけどね。少なくともチョッパーはDr.ベガパンクの偉業の応用をしただけじゃないと思うんですよ。
ランブルボールは劇薬ですよね。

-ONE PIECE 第852話より引用-
サンジを守る為に母ソラが飲んだのも劇薬(血統因子に影響を及ぼす)でした。そこまでの危険性はランブルボールにはないものの、これらは似たモノなんだと思うんですよね。なるべく体への危険性を取り除いて作られたのがランブルボールであり、ブラックマリアが飲んだ薬って事かもね。
【SMILEとの共通点】
ブラックマリアがSMILEの能力っぽいという指摘は、ある意味で核心を突いているんだと思うんです。

-ONE PIECE 第997話より引用-
SMILEの原料である「SAD」というのは「色々な動物の血統因子をまぜ込んだ液体」です(99巻SBS)。どんな動物がどんな風に発現するかは分からないんですけどね。これはこれで血統因子の操作なんですよ。
ブラックマリアが飲んだ薬やランブルボールについても血統因子を操作するモノであって。どちらにしろ「生命の設計図」をイジってるって事だと思うんですね。
SMILEの場合はギャンブルなのですが、通常のゾオン系の場合はある程度のコントロールが可能という事なのかもね。ブラックマリアは、まるでSMILEの能力者の様に下半身だけがクモに変型できる様な薬をリクエストしたのかも。おそらくはクイーンにでしょうか。
血統因子を操作する事でそれは可能なのかも。
さて、問題はアレですよ!!!
【獄卒獣も変型点の操作!?】

-ONE PIECE 第533話より引用-
海底監獄インペルダウンにいた獄卒獣というのも、薬を使って変型点を変えられたゾオン系能力者って事かもね。その容姿はランブルボールによる「怪物強化(モンスターポイント)」とソックリなのです。
あの獄卒獣については、クロコダイルが「“覚醒”した動物系の能力者」との説明がありましたよね(第544話)。ブラックマリアが飲んだ薬と同様のモノで強制的に“覚醒”させられたという事かも。
どういう風に変型点を操作すれば獄卒獣の様になるのか。問題はココになりそうなんですよ。そしてゾオン系能力の覚醒とは何なのかです。
チョッパーは3分だけなのにね。獄卒獣は時間制限なんてなさそう。じゃあ3分の制限をなくしてチョッパーがランブルボールを飲み続ければどうなるのか。

-ONE PIECE 第407話より引用-
おそらくチョッパーはチョッパーでなくなるのかな。チョッパーとしての自我を失ってしまう。そうなってしまったのが獄卒獣なのかなと思うんですけどね。
実力で覚醒させたのではなく薬に頼った場合です。ここは超えちゃならないというラインを超えて変型点を操作すると、その血統因子は悪魔に乗っ取られてしまう。こんな感じかなぁと考えてます。
ここは注目ですね!!
【まとめ】

-ONE PIECE 第998話より引用-
ブラックマリアの能力は、薬などによる変型点の操作によるモノだと判明しました。どうやらランブルボールと似たような薬があるみたいです。
ゾオン系の能力というのは体に“悪魔”が宿っているのだろうが、血統因子にも何かあるみたいなのです。カイドウの血統因子を抽出すればコピーが作れるのです。それをモモの助は食べたのです。
これにより、変型点の操作というのは血統因子の操作である可能性が出ます。ランブルボールというのは、一時的に血統因子を操作するモノと言えるのかも。
この100巻SBSの話が行き着くトコロは…

-ONE PIECE 第533話より引用-
インペルダウンの獄卒獣が何であるかだと思うんですね。これもまた薬によって変型点が変えられたのだと思うんです。具体的に何が起こっているのか。チョッパーに良からぬ事が起きない事を祈ります。

-ONE PIECE 第1014話より引用-
血統因子の発見を応用したSMILEの開発者であるシーザー。彼はチョッパーのランブルボールに何を加えたのでしょう。ベビジジーとは何が起こっているのか。
色々と繋がって来そう!!!
- 関連記事
-
-
【104巻SBS考察】“四皇”シャンクスの首を狙うキッド海賊団の結成秘話 2022/11/06
-
【104巻SBS考察】CP0ゲルニカが“ニカ”の写真をモルガンズに売ったのか!? 2022/11/05
-
【ONE PIECE103巻考察】世界累計発行部数5億冊でギネス更新!! 2022/08/04
-
【102巻SBS】天狗のお面をかぶる天狗山飛徹のルーツ 2022/04/07
-
【102巻SBS】ルフィが「海賊王」を知ったのはシャンクスの話から 2022/04/06
-
【101巻SBS考察】牛マルの血筋について隠されている情報 2021/12/04
-
【ブラックマリアの能力】ゾオン系能力の変型点の操作 2021/09/12
-
【100巻SBS考察】うるティ&ページワンの父親とCPについて 2021/09/04
-
【99巻SBS】“西の海”出身のシャンクスとゴッドバレー事件 2021/06/05
-
Dr.ベガパンクは全ての能力の人工悪魔の実が作れる!? 2021/06/04
-