【武器工場】カイドウがヤマトにワノ国を守らせる理由

おれの為にワノ国を守れ!!!
ヤマトを「守り神」としてワノ国の将軍に据える事は、何やらカイドウにとって重要な意味を持っている様です。それはワノ国の重要性に関わる話になっていそう。やっぱりアレがあるからだと思うんですよね…。
ー画像はONE PIECE第1020話より引用ー
【新鬼ヶ島計画とヤマト】

どうしてヤマトが将軍でなければならないのか。これは全て「新鬼ヶ島計画」に沿ったモノだと考えています。ただし、ヤマトがイヌイヌの実の幻獣種を食べたから将軍にしたいって事ではなさそうです。
“大口真神(オオクチノマカミ)”というのがワノ国において「守り神」とされているそうですが、その信仰心を利用する意図をカイドウは持っていない筈です。そもそもワノ国を滅ぼすつもりだからですよね。新たに国名を「新鬼ヶ島」に変えるつもりであります。鬼ヶ島を花の都に落とせば何が起こるかも分かっての事。
カイドウにとっては、光月おでんを名乗る者がワノ国の「守り神」とされる能力を得たのが好ましくないだけ。だからせめて自身の為の「守り神」になれと言うんでしょうね。
では、なぜ将軍はヤマトなのか。
そもそも「新鬼ヶ島計画」というのは…

ビッグ・マム海賊団との同盟が成立したからこそ立案されたモノだと思うんです。その同盟が成立した事でポーネグリフの争奪戦において他よりリードできる。それによって古代兵器を手に入れ、いよいよ“ひとつなぎの大秘宝”を獲りに行くぞ、と。
そうなると本業(海賊)の遠征も増える訳で、オロチに任せていたのではワノ国を守り抜く事ができない。だからオロチを切り捨てる必要があった。

オロチに代わる将軍として、戦力として認めているヤマトを据える。これこそがカイドウの策略なんだと思うんです。ヤマトの実力を買うからこそ、他の誰でもないヤマトを将軍にしたいんだと思うんですね。それは遠征に連れて行く戦力との兼ね合いもあるでしょうか。とりあえずカイドウはヤマトを将軍に選んだ。
ひとまず僕としましては、

いくらワノ国が滝に囲まれた天然の要塞といえど、カイドウは備えとしての戦力は充実させておかねばならないと考えてるって事だと思うんです。オロチは特に反逆の意志を持っている訳でもなかった。それでもヤマトにスイッチしなければならない。ひとえに戦力なんだと思うんです。
オロチには任せられない段階に来た。
留守中の防御を考えてのヤマト。
それ程までにワノ国は重要なんだと思うのです。
【武器工場と鎖国】

では、カイドウにとってワノ国とは何なのかです。これは今回のセリフに出る「武器工場」としての側面が大きいんだと思うんですね。この点を重要視しつつ、オロチに代わってヤマトが支配しろと言ってる様に思えます。
そこに加えて、断じて開国はさせん!!
これが何を意味してるかというと…

他国との交流を持たなくとも、ワノ国は武器生産拠点として自給自足できているって事だと思うんです。たとえ世界政府を敵に回したとしても何ら圧力に屈する事はない。
こうなると1つだと思うんです。
資源を求める必要がない!!
武器を生産するに当たって、資源を他国に求める必要はない。だから開国する必要などなく、守りだけを固めれば良いって事なんだと思うんですね。買い手の問題は元より必要ありません。誰もが欲しがる武器を作れるから。
それは…

ワノ国というのが、特殊な鉱物である酒鉄鉱の産出国という事なんじゃないのかな。ワノ国で生産された武器に酒鉄鉱が含まれているのは確定なんです。ドフラミンゴが密売していた武器はワノ国で生産されたモノだからです。
この限られた産出国というのがワノ国であり、

これがあるからこそカイドウはワノ国に居座るんじゃないか。つまり… カイドウはヤマトに対して、おれの為に酒鉄鉱を守れって言ってるって事じゃないかなぁ。それを採掘して武器を作らせて支配しろ、と。
そしてまた酒鉄鉱で作られた刀こそが…。
【黒刀に成る刀剣の条件】

ワノ国というのが世界でも数少ない酒鉄鉱の産出国だとして。酒鉄鉱で作られた刀こそが黒刀に成る為の必須条件なんじゃないかと考えます。
リューマが手にした秋水、日和から譲ってもらったゾロの閻魔。これらはワノ国で採掘された酒鉄鉱を材料に作られた刀って事なんじゃないかなぁ。
あらゆる刀剣が黒刀になる訳じゃない。

一時的に覇気をまとわせて黒刀にする事は可能でも、永久的な黒刀化には酒鉄鉱で作られているかどうかが重要であって。ロジャーや白ひげ、シャンクス達の刀剣が黒刀に成っていないのは材料が酒鉄鉱ではないから。

ミホークが手にする“夜”と呼ばれる刀は、ワノ国で酒鉄鉱を材料に作られたのかも。あるいは他の酒鉄鉱の産出国で作られたモノって事なんじゃないかな?
ここにも酒鉄鉱が絡んでいて…

ワノ国が「黄金の国」と認識されていたのは、酒鉄鉱が黄金と並ぶ程の希少価値を有しているって事なんじゃないかなと。実際には黄金を求めて攻められたのではない。黄金と並ぶ資源である酒鉄鉱が狙われたってオチなんじゃないかと考えております。
どうでしょうかね?
やはりポイントは…

↑このコマなんですよね。
武器工場という部分がカイドウにとって重要っぽいんです。そこに開国を断じて拒否する事。武器を生産するに当たって全てがワノ国でまかなえているって事じゃないのかなぁ。となると資源なんですけどね。ヤマトに守らせたいのはココじゃないかなと。
どうかるか見守りたいです!!
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