【神に相対する思想】“Dの一族”とはどんな一族なのか - ONE PIECE最新考察研究室

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    【神に相対する思想】“Dの一族”とはどんな一族なのか

    “Dの意志”って… 一体 何…?

    “Dの意志”とは一体何なのか。その意志を受け継ぐ者達というのが、名前に“D”を持つ“Dの一族”と呼ばれる血族なのでしょう。モンキー・D・ルフィなどの“Dの一族”とはどんな一族であるのか。これをどう解き明かすかで物語の意味合いが大きく変わると考えています!!

    ー画像はONE PIECE第507話より引用ー










     

    【“Dの意志”とは何であるのか】


    まずは“Dの意志”からであります。これを受け継ぐ者達を“Dの一族”とする事に異論は出ないのではないかと思うのです。そして「○○の意志」というのは出ております。

    ロジャーの意志を継ぐ者達がいる様に
    いずれエースの意志を継ぐ者も現れる…



    この事から、“D”というのはある特定の人物を指しているのだろうなと考えられる訳です。誰かの意志を受け継ぐ者達。つまり…

    “D”とは人物名

    ↑こういった事であり、とても名前とは思えない“D”なるアルファベット1文字になっているのには深い意味がありそうだぞと。おそらくハッキリとした個人名にする事を避けたのではないかな。なぜなら迫害されるからでしょうね。

    ある巨大な王国 -ONE PIECE最新考察研究室.395

    その個人名は800年前に滅ぼされた“ある巨大な王国”にゆかりのある人物のモノであり、それをハッキリさせれば標的にされてしまう。そのまま名前につけたのでは消されてしまう。そうなると受け継ぐモノも受け継げないから“D”とする事にした。こういう事だと思うんです。

    たとえ“D”が何を意味するかが忘れ去られても良い。大事なのは、その“D”なる者の意志を受け継ぐ血族を絶やさない事。これなら辻褄が合う様な気がします。

    では“D”なる人物とは誰かとなると…

    カイドウ「お前も“ジョイボーイ”には…」 -ワンピース最新考察研究室.1014

    ジョイボーイしか浮かばない!!

    このジョイボーイというのも誰かの個人名ではないと考えます。ニックネームではないか。その人物はいつも常に笑っていた。あるいは笑顔がとても印象的な人物。個人名はというと、ここに“D”なるアルファベットが関係してると考えます。おそらくイニシャルだとは思うのですが、まだハッキリしません。

    “Dの意志”=ジョイボーイの意志

    それは…

    ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れる -ワンピース最新考察研究室.649

    魚人島の人魚姫との約束を果たす事。ジョイボーイに代わって約束を果たす事を意志として受け継ぐ者達が“Dの一族”だと考えます!!

    白ひげは“D”についてロジャーからその意味を教えて貰っていました。その白ひげが言っていたのです。

    ロジャーが待ってる男は… 少なくともティーチ お前じゃねェ -ONE PIECE最新考察研究室.576

    少なくともロジャーが待っているは黒ひげマーシャル・D・ティーチではないと。それは、ティーチは正しく“Dの意志”を受け継いでいる様に思えない…という意味だと考えています。ティーチの様な男がジョイボーイになる事をロジャーは望んではいないだろうなと。僕もそう思います。



    【ジョイボーイと“Dの一族”の関係】


    僕はジョイボーイと“Dの一族”に血縁の関係はないと考えております。あくまでも“Dの一族”というのはジョイボーイの意志を受け継ぐだけ。そう考えなければ、これまでのストーリーとズレが生じると考えます。

    血縁を断てど あいつらの炎が消える事はねェ…

    意志というのは、血縁を絶ったとしても消えないモノなのです。このONE PIECEという物語において意志を受け継ぐ者達が何人も登場しますが、ほとんどのケースでそこに血縁はないのです。血縁でないからこそ強く訴えるモノがあると僕は思うのです。

    ヒルルク「おれが消えても おれの夢はかなう」-ONE PIECE最新考察研究室.145

    自分が果たせなかった夢や目的を、その意志を受け継ぐ者が果たす事に大きな意味があると思うんですね。それはジョイボーイの意志についても同様であって。要は意志を共有する者同士というのは血よりも濃い関係性なんだって事だと思うのです!!

    ここが僕は大切だと思っていて…

    ある巨大な王国 -ONE PIECE最新考察研究室.395

    “Dの一族”というのは“ある巨大な王国”の生き残り(末裔)だとかではないと考えます。それだと世界政府と“ある巨大な王国”だけの話で完結しちゃうのです。末裔による復讐劇で終わってしまうのです。ここに僕は違和感があるんです。

    もっともっと大きな話だと思ってます!!

    空白の100年とは世界政府の手によってもみ消された不都合な歴史

    150カ国以上が加盟する世界政府が不都合だと思って消さなければならない歴史が空白の100年にあったのです。それは“ある巨大な王国”だけの話だったのか?と。そもそも末裔が生き残っている事も不自然です。

    何かある!!

    そこで“Dの一族”とは何であるかです。意志を受け継ぐのに血縁は関係ないとしても、“Dの一族”と言うからには何らかのカタチで血を受け継いで来ている事は間違いない。ここですね!!



    【“Dの一族”とは何なのか】


    ドレスローザ編のヒトコマです。

    “D”には“神”に相対する思想があるハズ -ワンピース最新考察研究室.764

    “Dの一族”には神(天竜人)に相対する思想がある筈だと。このシーンを思い出した時にピンと来たのです。“Dの一族”とジョイボーイ(ある巨大な王国)とに血縁はないんだとして、そもそも天竜人というのは…

    20人の王達

    その“ある巨大な王国”を滅ぼした側である20人の王達であります。その末裔です。なぜ20人の王達が“ある巨大な王国”を滅ぼしたのかを考えるに、

    ネプチューン「無念のまま潰えた夢」

    ジョイボーイと魚人島が試みようとした夢の阻止があったと考えられるんですよね。どうしても地上への移住を阻止したかった。これと相対する思想を、何らの末裔である“Dの一族”が持っている。とすると1つ浮かぶのです!!


    “Dの一族”というのは
    魚人島の地上への移住を試みようとする
    “ある巨大な王国”の思想に賛同した
    地上の王国の王達の末裔である!!



    実は多くの国々が魚人族や人魚族が地上へと移住するのに賛成していたのではないか。その時代の思想は捨てたモノじゃなかった。それに反対した20人の王達というのは少数派だった。だからこそポーネグリフによって空白の100年の秘密が分かると…

    その王国の“存在”と“思想”こそが世界政府にとっての脅威

    “ある巨大な王国”を支持した多くの国々の“存在”と“思想”が呼び起こされてしまう!! これが不都合なんだと思うのです。実は世界の主流は魚人島との友好に大きく傾いていた。それを20人の王達がひっくり返したって事なんじゃないのかな?

    その多くの国々の王が下野して、名前に“D”をつけて意志を受け継いで来たのが“Dの一族”ではないかと考えてます。つまり、ルフィもロジャーもサウロもローも先祖は王族ではないかなと。

    そう考えるとルフィとドフィというのも…

    ルフィ=魚人島の移住に賛成した王族の末裔
    ドフィ=魚人島の移住に反対した王族の末裔

    ↑少し意味があったりするかもです。

    そして重要なのが…

    鎖国は“巨大な力”からワノ国を守る為

    もしも光月家もワノ国を去っていたなら“Dの一族”になっていたって事。そうせずにワノ国に残り鎖国をしたから“D”を名前につけていないだけ。本質は変わらない。それを示唆するのが…

    海王類の会話を聞く光月おでんとロジャー

    光月おでんにもロジャーと同じく万物の声が聞けたって事なんだと思うんです。光月家も“Dの意志”を受け継いでいる。ただし“Dの一族”ではない。こういう事じゃないだろうか。

    ルフィが先祖を辿れば王族であるとしても、また王位につくなどとは考えておりません。魚人島の移住を決定するのは…

    世界会議 -ワンピース最新考察研究室.908

    あくまでも今その地位にある者でなければならない!! ただ、ルフィ達“Dの一族”が元々は王族であり、魚人島の移住に賛成した国々が世界中に多く存在した事実が消されている事がバレれば、人間との友好に二の足を踏む魚人島の人々の背中を押す事になると思うのです!!

    あくまでも、魚人族や人魚族を迫害したのは一部の人間だけなんだよと。900年〜800年前の世界の趨勢は友好に傾いていた。それを消したのが20人の王達なんだよと。

    こうなるからこそ…

    世界中を巻き込む程の“巨大な戦い” .576

    世界中を巻き込む程の“巨大な戦い”が巻き起こるんだと思うのです。世界政府と“ある巨大な王国”との間だけの戦いではない。空白の100年においては、実は多くの国々が魚人島の移住に賛同していたという事実を呼び起こし、再び世界を二分して争わねばならない。ここが重要なのかも。

    国と国とが争い、どちらかが滅びるなんて話は数え上げればキリがないのであって。“ある巨大な王国”が滅びた事なんて隠す必要なんてあると思えないんです。そこじゃない!! その王国に賛同する国々が多数を占めていた事実を隠したい。20人の王達という少数派が世界をひっくり返した。ひっくり返せるだけの何かがあった。それだけの力を手にしたって事かもです。これらを消したかったのではないかな?

    3つの古代兵器

    それが古代兵器なのか、聖地マリージョアに存在する国宝かは分からないんですけどね。何か凄い力を手にしたとは思います!!


    “Dの一族”というのは、20人の王達とは反対の思想を持った王達だと考えます。魚人島の移住に賛成した王族の末裔こそが“Dの一族”ではないかなと。“ある巨大な王国”の末裔と考えると、これまで積み重ねて来たストーリーは一体何なんだって話になると思うんですね。血の繋がりのない者がその意志を受け継いで来ているのだからです。

    どうでしょうかね?
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    コメント

    No title

    以前民族学について学んでいたのですが、私の先生は民族の概念の基本をおおまかに3つに分けて説明していました。
    1つ目は血縁的民族
    2つ目は文化的民族
    3つ目は国家的民族
    なお○○人=○○民族と必ずしもなるわけではありません。

    Dの一族は血縁は関係ないそうなので、「Dを名乗るという文化を持つ」と考えれば、文化的民族なのかもしれません。
    また巨人族のサウロも含まれているところを見ると、かつての巨大な王国は現在の万国のような国でありDの一族は元々国家的民族だったと考えられます。
    ちなみに元々の国家や民族居住地から離散すること、また離散して別の土地に住んだ国民や民族のコミュニティのことをディアスポラdiasporaと言います。
    現実ですとユダヤ人がそうですね。ただし彼らの場合はDiasporaです。

    たとえば仮に万国が崩壊し住人が離散した際に、その住人達が名前に「T(ティー、トットランド)」を入れるような感じですかね?名とは所属コミュニティを表すものでもあるので。
    そして血が繋がっていなくても思想や遺志を継いだ者もその名を入れられるのがDなのかもしれません。
    歌舞伎や落語のような襲名や、あるいは武家の通字でしょうか。どちらかと言えば後者が近いですかね。
    落語のように「血の繋がりが無くとも育ての親とも言える師の名を継ぐ」ようなものとも考えられますが。
    時には憧れで名乗ったものもいるかもしれません。そんな例が無きにしも非ずなので。

    しかしコラさんいわくDの一族は「宿命の種族」。民族とは言われていません。
    そして現在「Dの一族」と明言?されているのはロー1人。
    忌み名の有無かと思いましたがコラさんは忌み名には反応してなかったんですよね。
    それが今も不可解です。

    No title

    不思議なのは政府が積極的にDを滅ぼそうとはしてないことですね
    それどころか海軍にも普通に入れるし出世もできる
    オハラやシャンドラ等、歴史に関わるものは執拗なまでに消したのに。政府側はDが何であるかも理解してるのに。
    昔は抹殺対象だったけど、もう歴史を忘れてただの名前の一部でしかなくなったから残ったDは捨て置いてるんですかね?

    一方で王国側もポーネグリフの様にDを守ろうとも何かを託そうともしてない様に見えます。今のところは、ですが。
    一族が絶えないような対策をしてる訳でもなく、実際に(親族がいないとしたら)ゴール家とポートガス家は絶えてしまいましたし、他にも絶えたD家はあるでしょう。

    100年の歴史で重要な役割を果たしたのは間違いなくても
    王国にとっても20人の王にとっても、Dが残るかどうかは大した問題ではなかったのかもしれませんね
    でも一族の性質的に結果として嵐を招いてる

    あ、でもトラファルガー家ではDを隠してたからやっぱり昔は抹殺対象だったのかな

    そもそもなんでDを名乗ってるのか?が重要だと思います。
    だって名乗ってもなんのメリットもないでしょ?
    それでも彼らは名乗ってます。
    てことは、名乗ることに意味があるんです。
    何のために?誰に向かって名乗ってるんでしょうか?

    No title

    Dは月の意味としても形的には半月、これは月の民と人類(=青海人)のハーフの意味ではないかな。
    月の民はワノ国の民(光月家)。心の声を聞け、古代文字(実は月の言語?)が使え、ポーネグリフに細工が出来、海楼石を加工する能力があるのは月の民の特徴ではないだろうか。
    ハーフだからこそ人類と月の民の共存を望み、更に迫害されていた人魚や魚人とも共存する世界を叶えたかったのではないだろうか。

    No title

    個人的には世界政府は「王国」を滅ぼした事を隠したいわけではないというのはどうかなと思います。
    なぜなら政府が消した空白の100年と「王国」の存在はほとんどイコールじゃないかと思うからです。

    よく考えたら不思議じゃありませんか?
    アラバスタの歴史が4000年あるとされるように、ワンピースの世界には空白の100年より遥かに昔の事も記録されているのです。
    なおかつ空白の100年以前の歴史も政府が抹消したとか研究を禁じてるなどという描写はありません。
    にも関わらず空白の100年によって「王国」の存在は”跡形もなくなっている”
    それ以前の歴史には「王国」やそれに繋がる集団の影も形も見出されないという事です。
    どういう理由なのか「王国」は900年前に突如出現し100年間だけ存続し消滅したと考えられます。
    とすれば、「王国」が存在した100年間だけをピンポイントで隠蔽してる政府の意図はどういう事になるのでしょうか?

    また、オハラの回想ですが、五老星はクローバー博士の命懸けの覚悟を認めたのか最初は好きに喋らせていました。
    明らかにかなり核心に迫るであろう話と思われますが、「面白い仮説」だなどと比較的余裕がある様子でした。
    ところがクローバー博士が「王国」の名前を口にしようとした瞬間焦ったように撃てと命じたのです。
    そこまでの話は言わせても良かったけれど「王国」の名前だけはまずい、という風に読み取れます。
    「世界政府は古代兵器より”ある思想”を恐れている」という話はまだ聞いてやっていいけど、「王国」の事だけは何がなんでも封じ込めないといけないのです。
    どうしてそこまで「王国」の存在、特にその名前を恐れるのでしょうか?

    コメントありがとうございます ポリタンさん

    記事を読んで頂けたなら分かって下さると思いますが、僕は“ある巨大な王国”に暮らした人々が“D”であるとは考えていないんですよね。色んな考え方がありそうですね!!

    コメントありがとうございます アルギニンさん

    僕の考え方だと、意志を受け継いでいるだけで処刑の対象になるとは思えません。犯罪者の意志を受け継いでいるからといって、その犯罪者の罪まで背負わされているなんて… どうなんでしょうね。

    空白の100年に滅びた王国と“D”の関係性をどう考えるかになるんでしょうね。僕は記事の通りですので、そこまで不思議な気持ちにはならないんですけど。

    どちら様かコメントありがとうございます

    > そもそもなんでDを名乗ってるのか?が重要だと思います。

    これはなぜなんでしょうね。

    ある巨大な王国について完全に消させないぞという意思表示になるんでしょうか。何かあるかもですね!!

    どちら様かコメントありがとうございます

    > 月の民はワノ国の民(光月家)。

    そのハーフとするなら、“D”の先祖は光月家になるって事ですかね。どうなんでしょう。

    コメントありがとうございます ルージュさん

    ある巨大な王国の名前に危機感を持つのは、その名前が他の何かと繋がる可能性があるからかも知れないんですよね。よく言われるのが「ビンクスの酒」ですけど。まだハッキリしませんよね。

    僕は、滅んだ王国そのものの重要性を否定しておりません。もっと大きな事がバックにあると言いたいんです。世界政府が隠したい事の本質であります。その部分こそ記事から読み取って頂けたらなぁと思います。

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