【ワノ国の地形の秘密】ポーネグリフの硬石の作り方

世界に点在する“歴史の本文(ポーネグリフ)”を作ったのはワノ国の光月一族。何をしても砕けない硬石はどうすれば作れるのだろう。その秘密はワノ国の地形にあると考えます!!
ー画像はONE PIECE第818話より引用ー
【砕けぬ硬石を作ったのも光月一族】
第818話にて、ポーネグリフは「光月一族の手で作られた」とネコマムシが説明しております。そこに描かれる絵からは、光月一族がしたのは硬石に文字を彫っただけの様にも見えます。硬石を用意したのは別ではないかとも考えられるのですが…。
ワノ国 光月の家系ゆうがは
実は代々
石を切り出し加工する
“石工”の一族
↑この様にも説明されております。おそらくポーネグリフの硬石というは天然石ではなく、光月一族が切り出して加工したモノと考えます。硬石を作り出せたから、そこに文字を彫る事もできた。こういう事だと思うのです。ここも含めて説明したいと思ってます。
ただし、光月一族だけで全てが可能だったとは思っておりません。ポーネグリフを遺した者達であろう…

空白の100年に滅んだと思われる“ある巨大な王国”の手助けもあったと考えています。その全てがワノ国と光月一族で完結したとは思わないという意味です。かなり大掛かりな作業だったと思うからです。
【硬石作りのヒント】
ポーネグリフの硬石をどう作ったのか。ここに関するヒントはすでに出ていたモノと考えております。理屈はごく簡単な事なんだろうな、と。そのヒントは空島編で登場していた技術だと考えます。

空島スカイピアでは、雲切場で切り出した“島雲”を圧縮するなどして密度をかえていました。そうやって雲を加工して使っていたんですね。
先程の説明とヒットしますよね!!
光月一族が石を切り出して圧縮するなどしてポーネグリフを硬石を作り出したのではないか。その物質を圧縮して加工する技術というのが“ある巨大な王国”からのモノではないかなと。“ある巨大な王国”は空島スカイピアにもワノ国にも足跡を残している。この可能性です!!
では、
光月一族はどこから石を切り出したのか。
【ワノ国の海水と淡水】
ホールケーキアイランドからサンジを救い出した麦わらの一味が向かったのがワノ国。その近海に辿り着いた一味を待っていたのは不思議な現象であります。なんと海に淡水魚である鯉が生息していたのです。

さらに水の透明度であります。まるで山を流れる川の水ではありませんか。どうやらワノ国から流れ落ちる滝の水が淡水だと考えられるのです。
そこでワノ国の地形図を見ます。

もしも滝の水が淡水だとすると、それを登って上陸した先にあるワノ国本土の周囲の水もまた淡水でなければ話が合いません。滝を登った先に待っているのは“湖”なのだろうか。
そうではないみたい…。

ワノ国本土から鬼ヶ島までは「海を渡る」のです。錦えもんはハッキリと「海岸」と言っております。湖岸ではないのです。おそらく海水なのです。
そして注目すべきは…

ワノ国本土を流れる川は川です。淡水です。お玉が飲んでいたのです。海水ならば飲む筈がありません。それは工場によって汚染された「川」なのです。
本土の川が流れ込んで海となり、その海から流れ落ちる滝は淡水なのです。どう考えても変な話であります。これを解き明かすには1つしかないと考えます!!

赤丸の場所に秘密があるのでは?
海楼石の原石がある!!?

海楼石はワノ国で生まれたという話なのです!!
上の赤丸の場所に海楼石の原石と呼べるモノがあり、それが本土からの淡水を一時的に海水に変えている。その場所を離れた海水は再び淡水に戻り、滝を形成して外海に流れ込んでいる。これなら説明がつくと思うのです。逆に、これ以外の説明なんて思いつきません。
あの場所には海楼石に含まれる“パイロブロイン”が存在し、それが淡水に影響を及ばす事で海水に変化している。では、海底(湖底)に“パイロブロイン”を含む石があるのかな?
いや、待って下さい!!
こんな話がありました。

空島の“島雲”や“海雲”というのは、火山によって“パイロブロイン”が空へと運ばれた際に水分を得て形成されると説明されていましたよね。
もしかすると、
ワノ国の“藤山”は活火山であり、その噴火によってワノ国に存在する“パイロブロイン”が空へと運ばれた可能性があるのです。となると、海底(湖底)に“パイロブロイン”が存在すると考えるよりはですね。
①ワノ国本土を流れる川は淡水
②ワノ国から流れ落ちる滝は淡水
③藤山の噴火と空島の関係
この3点から、ワノ国の国土全体に“パイロブロイン”が含まれている可能性は否定されるんでしたよね。それならワノ国に存在する水の全てが海水でなければ辻褄が合わない。地表には“パイロブロイン”はない!! そして火山が話に絡むなら海底(湖底)には限定できない。つまり…

ワノ国の地下ですよね!!?
地下鉱物に“パイロブロイン”が含まれる。こう考えるしかないと思うんです。となるとですね…

元々はワノ国の本土を取り囲む海なんて存在しなかったのかも。おそらくは掘ったトコロに水が溜まったのではないかな。 ワノ国本土と鬼ヶ島は地続きだったんじゃないかな。そして、ワノ国の周囲に滝なんて存在しなかった。潜港は滝で隠れてなんていなかったのかも。
地面を掘った事で、地中の“パイロブロイン”がムキ出しになったトコロに水が溜まった。その水が“パイロブロイン”の影響で一時的に海水になっている。このカラクリじゃないかな。
海楼石が淡水を海水に変化させるといった事例は確認できません。しかし海楼石は「“海”を固形化したもの」という説明はありました。ここから考えての事なんです。
さて、
じゃあ掘った地面はどこに行った!?
【ポーネグリフの硬石の作り方】
では、いよいよ僕の考えるポーネグリフの硬石の作り方の説明に入ろうと思います。要は、あれだけの莫大な量の国土を切り出して圧縮し…

たった30個ばかりのポーネグリフの硬石が出来上がったって事じゃないのかな。おそろしく圧縮した結果が砕けぬ石の秘密なんじゃないか。その硬度の秘密に海楼石(ダイヤモンド並み)が絡んでいるのは間違いなさそう。炭素を圧縮して人工ダイヤモンドを作るというのと似たモノじゃないのかなぁ。
そうなると…

その硬度の石に文字を彫る道具の方もまた同じく圧縮させた石を使ったって事なんだと思うのです。ここはセットでなければならない筈なのです。どちらか片方だけじゃダメなんです。片方が用意できたなら、もう片方を用意したのも光月一族。
ここで1つ疑問が出ますよね?

ポーネグリフに海楼石が絡んでいるのなら、それに触れたロビンの力が抜けていなければおかしいのです。しかし、これは簡単な話ですよね。
空島の“島雲”は“パイロブロイン”を元に形成されていますが、そこにいながらもルフィ達は能力が使えていました。問題は“パイロブロイン”が含まれる純度でしょう。含有率です。

兎丼の囚人採掘場で働かされる者がつけられる手錠というのは「多少弱く作ってある」と説明されていましたよね。これは含まれる“パイロブロイン”の純度を変えてるって事なんだと思うのです。

↑これだけで本来ならアウトなんです。海楼石の大きさだとかは関係しないと思うのです。
アラバスタ編のスモーカーとは違い、ワノ国編のホーキンスは海楼石について「この国で生まれたんだ」と説明しておりました。何かをして生み出したモノと思われるのです。ただ採掘しただけではダメで、加工精製して生み出されるのが海楼石なのかもね。

溜まった水を海水に変化させるだけの力はある。しかし、それで海楼石としての力が発揮できるかというと“パイロブロイン”の含有率が足りない。莫大な量を圧縮したとして、質量保存の法則から含まれる物質の質量は変わらない。ポーネグリフに触れても能力者の力を奪うまでではない。こう考えております。
空白の100年の前後でワノ国の国土は大きく変わったと考えます!! ポーネグリフを作る為に広大な国土を掘り出したのだと思うのです。その国土を圧縮して作り出したのが、何をしてもキズ一つつかないポーネグリフの硬度の秘密と考えています。ワノ国の国土を世界中にバラ撒いたのと同じなんじゃないかな?と。それが…

グランドラインの島の気候帯に影響を及ぼしているかは定かではありません。
どうでしょうかね?
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